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2015年02月18日
先日、コンサユース出身GKでファジアーノ岡山に入団した, 松原修平くんがファジの宮崎キャンプに出発。 ファジアーノにはセカンドチーム、ファジアーノ岡山ネクスト(2014年からJFL)が あり、修平くんは2011年の入団以来、このネクストに登録されていました。 ファジアーノ岡山では、毎年、チーム始動時にはトップとネクストの違いはなく 恒例のサバイバル系合宿を行い結束力を高め、合宿後もしばらくは一緒に練習をします。 その後、暫定的にトップ、ネクストに分けられ、 トップは天然芝、ネクストは隣の人工芝グランドが基本的な練習場所になります。 そして、開幕前のキャンプにはトップに登録されるであろう選手のみが 参加できるのです。 修平くんは、入団後4年間、開幕前キャンプ中は岡山でお留守番組でした。 しかし、今年・・・修平くんは天然芝で練習し、宮崎キャンプへと出発したのです! とうとう! ついに!!
去年、GK陣(中林選手、真子選手、椎名選手)の中で修平くんは一番年下。 トップに登録される3人には、入れそうな・・・んー、でもちょっと厳しいか・・・ いやいや、チャンスはあるぞ・・・という感じでのチーム始動でした。 結果、修平くんは暫定ネクストとなり、開幕前キャンプは留守番組に。 そのままネクスト登録が決まり、JFLでネクスト唯一のGKとして闘う1年が 始まったのです。(ユースのGKくんがベンチには入ってくれていました。) その時、私は 「トップの3番手という立場でシーズンを過ごすくらいなら、 ネクスト唯一のGKとして試合に出まくりのシーズンを過ごす方がイイ!!」と 思うことにしました。 そして、修平くんがJFLの試合とはいえ、カンスタ(現 Cスタ)の大画面に 「1 松原修平」と紹介されるのを見るたびに感動し、 サポーターからの「守護神、マツバラッ!!」のコールにも鳥肌が・・・。 修平くんが毎試合、必ずピッチに立ち経験を積んでいっていることが 本当に嬉しい!!・・・というシーズンを過ごすことができました。 一方で、トップでは中林選手が正GKとして活躍していて、 ベンチには真子選手が入るのが基本的なパターンとなっていました。 私が「ネクスト唯一のGK>トップの3番手」と判断していた「3番手」となったのは 椎名選手。 トップ登録とはいえ、ほとんどの試合をスタンドで見守り、試合経験が積めないなか モチベーションとコンディションを保つのはとても難しいはず・・・ それならいっそのこと、ネクストのGKでいる方がいいのでは??、と 思っていた私でしたが、その考えはガラガラと打ち砕かれることになりました。 昨年6月21日J2リーグ第19節横浜FC戦で、椎名選手はJリーグデビューを 果たしたのです。 中林選手、真子選手が相次いでケガを負い、椎名選手が出場することとなったの ですが、激しい雨の中、椎名選手はチームを鼓舞し続けました。 試合を見ている人たちの心を熱くし、感動させる守護神っぷりを見せてくれたのです。 そんな椎名選手の姿を見て、何番手であろうが、トップ登録であることと そうでないことの差は本当に本当に大きいのだと見せつけられた気がしました。 悔しい・・・。 Jデビューを掴みとった椎名選手の気迫に満ちたプレーを見ながら、 トップ登録の椎名選手と、トップに上がれなかった修平くんには差があるのだと 感じました。 「来年はゼッタイにゼッタイにトップ登録を掴まなきゃだめだ!!」と 私の中で強い思いがメラメラと・・・。 私が燃え上がったところで仕方ないわけですが、 ご本人の修平くんもメラメラメラメラとあっつく燃え上がっていたはずなのです。 ・・・という昨シーズンが終わり、 GK陣の中では真子選手が昨シーズン限りで引退を発表。 新しく加入するGKは2人の高卒ルーキー。 こ、これは修平くんがトップに登録される流れになっている!! チームは修平くんがトップ登録のレベルに成長したと感じてくれている! ・・・というドキドキ感を抱えてオフに突入。 そして、とうとう今年、 修平くんは暫定トップの一員として、宮崎キャンプに行くことになったのです。 J2での試合経験を積んでいる先輩GK2人と、 ネクストで試合経験を積みながら切磋琢磨し成長していくであろう後輩GK2人。 その間で、修平くんがどんな風に成長していくのか・・・ 厳しい1年になるとは思うけれど、とっても楽しみでもあるのです。 がんばれ、修平くん!! イヤァオ!!
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