2012年07月27日
本日から競技が始まりました第36回日本クラブユース選手権U-18・1次ラウンド、コンサドーレ札幌U-18の初戦は横浜F・マリノスとの試合でした。結果は先制を許したものの後半に一度は逆転し、その後追いつかれて引き分けというものでしたが、その札幌の2ゴールの動画をお送りいたします。 コンサドーレU-18@クラセン2012ゴール集(1) 試合全般の雰囲気がわかるダイジェスト映像は、諸事情により大会終了後にアップしたいと思っております。 なお本日、会場で会ったコンサOBは村野晋さん(神戸管理部長)、石井肇さん(横浜FMテクニカルディレクター)、有馬賢二さん(FC東京U-18コーチ)、深川友貴さん(城西国際大学コーチ)、そして久しぶりにコンサドーレ札幌初代キャプテンンの後藤義一さん!現在は東京国際大学サッカー部の監督です。以前率いていたアルテ高崎では非常に苦労されたようで、髪の毛に少し白いものが目立ち始めてきていました。いずれも写真はありません(^^;; ごめんなさい。 ちなみに、シュート数は札幌12-5横浜。公式記録の最高気温は37.1℃でした。…この暑さ、いい加減にしてほしいです。
2012年07月26日
この夏必見!(確定) 単純にタイトルに惹かれて原作はとっくに読んでいました。「桐島」を巡る5人の人物(文庫版では+1人)の独立したモノローグで綴られており、これを映像化するのは難しいと感じておりましたが、映画化が発表されたときに監督があの「腑抜け」「野ばら」の吉田大八と聞いて、「彼ならやれるだろう」と期待が膨らみました。 原作に比すると5人の内面の掘り下げが浅くなるのは仕方がないところですし、宣伝文句の一つにもなっている「日本映画史上に残る圧巻のグランドフィナーレ」には「それ撤回せぇや」と突っ込みも入れたくなりましたが、むしろその後の夕暮れの屋上での「2人」のシーンが秀逸で、ここは原作でのやり取りをアレンジして膨らませたもので、映画ならではの強みが如何なく発揮されていたと感じました。 現役高校生よりも、むしろ自分が高校生だったことをわずかでも憶えている人に響く作品だと思います。現役でも共感できるシーンや人物はあると思いますけれど、最後の2人のうちの1人の心情がどれだけ理解できるかなぁ…と懸念もあり。 あと「エレファント」とか「明日、君がいない」のような手法なので、それらが気に入っている方にもお勧め。 個熊的には橋本愛より大後寿々花、神木隆之介より前野朋哉がGoodでした。↑ビジュアルは神木クンですが、彼は「桐島」ではありません。ってゆーか、「桐島」は、それらしき人物がチラッと2シーン3カットだけ出てきますが(演じている俳優の名前はあえて書かない)、基本的に原作にも映画にも登場しません(本当)。 それにしてもこれをモノローグ一切ナシで103分でまとめたのは称賛に値します。「告白」が全編特殊効果だらけの映像に出演者がやたらと独り言を(笑)べちゃくちゃ喋ってあれだけヒットしたのなら、これも当たっていいと思う。 封切られたら少なくともあと3~4回は見る(決定)。!
2012年07月24日
こちらでお知らせいたしましたユースチーム支援企画の続報です。 おかげさまをもちまして、「塩飴」は合計で62袋も現物が集まりました。すべて育成部にお預けしております。どうもありがとうございました。 その他の品物ですが、大方は昨年購入済みであり、かつ昨年調達したものであまりお役に立たなかった物もございましたので、今回はチームからの要求に応え、前述の「塩飴」と、「ポカリスエット」「アミノバリュー」粉末の確保、および昨年も好評でU-15の大会でも使用された「ラップアラウンド・ネックカラー」を追加で25個調達いたしました。 さらに、栄養補給ゼリーと万が一に備えて(ムダになるならそれで結構)携帯酸素缶も用意いたしました。 これら調達品と、配送にかかった経費の領収書を以下に記します。(1.ラップアラウンド・ネックカラー分・銀行振り込み)
(2.ポカリスエット粉末5袋入×20箱、アミノバリュー粉末5袋入×8箱ほか)
(3.上記2の配送料) 皆さまからのご支援は高円宮杯プレミアリーグの会場での直接募金、ならびにユース支援基金へのお振り込みを合わせまして、7/22現在:83,039円となっております。 たくさんのご協力、心から感謝申し上げます。 いよいよ今週は大会本番です。選手が現地入りしてからの追加調達も考慮しておりますので、その都度ご報告してまいります。 <ユース支援基金口座> 口 座 北洋銀行・本店、普通口座、「1904654」 名 義 コンサユース支援基金 代表者 谷口 恭(タニグチ タカシ) <本支援企画について> 発起人=ひぐま(当ブログ管理者)、あきっくさん「コンサ中心生活」 ご協力=コンサユース支援基金(谷口恭さん) 連絡先=higuma@j.web5.jp
2012年07月20日
夏の日本クラブユース選手権U-18に出場いたしますコンサドーレ札幌U-18チームへの支援企画の続報です。 まず、前回の募集にて43袋もの塩飴が集まりましたことをご報告させていただきますとともに、チームになり替わりましてお礼を申し上げます。 22日(日)に高円宮杯プレミアリーグの流経大柏高校戦が行われるSSAPに於きましても、引き続き塩飴の現物募集と支援金の直接お預かりを行いたく存じます。 塩飴につきましては前回エントリをご参考に、塩分補給飴を会場までご持参ください。 また、サポーター有志により募金のお預かりも同時に行っておりますので、ほんの小銭でも結構ですのでよろしければご協力をお願いいたします。 【支援金お振込先】 直接持参は叶わないものの、本件趣旨をご理解いただき、支援金のご協力を頂けます方は、以下の口座にお振込をお願いいたします。 口 座 北洋銀行・本店、普通口座、「1904654」 名 義 コンサユース支援基金 代表者 谷口 恭(タニグチ タカシ) なお、先週末の時点の情報で恐縮ですが、募金箱と口座振り込みで合計47,517円をお預かりしております。これを受け、差し入れ品の調達に動き始めておりますので、おいおいご報告いたします。 たくさんの皆様のご協力・ご厚情を心からお待ちしております。
2012年07月10日
「山下敦弘+森山未來+高良健吾」という昨今の日本映画界のホープに期待するか、「東映+木下工務店+A○B48」という昨今の日本映画界の残念組を敬遠するか…で、とりあえずタダで見てみた本日の試写会…の終映後はビミョ~~な空気。山下監督の前作「MBP」は「女・コドモにはわからないすげぇ映画!」とシビレたものですが…。 森山くんは頑張ったと思う。見どころはマキタスポーツの「襟裳岬」と、そもそもこの役が原作にはないM田敦子の下着姿での海水浴…ぐらいではどうも…。 どうお勧めすればいいのかちょっと見当がつきません。原作が芥川賞受賞作ってことで製作サイドは飛び付いたのでしょうけれど、「失敗作」と言い切ってしまっていいと思う(鑑定)。 吉田大八の「桐島」にちょっと期待してみようと思うこの夏(予定)。
2012年07月07日
【支援物資の直接お預かり】 すでに「コンサ中心生活」で告知されておりますが、明日、ついうっかり宮の沢ではなくSSAPに足が向いてしまいそうな方にお願いの告知です。 水分の吸収を促進させたり、汗とともに体内から失われていく塩分や各種のミネラルや栄養を補うために、「塩分およびミネラルなど各種成分を含んだ飴類」を明日8日(日)13:00に行われます高円宮杯U-18プレミアリーグ・東京ヴェルディ戦の会場であるSSAP(天然芝)にて募ります。 「熱中症対策」「塩分補給」をうたってある飴をご持参できます方は、上記会場にて声掛けをしている人(あきっくさん他)にお渡しください。 参考までに各種製品の画像を貼っておきます。品物により異なりますが、おおむねひと袋150~300円程度で市販されているものです。 昨年は大会前から選手たちはこの飴を口にし、おかげで試合中に足をつる選手は一人も出なかったと聞いております。確かな効果があったことが認められておりますので、今年もたくさんチームへ寄贈したいと思います。![]()
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【支援金お振込先】 直接持参は叶わないものの、本件趣旨をご理解いただき、支援金のご協力を頂けます方は、以下の口座にお振込をお願いいたします。 口 座 北洋銀行・本店、普通口座、「1904654」 名 義 コンサユース支援基金 代表者 谷口 恭(タニグチ タカシ) たくさんの皆様のご協力・ご厚情を心からお待ちしております。
2012年07月06日
昨年、多くの皆様から篤い志を頂戴いたしました夏のユースチームへのサポート企画を今年も実施いたします! 27日(金)から群馬県内各地で開催される「adidasCUP2012 第36回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会」に出場するコンサドーレ札幌U-18チームへ「酷暑・熱中症対策グッズ」を贈ろうという企画です。 今年の試合日程は以下の通りです。出場チームの総数は24で変わりがありませんが、決勝トーナメントへの進出が8チームから16に倍増したため、各グループ2位までと、3位の中から成績上位の4チームが勝ち抜けとなります。その分、1次ラウンドが休息日ナシの3連戦になったりと厳しい面もあるのですが…。 ○1次ラウンド(グループB) 27日(金)10:30 横浜F・マリノス(県立敷島サ・ラ場) 28日(土)15:00 三菱養和S.C(県立敷島補助) 29日(日)13:00 大分トリニータ(前橋市下増田多目的運動広場) ○決勝トーナメント一回戦 31日(火)10:30or14:00 (群馬県内・未定) ○準々決勝 8月1日(水)10:30or14:00 (群馬県内・未定) ○準決勝 3日(金)16:00or19:00 (ニッパツ三ツ沢球技場) ○決勝 4日(土)18:00 (ニッパツ三ツ沢球技場) 昨年の本企画趣旨のエントリーで散々この時期の群馬県内の殺人的な暑さを強調しましたが、実は昨年の本大会開催時期に限っては比較的(あくまで“比較的”)しのぎやすい気温に落ち着いてくれていました。 -2011年7月の群馬県前橋市での最高気温- 22日(大会前日練習)25.8℃、23日(第一戦)30.3℃、24日(第二戦)30.9℃、 25日(休息日)32.8℃、26日(第三戦)32.5℃、27日(準々決勝)32.8℃ ひぐまが聞いた限りでは懸念されたような選手への健康被害が及ぶなどの情報も無く、まずまず無事に乗り切ることはできました。が、今年もまた上記のような“比較的”恵まれた気象条件になるとは限りません。主催者側も使用するグラウンドを昨年の人工芝主体から天然芝の会場に切り替えるなどの改善を施してはおりますが、やはり選手たちの身の安全をできる限り考えないわけにはいきません。 そこで、昨年に引き続きましてユースチームのサポーター有志は一致団結し、熱中症対策のグッズをチームに差し入れることといたしました。 既に昨年一度実施しており、有効だったもの、逆にさしてお役に立てなかったもの(^^;;…等々の経験と反省を生かし、チームトレーナーや選手ら現場の声や、選手の親御さん達の声も参考に品目を選定したいと思います。 【参考】以下は昨年調達し、今期も引き続き使用していただけそうなものです。 プール(!)&ウォータージャグ http://csy.seesaa.net/archives/20110719-1.html ラップアラウンドネックカラー http://www.rokusen.com/SHOP/KC1021.html(※こちらは追加手配も考慮しております) 今年も「コンサユース支援基金」のご協力を得られております。 運営者は札幌の谷口恭さん(通称:リンダさん)です。現在も90万円を超える残高があり、また2回目となる今年は消耗品類の調達が主体となると思われますので17万円強にも上った昨年ほどの支出には及ばないものと思われますが、本企画の趣旨にご理解をいただき、支援金のご協力を頂けます方は、以下の口座にお振込をお願いいたします。 口 座 北洋銀行・本店、普通口座、「1904654」 名 義 コンサユース支援基金 代表者 谷口 恭(タニグチ タカシ) 今後、様々な情報発信・交換を進めていきたいと思いますので、どうぞ皆さんよろしくお願いいたします。 なお末筆ですが、HFC育成部には連絡の上、本企画についてご理解を頂戴しております。あくまで主催は発起人ですので、HFCへのお問合せはご遠慮ください。 ご意見やお問い合わせは当ブログコメント欄、もしくは下記メールアドレスかハッシュタグを付けた上でTwitterでお願いいたします。 発起人=ひぐま(当ブログ管理者)、あきっくさん「コンサ中心生活」 ご協力=コンサユース支援基金(谷口恭さん) 連絡先=higuma@j.web5.jp Twitterハッシュタグ=#CSYshien
2012年06月18日
6月16日(土)。雨模様の昼下がり。 ユアテックスタジアムでの仙台戦に背を向けて、向かった先はまるっきり逆方向の「Shonan BMWスタジアム」(この名前どうにも…)。たぶん2年ぶりぐらいとなる“笑いの殿堂”JFLのナマ観戦。カードは第16節。「Y.S.C.C. -ツエーゲン金沢」。Y.S.C.C.はそもそもの源流を辿ればあの横浜フリュー…まぁいいや、こんなこと書いていると長くなる(^^;;。とにかく今期JFLに参入してきていきなり前節まで3位という好位置に付けているクラブです。 きょうのお目当てはツエーゲンの方。コンササポの皆様的には「ビジュが一時期いた」、「U-18から水戸に入った鶴野が今期から所属している」という認識が一般的でしょう。それに加えてひぐまさん的には「何気にユニフォームが赤黒のタテジマ(っつーか、大雑把なグラデーション)」だったり、2年前までの強化部長が栗本直さん(元札幌で強化部長など)だったりもツボなのですが、何と言っても今期から監督とヘッドコーチが元札幌育成部のコンビになっていたりというのが最大のポイント。 数日前まで仙台に行く気満々だったのですが、この試合を逃してしまうと今期は生ツエーゲンを見る機会がなくなってしまうかもしれないと思い、降りしきる雨の中を湘南平塚へ…。 残念ながらツエーゲンはセカンドジャージの黄色に紺色縞のちょっと草津っぽいテイストのユニ。さらに残念ながら鶴ちゃんは遠征には不帯同。“後述するお2人”によると、別に怪我などしているわけではなく、力的にメンバー入りが厳しいという状況のようです。頑張れ。 仙台より30分ほど早く始まった試合はホームのY.S.C.C.が優勢ながらも前半は0-0。後半立ち上がり5分に左サイドへ侵入してきたY.S.C.C.MF9青田のシュートを金沢GK21大橋が身体に当てながらもゴール方向にボールをこぼしてしまいY.S.C.C.が先制。反撃を試みるツエーゲンは26分にビッグチャンス。カウンターから相手P内へ持ち込み、ここで少しもたついてしまったものの、最後はMF6阿部嵩(しゅう)がゲットして同点。その後は途中出場したDF15斉藤雄大がスピードを生かして相手MF13小澤のファールを誘い、この日2枚目の警告で退場に追い込み、ツエーゲンが数的優位に立ちます。すると41分(通算86分)に、中盤からの大きなサイドチェンジを二度成功させて相手を揺さぶり、MF7山道雅大が鮮やかに決めて勝ち越し。そのまま逃げ切ってアウェイで見事にアップセットに成功しました。 ツエーゲンにとってはこれが5試合ぶりの勝利だったらしく、試合終了後、決して多いとは言えない…いや、それでも選手とともにズブ濡れになりながら声援を送り続けたサポーターの前で選手たちがラインダンスを披露。これが…実にぎこちなく微笑ましいものでした(笑)。 さて、勝ってくれて本当に良かった!試合後の「出待ち」のターゲットはこの人!
森下仁之さん。昨年までアビスパ福岡の統括部長。福岡では歓喜の昇格を果たした翌年、降格の憂き目に遭ってしまいました。コンサドーレには2001年から2007年まで在籍し、この間にU-15のコーチを経て監督、そして育成部長を歴任されております。2002年、2003年の高円宮杯U-15準優勝が大きな功績です。つまり西大伍(現鹿島)やハーフナー・マイク(現どこか・笑)も教え子というわけです。 「ユースOBで大学とかに進んだ子の試合も結構見に行きましたよ。いま、FacebookとかTwitterとか見ていると、ユースで指導した子たちが結構見つかるよね。みんなそれぞれ頑張っているね」と目を細める一方で、「コンサ(のトップ)はきょうも1-4?若い選手が多いせいか、自信を無くしてしまっているのではないかな。僕も去年は福岡で降格を経験してしまったけれど、選手が自信をなくしてしまうと、そこから這い上がっていくのは容易ではないよ」と、札幌の現状を憂えていました。 ツエーゲンの監督に就任した経緯には、強化部長の東川昌典さん(現役時代は本田技研=現Honda FCなどで活躍)が国士舘大学の先輩にあたるという縁もあったようです。
もう一人。竹原靖和さん。石狩市ご出身の生粋の道産子。今期からヘッドコーチ(以下HC)に就任。コンサではスクールのコーチや旭川U-15のコーチとして昨年まで長く活躍されました。 「金沢は初めての街でしたが、とても暮らしやすいいい所です。今でもコンサブログはチェックしていますよ。コレ、『ひぐまANNEX』に載せてくださいね」。はい、載せましたよ(^^)。 森下監督も竹原HCも口を揃えていたのは「周囲にJのチームがカターレ富山以外なくて、力のある練習試合の相手に苦労しています」ということ。「一番(練習試合を多く)やっているのは金沢星稜大学ですね。監督が元札幌の小松崎保ですし」(森下監督)、「今度ヤンツーさんが新潟の監督になったでしょ。練習試合申し込んでみようかな。でも金沢から新潟って案外遠いんですよね。片道4時間くらいかな」(竹原HC) これで今期のJFLは16節まで終了。全17チーム中、ツエーゲンは12位…と、率直に言ってやや物足りない成績ではあります。しかしながら今期はあのHonda FC相手に白星を挙げていたりもしますし、メンバーには根本裕一や斎藤将基(東京V在籍時に札幌戦@西が丘でゴールを記録)などといった経験豊富な元Jリーガーも多く、昨年の清水ユースの10番を背負いコンサとのプレミアリーグにも出場した山崎裕也などの楽しみな若手も揃っています(もちろん鶴ちゃんも!)。後半戦は森下監督、竹原HCのもと戦国JFLで旋風を巻き起こし、近い将来のJ2参入も期待したいところです。 「皆さんも機会がありましたら、ぜひ金沢へお越しください」(森下監督、竹原HC)
しかし…このバスで8時間かけて金沢から移動してきたそうです。きょうもこの後コレで帰るわけで、帰着は間違いなく深夜。現実はキビシい。それに比べれば毎度せんぷうきに乗って移動できるどこか北の(略)。
2012年05月11日
もう一週間の前の話で申し訳ございません。 ゴールデン・ウィーク恒例の大会である「JA全農杯チビリンピック2012小学生8人制サッカー全国決勝大会」が今年も横浜市の日産スタジアム、日産フィールド小机で開催され、北海道代表として初の覇権を目指したコンサドーレ札幌U-12は今年もグループラウンドを突破して準決勝へ進出したものの、レジスタFCの前に涙を飲み、実に出場5回(4年連続)すべてで3位(3位決定戦は行わないため準決勝敗退チームが自動的に3位)という、実に悔しくも真似しようと思ってもちょっとできない結果となりました。 ※大会の概要やルールなどについては面倒なので昨年のエントリをご覧ください。 さて今年は前日までJFAプレミアカップのために大阪へ行っておりましたので、グループラウンドは見ておりませんが結果だけ。 ○グループA(3チームでの巴戦) 林崎・里浦SS 1-3 アルビレックス新潟ジュニア 林崎・里浦SS 0-4 コンサドーレ札幌U-12 アルビレックス新潟ジュニア 0-3 コンサドーレ札幌U-12 以上のように札幌が2勝で1位となり、準決勝進出を決めました。 相手は先の「ダノンネーションズカップ2012」の優勝チームである埼玉のレジスタFC。またしても実力上位と見られる関東のチーム相手に苦戦も予想されましたが… 準決勝のダイジェスト動画 試合開始20秒足らずで訪れた決定的なシュートを阻まれたのが最後まで惜しまれます!そしてそのシュートを放った10高島舜介くんがその後のプレーで相手GKと交錯し、膝を強打してプレー続行不可能となってしまったことも…。選手総入れ替え(というルール)となった第2ピリオドなどはほとんど自陣ゴール前に釘付けにされ、ピンチを凌いでもまたピンチという状況となります。 とは言え、公平な目で見れば一対一で勝るレジスタ相手にここまで粘れたのは収穫と言っていいのではないでしょうか。広いグラウンドで練習できるようになってまだ1ヶ月ほどということを鑑みても、今後に向けてここで経験を積めたことが大きいのではないかと思われます。 選手の皆さんとそのご家族の皆様、そして浅沼監督を始めスタッフの皆様たいへんにお疲れ様でした。 <コンサドーレU-12・大会登録選手一覧> 1 GK 畠山 諒介(6) 2 DF 石田 昴輝(6) 3 DF 二階堂友雅(6) 4 DF 濱田 雄也(6) 5 DF 池田 蓮(6) 6 MF 音羽 純(6) 7 MF 斉藤 留偉(6) 8 MF 中村 友哉(6) 9 FW 中村 桐耶(6) 10 FW 高島 舜介(6) 11 FW 小原 冠嗣(6) 13 DF 佐藤寿騎斗(6) 14 DF 本間 洋平(5) 15 MF 坂下 桂悟(5) 16 GK 北口 智既(6) 17 FW 湯浅 歓多(5) 18 MF 大澤 拓也(5) 20 DF 安田弐士輝(5) 監督:浅沼達也/コーチ:相川雄介、木崎拓也
2012年05月09日
「JFA プレミアカップ2012 supported by NIKE」について何回かに分けて動画をご紹介してまいりました。一応まとめます。 グループC・第一試合(5/3)vs.ガンバ大阪(×1-5) 試合ダイジェスト動画 公式記録 グループC・第二試合(5/3)vs.ベガルタ仙台(○3-0) 試合ダイジェスト動画 公式記録 グループC・第三試合(5/4)vs.ロアッソ熊本(○3-1) 試合ダイジェスト動画 公式記録 ※オマケ・SSSの動画 SSSvs.名古屋戦 名塚監督の談話(5/7:三角山放送局「Go! West!」より) 「全国のレベルを肌で知る大会となった。ボールを止める・蹴るという技術、判断や攻守の切り替えのスピード、運動量、メンタル…すべてにおいて道内では通用していたものが通じない。もっと質を高めていかなければいけない。春になって道外の強豪の真剣勝負は初めてだったので、できればガンバとは3戦目にやりたかった。次の目標は日本クラブユース選手権(8月・帯広)になります。カブスリーグを通じて鍛えて、成長した姿を見てもらいたい」 <コンサドーレU-15・大会登録選手一覧> 1 GK 北原 慶太(3) 2 DF 磯見 恭輔(3) 3 DF 佐瀬 航季(3) 4 DF 名畑 惟貴(3) 5 DF 島田 光汰(3) 6 MF 川尻 龍司(3) 7 MF 高嶺 朋樹(3) 8 MF 北川 公貴(3) 9 FW 久保田成悟(3) 10 MF 杉山 雄太(3:主将) 11 MF 本塚 聖也(3) 12 FW 柴田 理希(3) 13 MF 松枝 広樹(3) 14 FW 沼田 優希(3) 15 DF 藤田 比呂(3) 16 GK 三森 哲太(3) 18 FW 菅 大輝(2) 21 GK 吉川 幸佑(2) 22 DF 住永 翔(2) 監督:名塚 善寛/コーチ:関 浩二/トレーナー:山根 裕司 皆さんお疲れ様でした。 ひぐまが見た全体の印象は名塚監督とほぼ同じです。初戦のガンバ戦は相手の地元とあって応援も圧倒的であり、多少雰囲気に飲まれてしまったか、あるいは「ガンバという名前に負けた」(関コーチ)という見方もできるかもしれませんが、みんな大人し過ぎたという感じです。もっと全員で声を出し合い、互いを鼓舞してテンションを高めていかないといけなかったのではないかと感じました。 少なからずそういった点も指導陣から指摘されたのでしょう、同じ日の夕方に行われた仙台戦では立ち上がりから積極的に戦い、前半で3点を取って勝負を決めました。が、動画をご覧いただければお分かりの通り、後半は仙台の決定機が目立ち、とても圧勝あるいは快勝という印象は持てませんでした。もう一度対戦したらこんな結果にはならないと思います。 3戦目の熊本戦に関しても試合前の名塚監督は「立ち上がりから行け!」と選手を送り出しはしましたが、それ以上に熊本の気迫が勝り、押し込まれる場面も目立ちました。時間の経過とともにフィジカルの差が出たのか相手の中盤がルーズになったために札幌持ち前の展開力が発揮できるようになりましたが、準決勝進出のための大量得点は為し得ず、今大会もわずかのところでグループラウンド敗退となってしまいました。 選手達は準決勝第一試合の「ガンバ大阪-アルビレックス新潟」を終わり近くまで観戦してから帰途に着きました。 今大会を通じて得るものは大きかったと思います。今後の成長に期待しましょう。
2012年05月08日
「JFA プレミアカップ2012 supported by NIKE」動画レポートの4回目。 今回はコンサドーレ札幌U-15とともに北海道代表で出場したSSSの試合の模様を少しだけですがご紹介しております。 動画はこちら(名古屋戦より)、 グループAの結果と公式記録はこちら。 この大会は基本的には全国9地域(9地域協会)から代表1チームづつ、前年度優勝の地区から+1チーム、そして各地域持ち回りで出場のチャンスを増やそうと「普及枠」が2つほど設けられています。今年の大会はその普及枠に北海道と東北が該当しており、ゆえにコンサとSSSが揃って出場できたわけです。 SSS初戦の大宮アルディージャ戦(監督はあの伊藤彰!)は誰がどう予想しても劣勢と見られておりました。なにしろ全国一の激戦区である関東地区予選を勝ち抜き、代表決定戦では恐らくこの世代最強と見られていた柏レイソル(監督はあの酒井直樹!)をしかも敵地の日立台グラウンド(スタジアムではなく裏手の方)で破り全国大会へと駒を進めたわけで、選手もスタッフもハナっから名古屋(ここもかなり前評判高かった)と当たる3戦目までに勝ち点6を稼いでおくのはデフォぐらいの見積りでいたことでしょう。 ところが試合が始まるとSSSの出足が秀でていた反面、大宮は…特にDFラインが目が醒めていなかったも同然の動きで、2度にわたって左サイド(SSSの右)を破られた揚句先制を許します。この金子遼太くんのゴールの時には応援の父兄の皆さんも、我々コンササポも勝ったも同然の大盛り上がり。 その後はさすがに大宮が反撃に転じ、何度となくSSSの守備網を切り裂いてシュートを放つものの、ここで神がかり的な大活躍を見せたのがゴールの枠でして、冗談でも大袈裟でもなく奇跡か曲芸でも見ているかのように大宮の選手のシュートが次々にゴールポストやクロスバーに阻まれたのです。現場では「あのゴールは道産品じゃないか?」「“ニトリ”とかロゴ入っていないか?」などの声も飛びました。 ま、「ジャイキリ」の空気が漂ったのは15分までで、あっさり逆転されて1-2で折り返した時は正直に言って「後半は虐殺かもしれない」の危惧も抱いていたのですが、とんでもない。SSSの選手は誰一人として惜しむことなくボールを追い、スペースを埋め、バイタルエリアでは身体を投げ出し、大宮にシュートすら許しません(後半の大宮のシュートはわずか1本!)。 そして後半18分(通算43分)にPKを獲得すると、尋常ではない緊張感がピッチを包む中、西野尾基陽くんが相手にコースを読まれながらも決め同点に追いつき、あとは焦る大宮を粘り強いチーム一丸の守備で苦しめ、ロスタイムに続いたコーナーキックのピンチも凌ぎきってタイムアップ。SSSにとっては貴重な勝ち点1を獲得するに至りました。大宮からすればいきなり目論見が崩れグループ勝ち抜けに黄色信号が灯ったわけで、試合後の反省ミーティングの空気はどこまでも重い雰囲気に包まれていました(結果的に残り試合で実力を発揮し、大会準優勝を果たしましたが)。 動画は大宮戦の午後に行われた2戦目の名古屋戦で、多少の疲れもあったのか、またきっちりとボールを支配するサッカーの名古屋の前に走らされる展開も多かったからか0-3で敗れてしまいましたが、ご覧いただければわかる通り随所に光るプレーや光る選手も見られました。 SSSやコンサU-15にとって次なる目標となる全国大会は、昨年に続いて8月に帯広地区で行われる「日本クラブユース選手権U-15」ということになります。昨年はこの両チームが揃って出場し、ともにグループラウンドを突破。何とももったいないことに決勝トーナメントの初戦(ベスト16)で潰しあってしまうという(札幌が1-0で勝利)ある意味勿体ない大会となりましたが、今年は北海道からは1チームのみの出場となるようです。 ビョーキのひぐまさんとしては既に帯広のホテルの予約は入れてしまっているため(笑)、札幌U-15に出場してほしいところではありますが、SSSもなかなか魅力的なチームでありますし、札幌の友情応援もしてくれましたので、もし彼らが出場切符を取ったとしても、ついうっかり見に行ってしまおうかな…ぐらい考え始めております。 ……ってか、何でSSSの子たちはオレがコンサユースの試合撮ってYouTubeに挙げている熊だということを知っていたのでしょう?(^^;;
2012年05月07日
しまった(^^;; 連休が終わってしまった…。 「JFA プレミアカップ2012 supported by NIKE」でのコンサドーレ札幌U-15の試合動画、3本目はグループラウンド最終戦となったロアッソ熊本ジュニアユースとの一戦です。5月4日10時開始でした。 この時点でグループCはガンバ大阪が2勝(勝ち点6)で首位。札幌と仙台がともに1勝の勝ち点3で並んでおりましたが、札幌は初戦のガンバ戦での大敗が響き、得失点差で3位となっておりました。この大会は3つのグループの1位と、各組2位となったチームの中から成績最上位の1チームにのみが準決勝進出というレギュレーションだったため、札幌としては大量得点を挙げ、かつ他のグループの動向を待つ…ということになりました。 動画はこちら(少し長めです)、 公式記録はこちらから。 沼田くんのゴールが撮れていません!本当に申し訳ない!m(_ _;)m 2敗してグループ敗退が決まっていた熊本が意地を見せようと果敢な出足で札幌にやりたいことをやらせません。それでも札幌がやっと1点を取った直後に、再三オフサイドラインの裏を狙い、前半だけで6回オフサイドにかかっていた熊本が1度のチャンスをモノにし1-1で前半終了。 後半は徐々にフィジカルの差が出て菅の2ゴールで突き放しましたが、グループ突破は叶わず。試合終了後のビミョ~なベンチの空気はそのためです。 この後、オマケでSSSのプレーもちょっとだけ撮っておりますので、明日あたりアップ、および大会総括的なことも書きたいと思います。 その次には「全農杯チビリンピック」の準決勝もあります。これは明後日あたり(苦笑)。
2012年05月06日
「JFA プレミアカップ2012 supported by NIKE」でのコンサドーレ札幌U-15の試合動画の続きです。 5月3日の夕方(16時開始)に行われたベガルタ仙台ジュニアユース戦です。動画自体は今朝ほどアップしていたのですが、ご紹介が遅れまして申し訳ございませんでした。 動画はこちらです。 公式記録はこちらからどうぞ。 この2チームはJリーグのU-12~14の「ポラリス」でよく対戦していますからお互いの手の内は知っている同士。正直3-0というスコアが付くほどの差は感じませんでした。後半などは3点を守りきろうとしていたわけではないでしょうが、ほとんど自陣での試合を余儀なくされました。後半の札幌のシュートは0でした。 同時刻のG大阪-ロアッソ熊本は8-0でガンバが大勝し、この結果G大阪がグループCの首位、2位に勝ち点3で仙台と札幌が並び、得失点差で仙台が2位ということになりました。 3試合目の熊本戦は…やはり明日あたりまでお待ちください(^^;; 一応ヤケ鮭の時間ですので。
2012年05月05日
3日から本日まで大阪府のJ-GREEN堺で開催されておりました「JFA プレミアカップ2012 supported by NIKE」に4年ぶりに出場を果たしたコンサドーレ札幌U-15の試合の模様をダイジェストでお送りします。 結果を先に書きますと札幌はグループラウンド2勝1敗の勝ち点6で2位となりましたが、準決勝進出は成りませんでした。 まずは5月3日の午前に行われたガンバ大阪ジュニアユース戦です。 動画はこちらから、 公式記録はこちらからそれぞれご覧ください。 最終的に今大会で優勝することになるガンバとは正直に言って力の差はありましたが、もう少し食い下がれたのではないか…という感じもします。試合後、長い時間名塚監督からお説教(?)されていた選手たちはこの日の午後に行われる2試合目の仙台戦でどう変わっていくでしょうか? 仙台戦の模様は明日未明(?)の予定です(^^;;;
2012年05月01日
いよいよ明後日3日から「JFAプレミアカップ2012 supported by NIKE」が開催されます。こちらの方のエントリーにもあります通り、コンサドーレ札幌U-15チームは4年ぶりに本大会への出場権を手にしました。 出場12チームで、わずか3日間の短期決戦ではありますが、中国で行われる世界大会への切符をかけて、全国の強豪チームが鎬を削ります。場所は大阪府堺市のナショナルトレーニングセンター「J-GREEN堺」です。 大会の詳細は大会公式サイトをご覧ください。 北海道からは前述通りコンサドーレ札幌U-15と、SSSジュニアユースU-15が出場いたします。 コンサはグループC、SSSはグループAに組み分けされ、以下の日程で4チーム総当りのグループリーグを戦います。 <C:コンサドーレ札幌> 3日(木)11:30 ガンバ大阪ジュニアユース 3日(木)16:00 ベガルタ仙台ジュニアユース 4日(金)10:00 ロアッソ熊本ジュニアユース <A:SSS> 3日(木)10:00 大宮アルディージャジュニアユース 3日(木)14:30 名古屋グランパスU-15 4日(金)10:00 サンフレッチェ広島FCジュニアユース 大会はAからCまでの3つのグループの1位と、各グループ2位の中から成績上位の1チームによる4チームが準決勝に進出します。ここから先はトーナメントで、準決勝は4日(金)午後に、そして決勝は5日(土)10:30に行われる予定です。 全出場チーム中、大宮と名古屋は相当に強いと予想されており、連覇を狙い関西予選1位で駒を進めた京都(グループB)も侮れませんが、それに比べますと比較的(あくまで比較的)札幌が入ったCは実力が拮抗した組と言えそうです。 とはいえ、グループ戦は連戦を考慮し試合時間は50分となっており、相手の出方を探っているような暇はなく、ひとつの気の緩みやひとつの絶好機が勝敗を即左右してしまうこともあり、どんな波乱が待ち受けているかわかりません。各試合とも、緊張感に満ちたスリリングな内容が期待されます。 関西地区にお住まいのコンサドーレサポーターの方で、この連休中にこれといったご用がない方は、是非若き赤黒の勇者の姿を見に堺まで足をお運びください(ついでに、持株会新規会員募集のチラシも持って行きます^^;;)