2020年11月22日
昨日の話です。すいません。 地決。2日目。 第一試合は一昨日に北海道十勝スカイアースを撲殺したFC TIAMO枚方と、堅実すぎる試合で栃木シティFCと引き分けたFC刈谷との対戦。お久しぶりのJR五井駅 読者の皆さんはお分かり頂いていると思うが、この大会は参加4チーム中の上位2チームがJFLへの勝ち抜け切符を手にできる。この時点で勝ち点が0の十勝の立場で考えれば、勝ち点をぐんぐん伸ばすチームが2つ出るのは困るわけで、低レベルでの混戦になるのが理想。だからどちらかと言えば刈谷寄り。欲を言えばドロー。結果はその通り。後半の45分に刈谷がゴール前の混戦から押し込んで先制したかと思えば、直後のアディショナルタイムに枚方は13道上のアクロバティックなシュートを沈めて追いつく。なかなかにスリリングな試合の末、1-1。勝ち点は枚方が4に伸ばし、刈谷は2。
栃木はアカデミーの子たちも動員して応援に来ていた そして大仁試合(誤字に非ず)。他の試合の結果がどうであろうと、きょうの十勝は勝たなければいけない。勝って勝ち点3を手にすればその時点で4チーム中の2位となる。引き分けた場合も勝ち点1を手にし、最終日まで望みはつながるが、そんなことを考えている奴はいないだろう。負けた場合はどうなるのかは、無論みんな知っている。 栃木シティFCはもともと日立製作所の事業所のチームだった。つまり東芝が母体の札幌や、富士通だった川崎と同じだな。県庁所在地の宇都宮市より東京に近い栃木市に本拠を置き、かつては「栃木ウーヴァFC」と呼称していた。昨年の初頭は元札幌にいた鄭容臺が監督を務めていた。かつて取材させていただいていたよしみで挨拶に出向こうとしたらとっとと退任していたwww。元Jの選手はシュナイダー潤之介(43歳!)、高地系治(40)、藤田祥史(37)らがいる。
十勝スカイアースのイレブンショット スタンドは第一試合はバックスタンド。午後に行われる大仁試合(誤字に非ず)はメインスタンドに指定されていた。逆ならいいのに。午後のメインは日陰になるんだよ。きょうは多数の赤黒のサポーターも応援に来ていた。根っからの応援屋である太鼓のながさわくんもいた。その誰もが「寒い寒い」と口にしていた。いや、日差しはあったから風さえ吹いていなければ寒くは感じなかったと思う。元々海の近くにあるゼットエーオリプリスタジアムは風が強い場所だ。2日前よりも強風となり、しかも南風から変わって北西の季節風が容赦なく吹き付けてきた。季節は一気に冬の訪れを告げている。 初日は試合前にひっきーにだけ声をかけた。きょうは靴ひもを結んでピッチにウォームアップに出ようとしているながくんに。笑顔はなく引き締まった表情で会釈をしてくれた。きょうも左手には癒えない怪我を隠す包帯が巻かれている。 13時30分。試合開始。やはり個人能力では差がある。なんとか、戦えてはいる。でも、スコアは動かない。スコアを動かそうとする最後の力が十勝には足りない。マイボールを前に運んでも形式上ワントップの11高瀬にボールが収まらないため、10まっつおも24縄も相手にとって危険なエリアに顔を出すことすらできない。逆に栃木はアタッキングサードに次々と侵入しシュートを放つ。かろうじて前半は0-0で折り返す。しかしここまでは十勝のプラン通りでもあっただろう。 そして十勝が風上に立った後半の23分。ゲームを決めたのは風下の栃木だった。左CKからするっとゴール前に抜けてきたボールに反応したのは走りこんできたピンクと白の縞模様。5大島がひっきーの牙城を破る。0-1。事実上これで決まってしまった。試合を通じて十勝が放ったシュートは前半にCKからの26成田の力のないシュート1本のみ。これでは勝てない。
十勝敗戦の瞬間。青いユニフォームが崩れ落ちる 「負けたらどうなるか?」は本当に考えていなかった。みんな知っていたから。JFLを目指す戦いからは撤退しなければならなくなる。勝ち点0で残り試合1の十勝。上位には枚方と、いま十勝に勝った栃木の2つの勝ち点4がいる。これでは、届かない。地決2020の2日めは2位以内の昇格確定チームを生まなかったかわりに、敗退チームをひとつだけ選んだ。北海道十勝スカイアース。これが現実。 とはいえ、他のサポーターたちのように「また来年だ!来年また来るぞ!」と言う気にはなれなかった。サッカー選手たちにとって1年は長い。他に仕事を持ちながらサッカーを続ける彼らの1年はことさらに長い。チーム事情もあるだろう、個人の都合もあるだろう。このメンバーで来年も試合ができるかはわからないし、そもそも道リーグを制覇して地決の舞台に駒を進めることがどれだけ大変なことか。1次リーグを勝ち上がって決勝ラウンドにやってくるまでに、どれほど多くの犠牲を払ったことか。 敗戦に終わって選手は全員ガックリきただろう。「だろう」と言うのは僕も正確に記憶していなかったから。記憶もできないくらい脳みそが働きを止めてしまっていた。ただの敗戦ではない。0-1というデジタル数字では計り知れないくらいの、あまりにも大きな力の差が横たわっていた。背番号10を背負い、攻撃の中心選手だった松尾も同じだっただろう。「まっつぉ!明後日だ!あさって意地を見せろ!」と言う僕の声にうつろに頷くのが精いっぱいだった。芽室町役場に勤務する彼もまた、多くの犠牲を払ってここにいた。
明日から来年のこの舞台を目指す戦いが始まる十勝 さてさて。残り3チームに昇格の権利が残った今年の地決。整理すると… 勝点 得 失 差 最終戦の相手 1.枚方 4 6 1 +5 栃木 2.栃木 4 1 0 +1 枚方 3.刈谷 2 1 1 0 十勝 4.十勝 0 0 6 -6 刈谷 昨年は2試合目でいわきが昇格を決めてしまっていたため、地決特有のシビレるような展開は味わえなかった。今年は暫定1位と2位が最終戦で直接対決をするため、はっきり言って「負けた方が落ちる」とまで考えられる。なぜなら刈谷は手堅い試合運びで2分けに留まってはいるが、十勝守備陣を相手に90分無得点ということは考えにくい。勝ち点を5に伸ばすことはほとんど確実だろう。すると、第1試合で負けた方の勝ち点4を上回る。問題は第一試合が引き分けだった場合だ。3チームが勝ち点5で並ぶ。刈谷の得失点差が+1で終わってしまうと栃木と並ぶため、規定により総得点数→反則ポイントの順で優劣を決し、それでも決まらない=同点の場合は「抽選」となる。 無論、十勝がプライドを賭けて戦い、刈谷のJFL復帰の夢を砕くのならそれでも構わない。最後まで見届けに行こうと思う。行けない方は止むを得ない。ようつべでご覧いただきたい。
おまけ。小湊鉄道。あ~乗りたい…
2020年11月19日
地決、行ってきました。きょうは木曜日ですが昔「無職隊」と名付けられておりますので堂々と(違)。 8月に音更で元コンサのアカデミー出身の子たちに会った際に「地決の決勝ラウンドに進んだら応援に行くぞ!」と言ってありましたからね。その約束を果たしたということで。なおうっちは負傷のため欠場。困った子だよ本当に。結果から。チーム名の次の数字は勝ち点。 全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2020/決勝ラウンド第一節 FC TIAMO枚方(3) 5-0(1-0/4-0) 北海道十勝スカイアース(0) 見ているこちらもネットで見ていた道民をはじめとする十勝押しの方々も、恐らくは、やっている選手たち本人も、さらには勝った枚方の選手や関係者の皆さんも思ったはずです。 「こんなはずじゃないんじゃないの?」 と。加えて、バックスタンドから見ていたひぐまさん的には「いつものコンサのアカデミーのような失点を重ねている」と感じてしまいました。GKひっきーだしDFにながくんがいるし。それぞれ致命的なミスもしたし。
試合前の十勝イレブン 十勝的に、おそらく前半は想定内だったと思います。局面の1対1で敗れ続けてはいたものの、枚方もそうクォリティは高くない。再三右サイドを破られてはいても最後の時点では止めている。スコアレスでの折り返しならオーケーだ。と。高監督もハーフタイムの指示の内容まで考えていたのではないでしょうか。 ところがアディショナルタイムで一瞬の隙を突かれて失点。クリアに行った26成田が目測を誤り、ボールは枚方7チョ・ヨンチョルの足元に。ビデオで見ると確かにヨンチョルはオフサイドくさかったし、実際ひっきーもアピールしていたんだけど副審の旗は上がらず。1-0。これで十勝のゲームプランもハーフタイムの指示も水の泡。とはいえまだ1失点だし後半はなんとかなるだろうと思っていた。なんともならなかった。それどころか時間の経過とともに状況は悪化していった。どこかのコロナ対応のようだ。 こちらも生サッカーを今年は見ていなかったし、戦術的なことはアジアンベコム先生あたりにお伺いしたいところですがwww(注/いや、ホンマに勉強になります)。カウンターにカウンターで対抗され失点したり、強い向かい風を意識して低いボールを蹴ったら相手に渡してしまいその流れで失点したりと、決して力勝負でやられていたわけではなく、ミスを重ねて敗れたというどこかの阪神タイガースみたいな印象を抱きました。最初に書いた通り1対1では劣勢でしたから、勝つのは時の運がなければ難しい相手であっても、引き分けには持ち込めたのではないか…と。おんどれ阪神になんぞ文句あんのんか?
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この大会はコロナ対策ということで、試合毎に観客の観戦できる場所が指定されており、第一試合終了後は一旦退場して「健康チェックシート」に各自記入をし、体温を測ってもらい、応援するチームの色のリストバンドをもらって指定された場所で静かに観戦。と、いう流れ。十勝は赤。バックスタンドの右。第二試合はFC刈谷側のピンク。場所はメインスタンドの左側。ひぐまさんの右前足にはリストバンドが二本。 こんな苦労をしてまで大会を開催していただきありがとうございます。大丈夫ですよ、この大会は。真のサッカーファンしか来ませんから。その一方で、あの大会が今年は中止になるのは致し方がないと考えております。選手たちにはかわいそうですけれど。特にコンサを破って遠路(自粛)。オレは昨年行っておいてよかった。旅費はめっちゃ高かったけれど(-_-;; 大仁試合(誤字に非ず)はFC刈谷と栃木シティFC。互いに攻めあいしのぎあいドローで双方勝ち点1。栃木の内田れんぺーくんは僚友の負傷により途中出場。実はひぐまさん的にこの2チームが今年は昇格するんじゃないかと睨んでいるのですが、この試合に関して言えば正直ちょっとしょっぱかった。たぶん双方とも「負けなければいい」と考えていたのではないかな。栃木は明後日、刈谷は23日に十勝との対戦が控えているし、その際に点をガンガン取ってしまえばいいと考えたとしても不思議はない。十勝の5失点と言うのはそういう意味も持つ。 十勝の次戦は明後日。13:30キックオフの試合。相手は先に書いたけれど栃木。 ひとついいことを教えてやると、昨年JFL昇格を果たした高知ユナイテッドSCも決勝ラウンドの初戦は完敗だったんだ。がんばれ十勝。サッカー雀たちを見返してやれ。
コロナは別に怖くはない、だた面倒くさいだけ(-_-;;
2020年11月16日
1年間のご無沙汰でした。今年はもうすでに何人かのものず…あ、いやいや、心ある尊敬すべき真のサッカーファンの皆様がエントリを挙げておられますが、地域リーグ決勝大会の季節がやってきました。コロナでもカンケーなしにやってきました。すでに1次ラウンドが終わり、決勝ラウンドが今週末に千葉県市原市のゼットエーオリプリスタジアムで開催されます。むかぁしの市原臨海のことです。びっくりしたなぁもう。ちなみに大会名には他の名前が付されているようですが今年もひぐまさん的にはコレで貫きます。全集中! 12チームによる1次ラウンドは11月6日(金)から8日(日)まで行われました。3日連戦です。すべて90分試合です。こーゆーのを本当の「地獄の日程」と言うのです。スポーツ新聞に書いてあるヨタ記事なんか信用しちゃダメだよ。彼らは他にカネ稼ぐ仕事をしてサッカーやってんだから。カネもらってやっているどこかのプロ選手がのんびりと中2日も3日も休みをもらっておいてなにを甘った(略。 そして今週の19日(木)から中1日づつ休養日を挟んで、1次リーグを勝ち上がった4チームによるJFL昇格をかけた戦いが始まります。JF“L”ですよ。決してJF“A”とは略しません。「日本フットボールリーグ」のことですからね。聞いているかいそこのブレーキを踏むつもりでアクセルを踏み込んでいるふざけたボケ爺さん。 「ダービーマッチこそ最高のサッカー文化である」(その通りだ)さんが記されているように、北海道代表のチームが過去43回の大会で一次ラウンドを勝ち抜け決勝ラウンドに進んだのはこれが3回目です。過去はここから大会ごとにJFLに昇格するチーム数は異なっておりました。ここ数年は2で固定されており、今年も一応「2位以内」に入れば、来年は日本一面白いリーグであるJFLに昇格できます。…できても再来年には4つ落ちることになるのかな…正式にアナウンスされたわけじゃないけれど。この際忘れよう(-_-;; 一見すると2012年のノルブリッツ北海道の3位→入れ替え戦敗退が、「最も北海道勢がJFLに近づいた記録」として目立ちます。この年は長崎はかきどまりで行われた決勝ラウンドも見に行ったんだよな。ノルブリは2PK負けで勝ち点2をカウントし…そう、その当時はそういうレギュレーション。結局4チーム中の3位を得てJFL17位の栃木ウーヴァとの入れ替え戦に進んだのに、最後の最後にPK戦までもつれて敗退。オレ、コンサドーレの降格の現場にも3度立ち会ったことがあるけれど、喪失感は比べ物にならないものがあったよ。だって記録記事も残していないもの(泣)。I藤正浩くん元気にしていますか。 次いで心底「惜しかった」と言えるのが2001年1月(2000年度)の埼玉県川越。この年の地域大会はいろいろあって決勝ラウンドに進む4チームが即JFLへの昇格となる超ラッキーチャンスで、おまけに会場は雪(本当)。「こりゃ雪国北海道が圧倒的有利」と思ったのにSC鳥取にスカッと負けました(涙)。「明日は仕事だし帰りの飛行機に間に合わないから」と、鳥取のために35分ハーフにしてやったのに。手っ取り早いサッカーやらずにつなぐサッカーを志向していたノルブリは偉いと思ったよ。思ったけど…(T_T)。寒かったぜガチで。 決して北海道は雪国だからアカンとは言えないと思うんですよ。だって北海道の次にこの季節の「外サッカー」が辛いはずの東北勢が、2010年代の10年のうち5チームも昇格を果たしたのだから(本当)。 そして今年。半世紀近くの悲願を背負い、スカイアースが挑みます。 <全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2020/決勝ラウンド=十勝関連分のみ> 11月19日(木) 10:45 FC TIAMO枚方(大阪)-北海道十勝スカイアース 11月21日(金) 13:30 北海道十勝スカイアース - 栃木シティFC(栃木) 11月23日(日) 13:30 北海道十勝スカイアース - FC刈谷(愛知) ここだけ正式名称で書いたwww。ゆったり中1日。夢みたいなレギュレーションは今年が3回目。わーはは。 枚方にも栃木にも元Jリーグで鳴らした選手が多いけれど、元コンサドーレ関係で言えば昨年おこしやす京都にいた旭川U-15OBの内田錬平くんが栃木に、札幌U-15から桐蔭学園を経て青山学院に進んだ北原慶太くんが控えGKとしてFC刈谷に在籍しています。慶太くんは市原に来ますかお父さん? 最後になりましたが、この8月に…ふらっと、ほんの通行人、いや、通行熊として寄った十勝は音更の夜に会った5人のポートレイトを載せておきましょう。撃たれなくてよかった(^^;;; 数人は怪我をしているらしいけれど、なんとか頑張れ。みんなにこんこんと、昨年の高知ユナイテッドの成功噺を吹き込んでおいた。とにかく、2つ勝て。ひとつ負けてもくじけるな。ひぐまさんは見に行くぞ。猟友会には連絡するな(-_-;;![]()
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※インターネットライブ配信についてはこちらをご覧ください。皆さん「だよ~ん」で学習したと思いますが、「放送」ではなく「配信」ですから、クルクル回っても補償はできかねます(^^;;;
2020年11月05日
コンサドーレ札幌がJリーグ入り後一度も勝てなかった相手、川崎フロンターレに勝利した。川崎のホーム等々力で、かつJ1優勝に向かってブーストをかけていた川崎の連勝記録を12で止めた試合だった。価値は高い。 ナビスコ杯(現ルヴァン杯)なら2008年にグループラウンドで既に勝利している。3月のホーム室蘭での試合。2-1。これが正真正銘の「J入り後初の川崎からの勝利」。富岡町はいい街だろう西嶋。 リーグ戦、しかもアウェイでの勝利というと、旧JFL時代までさかのぼる。ただしアレも90分では終わっていない。厚別での試合に続いて延長戦に入り、厚別と同じようにデリー・バルデスのVゴールで川崎を沈めた。ごっさんよく最後バルデスにパス出したよね…え?Vゴール知らない? ここまでは在札のメディアでも取り上げていたと思う。「マス」が追わないビョーキが集う試合でも、サテライトが2006年に等々力で1-1のドローを挙げたのが精一杯。意地になって札幌が90分アウェイで川崎に勝った試合を追いかけてみる…と、2010年11月のJユースカップ(笑)が見つかった。今はブランデュー弘前を引退した菅原康介の2ゴールで川崎を葬った。ビューティフルなフリーキックだったぜこうすけ。ああ、この試合も等々力じゃなかった。麻生の練習場だった。「あさぶ」って読むんじゃないぜ。 さて。 実際に、その旧JFLの川崎戦に等々力まで足を運んだ方は、こんなA4サイズ裏表の紙切れをもらいませんでしたか?当時ほとんど前代未聞だった「アウェイチームのサポーター向けのマッチデープログラム」。名付けて「Consadole Welcome Program」。当時まだ18歳だったひぐまさん(嘘)がついうっかり作った。作った背景などについては、全コンササポがアクセスすべき現役webサイト「コンサデコンサ」をご覧いただきたい(URLは下記)。画像は無断でもらった。ってか、もともと作ったのオレだし。作ったくせに手元に1枚も残っていないし(本当)。だからN上さん借りました。ごめんなさい。 で、このペーパー。紙的には黄色かったんです。なぜ黄色?…そもそも赤黒い紙って存在しないだろうし、全面赤い紙に印刷すると読みにくくなるだろうし。結局ね、ナイトゲームだから黄色い方がいいかなぁみたいな感じで。ある意味本当。ある意味ウソ。横浜は吉野町の印刷所で見本を見せてもらったら最初に出された紙がこれだったんです。「ああ、これでいいや」と適当に決めてしまいましたすみません。そのおかげで今日まで腐れ縁が続いているN原さんという力強い協力者を得たというわけです。そのほかにも大勢のサポーターの皆さんに配布をお手伝いいただきました。ええ、N原さん阪神ファンです。オレもそうですwww。だから黄色です(嘘)。配る方は全面的にN原さんたちアウェイのサポーターの面々にお願いをしてしまいました。今さらなんだけど本当にありがとうね。 1997年9月4日(木)。等々力の上空は厚い雲。めっちゃくちゃな豪雨の中、グッズを持っていない人には「コンサを応援に来てくれましたか?」と確認の上配るなどそれなりに気配りも大変だった。受け取った人はみな読んでくれた。その当時はまだ常時接続でネットが使える時代じゃなかったし、サッカー専門誌の記事も小さかった。コンサドーレってこんなチームか…と、アウェイでコンサに興味を持ってくれた人たちには、ひとまず充分な情報量だったのではなかったかな。やけに川崎の情報にも詳しかったしwww。これも旧知のフロンサポからもらったもので、結果的に先発メンバー1人を外しただけでした。F島さん、Sわけんさん、ありがとう。 そして、ガチで一丸火の玉となった大応援で、富士通川崎事業所から動員をかけられたフロンターレ応援団(もちろんサポーターもいたんだが^^;;)を蹴散らし、Vゴール勝ちを収めたわけ。 このアウェイ向けのフリーペーパーは頭文字を取って「CWP」と衣替えをして関東後援会に引き継がれ、ひぐまさんは三角山放送局で喋るようになり、CWPから離れた。現在はいろいろとセキュリティ面がやかましくなったとかで、こうした物は配布できなくなったと聞く。実際どうなっているかわからないwww。ごめん。オレもう4年間札幌トップの試合を現場で見ていない(大本当)。バクチTVのだよ~んも見ていない。これからも見ない。だってJ1て(自粛)。 でもこうして思い出すと、つくづく昔のオレすげかった…なぁんてことにはならない。ホームでもオレの知人が同じことを考えていたの忘れてはいないwww。 当時のコンサデコンサ記事から、笹ねぇのフリーペーパー ← 等々力戦はホーム留守部隊だった笹ねぇから「あれまぁ。同じこと考えていた人がいたものね」とメールもらったのを憶えている(^^;; それから23年。札幌ドームでは未だ川崎を倒したことがない。来年を楽しみにしよう。オレ?行かない。若い衆に任せた。 Consadole Welcome Program第一号の記事(コンサデコンサ記事より)
2020年10月27日
恥ずかしながら実はホンダの都田に行くのは初めてだったんです。すんません。これだけサッカーを見続けていながら「門番」のホームにこれまで行ったことすらなくて。だって、JFLのアクセスページを開くとさ、都田は「クルマ持っていない人は来てはいけません」と書かれてあるような気がしてサ(^^;; 結果、天浜線乗って常葉大学前駅から歩いたよ。歩くモンじゃないなんだあの坂?死ぬかと思った。生きているけど。中村とーやくん。北海道は鵡川が生んだレフティ・モンスター。 U-12で札幌に属していたんだけど、認知したのはU-15を過ごしたASCでフットサル大会に出て準優勝に導いた時。「彼、春から札幌のU-18に進みますよ」と徳田監督に教えられて注目。迫力ある左足のシュートで決勝の相手となった長岡Jr.の晴山岬(現・町田ゼルビア)と得点王を争い、結果トップに立った。表彰はなかったけど(笑)。見てきたような書き方をしていますが実際オレ豊田まで行って見ています(^^;; その後はご存じのとおり(略)。U-18ではチーム事情もあって本人の性格もあって途中からセンターバックに転向。2019年途中からアマチュア絶対最強チームであるホンダの一員になった。どのくらい強いかってぇと、新旧問わず札幌サポなら嫌というほどわかっているはず。昔から強かった。今も強い。JFL5連覇を目指してここまで2位。本当に嫌だよもうここと試合するの。 とーやくんこの日は久々の先発出場。相手はJFL新規参入の高知ユナイテッド。今年はちょくちょく途中出場はしていました。それもFWで(本当)。あれ?またFWに戻るのか?と、思ったんだけど3バックの真ん中。リベロってぇより特定のマークには付かずひとり余るスイーパー。 プレーぶり。対人で負けるシーンはありませんでした。いや負けてちゃ貸している札幌的に困るんだよ。高知には失礼かもしれないけどさ。ただ一度足元を取られコケたり、バウンドボールで相手に先に身体を入れられてひやりというシーンはありました。それでも年季の入ったホンダサポは「よくやっていたよ」と合格点。オレはGKからの再三とーやに向けられた声を聞いているwww。課題は多いよ。でも経験は重ねている。 で、試合は…な…なんと!ホンダが負けちゃったんですよ!JFL新規参入チームとの初対決で、しかも絶対的な強さを誇る都田で!かつての旧JFL時代に札幌も勝てなかったあの都田で!後半6分に上げた赤星魁麻(昨年はいわきFC)の見事なヘッドによる失点を返せず、0-1で敗戦。高知は歴史に残るJFL初勝利。報じる翌日の高知新聞は一面(本当)!高知側はお祭り騒ぎ、ホンダ側はただただ沈黙。これで今季のJFL制覇に赤信号が灯った(本当)。 負けちゃったことだし、そもそも新型コロナの影響もあるし、とーやくんに声はかけずに帰ってきてしまいました。はい、正直に言います。オレ高知U側で見ていました(笑)。 来年?…来年どーすんのかねぇ。幸せに試合に出られるならカテゴリーにこだわる必要ないじゃんと思っているんだけど。ホンダも井幡監督(レジェンド)が退任されますし、10番古橋(こちらもレジェンド)も引退しちゃいますし。 とりあえず、とーやくんは元気にしておりました。
2020年04月01日
今になって、2月下旬の3連休は広島に行っておくべきだったと悔やんでおります。札幌U-18が地元の降雪期に実戦の機会を得るため、ここのところ毎年この時期に広島に飛んで大学チームやらを相手に練習試合を組んでいたんですよ。 そもそも行かなかった理由ってのが、 「来週札幌に行くから、東雁来の室内練習を覗きに行こう」 と、いうものでした。つまりせっかくトップチームが川崎に来てくれる予定の週末に、ひぐまさんは札幌に行くという。こんな無茶な予定を組んでいるからもう4年もトップの試合をナマ観戦できていないんですよ(本当)。ついでに言うとJ1の試合を中継する「テレビ番組」も「配信番組」も4年間で合計10分ほどしか見ていません。やっぱさぁ、ナマでその場に行って見てこその「サッカー観戦」だよね、うん。はき違えちゃいかんよルミ子さん。 それはともかく、U-18が広島から帰ってきた週に「非常事態宣言」が出まして、アカデミー全体が活動休止。以後、現在に至る。と、いうわけです。別に鈴木北海道知事のこの判断についてはあれこれ言うことないです。鈴木さんと小池都知事の一連のコロナ対応を比較してどうなる?と思ってもおりますので。ただ、オレが何も知らないでモノ言っているわけじゃないよとは書いておきます。実際に札幌に行ったわけですから。証拠写真…ってほどじゃないけれど、何枚か写真を挙げておきましょう。
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すみません。話があちこちに飛ぶ(^^;; 結局、札幌ではあの女子チームの自主練習だけを見て、古くからコンサドーレを知る皆さんならよくご存じのあの監督さんとメシ食って、人がガラガラの小樽に行ってとっとと帰ってきたわけです。以後一カ月。こちらの体調に変化なし。 「まぁいいや。U-15には3月下旬に御殿場で会える」 これも毎年のスケジュールで、マリノス主催の新年度U-15とU-14の交流大会があるんです。関西などからもJクラブユースが多数参加し、御殿場で開催されております。早くこいこい春休み。こちらにゃ基本かんけーない春休み。富士山が霞んで見えるくらい、もっのすごい花粉に満ちたうさぎ島が、若人たちを待っている。阿部コーチ毎年かわいそう(泣)。 「大会中止」 …これ、マリノスのwebサイト。無情にも沈没。あのねぇ…密室開催じゃないのに(自粛)。いや、言っても仕方ない。あきらめるしかない。 じゃ、じゃあ……そう、U-12だ。毎年ゴールデンウィークに横浜で「全農杯チビリンピック全国小学生8人制サッカー大会」が開かれるんだ。来週末は北海道予選だ(イマココ)。 2020年5月3日(日)~5日(火)に日産スタジアム(神奈川県横浜市)にて開催予定であった「チビリンピック2020 JA全農杯 全国小学生選抜サッカー決勝大会」は、以下のように予選大会・全国決勝大会とも中止になりました。 は? …困った。 ことほど左様にご承知のように。Jリーグとユースだけじゃないんですよね。現状JFLもなでしこもチャレンジリーグも、みんなみんな延期延期中止中止。いわきも高知Uも見に行けねぇ~。 前述したように、その判断についてはオレは何とも言いませんよ。やらないもの、やれないものは仕方がないでしょ。プロやきうだってせっかく開幕戦をはじめ5月アタマまで5試合もの阪神戦のチケットが前足に入っていたのに、Bリーグだって改築工事前の横浜文体最後のBをはじめ数試合行くつもりでいたのにえんきえんきちゅうしちゅうし…。 このエントリのオチとしては、感染者が〇カみたいに急増し、警戒態勢を強化している東京を素通りして先週末に福島に行ったってことで勘弁していただきましょう。はい、窪田くんのモデルの古関先生ですよ。J村ですよ。全線開通した常磐線で双葉駅ですよ。
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あと、ついでに。感染者を批判・非難する投稿もあちこちにあるようですけれど、後からそんな批判なんかしてもどうにもならないでしょ。自分がより一層ぼーっと生きてんじゃねぇよって感じで緊張感を持って生活する以外にはないですよね。それでも感染する人は感染する。どっからどう感染したのかまるでわからず感染する。これはロシアンルーレットですわ。「ディア・ハンター」ですわ。デ・ニーロですわwww。 ただね、もうちょっと正しい情報をメディアは提供してほしいとは思いますし、自らも破滅的な行動だけはしないよう、差別や偏見に満ちた書き込みも控えるよう、強く律して、ひたすら前足を洗って人には噛みつかないようにしております。 夏のクラブユース選手権では、元気なユース選手たちの姿を見たい。そういうことです。今週末はひぐまさんも穴に籠ります(予定)。 ユースヲタの皆さん、もう少しあと少し。ひたすら我慢をしましょう。
「なんもかんも、ヤ~メタランス」
2019年11月23日
地域リーグ決勝大会(くどいようですが、この呼称で通します)の決勝ラウンド。場所は美しまふくしまのJ村スタジアム。昨年から中1日休養日を置くめっちゃやさしいでしょううっふんなレギュレーションで行われた第2節。東北王者いわきFC対関西の覇者おこしやす京都。すでに勝ち点3づつを挙げている同士。お客さんの間からも「きょうは大勝負だ」「決戦だ」の声が上がる。メディア的な興味も高いのだろう。TVカメラも多数並べられ、行きの電車内では「党首」と、広野駅からのタクシーは「徹さん」と一緒になった(笑)。早朝の福島県いわき駅。朝はこんなにいい天気だったのに… 試合前。きれいに蘇ったJ村スタジアムを7ヶ月ぶりにながめていると、いわきFCの選手たちが通りかかった。その中に按田頼(コンサドーレ札幌U-18出身)がいた。約束通り来てやったぞ!「水曜日も来てくれてたんスか?」馬鹿言え。こちとら仕事持ちだ。きょうだって有給取って来ているんだ。 たぶん高速道路に乗ると湯本のクラブハウスから片道30分はかからないと思うんだよね。自治体は違えどやはり地元であるいわきFC。意気は高い。対するお京都も過去の対戦成績では2戦2勝。だが、今回は違う。お京都は主将であり守備の要であるCBの内田錬平(コンサドーレ旭川U-15出身)を警告累積で欠いている。試合前、れんぺーくんはいつもとは違いアップウェアを着て、用具を世話したりボール拾いしたり、戦う仲間の練習のお手伝いに回っていた。スタンドから声をかけると「仲間を信じています!」という力強い答え。その表情は硬かった。平日であるにもかかわらず、いわきは前述通り応援するサポーターはたくさん来ている、見るならお京都側。控え室から出てくる選手たちをスタッフや控え選手が一人ひとりタッチで迎える。声もよく出ている。こちらも士気は限りなく、高い。
いわき駅前の横断幕。まさに市をあげての応援体勢だ。 10時45分。試合開始。序盤から双方遠慮はない。様子見なんてことはしない。開始2分で両方ともシュートを放つ。 いわきは…この3人のユニットならばJ2なら通じると思われるほど高品質の、平岡、赤星、バスケス・バイロンの強力3トップが前線をじゃんじゃんかき回す。お京都はエチオピア人のサバンも加えて献身的なプレーをする中盤から、ガーナの五輪代表らしいトップのイブラヒムめがけてくさびを入れるプレーが目立つ。3バックの左CBで188cmのイブラヒムをマークしていたのが183cmの按田だ。ハイ・ボールにはことごとく競り勝ち、グラウンダーのボールであっても相手を自由にはさせない。相当に寒かったので手に汗は握らなかったが、緊張感の高い試合はスコアレスで50分を終える。5分ものアディショナルタイムがあったのは、お京都のGK三宅がいわき選手との交錯で2度ほど傷み治療を受けたからだった。彼の左太ももには幾重にもテーピングが施された。当然控えのGKもアップを始めていたが、果たして大丈夫だろうか。これが懸念通り後半に影を落とすことになる。 前半は感覚的に6:4でいわきが押していたように感じた。地元開催、相手の内田の欠場を加味しての評価だ。実質はやはり五分五分なのだろう。
これは説明が必要だなぁwww。映画「フラガール」を見てくんちぇ。 2日前の決勝ラウンド第1節。いわきは高知ユナイテッドを相手にやはり前半を0-0で折り返した。だがギアを上げた後半はあっと言う間に先制し、光の速さで追加点をも奪い、勝ち点3を挙げている。きょうもそうだった。いわきのシュートを三宅がクリアすると、やはり負傷の影響があったのか、三宅は体勢を立て直せない。続く増崎のシュートもなんとか防ぐが、こぼれ球を左サイドの大外で待っていた日高にねじこまれた。均衡が破れる。お京都ゴール裏にカメラを構えていたメディアたちはここぞとばかりにシャッターを切りまくる。お京都は第1ラウンドを通じ5試合目で初の失点。準優勝した全国社会人大会でも5試合でわずか2失点。後半2分。対いわきでもついに初めての失点を迎えてしまった。 結局、それが決勝点となった。
かつては原発事故対応の職員の住宅が建てられていたスタジアム。 ヒーローが日高なら、按田頼くんは守備の立役者となった。1-0のまま時間が経過するにつれ競り合いはヒートアップする。チャンスはいわきの方が多い。スタンド最前列で見ているれんぺーくんがいないお京都DF陣は、精一杯に身体を寄せてシュートミスを誘う。ハイ・ボールの競り合いも激しい。残り15分を切った頃、刹那のプレーで按田とイブラヒムが交錯し、倒れる。主審がイエローカードを手に近づいてくる。按田だったら累積2枚目。「審判がちゃんと見てくれていない」と、試合前にこぼしていた彼もピーンチ!な、場面で、カードが向けられたのはイブラヒムの方だった。彼はその2分後に交代でベンチに下がってしまう。按田が勝った。 「ひぐまさん、ウチの赤いTシャツ持っていますよね?着てこなかったんですか?」メディア向けインタビューの後、按田がスタンドのひぐまさんを見上げて声を上げる。ああそうだ、バッグの中にいわきFCのTシャツを忍ばせておいた。「昇格決めたら着てやるよ!」明日は着ていくぞ! でも出られるかな? 彼もまた右足を痛めた。 2試合合計勝ち点6とし、2位以内に与えられるJFL昇格へ果てしなき前進を示したいわきFC。彼らの歓喜の瞬間は、ここから3時間後に訪れる
按田頼。名前は「頼」と書いて「アーマー」と読む(うそ)。
2019年11月07日
一年間のご無沙汰でした。 「地域リーグ決勝大会」(なんか名称が変わったらしいけれど、本稿では今年もこのままいく。略称は“地決”)がいよいよ今週末・8日(金)に開幕する。全国9地域リーグの覇者と、社会人大会上位および地域上位チームの合計12チームが、アマチュア最高峰のJFL入りをかけて熾烈な争いを繰り広げる。あくまで見る側にとってみれば世界一おもろいサッカー大会(確定)であり、出場チーム並びに選手たちにとっては地獄この上ないふざけんじゃねぇな大会である。それが地決。あと本当の地獄は勝ち上がれば5連戦の社会人大会だったりする。え?中2日、中3日ももらっていて「超過密日程」?それ何の話でしょう?まさかプロのことじゃないよねぇ? 今年の参加12チームは以下のとおり(☆印はいわゆるワイルドカード出場)。3つのグループに分かれて別々の会場で1次ラウンドを行い、各1位チームと2位の中から成績上位の1チームが2週間後のJ村での決勝ラウンドに駒を進める。チーム名の前のアルファベットが1次リーグの組み分けとなる。 B 北海道十勝スカイアース(北海道) B いわきFC(東北/福島県) B VONDS市原FC(関東/千葉県) A 福井ユナイテッドFC(北信越/福井県) A FC刈谷(東海/愛知県) C おこしやす京都AC(関西/京都府) C SRC広島(中国/広島県) C 高知ユナイテッドSC(四国/高知県) A 沖縄SV(九州/沖縄県) B ☆FC TIAMO枚方(大阪府:社会人大会枠) C ☆ブランデュー弘前FC(青森県:東北リーグWC) A ☆FC徳島(徳島県:四国リーグWC) このうち、太字で記したチームには、コンサドーレ札幌に縁の深い人が現在在籍している。うっそ、こんなに? グル-プAは石川県金沢市、Bは秋田県仁賀保、Cは高知県春野で開催される。 まず、北海道十勝スカイアース。FW10松尾雄斗がチームの中心。札幌U-18から阪南大学を経て、出身地である十勝からチームごとJリーグ入りを見据えている。そこに今季途中からDF2工藤竜平とDF44永坂勇人が加わった。永坂はコンサのトップチームにも在籍したのでご存じの方も多いかと思われる。怪我が多くプロの世界では大輪の花を咲かせることがなかったが、十勝で再起を図る。工藤は松尾より1歳下。平川元樹(現:グルージャ盛岡)や粟飯原尚平(現:FC岐阜)らと同期で、ユース時代は主にボランチをこなしていた選手。ちなみに3人の年の順は永坂(1歳差)→松尾(1歳差)→工藤ということになる。地決は過去3回出場。一度も決勝ラウンドへは進めていないが、昨年の1次ラウンドは地元(と言っても相当に遠いが)函館開催という幸運もあり、初の全国1勝を挙げた。 * * * * * この十勝がいきなり初戦で対戦する相手が、一昨年の天皇杯でコンサドーレのトップのサポーターに忌々しい思い出を残した、あのいわきFCである。練習ではボールをまったく使わないメニューもあり、徹底して身体を鍛え上げるフィジカルトレーニングに主眼を置いたプログラムを組んでいる。練習だけではなく、食事や睡眠、サプリメントの摂取など、仕事の時間も含めて生活すべてが身体作りに+になるよう構成されている。その厳しさは「メシを残すとめっちゃくちゃに怒られる」というほどだ。ここに今期2年目を迎えるDF5按田頼がいる。コンサU-18から札幌大学を中退した彼は工藤らのさらに1歳下。いわきは同年代の選手たちだけで構成された若いチームであり、波に乗ると恐ろしいほどの強さを発揮するが、ベテランがいないチームゆえか、苦境に立つと意外な脆さも見える。「飛び級昇格制度」が昨年で廃止され、満を持しての地決初出場。かつ今大会最も世間的に注目されるチームになるだろう。昨年はチーム全員で決勝ラウンドの千葉・市原に姿を見せ、あくる年への意欲を見せていた。1次ラウンドを勝ち上がれば、決勝ラウンドは地元J村での開催であり、ストレートでの勝ち抜けすら予想される。実は2010年代は2年に1チームという高確率でJFLへの昇格チームを輩出している東北地区の、当面の最終兵器と言えるチームである。(2019/5 いわき-弘前より) * * * * * 他のカテゴリーでは強豪が群がる関東からは、VONDS市原が2年ぶり2度目の挑戦。かつて清水エスパルスで監督を務めていたゼムノビッチの後任として、1999年に札幌トップチームのフィジカルコーチだったルイス・フラビオが監督に就任した。実は今季は市原の試合を見ていないため詳細は分からない。ゼムノビッチ当時の市原はシステマチックなサッカーを標榜していたようだが、実際は個人技に頼ったサッカーのように見えた。70歳を迎えたフラビオがどのようにチームをまとめるかが注目される。 次の福井ユナイテッドもFC刈谷も今年は見ていない(エントリ書く資格がないwww)。 福井には前身のサウルコス福井時代からDF6鶴野太貴が在籍している。札幌U-15、同18を経てJ2水戸、JFL時代のツエーゲン金沢などに在籍していた。チームは7度目の地決参戦となる。過去6回のうち決勝ラウンドに進めたのは2回だけ。すったもんだの挙句に新生チームとなった福井Uだが、望月一仁監督はじめ主力選手はサウルコスのまま。北信越からは松本、金沢、長野と狭い間口を抜けて全国に躍り出てからはや10年が経過する。前出の3クラブはすべてJリーグにたどり着いた。先の国体でもほぼユナイテッドで構成された福井県チームが、優勝した茨城県にPK戦までもつれ、準優勝を記録した。今大会も快進撃に期待したい。 旧JFL当時、「デンソー」として札幌との対戦経験もある刈谷は2009年まではJFLに在籍していた。11年ぶりの返り咲きを狙っている。降格以後5年連続の地決。ここに、昨年までおこしやす京都に在籍していた未完の大砲FW30下田康太がいる。身体能力では歴代の札幌U-18FWでも指折りの選手であり、全国優勝を遂げた2012年のJユースカップでは出場全試合でゴールを記録した。中学時代も札幌のエースとして高円宮杯準優勝を記録し、神田夢実(現:愛媛FC)と並んで大会得点王に輝いている。…メンタルに問題のある子なんだよなぁ…悪い子じゃないんだけどなぁ…。あと怪我が多いのも心配ではある。 そのおこしやす京都で主将を務めるDF4内田錬平はコンサドーレ旭川U-15の出身。堅守を誇る京都のまさに要塞であり、セットプレーでは得点も決めている。おこしやすは昨年「アミティエ京都」から衣替えしたクラブである。監督の石田祐樹は札幌出身で湘南や徳島などで活躍した元Jリーガーだ。 SRC広島ははっきり言って知らないwww。つくづくいい加減なエントリだなぁ(^^;;;。 * * * * * 高知ユナイテッドSCは、今大会いわきと並んでひぐまさん的に大注目するチームである。昨年ご紹介したように高知県で会社を経営する傍ら、そもそもはコンサドーレを応援してくれていた宮地貴嗣さんが自ら立ち上げたチームである。その経緯などは昨年のエントリをご覧いただきたい。 2度めの出場となった昨年の地決は北海道での第1ラウンドで3戦全敗の最下位に沈んだ。今年はチーム力が着実にアップした。リーグ戦では過去勝ち星がなかった四国のライバルFC徳島を相手に、6月のアウェイ戦は激闘の末に終盤勝ち越し、最終節のホーム戦では完勝を収め2戦2勝。通算で引き分けすらない14戦全勝という全9地域リーグ中でも唯一の成績をひっさげ3度目の地決に臨む。しかも1次ラウンドは地元・高知の春野での開催だ。 このチームで190センチの体躯を武器にCBを務めるのがDF5中山和弥。彼もまた札幌U-15、18のOBで、仙台大学を経てYSCCでJリーグを経験している。昨年はブランデュー弘前に在籍し地決の舞台も踏んだ。子ぼんのうの良いお父さんでもある(書いちゃった、ごめん^^;;)。あまり筆は達者ではない彼による(^^;;、地決へ挑むチームへの支援を訴えるエントリはこちらにある。
(2019/6 中山和弥選手) * * * * * ダークホースは沖縄SV(エスファウ)。あの元日本代表の高原直泰がオーナー・監督・背番号10という、形式上はワンマン・チームだが、メンバーの中には元札幌トップに在籍した高柳一誠や前田俊介もいる。他にも元Jリーガーが顔を並べるチームだ。沖縄からのアウェイゲームは必ず九州まで遠征であり、練習場もうるま市や金武町などを転々としている。そうしたハンデをものともせず、リーグ戦をわずか1敗のみで勝ち抜け、初の地決参戦を決めた。 地域リーグ優勝チーム以外からは全国社会人サッカー大会でおこしやすとの関西対決を制し優勝したFC TIAMO枚方。1999のFIFAワールドユースで小野伸二、稲本潤一らと共に優勝メンバーとなった辻本茂輝が監督。そもそものクラブ立ち上げの際には稲本も共同オーナーとなったらしい。なるほど現在の所属選手を見ると元鹿島の野沢拓也や元ガンバ大阪の二川孝弘などの元日本代表に、GKにはキローラン菜入もいるなど多士済々の面々が揃っている。 いわき相手に今期2戦2引き分けとまったく引けを取らなかったブランデュー弘前が昨年に続き東北2番目の椅子で出場する。いわきホームでの試合は攻め続けるいわきを相手に鋭利なカウンターで対抗し、リーグ戦で初めていわきに「0」を付ける衝撃的な結果を与えた。元鹿島の内藤就行が監督を務める北東北のピンクの旋風が、高知ユナイテッドの初戦の相手である。中山くんは古巣との対戦となる。 地域リーグ2位からの2枠目に滑り込んだのはFC徳島。全国社会人大会の四国予選では高知ユナイテッドを降しており、実際の試合運びを見ても実力チームであることに疑いはない。 * * * * * さて、しなくてもいい予想である。なんだよ、〇以上が5つもあるじゃん。必ず外れるwww。 グループA 〇沖縄SV、〇FC刈谷、△FC徳島、×福井U、 グループB ◎いわきFC、△VONDS市原、△TIAMO枚方、×北海道十勝 グループC 〇お京都、〇高知U、△SRC広島、×ブ弘前 昨年は〇を付けた鈴鹿の昇格は当たったんだけど、松江があれだけいいサッカーをするとは思いませんでした。両方とも今期のJFLでは苦戦しているけど。 あと、写真は今回少なめにしました(笑)。見たいという方は…そうだなぁ…あきっくさんところでも覗いてみてください(^^;;; そうそう、J村での決勝ラウンドには行く!絶対に行く!
2019年09月22日
大阪にいてます。へぇ、わてがひぐまのおいちゃんだす。 昨日は甲子園で野球を見ましてん。ブースカ北條の見事な決勝ホームランで阪神が快勝!ナンバでへべれけになるまで酔っ払って、今朝はなんばグランド花月によしもと新喜劇しばきに行きましてん。かいーの、あんたばかねおほほ、ごめんやっしゃおくれやっしゃ、おじゃまします よしもとはホンマに逞しい。あれだけしっちゃかめっちゃかに叩かれまくっても、それをネタにして返す。返して満場立ち見までぎっしり埋まった観客を笑かす。心底「すっげぇな」と思いましたわ。大阪人の…あるいはよしもとの精神構造ってゆーか、DNAは東日本の人々のそれとは違う構造式になっとるんちゃうか?と、気温は25度超えてたんですけれど、ガチで少しさぶいぼまで立ちましたわ。 その帰りしなに心斎橋の大丸に寄りましてん。 お目当ては石屋製菓さん。関西初出店。その石屋と吉本興業がコラボした大阪限定販売の新商品。「ゆきどけ」。当面は東京はもちろん北海道内だって逆立ちしても前足に…いや、手に入らない超レア品。 ここにもよしもとの「すげぇな」と感じてしまう逞しさが表れておりあmす。かつてよしもとが販売していた「面白い恋人」をめぐって血で血を洗う裁判沙汰にまでなった相手の石屋製菓と、こうした形で手を組むとは…。「テノヒラクルー」は我々の専売特許と思っておりましたが、正直これには参りましたわ。
店内をモロに写すのはさすがに… お昼過ぎ。昼鮭も食わずに大丸心斎橋店に急ぎ、地下一階へ。めっちゃくちゃの大混雑!視界を完全に遮るほどの無数の観光客を押しのけ(ウソ)、大阪のオバチャンたちに押しまくられ(本当)、やっと列の最後尾に着きましたわさ。そう、石屋のレジは常に行列なんです! やったね創くん! やったねパパ! 「『ゆきどけ』…売り切れとらんやろうな…」と心配していると、並んでいる途中に石屋のスタッフが列に並ぶお客さんたちに「『ゆきどけ』ご希望の方はいらっしゃいますか?」と商品をどっさりと手に携えて回ってきてくれました。「あ!2つ!」と前足を上げると「はいどうぞ」と2箱。やったぜベイビー!(死語)で、品物を持ったままレジまでおよそ20分www。 1人3個までの数量限定です。「初日(20日)は13時オープンで、数は制限していなかったのですけれど、3時間くらいでなくなりました。昨日もちょうど今ごろの時間には(完売した)。きょうももうなくなりそうです」と、男性スタッフさん。 そして本当に、並んでいる最中に完売してしまいました!時刻は12時20分!間一髪だった!
石屋と吉本の共同開発商品「ゆきどけ」 「ゆきどけ」。なんとも素晴らしい、これ以上ないネーミング。大阪の人も北海道土産としての「白い恋人」と、吉本興業との一連の騒動に関してはよくご存知の様子で、並んでいる間中そこここから「あの『白い恋人』の」とか「よしもととケンカしてはった」などと聞こえてきます。 さてさて。暫時の後に開封し…あ、これ、箱の両側をテープで止めてありますから…口に入れてみますと… なるほど!これは「ゆきどけ」だ!という味でした。 これ以上の説明は無粋!なんとかして食べるよろし!
大丸心斎橋店店長の丸山さん。「宣伝しときます!」「お願いします!」 最後に店長の丸山さん。こちらが自己紹介をすると「私もコンサドーレは応援していますよ!でも、私が見に行くと負けちゃうんですよねぇ」とこぼしておられました(^^;;; 本当にめっちゃお忙しいところ誠にありがとうございました。 「吉本興業さんとのコラボ商品。白い恋人のDNAを継ぐお菓子です。すっごくおいしいですよ、皆さんもぜひお求めください!」 以上レポート終わり!さ、2個め食うか(^^;;;;
2019年09月18日
昨年もお知らせした高知ユナイテッドに関する情報です。 古くからの札幌サポーターにはなじみの深いクラブで、今年も四国サッカーリーグを制覇し、地域リーグ決勝大会(注/オレ的にこの名称でいきます!)への進出を決めました!おめでとうございます、みやっち(宮地)さん! そこで、基本アマチュアチームである彼らからのお願いごとがあります。 (ここから)------------------------- とても長い文です。 11月に地域チャンピオンズリーグというJFL昇格への登竜門となる大会へ出場する事が決定しました。 予選リーグは地元高知で開催されますが、決勝リーグに進めば福島県のJビレッジで開催されます。 福島県に行くためには、移動、宿泊等で多額の費用がかかる為、クラウドファウンディングのような形で資金を集めています。 まず、結論から言います。 昔サッカーで繋がった高知と札幌。 地理的にはとても離れた都市同士をまたサッカーでより身近な関係にしたいと思ったんです。 僕が所属している高知ユナイテッドSC。 高知県にJリーグチームをというスローガンで活動しています。 なぜ高知県のJリーグチームを作りたいのか、 その発端となったのは僕がアカデミー時代を過ごさせてもらった #北海道コンサドーレ札幌 です。 2001、2002年と2年続けてJ1リーグ開幕戦を 高知県にある #春野総合運動公園陸上競技場 で行ったことがありました。(当時はウィル選手や播戸選手が在籍していました) そこへチャーター便で高知へ飛んだという #コンサドーレサポーター 高知県民はJリーグの試合を生で観戦できることと同時に、1試合の為にはるばる高知まで来て声を出す #コンサドーレサポーター の熱さにとても驚いたそうです。 こんなに熱くなれるスポーツがあるのなら年に一度の開催ではなく、毎週末の公式戦で熱くなれればいいのに… こんな想いもあり、前身のチームを経て4年前から高知ユナイテッドSCは活動をしています。 僕は今シーズンから高知に加入しています。 加入時に僕自身が札幌出身ということもあり、昔こんなことがあったんだと #コンサドーレ の話を聞いた時、何気なく移籍して来た高知に並々ならぬ縁を感じてしまいました。 僕の事を知っている札幌サポーターやサッカー関係者の方々なんてほとんどいないはずです。 高知の為にと頑張っている道産子です。 在籍はアカデミーだけですが赤黒の血が薄くても流れていると思っています。 Jリーグ入りを目指しているチームに所属する地域リーガーです。 この大会への切符は必死になって死にものぐるいで掴んだチャンスです。 予選リーグをホームで戦えるチャンスも今回しかありません。 JFLに昇格したいんです。 チーム一丸となって覚悟を決めて戦います。 こんな #高知ユナイテッドSC を支援して頂けたら本当に励みになります。 このような形のご支援、札幌の方限定ではありません。 賛同して頂ければ僕の事を育ててもらった仙台、横浜、栃木、弘前などなどどなたでも!! 僕らにとってはとても大きなパワーになります。 また、この投稿を見て共感して支援したよという方がいらっしゃいましたらお気軽にDMください! DMを頂くことで僕個人の地域チャンピオンズリーグへのパワーとなります。
---------------------------(ここまで) 少額でも結構です。ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。(中山和弥選手。三上陽輔(現・J3長野)や松原修平(現・J1湘南)らと同期。Jヴィレッジでクラブユース選手権を戦った最後の高3世代) ※投稿は一部内容がダブっておりましたため一部を改変の上引用しております。
2019年07月05日
【支援物資「塩飴」をお預かりします】 「日本クラブユースサッカー選手権U-18」に出場する北海道コンサドーレ札幌U-18チームと、同じ灼熱のグンマーで開催される「日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)」に出場する北海道リラ・コンサドーレU-18への支援企画です。 毎度毎度のお願いで誠に恐縮でございます。 夏場に水分とともに失われてしまう塩分補給のための「塩飴」の現物を皆様よりお預かり申し上げます。 ☆7月7日(日)10:00キックオフ 対 札幌第一高校戦(札幌第一高校グラウンド=東豊線月寒中央駅下車) ※明日7月6日(土)のクラセン北海道予選準決勝U-15(夕張サングリンスポーツヴィレッジ)でもお預かりいたします。また、次週13日(土)のU-18旭川実業戦(東雁来)でもお預かりいたします。 会場におきまして目立つ箱をご用意しております。皆様からの塩飴をお預かりさせていただきます。 詳しい説明は昨年のコピペ(^^;;; 汗をかくと水分だけではなく、特に運動選手にとって大切な体内の塩分やミネラルなどの成分も失われていってしまいます。これらが不足する足が攣ると言われており、夏の大会では非常に重要なポイントとなっております。「塩飴」は上の写真に限らずコンビニや薬局等で広く市販されているもので結構です。だいたいひと袋150~300円程度のようです。。 今年も多くの塩飴をチームへ寄贈したいと思います。皆さんどうぞよろしくお願いいたします。 他にも例年通りポカリスエットやアミノバリューなどの差し入れを計画しております。支援金カンパはこちらへお願いします 口 座 北洋銀行・本店、普通口座、「1904654」 名 義 コンサユース支援基金 代表者 谷口 恭(タニグチ タカシ) …なお、あさって7日に札幌ドームで行われる札幌U-14と旭川U-14の試合の際にはお預かりいたしません。なぜなら、先述のU-18の試合とハシゴが困難な日程・時間をわざわざ組みくさって(略
2019年07月04日
夏が来ました。こちら東京の12時現在の気温は21.8℃ですが何か? 今年もU-18クラブユースの夏の全国大会「第43回日本クラブユース選手権U-18」が群馬県前橋市と東京の味の素フィールド西が丘(準決勝・決勝)で開催されます。 昨年は北海道の皆さんには実感できないであろうめっちゃくちゃギンギラギンの猛暑! マジで大会の中止も検討されたそうですが、試合時間の短縮(前後半35分ハーフ)という誰が言い出したのか妥協案を採用し、大会そのものは行われました。「いったい誰得?」とも思えたのですけれど、ともかくやりました。 この時点でウチの選手たちには「勝ち負けはどうでもいい! ともかく無事に帰ってこい」と言っておきました。「WBGT(注:通常の気温とは違う)計で31℃以上は原則試合すんな」とJFA自身が指導しているにもかかわらず「そんなの知るかえ」とばかりに(以下略・詳細はこちら→ 暑いと試合すんなの指針)。 いろいろ問題が多すぎる大会ですよ本当に。J村が以前よりもずっときれいになってグランド再オープンしたのだからとっとと戻せばいいのに(契約上来年までグンマーらしい -_-;;;)。 今年も北海道地区からは、北海道コンサドーレ札幌U-18(以下 札幌U-18)が出場します。…この予選についても言いたいことはありますがとりあえず収めます(-_-;;;) 今年の大会は7月21日(日)から。準決勝以降は東京に場所を移して味の素フィールド西が丘で行われます。 グループラウンドでの札幌U-18の試合日程は以下の通りです。 7月21日(日) 8:45~ V・ファーレン長崎(NTT図南) 7月22日(月)11:00~ セレッソ大阪(宮城総合) 7月24日(水)11:00~ 柏レイソル(前橋総合) 今年もトレーナーさんと連絡を取り合っております。最終的にはまだ決まっておりませんが、おおむね以下の品物を差し入れたく思います。 (1)塩飴 汗とともに失われていく塩分を補給するための食塩やミネラル等を含んだ飴です。これは基本的にサポーターの皆さんから現物をお預かりさせていただく予定です。 7月7日(日)10:00~ 北海道プリンスリーグ第9節 札幌第一高校 戦(札幌第一グラウンド) …にて塩飴をお預かりいたします。詳細はまた追って告知させていただきます。 (2)ポカリスエット・アイススラリー 暑熱環境下での活動をサポートするため、深部体温(人間の内臓の温度)に着目した“身体を芯から冷やす”新しいポカリスエットというものだそうです。トレーナーさんから真っ先にリクエストをいただきました。試合中のハーフタイムに摂取することを考えているそうです。 (3)ポカリスエット(パウダー) ジャグ(大型の水筒)に溶かして選手たちに飲んでもらいます。今年も仕入れる予定です。 (4)リカバリーパワープロテイン 「運動で消費されたエネルギーの補給と酷使された身体の修復に役立つ」成分を含んでいます。 (5)その他、ゼリー類(ウィダー・イン・ゼリー等) 具体的にはウィダーの「エネルギー」「エネルギーレモン」等を考えております。 (2)~(5)が購入品となります。今年もリンダさんの「コンサユース支援基金」を原資として利用させていただく予定です。 ※なお、リンダさんご自身の都合により、「コンサユース支援基金」を用いるのは今年が最後になります。口座自体を閉鎖されるご予定だそうですので、できるだけ残高を使い切って終えたいと考えております。 毎年のこの支援を来年度はどうするか、まだ決めていませんが少なくとも大会がグンマーで開催される間は継続したいと思っております。 そして今年も女子チーム、リラ・コンサドーレが第1回日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)に出場します。こちらも思いつきのように先述の男子のクラ選の翌週に同じグンマーで開催されます。 大阪で開催されるU-15の大会(第24回全日本U-15女子サッカー選手権大会)には予選で敗退したため今年は出場できませんが、海の近くのJグリーン堺より厳しい暑さになることは間違いないグンマーでの開催ですから、こちらも「とにかく生きて帰ってきてね」という思いを込めて、男子分の残金から何か差し入れを行いたいと思っております。 支援口座の運営者は札幌の谷口恭さん(通称:リンダさん)です。 本企画の趣旨にご理解をいただき、支援金のご協力を頂けます方は、毎年のことですが以下の口座にお振込みをお願いいたします。 口 座 北洋銀行・本店、普通口座、「1904654」 名 義 コンサユース支援基金 代表者 谷口 恭(タニグチ タカシ) ご意見やお問い合わせは当ブログコメント欄、または下記のメールアドレス、もしくはハッシュタグを付けた上でTwitterでお願いいたします。 今年も札幌ユースU-18へ、そしてリラ・コンサドーレへ、ご声援とともにご支援もよろしくお願いいたします! 発起人=ひぐま(当ブログ管理者)、あきっくさん「コンサ中心生活」 ご協力=「コンサユース支援基金」(谷口恭さん) 連絡先=higuma@j.web5.jp Twitterハッシュタグ=#CSYshien なお、昨年度の支援の結果につきましてはこちらをご覧ください
2019年05月24日
2010/8/1(1)コンサU-12vs.ニカホ 2010/8/1(2)コンサU-12vs.バディー 2010/8/3(1)コンサU-12vs.十市少年SC 2010/8/3(2)コンサU-12vs.SC岐阜VAMOS 見に行っておいてよかった。 しかし…DFか…。
2019年05月05日
【横浜】 U-12年代の全国大会「JA全農杯 全国小学生選抜サッカー 全国決勝大会」は、大会最終日となる3日目の5日に、横浜市の日産スタジアム周辺で準々決勝以降の試合を消化した。 北海道代表の北海道コンサドーレ札幌U-12(以下"札幌")はノックアウト方式の準々決勝に臨み、関東地区準優勝で今大会も優勝候補に挙げられている川崎フロンターレU-12(以下"川崎")と対戦し、1-2で敗れた。(大会が開催された日産スタジアムと新横浜公園) 札幌の相川GKコーチが「ビビってしまった」と悔やんだ第1ピリオド(以下"P")の立ち上がり。本来であれば昨日の午後に行われるはずだった準々決勝が天候の悪化で順延となり、日程が厳しくなったため選手たちは朝の6時前には宿舎を出発せねばならなかった。8時半開始の試合でその影響もあったのか、札幌は川崎の激しいプレスの前に受け身となってしまう。中盤から前へ攻めのパスを送ろうにも川崎の選手たちの網に引っ掛かる。早くも2分に左の川崎4から送られたクロスを札幌GK1唯野鶴眞が処理しようとする目前に川崎5の右足が伸び、押し込まれて先制を許してしまう。第1Pの決定機は川崎が3回、札幌は0だった。 選手全員が入れ替わった第2Pも序盤は流れが変わらなかった。2分に川崎11のシュートにゴール前の26が足を出してコースを変え、ボールは札幌のネットに吸い込まれ2点差がついた。しかしこれで多少は開き直りの気持ちも芽生えたのか、札幌の積極性が頭をもたげてくる。ボール支配率も向上し好機も増えてきた10分、8佐々木太一の左CKを相手GKが弾いたところを、待ち構えていた15浅井大空がすかさず蹴り込む。今大会初のセットプれーからの得点で札幌が1点を返す。
(第2P、札幌15浅井のゴールで1-2とする) 第3Pは一進一退の攻防が続く。この対戦カードが決まった際に一部の間で「事実上の決勝戦ではないか」との声もあったが、その期待に違わぬほど白熱した試合となる。結局双方のゴールネットが揺れるシーンは見られず、川崎が2-1で札幌の追撃を振り切った。 札幌は屋外でサッカーができるようになってまだ1カ月強の段階で関東・東海・関西の強豪チームと真剣勝負を演じ、貴重な経験を積んだ。今後は道内の各大会で力をつけ、夏のU-12ワールドチャレンジ、冬の全日本U-12選手権を目指すことになる。 なお大会は準決勝で川崎を破ったディアブロッサ高田とセンアーノ神戸という関西勢同士の対戦となり、PK戦の結果センアーノ神戸が大会初優勝を飾った。
(敗れた札幌はこの後フレンドリーマッチで試合経験を積んだ) 札幌・村井一俊U-12監督「昨日の引き分けが痛かったが、全体としてはまぁまぁの出来ではないかと思う。札幌の選手はまじめで素直だが、おとなしいし優しすぎる面もある。特徴のある選手もいるので、今後は賢くてうまくて頑張れる選手を育成していきたい」
2019年05月04日
【横浜】 U-12年代の春の全国大会「JA全農杯 全国小学生選抜サッカー 全国決勝大会」は、大会2日目となる4日、横浜市内の新横浜公園でグループラウンドの最終戦を行った。北海道代表として出場し、既に2勝を挙げて決勝トーナメントへの進出を決めている北海道コンサドーレ札幌U-12(以下"札幌")は、関西代表のセンアーノ神戸(以下"神戸)"と対戦し、先制したもののリードを守り切れず引き分けで、グループC2位での勝ち抜けを決めた。(本日の試合が行われた日産フィールド小机) 札幌は試合の立ち上がりは神戸を圧倒し、次々と好機を作った。なかなかゴールは奪えなかったが第1ピリオド(以下"P")6分に17加藤竜之介が左サイドの9川崎幹大からのクロスを相手ゴール正面で合わせて先制。続く8分にはやはり左サイドの11山根且稔からのマイナスのボールを9川崎が左足でゲットして2点をリードする。このまま札幌ペースで進むかと思われたが、直後に正面からのフリーキックを鮮やかに決められ大会初失点。2-1で1Pを終える。
(9川崎のゴールで一旦は2-0と突き放す)
(神戸10伊藤春輝に直接FKを沈められ一点差となる) メンバー全員が交代した2Pは互角か、やや神戸が勢いを取り戻したものの双方無得点で終わり、第3P。再び果敢に攻める札幌は、2分に連続攻撃から相手ゴール前でのこぼれ球を10傳(つたえ)光太朗が決めて3-1とリードを広げる。しかし並み居るJユース勢を制して関西地区を勝ち抜いてきた神戸はさすがに強く、4分にカウンターから1点を返される。さらに終了間際の10分には相手FKからの連続攻撃から同点弾を浴び、結局3-3で試合終了となった。
(角度がないところを10傳が押し込んで3-1とリードを広げたが…) 札幌は関西の強豪相手にも臆さず戦ったが、相手の攻撃的な姿勢の前に守備が後追いとなる局面も目立ち、危険なエリアでのフリーキックを多く与えてしまったことが悔やまれる。加えて日差しが真夏並に強かった本日はスタミナ面でも不利となったものと思われる。
(決勝トーナメント組み合わせ。札幌vs.川崎は「事実上の決勝戦」の声も出た) 札幌はグループCでの2位を確保し、準々決勝での対戦相手は過去この大会3連覇の経験を持つ川崎フロンターレU-12と決まった。 なお、この試合は本日の14時45分から行われる予定だったが、午後からの雷雲の接近によって安全面を考慮し競技中止とった。同試合は明日5日に順延となっている。 ***************************** ってか、屋根のあるところに避難して試合開始を待っている間がおもろかったwww。村井監督のタブレットによるだよ~んで進藤や武蔵のゴールを見て大盛り上がりでした。
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