関東サポーターSの不定期コラム
夏休みの宿題

サッカーのない三週間、つらつら普段考えないことを考えるのも、乙なものだ。そこで、考えるテーマだが、「札幌ドームを放棄して、どうやってどこに代わりのスタジアムを作る」か、自分なりに考えてみたらどうだろう。

大体公共建築物は、50年持つようには設計してあるが、なにせドームは特殊な作りだから、ピッチが動かないトラブルが20年の今年に出た。そうすると、早めにトラブル出る前に、計画的に600億かけて引っ越すファイターズは、(行き先が北広島なのは失敗だが)近く出て行くことそもそもは、成功と言えるのだ。

さて、コンサドーレの財源を考えると、ファイターズのように自前でスタジアム作るのは、場所がないし、金がないし、困ったもんである。勢い税金投入という話は避けられないが、そうなると、ファイターズファンの「うちは民間資金でやっているのに、サッカーは税金にタカりやがった、恥を知れ」という強硬な世論の圧力を相当受けるのは間違いない。
コンサドーレサポーターはお山の大将なところがあるからわからないだろうが、道民の潜在的ファン数は、ハムファンが多いのである。流行りの概念を使うと、「信奉するスポーツで北海道は分断される」ので、新スタジアムは着工もままならないのだ。
なお、新球場税金については、ハムは相当減免措置されているので、そう威張るもんじゃない、ということは指摘する。

以上を前提条件に、最適解を探すことが頭の中でもシュミレートできたらいいのでないか。
ちなみに、私の中のいまのところ解は、レバンガ、カーリング、フットサル、女子バレーを巻き込み、それぞれの競技フィールドを手稲区のどこかに一つまとまりで作り、大駐車場つきショッピングシティや病院を併設るのはどうか、というものであるが。柏なんか、スタジアムは介護施設と一体化してるぞ。