チェアマンはつらいよ
関東サポーターSの不定期コラム

個人的には、どうして原博実がチェアマンじゃいかんのか分からないのだが、日本協会との関係が良くないとか、ああみえて政治力がないのか、まあいろんな理由があるのだろう。

このチェアマン内定までの間実に目障りなのは、楽天の島田氏を持ち上げる勢力がマスコミ辞令濫発していたことである。
ご存知の人には釈迦に説法だが、楽天を中心にＪリーグスーパーリーグ構想という、有り体に言えば資金力のあるチーム10ないし12でJ1の上のリーグを作(り、出てきた巨万の富を分配)ろうという、夢物語は寝てから喋れよ的な構想がある。厄介なのは、例えば、外国人規制撤廃とか当然前提になるが、巨万の富を獲るために巨大なコストもかかるわけで、仮に少数精鋭で好成績残しても、財政的余裕ない所はスーパーリーグ加盟審査でハネられることとなるわけだ。

年の始めだし夢想してもバチ当たらんだろうが、仮にコンサドーレがACL出場成績を残した場合、島田氏(という三木谷浩史氏の操り人形)チェアマンが、コンサドーレ札幌のスーパーリーグに参入に首を縦に振るかね？
さらに状況はめんどくさいことに、島田氏と同類のIT長者という連中が、銭の匂いを感じたか続々参入(鹿島のメルカリ小泉氏、FC東京のミクシィ木村氏)して、これはサッカーの作法からハズレているのではないかと、直感的に思っているわけですよ。そもそもサッカーは、彼らが思うほど儲かるもんでないし。
野々村会長は、こういう有象無象に対峙しなくてはならないから、目出度さも半分ぐらいという船出なのである。

 https://news.yahoo.co.jp/articles/19fd0e149c670e0baa8cb27a8b46d4ff50c4e2d3