関東サポーターＳ丈のFマリノス現地観戦 
久々の投稿ありがとうございます


まあ、ミシャが悪いとか選手の決定力ないとか、イキリ倒して罵詈雑言尽くして負けた理由の後付けするのも格好悪いから、ちょっと視点を変えてみる。つか、そもそもぶっちぎり首位争いしているチーム相手に、荒野もいない青木の旦那もいない時点で本気で勝てると思っていた人、いたの？(もしかして、くらいなら思っていてもいいが)

はじまりは、DF登録４人いて、何か煙幕でも張っていたかと思ったら、本当にセオリー通りの４バックにしてたので、びっくりした。その時点で、守備のいわゆるオールコートマンツーマンを放棄していたわけである。基本的に守備戦術としてのオールコートマンツーマンは無駄が多く、戦術のセオリーとして守備との親和性がないことから、私は批判的なんだが、今使えるメンバーでゲームを成立させるにはやむを得ない所なんだろう。ところがこれが予想を越え３点目とられる直前まで上手くいったので、これができるなら早くやってくださいよ、ミシャ監督って感じですね。
１失点目、２失点目は、それぞれアンデルソン・ロペスとエウベルのスペシャルなプレーから出てきたもの。あれはなかなか防ぎようがないと思う。最も、３失点する少し前に攻撃偏重のメンバー交代してから、ゲームは完全に壊れたのだが。

次に、これがマリノスの凄みなのだが、マリノス自陣でほとんどプレーがなされていたが、守り倒して軍事用語で「縦深性が高い」戦術をやっているのである。縦深性とは「いくら攻め込まれても最後の砦は陥落しません」くらいの意味(中国やロシアが典型。逆に日本はこうではないから水際作戦になる)なんだが、コンサに攻め込ませるだけ攻めさせたあげく、喜田を中心に最後の決定機でもコンサの選手にいい体勢からシュートさせなかった。こういう細かい点については、コンサに猛省を促したいと思う。