来年の春のダイヤ改正でなは あかつき 急行銀河の廃止と日本海と北斗星の1往復の減便が決定し、再来年の春には、はやぶさ 富士が廃止確定となり、大阪以西ではブルートレインがなくなると新聞で報じていたが、一時代を築いた寝台列車が失くなるのは辛いところだ。
新幹線や飛行機ばかりだと味気ない。
ブルートレインは時間がかかるけど、味があった。
近年高速道路の整備で夜行バスが台頭して来たのも廃止の要因。
また鉄ちゃんや鉄子が廃止を反対したって乗客が増える訳でもなく、いつもいつも廃止前には皮肉にもそれらの列車は別れを惜しむ鉄ちゃんや鉄子で満員になり、何ともブルーな気持ちになる。
というかこういう時に乗るなら、廃止が検討される前に何で乗らんのや～とツッコミ入れたくなるわな～(苦笑)
さて四国関係だとブルートレインではないがサンライズ瀬戸は継続ということになる!
そのサンライズ瀬戸の前身であるブルートレイン瀬戸には何回も乗った。高松から乗ったことも何回かあるけどまだ瀬戸大橋線がない頃、宇高連絡船に乗って宇野から乗車したことが何回かあった。
初めて乗車したのが1985年8月のことで当時高校三年で、夏休みを利用して大学の下見の名目でチャレンジ2万kmをやろうと上京したわけやけど、行きも帰りもブルートレイン瀬戸号で往復したなあ。
行きの話をすると、讃岐津田18時13分の高松行きに乗ると高松で宇高連絡船に接続。19時37分に出帆、1時間で宇野へ到着。
宇野駅3番ホームには瀬戸が待っとる!
21時04分に発車、まあ生まれて初めてブルートレインというものに乗るもんだから興奮気味。
瀬戸は宇野線内ではゆっくり走り、まだ宇野線は快速の天下、下り快速を待たせて走るのは気持ちよかった。
岡山へ着くとまだ売店は開いていて、ジュースを買ったような気がする。
ほんで山陽本線に入ると瀬戸はグングンとばす。牽引機関車はEF651000番台で宇野から引っ張っていた。
姫路に22時50分頃到着、その間に大阪発のブルトレ明星?やなは?などとすれ違った。席は何号車か忘れたが、下段だった。
まだ眠れそうになく、大阪到着零時過ぎまで起きとった。
それからウトウトして止まったと気付いたら岐阜。それからは何も覚えてなく、横浜到着手前で目覚めて、相鉄と並走していたのに驚いたけどね。何せ初めて上京したんだから(笑)
そうこうするうちに東京駅到着。
写真は讃岐津田駅発行の瀬戸号のB寝台券(この時とは違うが)

瀬戸号には上り下り含めて8回乗車。しかし宇野駅を通ったのは3回であり、最後に乗車したのは1995年5月のこと。もう一昔前だ。
続く