関東サポーターSの不定期コラム [月が変わればツキも変わる]

まぁ、ジェイが言うところの「ミシャが現在の体たらくの元凶だ」というのは、因果関係は検証の必要があるが、現に起こっている現象を見ると、なかなか痛いところはついている。今やろうとしているサッカーは、ミシャも岩政監督も仕上げ方は違うが、要するに「いつまでもボールをキープして、パスを取られないようにして前線にもっていけば、チャンスはいくらでも作れるし、ボールを取られピンチはそうそう訪れない」という、ポゼッションフットボールなのは同じである。 確かに、絶対的ストライカーがいない、また守備能力に長けた選手も少ない札幌で、ルヴァンカップ決勝に行くには、それが最適解の一つではあるのは、異論はない。 しかし、所詮「最適解の一つ」であり、金科玉条ではない。何故なら、どんなにボールをキープしても、どんなに弱い相手でも2割五分は、相手ボールになる。取られたときどうするのかが、策がないようにみえるまた、こっちが一番問題だが、自分がボールをもっていたとしても、後ろからロングパスがやってくる可能性が有るって場合、持っているボールを失う危険がでるが、それが覚悟もてない、いや、勇気がないプレーに逃げるのだと思う。サッカーは、バスケのように、時間いっぱいまでボールキープするスポーツではない。要するに1点でも多く点を取るスポーツである。ボールポゼッションしたから2点入るスポーツではないボールポゼッションができないとき、あるいはあえてキープするボールを放つとき、いかに勇気をもって全速で走り、全力で体をはりができないと、サポの心は離れちまうよ。 いまのサッカーは、頭でっかちでちまちまボール回ししているんで、もうちょっと野蛮に行ってくれないかね、と思う。 サッカーは、格闘技だよ！

ホテルニュー越谷より 昨日のアビスパー町田を見てたら 岡村大八の格闘家ぶりが垣間見えた(笑)