結果論だと見なければ良かった。子供をひき逃げされた犯人が、娘をひき逃げした犯人に復讐するならまだしも、関係のない身内(娘・愛人・妹)を次々と殺して行くんだが、さすが西村京太郎の世界だと。
もし自分だったら…と考えると恐ろしいのとひき逃げ犯を殺すなら情状酌量の余地もあるが、現実問題としては自分と同じ目に遭わせると罪もない方々3人(愛人は別だが)を殺したら自己中心的で死刑は免れないだろうな～
まあテレビだからある程度は許されても仕方ないわ。
しかしドラマの中では、つばさ129号と山形が舞台で、浅利香津代さんの山形弁はハマってたがこのお方は生粋の秋田生まれで秋田弁の使い手で微妙な違いがあるが、あき竹城さんのスケジュールが合わなかったんかなあと感じたけれど、制作側の山形も秋田も違いはないだろうという判断かと勘ぐった(笑)
また高田純次のカメさんはいい!
以前十津川警部の親友の警部役での評判が良かったのかな～
宇梶さんも以前森本レオの代役が良かったのかレギュラーになっちゃったし、愛川欽也親子との入れ替わりで新鮮な感じはしたと思う。
またひき逃げ犯の蛍雪次朗さんのすっとぼけた芝居は同氏がにっかつロマンポルノに出てた頃と変わりなかったのも良かったなあ。
犯人の酒井美紀は最近、悪女役にハマってます。オレは良いと思うで～
だからこそ、恐ろしいのと悲惨なのがミックスされたんではないかなあ