レイソルサポのでかいブーイングは、気持ちだけは分かる。俺だって仮にレイソルサポなら「何で？！」てなるもん。そのくらい柏が強いんだけど。

守れないなら攻めればいいという、何かジョアンカルロスを彷彿とさせる破滅的チームを想像して柏に来たのですが、フォーメーションの特殊なことを除けば足技が怪しい人含めて、慌てず騒がず人手かけて丁寧に守る、ごく普通のJリーグチームに仕上がっており、本来の福森横山というレギュラーがいなくても、安定化された守備を誇っております。
例えば、バックの誰か攻め上がりしたら、荒野がバックの一角を埋めて、キムと兵藤の二人は持ち場を堅持するという、言うのは簡単で結構難しい約束事が徹底されております。だから、攻められるとしても、守備の破綻や崩壊が最後の一線でこらえられるので、柏の最後のパワープレーも決めることが出来なかったんでしょう。去年よく見た「都倉がしょっちゅう最終ラインに戻って守備をする」というスリリングな光景も皆無だし。

じゃあペトロビッチの言っている「攻撃的」とはどこのなんじゃらほいなんですが（個人的には今日は別に守備的とは思わないのですが)、いろんな方面で騒がれている「ペトロビッチが四方田さんに結構権限移譲しとる」説が近いのかもしれません。

現場からは以上です

盟友サポーターS氏
ホテルニュー越谷との付き合いは２００１年磐田戦より、たまに暴走気味の自分を抑える理論派サポーター。