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北海道から日本代表とオリンピック代表を2015年までに輩出する!!(HFA)

2015年03月06日

コンサドーレ札幌の話ではありません。
北海道サッカー協会の指導者のビジョンというか、目標の話。

北海道での一貫指導をブロックトレセンから!!
日本代表とオリンピック代表を2015年までに輩出する!! 
和歌山国体(2015)までには優勝を!!

北海道サッカー協会が発行した、
HFAレポート ナショナルトレセンU-14後期(地域対抗戦) 2014年11月21日~24日
を一読しました。
http://www.hfa-dream.or.jp/iinkai_14/gijyutsu/r1413_ntcu14_kouki.pdf

コンサドーレ札幌が北海道サッカー界の代表といった雰囲気が年々強まってきていると感じます。
実際に北海道内の各地から優秀な選手が集まり、
ユース世代ではプレミアリーグ・イーストで全国レベルのサッカーを展開し、
トップチームはJ2で国内トップクラスのリーグに所属しているといえます。

じゃあ、その下のジュニアユース世代はどーなのよ?ってことで、
コンサドーレ札幌ではなく、北海道サッカー協会第3種のレポートを漁っていたら
出てきた資料が、このHFAレポート。

言葉では「育成」を唱えることはあっても、実際に指導者の立場で育成に携わる人は、
スタジアムに足繁く通うコンサドーレ札幌サポーターには少ないかな?
(現場が忙しくて見に行く暇がないという意味です)
と思って、今回の記事を起こしました。

私の能書きはこれくらいにして、HFAレポートを読まれることをオススメします。
「コンサドーレ」の文字が出てくるので、とっつきやすいかと思います。
http://www.hfa-dream.or.jp/iinkai_14/gijyutsu/r1413_ntcu14_kouki.pdf


今回のレポートから、指導者が非常に高い意欲で指導されていることがビンビン伝わってきます。
「Intencity(プレーの強度)を高めていくことの重要性」
こういう言葉を使ってレポートを書かれています。

その昔、道内で審判やら指導者やらいろいろ携わったものとして、
当時よりはるかに高い意識で指導を行っていることが読み取ることができ、とても感激しています。
(専門性が強いと、親御さんらは理解できないよね、みたいな風潮が昔はあったので)

一口に「育成」といっても、時間も労力もお金もかかるわけで、
そのパワーたるや、指導者個人の熱意やそのご家族の支えによって成り立っています。
選手自身やその親御さんだって同じでしょう。

そういった積み重ねの成果が、荒野選手や奈良選手が五輪予選代表メンバーに選ばれる結果に
つながっているだと、思いました。
彼らは、コンサドーレ札幌を代表しているのではなく、北海道を代表しているのだと。
余計なプレッシャーかけてる気もしますが、そのくらいのことを飲み込まないと世界には届きません。

そういった意識をジュニアユースの選手たちに持てとは言いませんが、
外の刺激に触れ、新しい発見や気づきを得られて、
高い意識の下で研鑽してほしいと思います。


post by sca25

09:25

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明治安田生命J2リーグのタイトルスポンサーを大歓迎なワケ(新聞に毎節ロゴ掲載)

2015年03月06日

2015シーズンから、J1、J2にタイトルスポンサー(冠スポンサー)がつきました。
漢字だから見た目の観点で少し違和感も感じますが、
市場がようやくタイトルスポンサー(冠スポンサー)の価値を認めたということで、歓迎しております。

さて、直近で何が起きるのかをまとめておきます。

各種メディアで「明治安田生命J1リーグ」「明治安田生命J2リーグ」
「明治安田生命J3リーグ」という文字が必ず報じられる。
⇒説明不要ですね。刷り込みです。いやでも覚えてしまいます。

各地域の地元の新聞で、試合当日と翌日にロゴが掲載される(はず)。
⇒J3では、各クラブの報道でロゴが掲載されていました。
 私が見たのは、福島と長野の新聞。他地域も同じと思いますが、未確認です。
 地域密着を謳うJリーグですから全国紙に載るのではなく、
 各地域の新聞に掲載されれば、高い広告効果が望めます。
 例として北海道新聞は道内シェアダントツ1位ですから、高い広告効果が望めます。

リーグ公式サイトや各クラブ公式サイトで、ロゴが掲出される
⇒リーグ公式は当然として、各クラブにもロゴが掲載されます。
 J1クラブには明治安田生命J1のロゴが、
 J2クラブには明治安田生命J2のロゴが、
 J3クラブには明治安田生命J3のロゴが、掲出されています。
 例えば、横浜FM公式や札幌公式には一番上に掲載されていますね。
fm
cs

ちなみにこれ、タイトルスポンサーになるための
スポンサーサイドの条件だったように思えます。
より広告効果を高めるにはどうすればよいか?という議論の中で、
地域によって発行部数やシェアに差のある新聞だけをアテにするより、
各クラブの公式HPにも載せることで広告効果を向上させる。


さて、1つ議論の種を撒いておきます。
「クラブ名には企業名が認められないのに、リーグには企業名が認められるの?」

クラブ名に付与する場合、ネーミングライツというより、親会社の宣伝という色合いが強まります。
これは、日本のスポーツ界が企業スポーツから発展したことが大きな要因であり、
企業スポーツは、地域との結びつきが必ずしも強固にならないというデメリットがあります。
今のプレミアリーグ(バレー)や、NBL(バスケ)が良い例で、企業名+地域名というのが多い。
観客として社員が動員されるケースが多いし、
その企業に所属する社員同士の意気昂揚に使えるメリットがあるのは事実だ。
そこに属するクラブは、地域貢献活動をしているのは理解しているけれど、
企業名が前面に出すぎて「ビッグな親会社傘下の企業チーム」という印象が拭えない。
当然、今のJリーグは、ビッグな親会社の存在の有無が成績や地域貢献の原資として
大きな位置づけにあるのは否定できません。

しかし、クラブ名に企業名が入っていないことで、
地域の人たちはより身近に感じて、クラブを応援しよう、関わろうと思うのではないでしょうか。

では、これをJリーグというリーグ名称に対して考えると、どんな影響があるのでしょう?
企業名や商品名が入ると、サポーターが失望する?地域貢献に影響が出る?
率直に「長いな」と「20年経ってやっとタイトルスポンサーがついたか」というのが私の感想。

Jリーグには通年で冠スポンサーがついたことがなかったので、違和感を感じる人も多いと思いますが、
(注:サントリー、ニコスシリーズというのがありましたが、あれは半期毎のステージにつけた)
タイトルスポンサーは今までつけたくてもスポンサーがいなくて付かなかっただけです。
そこにJリーグ百年構想云々というのは、あまり結びつかないと思います。

ここで注意が必要なのは、百年構想とか地域密着という考えの中で、
企業を排除するという考えはありません。
地域住民、自治体、企業の三位一体で支えていこうというのが基本的な考え方です。
企業の論理で一方的に潰されたり、縮小されることがないよう、
クラブとして独立した意志をもって存続(経営というべきか?)していく。
そのバランスを見失わないよう定期的に監視するのが、クラブライセンスの役割の1つです。
話がそれました。

結論として「明治安田生命J1リーグ」のようにタイトルスポンサーが付くことは、
長くて呼びづらいというくらいの影響はあるにせよ、
タイトルスポンサーを降りたから急にJリーグが無くなるということもありませんし、
どちらかというとメリットの方が多いと考えます。
まあ、その価値はマスメディアの協力によって成り立ちますので、
報道量を減るようなことがあれば「タイトルスポンサーに価値なし」と判断され、
「タイトルスポンサーすらつかないJリーグ」という印象を与えてしまいかねません。
なので、一度つけたら、企業が変わることはあっても、
継続的にタイトルスポンサーが付くことが望ましいですね。


参考)
各国のリーグのタイトルスポンサー。
欧州CL:ハイネケン
イングランド・プレミアリーグ:バークレイズ
ベトナム・Vリーグ1:TOYOTA
タイ・TPL:TOYOTA(TOYOTA THAI PREMIER LEAGUE)
タイ・Div1:YAMAHA(YAMAHA League-1)
シンガポール・Sリーグ:Yeo's、Great Eatern(Yeo's Great Eatern  S.League)
カンボジア・カンボジアリーグ:Metfone(Metfone Cambodian League)
オーストラリア・Aリーグ:HYUNDAI(HYUNDAI A-League)

Jリーグの東南アジア提携国のうち、4カ国(ベトナム、タイ、シンガポール、カンボジア)には、
リーグ冠スポンサーがついています。
しかも、タイに至っては、2部相当(日本で言うJ2)のDivision.1にもついていて、
ともに日本企業(TOYOTA,YAMAHA)です。



公認ファンサイト『J’sGOAL』はなぜ消えたのか?(記事紹介)

2015年03月06日

J'sGOALが統合といいつつ閉鎖されて1ヶ月余り。
J'sGOALへ出稿していたライターさんは取材できないだろうと思っていたら、
スポーツライターの藤江直人さんの取材、検証記事がTHE PAGEに載っていました。
公認ファンサイト『J’sGOAL』はなぜ消えたのか?
Yahoo!ニュースでも取り上げられてますこちら

経緯についてJリーグ事業・マーケティング統括本部長が述べられていますので、
なぜ閉鎖されたのか気になっていた方は、一読してください。

いくつか拾っておきます。

「公式サイトとファンサイトとでコンテンツが寄ってきた結果として、ユーザーの重複がかなり顕著になってきたんです」


「統合というお話でしたけど、『J’s GOAL』のアーカイブは捨ててしまったのでしょうか」
 実質的な閉鎖だという指摘だが、実際はどうなっているのか。実に13年間にわたって毎日のようにアップされ、サイト内に蓄積されてきた膨大な量に及ぶデータは現在、Jリーグ内でストックされている。出井本部長は「アーカイブを捨てるつもりはないですし、実際に捨ててもいません」とこう続ける。


この記事に関しては、特にコメントなし。
感想としては、事実は伝えているけど、真実は伝えてない感じがします。
まあ、それはサポーターが知る必要のないことだと思います。


で、ですね、ちょっと驚いたのが、
Yahoo!ニュースの関連記事のところに、当ブログの記事がリンクされていました。
レコンビンのとき以来2度目。大変感謝いたします。
js

js2

コンサドーレ公式ブログのビジネスモデルに感銘を受けて始めた当ブログですが、
私のブログの狙いとして、過去に書いた記事を参照していただき
PV獲得するというものがあります。
トレーニングコンペンセーションや東南アジア関連は、そういった狙いのもとで
記事を掲載しています。
つまり、毎日記事UPしなくても、1年の中で定期的に盛り上がる話題を
アーカイブとして保持しておけば、過去記事も検索でヒットして、
コンサ公式ブログ住人以外の人の目にも触れるのが狙い。
今回も昨日は記事UPしてないのに数千のアクセスがありました。

読み手を意識して書き起こし、
かつ記録として残しておいた過去記事が、
毎年決まった時期に閲覧されたり、
近い話題が発生したときに閲覧される。
検索するなど、コンサ公式ブログの外側から当ブログにたどり着いた方が
少しでも多くいると、大変励みになります。



僕がJリーグ配分金の格差拡大に賛成するワケ。その2

2015年03月06日

Jリーグが各クラブに支給している配分金の仕組みを見直すらしい。
昨年11月くらいから議論を始めて、先日の委員会で結論が出たようだ。


参考記事
Jリーグ配分金割合の見直し決定!でも入場者数項目だけ廃案。札幌の配分金は減る?
僕がJリーグ配分金の格差拡大に賛成するワケ。その1


2013年時点での配分金の最大と最少を比較すると、
J1だと、浦和258百万円:湘南 191百万円⇒1.35倍の差
J2だと、鳥取112百万円:東京V 89百万円⇒1.25倍の差
となっている。
(ちなみに札幌は103百万円でJ2では上から4番目に多い)


それにしても「格差拡大」っていい言葉ですね。
読み手を煽って、注目を集め、議論の大事なポイントをずらしてしまう。
メディアにとっては実に都合のよい言葉です。
しかし、議論の輪を広げる効果があるともいえそうです。
差を広げられると捉えてしまう人たちが「反対!」と騒ぎますから。

Jリーグは伸びるべきクラブをさらに大きくして、リーグ全体を牽引し、
リーグの価値向上を推進しようという動きを加速しています。
市場が頭打ちで伸びる余地がほぼなく、むしろ縮退を加速する日本市場において、
リーグの価値が高まり売り上げが伸びる余地があるなら、ここ10年でもっと伸びていたはずで、
10年伸びていないとあれば、これまでと同じ考え方では何も変わらないことは明白です。

配分金総額は増えず、クラブ数が増えたため、1チームあたりの配分金額は減る一方。
欧州列強や北米はリーグが成長し続けており、日本とどんどん差が広がっている。
欧州列強から搾取の対象として、日本やアジアからマネーが流出している。(これが一番タチが悪い)
欧州列強がアジアへ攻め込むスピードが加速してるのに、対抗策のスピードが遅い(リーグもサポも)。

日本の場合、人口自然減が加速し労働人口も減る一方で、放映権収入が増える余地がないから、
子供たちへ夢を見させてスクール事業で搾取する施策を拡大中。

何もしなければ縮退を続けるのみです。
ほんの少し傾斜配分を強めた(格差拡大?)したら、ウダウダ文句言う人って、
無抵抗に日本だけでなくアジアのサッカーがどんどん植民地化されるのを
黙って見てるだけなんでしょうか?
それに抵抗して成長させるのがJリーグの仕事だと突き放すのも1つの手段ですが、
壮大なビジョンを持ち、持続的な成長を牽引する有能な人材が集まってこないのも
サッカー界の悩みですから、いまある資産(人も含め)を活用して動くしかないですね。

・・・と、脱線し始めたところで、岡田武史さんがまた新しいことを始めたようで、
その記者会見全文を読むと、いろいろとヒントになりそうなことを挙げてくれています。
Jリーグ百年構想ってものを改めて考えるには、ちょうどよい教材だと思います。
岡田武史氏「日本人に合った型を作る」FC今治新体制発表会

吉武さん、今治いっちゃったかー。
でも、10年ももたないよなーこれ。


私にとってJリーグ百年構想って、継続的に未来への投資をし続けることだと捉えています。
つまり、金がかかり続ける。
その原資が、放っておくと減る現状をどうにかせねばならんということで、
Jリーグがいろいろ動いている。
メディアが報じる内容って、煽りが多いので、肝心なことが聞こえにくい。
日本各地にスポーツ施設やスポーツクラブを増やして、
国を豊かにしようというJリーグ百年構想の原資は減る一方です。
その根拠の1つ↓

■北海道の20~24歳の人口と総人口比
H12年:398,170(7.01%)
H14年:347 391(6.13%)
H16年:330,325(5.85%)
H21年:281,110(5.07%)
H26年:245,445(4.51%)

ここ12年で約10万人減か・・・。
年代に関係なく総人口で語ると僅かな自然減に感じ取れますが、
若い勤労世代の人口は激減してることをどのくらいの人が理解してるでしょう?
このペースで行くと、
12年後のH38年は、20代前半の若者は約14万人です。
24年後のH50年は、20代前半の若者は約4万人です。
最近の夕張の姿は、24年後の北海道の姿を現しているかもしれません。
そのころには、日本にいないようにしないと・・・w

百年構想の100年先までJリーグが生き残ってるんでしょうか?
この辺まで来ると、自分は百年構想について正しく理解してない気がしてきた。
近々、百年構想を掘り下げたいと思います。


僕がJリーグ配分金の格差拡大に賛成するワケ

2015年03月06日

Jリーグが各クラブに支給している配分金の仕組みを見直すらしい。
昨年11月くらいから議論を始めて、先日の委員会で結論が出たようだ。


参考記事
Jリーグ配分金割合の見直し決定!でも入場者数項目だけ廃案。札幌の配分金は減る?


2013年時点での配分金の最大と最少を比較すると、
J1だと、浦和258百万円:湘南 191百万円⇒1.35倍の差
J2だと、鳥取112百万円:東京V 89百万円⇒1.25倍の差
となっている。
(ちなみに札幌は103百万円でJ2では上から4番目に多い)

これは世界的に見ても非常に小さい差であり、
差が小さいと言われるイングランド・プレミアリーグの1.6倍や、
ドイツ・ブンデスリーガの2.1倍よりもはるかに小さい差分と言える。
これらのリーグと比べて配分金の総額が圧倒的に小さいことも一因といえる。
(数値は毎年変動するので目安ということで。でも国ごとの傾向は変わらない)

ちなみに、世界最大の配分金格差を持つリーグと言えそうなのが、
スペイン・リーガエスパニョーラで11倍以上。
放映権収入の約半分が2チームに配分されるという歪なリーグになっています。
(年々是正されつつありますがそれでも3分の1が2強へ)
2強が牽引してリーグ収入が飛躍的に伸びて、
その恩恵をリーグ全体に行き渡るのであればよいのですが、
一定の水準までは配分されるものの、収入の多くは結局2強どまりであり、
リーグの価値を落とす事態になっています。
(リーガ・エスパニョーラを見るのではなく、バルサとレアルを見るという考え)

スペインはさすがにやりすぎな例ですが、
リーグの価値向上や収入増に貢献しているクラブには、
その貢献度を評価して分配するべきであり、
それがなければ、クラブはリーグ価値向上に協力するメリットは減りますから、
自クラブだけの価値向上を図ろうとするのがオチです。
Jリーグは現在でもリーグ価値向上に貢献するクラブ(具体的には放映権収入への貢献など)には
インセンティブとして多く分配されています。

クラブの価値とリーグの価値、このバランスをどう捉えて、
リーグ全体がさらに成長するにはどうすべきかが、配分金の議論のポイントになります。
配分金を均等にすると競技力の平準化が保たれて、
同じチームばかりが優勝するというようなつまらない展開は避けられるといえます。
また、J1昇格を目指したり、J1経験クラブが増えることで、
零細クラブが中小クラブに成長する効果があったでしょう。
(今のJリーグはこちらに寄っている。現時点でも配分金に差はあるけれど)

これに対し、リーグの配分金を強豪クラブ(例えばACLに出るクラブ)に多く投資することで、
対外的なインパクトを強め、市場を拡大しようとする意図があるといえます。
1つ注意が必要なのは、親会社が投資額を増やすのではなく、リーグが後押しするという考え。
成長する見込みのない限られた予算の中からどこかを削って、どこに投資するのかを
過去にないくらい議論があったでしょう。(JsGoalも削られたし)
成長し続けてさえいれば「どこかを削る」という発想は要らなかったかもしれません。

配分方法をどっちに偏らせるのがよいか、ではなく、
そのバランス調整をしようというのが今回の議論です。
なので「格差拡大」という言葉は、適切とは言えません。

なお私の見解として、配分金の最大と最少の差は、
比率で言えば最大で2倍差
金額で言えば最大5億円差が限界かなと。
それを超えてしまうと、さすがに広がりすぎかな。
この5億円というのは、2013年にチーム人件費15億円弱の広島が、
20億円を超えるクラブを食って優勝したことに由来します。
J1で最低14億円あれば、その差が5億円くらい開いていても、優勝に手が届いてしまうのかと。
ちなみに、各クラブへの分配金が平均50億円程度か、平均2億円程度かで考え方は変わると思うので、
比率と金額で示しています。

ちなみに今の配分金比率でも不公平だと思う方がいるかもしれませんが、
そうするとリーグの価値向上に大いに貢献してる札幌の分配金が
減っちゃうけどいいんでしょうか?

長くなってきたので、つづく?


Jリーグ配分金割合の見直し決定!でも入場者数項目だけ廃案。札幌の配分金は減る?

2015年03月06日

昨年末から見直しを検討していたJリーグから各クラブへ分配される配分金。
私がいろいろ述べる前に、この件について触れてるメディアの記事を紹介します。


■スポニチ
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/02/24/kiji/K20150224009864580.html
Jリーグ理事会 分配金割合の見直し案は廃案に
 Jリーグの村井満チェアマンは理事会後の会見で各クラブ入場者の実績によって
 リーグからの配分金の割合を見直す案について「検討を打ち切った。廃案にする」と明かした。 

 総入場者数や入場者の伸び率、収容率、アウェーでの動員などを一律にルール化して
 単純な係数にすることが困難と判断した。
 放送権料への貢献やリーグスポンサーへの営業協力、今季の成績に応じた傾斜配分は実施する。
 リーグは昨年末、横並びだった配分方式を成果によって傾斜を強める方針を固めていた。

⇒これ、誤解を生む表現をしてるあたり、さすがスポニチって感じですが、
 「横並びだった配分方式を」って誤りですね。
 以前から横並びではなく、インセンティブが付加されてます。
 しかもこれ、スポニチの記事ではなく、共同通信のを一部使ってます。
 最近のスポ新なんて、こんなもんです。

■サンスポ
http://www.sanspo.com/soccer/news/20150217/jle15021719200005-n1.html
 一部クラブから強い反対…委員会で配分金議論もまとまらず
 Jリーグは17日のJ1、J2合同実行委員会で、
 ホームゲームの入場実績でクラブへの配分金の額を決める案を議論したが、まとまらなかった。
 総入場者数や前年からの入場者伸び率、収容率などに応じて配分割合を見直す提案に、
 一部クラブから強い反対があった。
 リーグは昨年末、横並びだった配分方式について成果によって傾斜を強める方針を固めた。
 人気と実力を兼ね、活性化の核となるクラブを育成する狙いだが、格差拡大を懸念する声もある。
 委員会ではプレシーズンの新設大会「スカパー! ニューイヤー・カップ」の報告や
 新規実行委員の紹介もあった。(共同)

⇒サンスポも共同通信からですね。
 なので、スポニチ同様「横並びだった配分方式」なんて表現してます。

■時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo&k=2015022300780
また、村井満チェアマンは今季から導入するクラブへの配分金に差をつける新制度で、
四つの査定項目のうち入場者数を除外したことを明らかにした。
明確な基準作りが困難で、J1とJ2の合同実行委員会でも異論が出た。
成績の他、スポンサー、放送権の貢献度を基準に傾斜配分する。
(2015/02/23-20:31)

⇒こっちは特に誤りなし。
 あくまで入場者数を基準にする項目は除外と言っている。
 時事通信は、余計なこと言わずに、最低限必要な事実のみ提供してます。

他のメディアも載っていた気がしますが、調べる手間が面倒なのでこの辺で。


さて、これらを読んでどう感じましたか?
スポーツ新聞の取材記者の苦悩を知っていれば「しょうがないよね」って思いますが
なぜこういう記事になったのかを考えずに、記事のクオリティのみで捉えたら、
村井チェアマンが伝えたいことが正しく伝わってないとか、
記事自体のクオリティが低いと捉えられてしまいかねません。
でも昨今のスポーツ新聞は「売れるための記事」を書くことにとらわれすぎて、
スキャンダルやセンセーショナルな記事を前面に出してきます。
まあ、その方が売れるのは事実なのですが。
当然、売れる記事のネタになるところに経費をかける(取材記者を多くあてる)し、
売れない記事は取材に力を入れず通信社の記事を掲載して終わりにする。
「・・・とスペイン○○○紙が報じた」なんてのは、他社記事転載してるだけだし。
いつからか忘れましたが、字が大きくなって、記事量も減ったはず。
これが1紙1日130~150円くらいで売ってるわけです。


翻って、チャオコンは月300円。1日当たり約10円です。
キャンプ情報やシーズン中の練習レポート、
その他のたまに更新されるコンテンツを見るために1日10円。
1日10円で元が取れてると思うか、
金取ってるんだからもっと良くしろって思うかは、
個人差の世界ですから言及しませんが、
1日10円のモバイルコンテンツで商売になる時代ではなくなっているということは、
ご理解いただきたいなと思います。
営業妨害のごとく、速報やら情報やらを発信するSNSやらブログがたくさんありますから。


脱線しすぎしました。本題に戻ります。
Jリーグが検討していた分配金の配分制度ですが、
以下の4つの基準によって傾斜配分するというものでした。

○成績
○リーグスポンサーへの営業協力
○放送権料の貢献度

×入場者数(総入場者数や入場者の伸び率、収容率、アウェーでの動員など)

入場者数については、少し考えればわかりますが、
ホームタウンの人口、市場規模、クラブの歴史、スタジアム規模、立地などなど、
クラブごとに条件が異なりすぎて、どのクラブがリーグ価値向上に貢献してるかを
一律の基準で評価するのはとてつもなく難しいです。
なので、廃案になったのは当然の結果といえますが、これを議論の土俵に挙げて、
何が問題なのかを各クラブの意見としてまとめて、記録したことは評価できます。
そうしないと、同じ議論をあっちこっちで繰り広げて無駄な時間を費やしますから。

成績、スポンサー、放送権料の傾斜配分の計算式は表に出てこないでしょう。
(出てきても理解できる人が少なくて議論が的外れになるので出さなくていい)
というわけで、現状の傾斜配分によって、どのくらいの「格差」があり、
札幌はどのくらいの位置づけなのかをサラっとまとめました。

2013年のJリーグ経営情報開示資料から配分金の最大と最少を比較すると、
J1だと、浦和258百万円:湘南 191百万円⇒1.35倍の差
J2だと、鳥取112百万円:東京V 89百万円⇒1.25倍の差
となっている。
札幌は103百万円でJ2では上から4番目に多い。

2013年と言えば、リーグスポンサーや僅かながら放映権料の貢献が大きい年でしたから、
J2でも配分金が多い部類に入ったと言えます。
2014年もそれは継続してますし、その辺はうまいことWakuWaku Japanを
札幌のパートナーに向かい入れたことでも、感じ取ることができると思います。

なので
傾斜配分をやめて一律同じ配分金にする⇒札幌の配分金は減る
傾斜配分を強める⇒札幌の配分金は少し増えそう
という風に捉えています。

とはいえ、傾斜配分が最少と最大で3~10倍差がつくといったことになれば
「格差ありすぎ」と思いますが、2倍以下なら、そうでもないなあというのが
私個人の感想。
ちなみに配分金を一律同じにするのって、不公平ですよね。
リーグスポンサーや放映権料の貢献してるのに、インセンティブがないなんて、
リーグの価値向上に協力する気が失せます。

というわけで、配分金の傾斜がどのくらい差が出るのか注目しつつ、
大げさな差が出なければ、まあいいやってのが、今回の結論でした。

おわり。


レコンビンは知名度を上げたのではなく好感度を上げた(Jアジア戦略全事例)

2015年03月04日

3/3にACL柏戦でベカメックス・ビンズォンの先発メンバーにレコンビンの名前が。
札幌に所属した選手がACLに出場する(チョソンジンも水原三星で出てた)のは感慨深いものです。

Jリーグアジア室室長の山下修作氏(北海道大学卒)が、2014年5月までのJリーグアジア戦略の事例を細かく説明してくれています。
地域活性の事例と企業に繋がったインパクトのある事例として紹介する中で
最初に出てくるのが、
「コンサドーレ札幌+レコンビン+ベトナム」の事例です。
Jリーグにとって最もインパクトがあり、発信しやすい事例であることがよくわかります。

事例の紹介資料を見ながら議事録を読むと、理解度がより高まるのですが、
公開してない資料なので、あきらめるとして、最初から最後まで読むと、
「なぜアジア戦略を推し進めるのか」
「アジアより先に地域密着を進めるべきではないか」
「レコンビン・インパクトは、ベトナムにおいてどれだけ大きかったのか」
「クラブ名に地域や都市名が入っていることのメリット(なぜ北海道コンサドーレ札幌にしたか」
といった内容を理解できると思います。

「コンサドーレの売り上げを伸ばすためのアジア戦略」みたいな風潮があります。
(私も以前はそうでした)
それを前面に出した考え方では、アジアのサッカー界を搾取の対象として植民地化している
イングランド・プレミアリーグのやり方と何ら変わりませんし、その考え方で真っ向勝負しても
あっさり跳ね除けられるのが目に見えています。
その辺の考え方を変える意味でも、よい資料です。

口でしゃべった内容を文字起こししたので、少し長いのですが、一気に読める内容です。


平成26年度日本トップリーグ連携機構 GM研修会
講演録 および ワークショップ 講義録 (2)
Jリーグメディアプロモーション アジア室室長 山下 修作 氏
http://japantopleague.jp/system/prog/article.php?kind=4&option=individual&serialno=990

ごく一部ですが、抜粋して掲載します。
(★のタイトルは、私が要約してつけました)

★少子高齢化と百年構想。現在のビジネスモデルでは頭打ちどころか衰退する一方。
Jリーグができて最初の20年は、日本全国に広げるだけでよかったねということだったと思います。
しかし今後は、高齢化、少子化してくるのは目に見えていて、
世界一の高齢化社会が見えている中で、次の20年を見据え、クラブをどんどん増やし、
日本全国に100クラブ作ろうとしている。
私は2009年の終りぐらいに、「このままのビジネスモデルだとマズいんじゃないかな」と
思い始め、そのようなことを考える役割ではなかったのですが、
当時はJリーグのネット事業やプロモーションをやっていたので、
何とか新しいビジネスモデルを考えなければならないのではないかと考え始め、
会社に提案しました。
 Jリーグは放映権料とスポンサー料という2つの大きな柱で支えられていますが、
高齢化少子化で人が減っていくということは、
放映権料もスポンサー料もなかなか増えないですよね。
日本でものが売れなくなってくる中で、
企業が広告費としてサッカーへの予算を増やすかというと、そうはならない。
今までの延長線上ではない、当初は「第3の柱」って思っていたのですが、
とにかく新しい活動をして、収入の柱を作りつつ、
元からの放送権料とスポンサー料も大きくなる活動をした方がいいのではないかと。


★アジアが強くならないと、日本は強くならない。
ノウハウをちょこちょこ売っている限り、Jリーグ自体も大きくならないですし、
アジアもなかなか大きくならないので、逆転の発想でノウハウをタダにして、
アジア自体を大きくしましょう、その中で自分たちも大きくなっていこうと。
これが「共に成長しよう」なのです。 私はこういうことをやっていきたい。
その時、「周りを強くして、自分たちはどうやって成長するんだ」とか、
「日本がワールドカップに出れなくなったらどうする」といった、
小さい突っ込みをいただいたのですが、そこは「何言っているのですか」と。
ワールドカップに日本が出られなくなるくらい、アジアのレベルが上がれば、
それは結果的に、日本がワールドカップの優勝に近づくということではないでしょうか、
という話をしました。 


★アジアに出ることで地域密着
アジア、アジアなんて言っていないで、Jリーグは地域密着を謳っているんだから、
アジア展開より地域密着をもっとやるべきだという人もいるのですが、
私は、アジアに出ることが地域活性につながると思っています。
それは何かというと、Jリーグは、各クラブに必ず地域名が入っているんですね。
コンサドーレ札幌、ヴァンフォーレ甲府と。
そうすると、例えばクールジャパンということで、ファッションとかアニメとかグルメとか
世界中に押し出していきましょう、ドラマを見てもらいましょう、音楽を聴いてもらいましょうって
やってるのって、日本を押し出してはいますが、なかなか地域につながってないんです。
ただ、サッカーチームは必ず地域名が入っているので、海外からすると、
日本の枠を飛び越えて、いきなり海外と地域がつながることができるので、
地域に対するすごいメリットがあるのです。海外からお金が入ってくれば、
それでJクラブの地域密着活動の数やバリエーションが増やせるので、
地方経済が特に疲弊して行く中、企業がクラブをなかなかサポートすることができない中、
日本を飛び超えて地域にお金が入ってくる事例があります。

★自治体も政治力も巻き込む
 あとは日本企業、自治体のグローバル成長戦略に使えるかなと思っています。
そんなに甘くないって怒られると思うのですが、先ほどの80年代のスカスカの国立競技場で、
ワールドカップ出場を夢見ていたぐらい、不可能だと思われるし突っ込まれるかもしれませんが、
私が絶対にやりたいと思っていることはですね、これは一つの例えですが、
サッカーで発電所を受注するみたいな、
ちょっと今の常識では考えられないかもしれないようなことなのです。
どういうことかというと、アセアンのサッカー界に携わっている方々には、
お金も政治力もある方が多くいます。 


★レコンビンは知名度を上げたのではなく好感度を上げた
地域活性の事例と企業に繋がったインパクトのある事例を紹介します。 
 ベトナムのスター選手でレ・コン・ビンという人がいます。
ベトナムの「カズ」「長嶋茂雄」的な人です。サッカーが圧倒的な人気の国なので。
それぐらいのスター選手が2013年、「コンサドーレ札幌」に加入しました。
地元ではトップニュース扱いだったのですが、コンサドーレ札幌のサポーターが、
そんなスター選手が来るなら、ちゃんと出迎えしなきゃということで、
彼が初めてスタジアムに来る日に、皆がベトナム国旗を買ったり、作ったりして、
数千枚をスタジアムに掲げました。
またYoutubeでベトナム国歌を勉強した女性が、試合前にトランペットでベトナム国歌を吹いたんですね。
これでレ・コン・ビンは感動して、
「こんなふうにして日本に出迎えてもらって感動して泣きそうになった。北海道の人たちは最高だ!」
みたいなコメントを出した。これがベトナム中に、その写真とともに広がった。
そうするとそれを見たベトナムの人たちが「北海道はいいところだ」という感じでコメントが広がり、
北海道の好感度がすごく上がったんですね。 

 知名度を上がっても、好感度はなかなか上がりにくい。
自治体が1円もお金を払わず、サポーターがこういう対応をしたことで、
北海道の好感度がうなぎのぼりになった。
レ・コン・ビンの活躍、一挙手一投足が現地で報道されたことで、住友商事がベトナム語で、
コンサドーレ札幌の看板を出しました。
ベトナムで好感度を持たれて、めちゃめちゃ見られているコンテンツだから、
J2だとか札幌だとかは関係なく、住友商事がマーケティングをするため、
コンサドーレ札幌にお金を払ったのです。アジアで活動したことによって入ってきたお金だと思います。
このお金が入ってくることによって、地域に還元されていくことにもなる。
そんなことも起きたため、去年、ベトナムでパブリックビューイングをやったのですが、
その時も北海道の観光PRみたいなビデオを流して、パンフレットも600部預かっていったのですが、
観客が1000人ぐらいきて、足りなくてクレームが出るほどの状態でした。
多くの皆さんが集まり、観てくださった。
それだけ支持されているというのがあって、去年、日本とアセアンの特別首脳会談というのが
12月に開かれたのですが、そこにレ・コン・ビン選手が国賓的な扱いで招待を受けて参加したんですね。
各国首脳、AKB、レ・コン・ビンといった風景で不思議な組み合わせの光景でしたが、
国としてもスター選手を使えるぞみたいになってきた。 

おわり。


内山裕貴がシンガポール先発デビュー!でも試合前の記念撮影にいない(画像動画)

2015年03月04日

シンガポールS-Leagueが開幕し第1節をHOMEで戦ったHougang Unitedで、
見事に先発デビューを飾った内山裕貴(札幌)。
S-Leagueの公式などからスタメン情報を集めた記事
速報)内山裕貴(札幌)がシンガポール開幕戦で先発デビュー!


Hougang Unitedはオレンジのほうです。

Hougang United の facebookから見つけた画像。
試合開始前の集合写真こちら
試合開始前の整列こちら
kinen
どっちにもいない。
いや、まさか・・・トラのマスコットに喰われた!?w
替わりにトラが出る?


S-League公式のYoutubeチャンネルにて、ハイライト動画がありました。
やっぱり、整列→握手→記念撮影の過程で内山はいません。
トラが消化するの待ってるんでしょうかw

ハイライト動画
Great Eastern - Yeo's S.League 2015 : Hougang United vs Courts Young Lions 
内山(オレンジ23番)登場場面。
(内山が確認できなかった人のために書きますが、そこだけ切り取らず全部見てください)
0:40→キックオフから相手の出足が早く、後ろに戻されて大きく蹴り出す、内山
   右CBで先発、内山。
0:50→右サイドから攻められる場面で、相手をマークする姿が画面右から登場する、内山
   サイドを突破されカバーにしては中途半端な位置でセンタリング上げられシュート打たれる内山
1:07→守備ラインがバラバラで1人で2人をマークする羽目になる、内山。
   2対1であっさり切り返されて失点。状況が悪いとはいえ相変わらず切り返しに弱い内山。
1:40→Elaが同点弾。この場面には絡んでない内山は。
2:05→左サイドから放り込まれたクロスの距離感を間違えたようで、
   頭でクリアのはずが当てきれず、手に当たったと判定されてPK与えた、内山。
   GKがセーブしてくれて助かったね、内山。
2:55→相手が大きくけりだしたときに一瞬映る、内山。
3:44→左サイドからのアタックで中央(ニアサイド)を守る内山。

4:18→試合後の対戦相手の監督の記者会見。ソファーってw
5:31→試合後のHougang UnitedのSalim Moin監督の記者会見。やっぱりソファーだw


現地メディアからは、これといってUchiyama Yukiに関する報道は見つけられませんでした。
先発メンバーとか、PK与えた件くらい。

とりあえず、動画があったということで。



日経)J放送権料5倍に 海外向け5年17億円スカパーと契約、アジア露出拡大

2015年03月04日

J放送権料5倍に 海外向け5年17億円スカパーと契約、アジア露出拡大
2015/3/4付 日本経済新聞 朝刊
Jリーグが2019年までの5年間の海外向けテレビ放送権を
スカパーJSATに売却することがわかった。
放送権料はこれまでの約5倍の年3億5000万円になる。
スカパーJSATは東南アジアを中心にJリーグの露出拡大を図る。


ちゃっちゃとイルファンが出まくる展開にならないと、
コンサが市場拡大する前に、欧州列強とビッグな親会社を持つJクラブに
全て持っていかれそうですね。
とはいえ、そういった大きいクラブは、向こう数年は東南アジア選手を取っても
出ることなく終わるのは目に見えてますから、
J2クラブにこそ選手獲得してほしいです。


速報)内山裕貴(札幌)がシンガポール開幕戦で先発デビュー!

2015年03月02日

シンガポールS-Leagueが開幕し第1節をHOMEで戦ったHougang United。
まさか出てないだろうと思って試合結果を開いたら、
23 Yuki Uchiyama 
が先発に名を連ねていました。
http://www.sleague.com/match-details/?id=SL/15-0003
hougang1

U23のプライムリーグへ行くでしょとか言ってごめんなさい。

ポジションとかプレー内容は現地メディアを漁ってきますので、
それまでお待ちください。
動画はたぶん厳しいです。

明日夜になると、試合レポートが画像つきで出るので、
http://www.sleague.com/fixtures-results/fixtures/s-league
からHougang United FCの試合の REPORT を参照してください。
いつ出るかは正確には分かりません。

あー、でもHougang Unitedのfacebookのほうが早いかも。
リンク貼っておきます。
https://www.facebook.com/hougangunited

あー、ポジションはCBっぽいですね。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=849304211799686
hougang2

コミュニケーションのこと考えたら、日本人CBってやりやすいかもね。
強制的に英語覚えさせられるだろうし。
日本人選手が4人出てる。
昨年から所属してるけど、ナカタケってシンガポール人は言いづらいんだろうな。
Takeになってるw

あまりにびっくりして、小指ぶつけた。いてー。絶対折れたw