カレンダー
プロフィール
最新のエントリー
月別アーカイブ
リンク集
カテゴリー
コメント
検索
2015年01月06日
前回記事 コンサドーレ札幌がマレーシアのクラブと提携する5つの理由こちら おさらい。 ★理由1★マレーシアで1番人気のスポーツはサッカー ★理由2★北海道へ来るマレーシア人の数がうなぎ上り(2年で3倍増!) ★理由3★マレーシアからの来道者数は東南アジアの国の中で2番目に多い(2013年) ★理由4★マレーシアはGDPが東南アジアで3番目 ★理由5★マレーシアは1人あたりGDPが東南アジアで4番目 ★理由6★マレーシアからの訪日ビザ緩和
前回記事の結論 コンサドーレ札幌がイルファン(インドネシア代表)を獲得すると大儲け?こちら 1)インドネシア人旅行者が札幌ドームに大勢押し寄せることはない 2)コンサドーレ札幌の収入を増やすという考え方ではなく、パートナー企業に寄与することを優先する 3)インドネシア進出しているパートナー企業は道内企業に限らず全国に多数いる 4)イルファン・インパクトは、パートナー企業と連携する商材として活用する 5)リーグの放映権料収入やコンサドーレの配分金収入が、短期的・爆発的に増えることはない (長い話が苦手な方は、↑だけ認識すればよいです)
先にこの項の結論 1)コンサドーレの収入が増えるポイントは以下の2つ ・パートナー企業のインドネシア市場拡大を支援する ・北海道の観光客増に貢献するためサッカーを通じて「Sapporo」を発信 2)ビッグな親会社を持つJ1クラブ(G大阪(パナ)など)にできなくて、J2札幌にできる強みを活かす ・最もインパクトあるのが、東南アジアの代表レベルの選手獲得 3)コンサドーレには、東南アジア戦略で現地と連携した動きを推進できる人材が少ない ・ビッグな親会社を持つJ1クラブ(G大阪(パナ)など)の親会社にはたくさんいますね (これだけ理解できれば胸一杯)
東南アジア戦略を推し進めたからといって、 放映権収入でJ2コンサドーレ札幌が潤うわけではないということが、 ご理解いただけたかと思います。 では、東南アジア戦略で得られる収入はどこを軸とすべきなのか? 何をすれば、J2コンサドーレ札幌の収入が増えるのか? それが↓になります。 ・パートナー企業のインドネシア市場拡大を支援する ・北海道の観光客増に貢献するためサッカーを通じて「Sapporo」を発信 具体的には、 イルファンが出場する試合をインドネシアで放映したいWakuWakuJapanを支援するため、 出場する可能性が高いJ2クラブがイルファンを獲得する。 (これがJ1には無く、J2にある優位性) WakuWakuJapanはコンサドーレ札幌のパートナーであり、 そのインドネシア市場拡大の貢献度によって、広告料収入増が見込める。 (これはリーグの放映権収入に関係ない札幌への直接収入) (WakuWakuJapanがパートナーにいなければイルファンを獲得しなかっただろう) 似たようなケースで、日本企業が東南アジア進出する際の支援を行うというものがあります。 一口に企業の東南アジア進出といえども、実際に事業を始めるまでにやるべきことは多々あります。 特に難儀するのが、現地での人脈拡大と公的手続。 東南アジアのサッカークラブ・オーナーの多くは、大企業の社長であることが多い。 場合によっては国営企業の社長とか、皇太子とかとんでもない人までいたりします。 そういった人脈との接点を設けることでの仲介料(紹介料)を進出企業からいただく。 横浜FMの場合は1国1回につきウン百万円です。 これも広告料収入となります(アジアパートナーみたいな広告枠)。 つまり、東南アジアの企業から収入を得るのではなく、 東南アジアに進出する日本企業から収入を得るのです。 一口に広告料収入といえども、その商流は多岐にわたります。 放映権料収入やMD(グッズ収入)といったものに捉われないでください。 (10年スパンの長期的には拡大したいですけど) G大阪(パナ)、横浜FM(日産)、柏(日立)、C大阪(ヤンマー)など、 ビッグな親会社クラブがこぞって東南アジア戦略を推し進めるにあたり、 それを推進できるグローバルな人材を親会社が抱えていることは、彼らの大きな強みです。 (番組制作と配信と親善試合まで行い、国をも巻き込むG大阪(パナ)の本気度はすごい) J2コンサドーレ札幌は、ここが決定的に弱い。 (年俸が低すぎて有能な人材が来るわけない) そこでJ1クラブにできなくて、J2クラブならできる優位性を活かすべく、 大きな一手として、イルファン獲得に動きました。 これからインドネシアでのイルファン獲得のメディア反応を追いますが、 AFFスズキカップに出場してない選手(開催直前にケガで離脱)なので、扱いは小さいと思います。 たぶん。 さて、どうなる? 2015年度のJ2コンサドーレ札幌の東南アジア戦略。 おわり。
2015年01月06日
前回記事 コンサドーレ札幌がマレーシアのクラブと提携する5つの理由こちら おさらい。 理由1★マレーシアで1番人気のスポーツはサッカー 理由2★北海道へ来るマレーシア人の数がうなぎ上り(2年で3倍増!) 理由3★マレーシアからの来道者数は東南アジアの国で2番目に多い(2013年訪日外国人来道者数(実人数)) 理由4★GDPが東南アジアで3番目 理由5★1人あたりGDPが東南アジアで4番目 理由6★マレーシアからの訪日ビザ緩和
先にこの項の結論 1)インドネシア人旅行者が札幌ドームに大勢押し寄せることはない 2)コンサドーレ札幌の収入を増やすという考え方ではなく、パートナー企業に寄与することを優先する 3)ンドネシア進出しているパートナー企業は道内企業に限らず全国に多数いる 4)イルファン・インパクトは、パートナー企業と連携する商材の1つにする 5)リーグの放映権料収入やコンサドーレの配分金収入が、短期的・爆発的に増えることはない (長い話が苦手な方は、↑だけ認識すればよいです)
マレーシアやインドネシアからの観光客増を推進するため、 この2か国をターゲットとしている背景と、 北海道が動き、道内企業が動き、コンサドーレ札幌も動いていることは前回記事で触れたとおり。 1つ気を付けたいのは、ここにサッカーを絡めたからといって、 コンサドーレ札幌の収入が大幅増になるわけではないということ。 マレーシアのクラブと提携したら観光客が札幌ドームへ大勢来たり イルファンが加入したらインドネシアから観光客が大挙として札幌ドームに押し寄せるというのは、 短期的には増えることはない。 増える可能性があるのは国内にいるインドネシア人が札幌旅行するかどうか次第だろう。 ベトナム人の旅行者が散見されたのは、日本国内にベトナム人が多くいるからだ。 (在留インドネシア人:27,214人) (在留マレーシア人 : 7,971人) (在留ベトナム人 :72,256人!) コンサドーレがなすべきことは、北海道経済に寄与すること。 分かりやすいところでいえば、観光客増へ貢献することで白い恋人パークの来場者数が増える、など。 (2013年は50万人を突破したそうです(札幌市民や道民を含む)) ※参考:平成25年度の来札観光客数についてこちら もう1つは、パートナー企業と連携して、パートナー企業にとってメリットのある サッカークラブの活かし方を提供すること。 北海道知事や観光局がトップセールスで売り込んだとしても、 それが伝わるのは、現地の観光旅行会社や観光局など。 一般層に伝わるには、様々なコンテンツから「北海道」や「札幌」を発信しなければならない。 その1つとして「最も人気のあるスポーツ、サッカー」を活かそうというのが、 Jリーグ・アジア室の狙いであり、コンサドーレ札幌に求められていることなのだ。 これ自体は、レコンビン効果で「Sapporo」が大々的に報道され、 今でも定期的にメディアに「Sapporo」と掲載されることからもお分かりいただけるだろう。 そのセカンドインパクトとして白羽の矢が立ったのが、インドネシア代表のイルファンなのだ。 (残念ながら先日行われた東南アジア最大の国際サッカー大会AFFスズキカップはケガで開幕直前に離脱) マレーシアの選手を獲得するという可能性もあったと思うが、 マレーシアがまだJリーグ提携国ではないこと(提携国枠が使えない)、 日本が未経験の選手よりも、日本を経験している選手(イルファン)を取ること、 パートナーのWakuWakuJapanがインドネシア市場での拡大を狙っていることを優先した結果、 イルファン獲得になったのだろう。 ・パートナー企業のインドネシア市場拡大を支援するためイルファンを獲得 ・北海道の観光客増に貢献するためサッカーを通じて「Sapporo」を発信 しつこいですが、イルファン獲得やマレーシアのクラブと提携することが、 短期的にコンサドーレ札幌の収入を大幅増になることはありません。 万が一、イルファンが大活躍してJ2全戦出場して全戦放映されたとしても、 放映権料はリーグの各クラブに均等配分されてからインセンティブが乗って、札幌の収入となります。 簡単に計算すると、 リーグの放映権収入が58億円増えると、J2札幌の収入は約1億円増えます。 リーグの放映権収入が116億円増えると、J2札幌の収入は約2億円増えます。 リーグの放映権収入が580億円増えると、J2札幌の収入は約10億円増えます。 J2クラブが、放映権収入を10億円増やすには、そのくらいの放映権料がリーグに支払われる必要がある。 人口が日本の2倍しかいないインドネシア GDPが日本の27%しかないインドネシア サッカーの人気がダントツNo.1のインドネシア そのインドネシアがJリーグに58億円も払うと思います? 期待を込めて多く見積もっても、せいぜいその10分の1でしょう。 実際は100分の1くらいでしょうか。 ならば、どこから収入を増やすのか? 長くなってきたので、次回につづく。 続きはこちら
2015年01月06日
★理由1★マレーシアで1番人気のスポーツはサッカー 1)サッカー43.2% 2)バドミントン33.7% 3)水泳4.8% ★理由2★北海道へ来るマレーシア人の数がうなぎ上り(2年で3倍増!) 2011年12,400人 2012年22,000人 2013年36,400人 ★理由3★マレーシアからの来道者数は東南アジアの国で2番目に多い(2013年訪日外国人来道者数(実人数)) 訪日外国人来道者数(実人数)(東南アジアのみ) 1)タイ 98,800 2)マレーシア 36,400★ 3)シンガポール35,600 ★理由4★GDPが東南アジアで3番目 GDP (purchasing power parity)(billion) インドネシア1285.00 タイ 673.00 マレーシア 525.00★ (以下、参考) シンガポール 339.00 東ティモール 25.41 ベトナム 358.90 日本 4729.00 ★理由5★1人あたりGDPが東南アジアで4番目 シンガポール62,400 ブルネイ 55,200 東ティモール21,400 マレーシア 17,500★ (以下、参考) タイ 9,900 ベトナム 4,000 日本 37,100 サッカー人気があり、経済成長を続けるマレーシアから 北海道へ訪れる観光客数が大幅に伸びている。 観光客数が大幅に伸びている背景として、経済発展も主因の1つだが、 ビザの取得が緩和されたことも大きく影響しているだろう。 ★訪日ビザ緩和状況 http://wwwtb.mlit.go.jp/hokkaido/press/presspdf/2610/261030hokkaido.pdf マレーシア 現状 :免除 緩和時期:2013/7(実施済み) 緩和後 :変更なし (以下、参考) ベトナム 現状 :数次ビザ 緩和時期:2014/11(予定) 緩和後 :一次ビザ実質免除 備考 :観光目的・指定旅行会社経由のみ インドネシア 現状 :数次ビザ 緩和時期:2014/12(予定) 緩和後 :免除 タイ国際航空のように、新千歳-バンコクの直行便が就航開始から順調に利用者を伸ばし、 いまでは毎日1便あるというケースならば、利便性が増したことで、 タイからの観光客が増えるのも納得である。 (これが増えた要因もタイの経済発展とビザ緩和が貢献している。) 北海道はここ数年、タイ、ベトナムへの企業進出を企図してきた。 ベトナム進出は難儀しているようだが、タイ進出は大きな成果をもたらしている。 2014年は、東南アジアからの観光客流入をさらに推進するため、 マレーシア、インドネシア、ベトナムからの観光客増を狙っている。 東南アジアからの来道者数の上位3か国は、タイ、マレーシア、シンガポールである。 これに続くのは、インドネシア、フィリピン、ベトナムだ。 しかしフィリピン、ベトナムの来道者数は上位3か国よりも大幅に下回る。 これに対し、インドネシアは2014年中にも1万人を超える勢いだ。 このため、タイへのセールスはこれまで通り続けるにせよ、 さらなる成長を見込んだ時のターゲットが、マレーシアやインドネシアなのだ。 つづく。 続きはこちら
以下、参考資料 ★理由1★マレーシアで1番人気のスポーツはサッカー 【Global HABITレポート Vol.3】 アジア14都市の人気スポーツこちら ★理由2★北海道へ来るマレーシア人の数がうなぎ上り(2年で3倍増!) ★理由3★マレーシアからの来道者数は東南アジアの国で2番目に多い(2013年訪日外国人来道者数(実人数)) 訪日外国人来道者(実人数)の推移(Excel)(平成9年度~25年度)こちら ★理由4★GDPが東南アジアで3番目 ★理由5★1人あたりGDPが東南アジアで4番目 The World FactBookこちら
2014年12月30日
奈良さんのメディア記事やブロガーさん記事を読んで誤解してる方がいるような気がしたので、念のため。 仮に奈良さんが来季契約満了後に完全移籍してもゼロ円移籍じゃないです。 正確に言うと、契約満了なので移籍補償金(いわゆる移籍金、違約金)は0円ですが、 トレーニング・コンペンセーション(略してTC)は、今年でも来季でも満額の4800万円です。 これは契約満了してても請求権のある期限内なら請求できます。 8.「トレーニングコンペンセーション」 8-1 適用 選手がプロ選手として所属したクラブにおいて施されたトレーニングに対して支払われるべき補償金(本規 則において「トレーニングコンペンセーション」という)は、以下の通りとする。 8-2トレーニング期間 下記に定める期間を以て「トレーニングコンペンセーション」が発生する期間(以下「トレーニング期間」 という)とする。 ・当該選手の初めてのプロ契約の有効期間開始日を含む年度の2月1日から当該選手の満21歳の1月31日ま での期間 8-3「トレーニングコンペンセーション」の請求権 下記に定める期日までに移籍が行われる場合に限り、移籍元クラブは、移籍先クラブに対し、「トレーニン グコンペンセーション」を請求することができる。 ・当該選手の満23歳の1月31日の直前の1月1日 http://www.j-league.or.jp/aboutj/player/training-costs.html 私の誤解があるようでしたら、規約の条文付きで突っ込みお願いします。
これをご存知の上で、今季完全移籍すれば4800万以外にも取れた移籍金があるのに取りっぱぐれてるだろ! という方は、その認識で正しいので、ここから先は読まなくてよいです。
もし奈良さんの移籍が○○だったらコンサドーレの収入はどうなったか、という話をします。 ・今季レンタル移籍+来季契約満了後に完全移籍の場合 今季はレンタル料+来季はTCの4800万円 (これに加え今季年俸はレンタル移籍先が支払うのでコンサ的には人件費が浮く) ・今季完全移籍の場合 移籍補償金+TC4800万円 ・来季完全移籍の場合: TC4800万円 というわけで、いずれのケースにおいても4800万円は回収できるし、 今季レンタルすれば、来季完全移籍だけされるよりはマシとご理解いただけるかと。 ちなみに一番最悪なのが、ユースから昇格して23歳すぎて契約満了されるケース。 移籍金どころかTCも取れません。 育成にかけた投資が回収できなかったことになります。 請求できる最終年度だと買う側は1年待ってTCを払わずに済むようにしますから、 ユースから育てた選手の売り時は22歳までなわけです。 ただし、ずーっとクラブに残って中心選手として活躍し続ける場合も、投資を回収できたといえるかもしれません。 この辺の話題は、↓を参照願います。 トレーニング・コンペンセーション(育成費)早見表(Jリーグ編)
ここからは妄想です。 今季完全移籍したとしても、億単位の移籍補償金はありえない。 奈良さんの年俸が5000万以上だったら分かりますが、今のコンサドーレの人件費からみれば、 よくて年俸1000万円、その契約解除の違約金なわけですから、高く設定されたとしても数千万円。 上昇志向の強い奈良さんですから、移籍しやすさと、クラブへの貢献のバランスを取った違約金設定をするでしょう。 今野や山瀬のときのような億単位の移籍金収入を想像された方がいるかもしれませんが、 あの頃とは移籍の制度も市場も、大きく変わっていて、もう参考にならないのです。
2014年12月28日
J2コンサドーレ札幌のCB奈良竜樹がFC東京への移籍が決定的との報道が。 東京、J2札幌奈良を獲得 http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20141228-1414588.html 【札幌】U21代表のDF奈良、F東京に期限付き移籍へ http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20141227-OHT1T50215.html J2コンサドーレ札幌DF奈良竜樹(21)が、J1のF東京へ期限付き移籍することが27日、分かった。 クラブ幹部が「移籍することになる」と同日、明かした。 背景にあるのは、五輪代表を争うライバル達が、 全員J1で結果を残し始めていること。 来年は遠藤航(湘南)がJ1復帰ということで、 五輪代表CB争いの最重要年度で1人遅れを取ることになる。 U19から三浦弦太(清水)も選出され、 高身長タイプのCBにもう1人加わった格好。 植田(鹿島)に至っては、2015年1月開催のアジア杯のA代表予備登録にまで 食い込んできた。 奈良さんだけ、J2で遅れを取るわけにいかない。 というわけで、奈良さんも含めた、CB争いのライバル達の 過去3年の成績を並べてみよう。 奈良竜樹(札幌) 180cm/70kg 1993年9月19日生 2014年(J2) 39試合 3,510分 0ゴール 2013年(J2) 35試合 3,093分 1ゴール 2012年(J1) 22試合 1,893分 1ゴール 遠藤 航(湘南) 178cm 75kg 1993年2月9日生 2014年(J2) 38試合 3,364分 7ゴール 2013年(J1) 17試合 1,530分 3ゴール 2012年(J2) 32試合 2,694分 7ゴール 岩波拓也(神戸) 186cm 72kg 1994年6月18日生 2014年(J1) 23試合 1,770分 1ゴール 2013年(J2) 37試合 3,223分 2ゴール 2012年(J1) 2試合 127分 0ゴール 植田直通(鹿島) 186cm 77kg 1994年10月24日生 2014年(J1) 19試合 1,452分 0ゴール 2013年(J1) 0試合 0分 0ゴール 西野貴治(G大阪) 187cm 73kg 1993年9月14日生 2014年(J1) 12試合 991分 1ゴール 2013年(J2) 29試合 2,602分 3ゴール 2012年(J1) 0試合 0分 0ゴール 三浦弦太(清水) 182cm 77kg 1995年3月1日 2014年(J1) 6試合 451分 0ゴール 2013年(J1) 2試合 30分 0ゴール 岩波、植田、西野、デカイぜ。 この3人+遠藤航+三浦との争いは、ハイレベルですね。 協会(JFA)は岩波、植田を推してますし。 J1で結果を残し、J1のアタッカーを止める力があるか、試される。 成長の度合いを考えれば、J2にいるより、J1で戦うべきですね。 本当に残念なことではあるけれど、五輪代表になることを優先するならば、 いまのJ2札幌に引き止める手立てはない。 (移籍先のチームがイマイチの場合はともかく、FC東京ならCB吉本との2番手争いになる) なお五輪代表の予定は以下の通り ▼U-22日本代表の2015年予定 [海外遠征](2.11-15、シンガポール) [国際親善試合]3.11vsミャンマー(フクアリ) [AFC U-23選手権予選(兼AFC U23選手権予選)](マレーシア)★重要★ 3.27vsマカオ 3.29vsベトナム 3.31vsマレーシア [国際親善試合]7.1 vs未定(ユアスタ) 2月の海外遠征→3月のAFC U23予選兼五輪一次予選が本番ですね。 リオ五輪アジア予選(AFC U23本大会)は2016年初めに開催されます。 最終予選に選ばれるためにJ1を選んだともいえるでしょう。 そこに入っていなければ、本大会での選出は遠のきます。
奈良さんは、下部組織から直接昇格しているので、 トレーニングコンペンセーションは、 高1~3+トップ1~3年の計6年に、J1係数800万円を掛けた、 4800万円が、移籍金に問わず請求できる。 (一般的にいわゆる移籍金に含まれる) ※トレーニングコンペンセーションの早見表はこちら おそらくFC東京はこれを嫌って、レンタルにしたのではないか。 それでもレンタルフィーは支払われるし(設定額は不明)、 金銭的に完全移籍でなくても幾分のプラスにはなる。 そして何より、期限付き移籍ということは2016年に札幌がJ1昇格していれば、 札幌へ奈良さんを呼び戻すという選択もアリだろう。 (本人がさらなる成長を遂げるために戻らないと言うかもしれないし) (J2だとさすがに戻らないだろうなあ) ただし、2015年いっぱいで契約が満了するとのことで、 移籍金を獲得するなら今年の方が高く売れるけれど、 トレーニングコンペンセーションから見ると、 今年移籍しようが、来年移籍しようが、4800万円であることには変わりない。 2015年の奈良の活躍次第で、 売れるか売れないか、札幌に戻るか戻らないかが決まるとみてよいだろう。 まあ、いずれにせよ、五輪代表という今の奈良さんの最大目標を 阻害してはならないなあ、と思う。 移籍したらしたで、温かく見守るだけです。 といった感じで自分は結構前から整理してました。
2014年12月27日
2006年末は、年明け1/4でした。 2008年末は、12/20と早かったものの少なくて、年明けに2回目がありました。 2013年末は、休業日より後の12/30に発表。 昨年の流れを汲むと、土日はさすがにないでしょうから、 12/29か30になりそうですね。
2014末:休業日12月27日(土) ⇒??契約合意選手発表 2013末:休業日12月28日(土) ⇒12/30契約合意選手発表 http://www.consadole-sapporo.jp/news/2013/12/015896.html 2012末:休業日12月29日(土) ⇒12/28契約合意選手発表 http://www.consadole-sapporo.jp/news/2012/12/013723.html 2011末:休業日12月29日(木) ⇒12/28契約合意選手発表 http://www.consadole-sapporo.jp/news/2011/12/011667.html 2010末:休業日12月30日(木) ⇒12/28契約合意選手発表 http://www.consadole-sapporo.jp/news/2010/12/009829.html 2009末:休業日12月30日(火) ⇒12/29契約合意選手発表 http://www.consadole-sapporo.jp/news/2009/12/009039.html 2008末:休業日12月30日(火) ⇒12/20契約合意選手発表なし http://www.consadole-sapporo.jp/news/2009/01/008474.html ※1/17にも追加発表。1回目は少なかったので http://www.consadole-sapporo.jp/news/2009/01/008474.html 2007末:休業日12月29日(土) ⇒12/25契約合意選手発表 http://www.consadole-sapporo.jp/news/2007/12/007872.html 2006末:休業日12月29日(金) ⇒1/4契約合意選手発表 http://www.consadole-sapporo.jp/news/2007/01/007438.html ※年末まで天皇杯関連の更新があったので、それどころではなかった模様 ※始業日:1月3日(水) 2005末:休業日、契約合意選手発表ともになし ※12月の更新内容がほとんどないので不明 2004末:休業日、契約合意選手発表ともになし ※更新頻度自体が今より少ない。
余談。 2009年末に発表された 2010コンサドーレ札幌 契約合意選手について(12/29現在) を見ると、今でも札幌に残っている選手は、以下の6人でした。 MF砂川、MF上里、MF古田 FW横野、FW上原、FW内村 当時は今よりもユース卒選手が少なかったとはいえ、 5年後も残っている選手って、どのくらいいるんでしょうね。
2014年12月22日
J2札幌が甲府のインドネシア代表FWイルファン・バフディム(26)を獲得することが分かった。 http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20141222-1412058.html 今のところ、よく読まれるサッカー記事の1位のようです。 磐田の前田より上ってすげーな。![]()
さて、今回なぜコンサドーレ札幌がイルファン獲得に動いたのか? ↓の画像を見ていただければ、ご理解いただけるかと思います。WakuWakuJapanとは、スカパーが出資する、 東南アジアで日本のコンテンツを配信するテレビ局です。 今は、インドネシアとベトナムで放送中。 引用すると・・・ 日本の番組が見られるエンターテイメントチャンネルです。 全ての番組が現地の言葉でご覧いただけます。 ドラマ、映画、音楽、アニメ/特撮、スポーツ、カルチャー、エンタメ、ドキュメンタリーなど 日本で人気のある選りすぐりの番組を24時間365日お届けします。 http://www.wakuwakujapan.tv/ja/about/ その大スポンサー様の事業パートナーとして、コンサドーレ札幌が動き、 試合に出られる東南アジア選手として白羽の矢が立ったのが イルファンなわけです。 よく誤解があるのですが、J2札幌の試合映像がインドネシアで放映されたからといって、 札幌の収入がうなぎ上りにはなりません。 放映権料収入は、基本的には均等配分なので。 ただし、放映回数と東南 アジア戦略への貢献として、インセンティブはつきます。 つまり他のクラブよりは、少し多くもらえると。 その額は、あまり期待しなくてよいです。 むしろ、WakuWakuJapanがクラブパートナーとして入っていることに期待しましょう。
さて、イルファンですが、 一昨日まで行われていた東南アジア最大の国際大会 AFFスズキカップのインドネシア代表の直前合宿まで同行していましたが、 けがのため離脱して参加はかないませんでした。 甲府は所属先クラブ名としてAFFスズキカップの公式サイトに掲載されることを 期待していたと思いますが、残念ながらそれもかなわず。 本人にとっても、クラブにとっても残念なケガ離脱となりました。 インドネシアは、ベトナム、フィリピンに次ぐ予選グループ3位で、 上位4カ国で争われる決勝トーナメントに進めず。 でも、ステファノは代表歴1試合くらいだったのに対し、 イルファンは現役代表ってことで、 選手の評価はインドネシア国内ではステファノより上のようです。 J1クラブが東南アジア選手を獲得したって、試合に出れやしないので、 J2クラブへ移籍というのは、本人にとっても良い選択たと思います。 J2である優位性が出た獲得といえます。 日本に1年いた経験を活かして、バンバン試合に出てほしいですね。
2014年12月22日
北海道FC(コンサドーレ札幌)の三上大勝GMがマレーシアのクラブと提携か!? マレーシアはJリーグ提携国ではありません。 リーグ運営の問題などあって、提携したいが提携できない状況にあります。 しかし、このマレーシア、 12/20まで行われていた東南アジア最大の国際サッカー大会、 AFFスズキカップで準優勝と大健闘しました。 しかも、ホーム&アウェイで行われる決勝で、 第1戦はタイ代表に0-2で敗れたのに、ホームの後半途中まで3-0で逆転してて、 10万人のマレーシアサポーターが大騒ぎしてました。 準決勝もレコンビン(得点ランク2位)率いるベトナムに、アウェイで0-2で負けて、 ホームで4-2で勝って大逆転と、勢いがあったのでこのままいっちゃいそうでしたが 決勝は優勝候補筆頭のタイ代表に最後は再逆転されて負けちゃいました。 そんなマレーシアのサッカーメディアから情報を集めていたら、 HOKKAIDO FC の文字と、三上GMの名が。 Hokkaido FC’s General Manager, Mr. Hirokatsu Mikami あと池端・・・CRM部部長? Chief CRM Officer, Mr. Kazuki Ikehata, 写真載ってるじゃないですか。アップ
記念に保存して、内容を読みたい方のためにリンク貼っておきますね。 短い英文なので、そんなに難しい内容じゃないです。 http://johorsoutherntigers.com.my/2014/12/20/jdt-partner-up-with-hokkaido-fc/ この記事が掲載されたのは、 2:00PM 20 DEC 2014です。
なぜこの記事にたどり着いたか補足をすると、 AFFスズキカップ得点王(6点)のマレーシア代表Safiq Rahimについて調べてた。 ⇒検索してたら、JFAのサイトがヒットした。JFA? ⇒JFAとは「Johor Football Association」の略だった ⇒トップページをよく見ると、HOKKAIDO FC? ⇒三上GMじゃないですかっ!! ↓証拠画像このHPのすごいところは、 所属してるわけでもないAFFスズキカップ得点王マレーシア代表選手をトップで扱い、 ドイツのボルシア・ドルトムントの話題をトップで扱い、 北海道FCの話題をトップで扱う という、チャンポンっぷり。 札幌と●刊スポーツでは、イルファン祭のようですが、 私はいまマレーシア祭りですよ!
さらっと翻訳したので、置いておきます。 間違いあったら、突っ込んでください ↓ここから 北海道FCのゼネラルマネージャー三上大勝氏、CRM責任者池端一樹氏と、 ジョホール・フットボール協会代表で Southern Tigers Sdn Bhd最高マーケティング責任者の Mr. Ahmad Yani bin Ismailは、 日本で訓練するためにJDTの若者の選手を派遣することで合意した。 北海道FCはワールドカッププレイヤー小野伸二、ガンバ大阪のDF今野泰幸、 オリンピック日本代表選手奈良竜樹と荒野拓馬ら、 多くの才能ある選手を育成したことで、よく知られている。 北海道に根付くクラブのユニフォームを着て所属した選手で もっとも有名な選手は18歳で所属したブラジル人ストライカー・フッキ(Hulk)だ。 この新しいパートナーシップの下では、地元の選手の標準と品質が改善し、 マレーシアのサッカーを違うレベルに高める助けとなることが期待される。 ↑ここまで。 フッキがいたのは18歳じゃないような気がするとか、 Consadole Sapporoって使わないの?とか、気になることはありますが、 「Sapporo」よりも「Hokkaido」の方が知名度あるので、 プレス・リリースとしては、正解ですね。 JDTってなに?とかいろいろ調べますね。
2014年12月22日
ドンタムロンアン(ベトナム)が、コンサドーレ札幌と対戦する前に、広島と試合しちゃったよ。 http://www.sanfrecce.co.jp/news/release/?n=7672 トレーニングマッチ(vs.Dongtam Long An FC)の試合結果について 開催日時2014年12月14日(日) Dongtam Long An FC 1-1 サンフレッチェ広島 リーグ戦が終わった1週間後には、こういう活動をしているんですね。 主力は休ませているだろうけれど、試合出場数が少ない選手らにとっては、 シーズンオフでも実戦トレーニングの場があれば、 出稽古したほうがよさせそうですね。 いつかはコンサドーレ札幌もベトナム遠征してほしいな。 今年は韓国には行ったので、次は提携先クラブと。
2014年12月22日
Jリーグ経営情報開示資料2013年度版から、コンサドーレ札幌のアカデミー収入と現在地と目指すべき未来を探ります。 今回は、2013年J1/J2アカデミー収入に焦点を当てます。
もくじ 1★2013年J1/J2営業収益(売上)ランキング(百万円)こちら 2★2013年J1/J2広告料収入ランキング(百万円)こちら 3★2013年J1/J2営業収益に締める広告料収入の割合ランキング(百万円)こちら 4★2013年J1/J2入場料収入+アカデミー収入+その他収入の合計ランキング(百万円)こちら 5★2013年J1/J2入場料収入ランキング(百万円)こちらこちら 5-1★2013年J1/J2年度別入場料収入こちら 5-2★2013年J1/J2年度別スタジアム別入場者数こちら 5-3★年度別入場料収入と興行粗利こちら 6★2013客単価J1/J2 客単価(円) 興収(百万円)こちら 6-1★2013客単価+バクスタチケット価格J1/J2 客単価(円) 興収(百万円) バクスタチケ代(円)こちら 7★2013年J1/J2アカデミー関連収入順(百万円)こちら←今回★ 8★2013年度J1/J2チーム人件費順(百万円)こちら 9-1★2013年度J1/J2チーム人件費/勝ち点比率(勝ち点獲得の効率の良さ)こちら 10★2013年J1定着,残留,昇格/J2PO進出基準こちら 11★コンサドーレ札幌はJ1定着,残留,昇格/J2PO進出できるのか? 参考資料 2013年度Jクラブ経営情報開示 有価証券報告書平成25年12月期(PDF:6.24MB) 予算実績平成25年12月期(PDF:189KB) 経営状況で見るコンサの現在地(2011年度まとめ) コンサドーレ札幌はJ1定着,残留,昇格/J2PO進出できるのか?(2012年度まとめ)
★2013年J1アカデミー収入順(百万円) 親会社クラブ収入 経費 粗利 売上利益率 日産 横浜FM455 314 141 31% 東京ガF東京422 255 167 40% 鈴与 清水 319 197 122 38% 住友 鹿島 269 166 103 38% トヨタ名古屋258 191 67 26% ヤマハ磐田 249 182 67 27% 富士通川崎F164 75 89 54% ===J1平均158 113 45 28%== -- 新潟 143 128 15 10% Docomo大宮 142 68 74 52% エディ広島 99 126 -27 -27% -- 仙台 88 68 20 23% -- 鳥栖 74 23 51 69% 日立 木白 71 40 31 44% -- 大分 48 70 -22 -46% -- 甲府 36 21 15 42% 三菱 浦和 15 102 -87 -580% -- 湘南 0 0 0 0% ヤンマC大阪 0 0 0 0% ※浦和、湘南、C大阪は別法人化されてるので別会計です。 歴史と伝統があり、大都市圏にある横浜FMとF東京が4億円超え。 ここの粗利だけで、1億円を超えている。 トップにアカデミー卒の選手が昇格→ブランド向上→スクールに入る子供が増える→収入増える J1クラブのアカデミーは、そのブランド力の維持をしつつ、良い選手を集め、スクール生も集める。 こういうサイクルが生まれている証拠だ。 週1回のスクールで月謝1万とかどーなの?って思うけど。 札幌もアカデミー部門で1億円の粗利を生むようになってほしい。
★2013年J2アカデミー収入順(百万円) 親会社クラブ収入 経費 粗利 売上利益率 楽天 神戸 231 115 116 50% -- 東京V174 91 83 48% -- 福岡 171 58 113 66% パナ G大阪138 114 24 17% 京セラ京都 134 145 -11 -8% -- 岡山 75 18 57 76% == J2平均 74 46 28 38%== -- 愛媛 67 9 58 87% -- 栃木 64 32 32 50% -- 山形 61 64 -3 -5% 大塚 徳島 58 28 30 52% JEF千葉 55 73 -18 -33% -- 札幌 54 59 -5 -9% -- 富山 52 22 30 58% -- 北九州 50 26 24 48% -- 横浜FC 46 38 8 17% -- 岐阜 41 33 8 20% -- 鳥取 40 27 13 33% -- 水戸 38 10 28 74% -- 長崎 36 26 10 28% -- 熊本 23 17 6 26% -- 松本 5 5 0 0% -- 群馬 4 9 -5 -125% 意外なのは、G大阪の収入の低さ。 伝統もあるので、もっと稼いでいると思っていた。 東京Vはここが支えているといえる。 大健闘しているのは福岡。 人口の多さもあると思うが、強豪高校が多い九州で、これだけの収入と粗利を生むのは大変だろう。 しかし、昨年福岡U18がプリンス降格したのに対し、東福岡が高校総体で優勝するなど、 ユースに逆風が吹いているともいえる。 岡山、愛媛も健闘している。 こう考えると、札幌は少なすぎる。 収入も低いが、粗利も低すぎる。 人口は多いが、若年齢人口が少ないのと、 人を集めようにも人口密度が低いので活動範囲が広域なため人集めが苦しいだろうか。 少しずつ収入は増えている(41百万→44百万→54百万)ので 札幌U-18ブランドが向上した今のうちに、さらに事業拡張したいところだ。 ・・・千葉も札幌に似てますね。
カレンダー
プロフィール
最新のエントリー
月別アーカイブ
リンク集
カテゴリー
コメント
検索