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U19日本代表が決勝でベトナムに1-0で勝利し優勝!(内山はフル出場)

2014年09月14日

ベトナムで開催されているNutifood cup 2014。
本日行われた決勝戦は1-0でベトナム代表を破り、見事優勝を飾った。

予選初戦でオーストラリアにロスタイム弾で劇的な勝利を収めたU19日本代表。
ベトナムとの第2戦では、前半に先制されながらも、後半に3点取って逆転勝ち。

そのベトナムとの再戦となった決勝。
前半は互いに中盤での激しい争いが多いが、時間が経つにつれ日本のキープ力が勝ってくる。
15金子が抑えの利いたミドルシュートを放つも相手GKにセーブされる場面もあったが
0-0で折り返す。
後半も一歩も譲らない展開となるが、後半29分ついに均衡が破れる。

中盤でボールを奪いショートカウンターから15金子がゴール正面で受け
相手にクリアされかけるも、11越智(産能大)が素早く奪い返して
9表原(愛媛)へ素早く回し、PA内左へ侵入した9表原が
相手マークを中⇒外へのドリブルでずらしたところを、左45度から左足一閃!
ゴール右隅に突き刺さる素晴らしいゴールで先制した。

この1点を守りきった日本が優勝を飾った。


4万人の観衆で埋め尽くされた完全アウェーの中、
国歌斉唱まで行う丁寧さ。

U代表の親善大会とはいえ、これだけ大勢の観客で試合をできるのは
とても貴重な経験といえる。

U19日本代表のスタメン。
GK 1 中村 航輔(柏レイソル)
DF21 高木 大輔(東京ヴェルディ)
DF 4 内山 裕貴(コンサドーレ札幌)★
DF25 茂木 力也(浦和レッズユース)
DF20 坂井 大将(大分トリニータU-18)
MF 7 大山 啓輔(大宮アルディージャ)
MF24 井手口陽介(ガンバ大阪)
MF28 小川 直毅(ガンバ大阪)
MF15 金子 翔太(清水エスパルス)(C)
MF32 杉本 太郎(鹿島アントラーズ)
FW19 北川 航也(清水エスパルスユース)

試合は前半からともに中盤でのプレスが早く、
シュートまで持ち込めない展開続く。
特筆すべきはベトナムの球際への積極性と、キープ力の高さ。
ポゼッションはやや日本が上回るものの、
前半は日本が奪われる場面も多く、
日本のプレスをかいくぐってパスを回せる技術の高さを見せ付ける。

ベトナムで怖い存在だったのは、
10番でキャプテンを務めるNGUYEN CONG PHUONG(グエン・コン・フオン)
高いキープ力からチャンスを演出していたし、
将来ベトナム代表に食い込んできてもおかしくない存在だ。
そのうちベトナムのメッシといった異名を日本のテレビ局がつけるのだろう。

ベトナムなら日本は圧勝して当然と思い込んでる人は
試合を是非見てほしい(すぐに削除されるだろうが)。
日本とそれほど差がないと感じることが出来るはずだ。
また、なぜ彼らがベトナム国内で黄金世代と呼ばれているかも分かるはずだ。
前半のみ(youtube)
フルで割りと安定している(youtube)

最終的なSTATSはこちら
VET  -  JPN
 2  SHOT  6
 2  CK    3
 1  OFF   1
11  FOUL 10
 
日本のシュートが6本に抑えられてることから見ても
圧倒したわけではないことが伺える。
ベトナムのシュートが2本で終わっているが、
予選のときより、10番や9番の仕掛けを高い位置で潰していたことが要因だろう。
前を向かせると怖い存在なだけに、しっかりとした対策と立ててきた証拠だ。

なお、日本が先制した後、喜んだ9表原が相手ゴール裏をトラック付近まで駆けていったが、
ペットボトルが何本も投げ込まれていた。
客席から距離が遠いので転がってくるのがいくつも見えただけだが、
喜び方にも少し注意した方が良いだろう。


さて、内山。
1試合休んだこともあってか、コンディションのよさが垣間見えて、
カバーリングやポジショニングがよく、危険な場面を未然に防げていた。
体も張っていたし、及第点の内容といえる。
ただ気になるのは、体を当てられると、負ける場面があり、
今後のAFCU19で西アジア勢と対戦したとき、標的にされる気がする。
空中戦や、体を張った場面で、芯の弱さがあると致命的だ。
三浦(清水)がCBの第一選択肢だろうけれど、内山の評価が2~3番手のように思える。
ここはうまく使い分けるのだろう。


post by sca25

02:08

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U19日本代表はベトナムに3-2で逆転勝ち(札幌内山は負傷交代)

2014年09月10日

ベトナムで開催されているNutifood cup 2014。
初戦でオーストラリアにロスタイム弾で劇的な勝利を収めたU19日本代表。
ベトナムとの第2戦では、前半に先制されながらも、後半に3点取って逆転。
相手の反撃を終了直前のPK1点に抑え、3-2で2連勝を飾り、
決勝トーナメント進出を決めた。

なお、内山(コンサドーレ札幌)は、
前半35分に日本のCK崩れから相手DFとヘディングの競り合いで
頭部をぶつけた影響も見せずにプレーを続けた。
さらに前半終了直前に相手の裏を狙ったボールを背走する際、
右かかとを相手に踏まれ、右足首を負傷しピッチ外に出た。
その影響からハーフタイムで交代となった。

試合映像youtube(ベトナム語。すぐ消えると思います)こちら


なお、ベトナムの10番が細かいタッチでスピードのあるドリブルを持っていて、
なかなか倒れず、見ていて面白い選手でした。
このNGUYEN CONG PHUONG(グエン・コン・フオン)、
先制点を取った9番NGUYEN VAN TOAN(グエン・バン・トゥアン)や
Vリーグ2014最優秀若手選手のチャン・ミン・ブオン
という名前は覚えておいた方がよいでしょう。

なお監督は GUILLAUME GRAECHEN というフランス人です。
HAGL-Arsenal JMG(ホアンアイン・ジアライ-アーセナルJMG)で監督かコーチをやってる人らしい。


post by sca25

01:16

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レコンビン、今季の所属元ソンラムゲアンとの残留交渉が決裂!

2014年09月09日

SLNA(ソンラム・ゲアン)とコンビンは、契約交渉が決裂しました (9月6日)

ほぼ確実に、SLNAは次の3シーズンでビンのプレイを見れません。 
昨日の午後、コーチ・フータンとコンビンは、新たな契約締結に関する電話で互いの予備的な交渉を行った...。 
双方の希望を確認した後、コンビンが正式にチームゲアンに別れを告げる。 
最高の選手を維持するのに十分な年俸を用意したSLNA。 
コンビンに感謝し、彼が彼の新しいクラブでの成功を祈っています!

SLNA và Công Vinh thất bại trong đàm phán hợp đồng

Gần như chắc chắn, SLNA sẽ không có sự phục vụ của Công Vinh trong 3 mùa bóng tiếp theo. 
Chiều qua, HLV Hữu Thắng và Công Vinh đã có trao đổi sơ bộ với nhau qua điện thoại về việc ký kết... hợp đồng mới. Sau khi nắm bắt nguyện vọng của 2 bên, Công Vinh chính thức nói lời chia tay với đội bóng xứ Nghệ.
Lại một lần nữa SLNA không đủ lực để giữ cho mình những cầu thủ tốt nhất.
Xin cảm ơn Công Vinh và xin chúc anh thành công với CLB mới! 

from SLNA facebook
https://www.facebook.com/cdvslna


ベトナムVリーグは今季の全日程が8月に終わりました。
その後、9月6日までにソンラム・ゲアン残留か退団かを決断すると
現地報道に流れていましたが、ソンラム・ゲアンの公式facebookによると
退団の意志を固めたようです。(信用するかどうかは別問題)

今ベトナムで乗りに乗っているべカメックス・ビンズオンへの移籍が現地で報道されています。
ベトナム代表での活動を経て、来年1月のベトナムVリーグ開幕前までの長いスパンで
移籍先を決めることになりそうです。

ベトナム代表としての活動は、今年10月に開幕する、
東南アジア最大のサッカーの祭典、AFFスズキカップ2014に向けて動き出します。

AFFスズキカップのスポンサーに、いくつの日本企業がつくのかにも注目が集まります。
今回は電通は絡んでないのかな?

タイトルスポンサーのスズキを除いて、
オフィシャルスポンサー11社中8社が日本企業です。
J2クラブの胸スポンサーもありますね。

suzuki




前寛之(コンケーンFC/タイ1部)レンタル移籍後初ゴール(動画アリ)

2014年09月09日

コンケーンFC(タイ1部(日本で言うJ2))へレンタル移籍中の前寛之が、
レンタル移籍後初のゴールを直接FKで決めています。

動画はこちら(タイのスポーツメディアなので遅いです。CMが30秒くらいあります)
http://sstv.siamsport.co.th/video.php?IDClipVDO=00050173

背番号16、オレンジのシューズが前寛之です。

さて、短いハイライトですが、いくつか見どころを。

・バンコクFCはマスコットが牛(0:00)
・先発メンバーに横野純貴と前寛之が揃い踏み(0:11)
・対戦相手のバンコクFCはユニフォームが赤黒(0:14)
・バンコクFCの29番?が常盤聡みたいな身体能力
・味方が触ったようにも見えるが、直接FKからゴールを決めています。
 ↓公式記録
mae_result


日本の2部のサッカー(ハイライト)を見たあとで、
タイの2部のサッカー(ハイライト)を見ると、
当たりの弱さと、心の弱さ(簡単に倒れる)を感じてしまいます。
ただ、かなり荒っぽいので、厳しい競り合いで踏ん張りすぎても
怪我してしまうので、仕方がない気もします。

ちなみに前寛之は、加入後はずーっと先発フル出場しています。
記録は別途まとめます。


12位 Pattaya United (38pts,-10)
13位 Phuket FC (36pts,-3)
14位 Trat FC (34pts,+5)
===以下、降格====
15位 Nakhonpathom United (33pts,-1)
16位 Phitsanulok TSY FC (27pts,-24)
17位 Khonkaen FC (24pts,-20) ←★
18位 Sriracha Ban Bueng FC (3pts,-56)

コンケーンFCは下から2番目の順位で、降格圏から脱出できていません。
残り5試合で、勝ち点13くらいが必要です。
厳しいですね。
ただ、シーズン前半の遅れを少しずつ取り戻してきているので、
前寛之は、そこそこ貢献していると言えそうです(都合の良い解釈)。


万が一タイ2部(日本で言うJ3)へ降格したらコンケーンFCへ
選手を送り込むメリット云々を言い出す人がいるかと思いますが、
コンケーンFCとの提携のメリットは、以下にあると思います。

・オーナーのカソム・チャオナン氏は、日本語英語も堪能な国際派で、大学の学長。
 タイのサッカー協会やフットサル連盟の理事をやっているなど、人脈が豊富。
 (AFCのHPに名前が載ってたレベル)

・道内の大学生がコンケーンFCとの提携をきっかけに留学するなど、
 対応がクラブ間に留まらない幅広さがある。

・日本の2部リーグで燻っている選手がレンタル移籍するには
 出場機会が多く得られて、適切なレベルにある(試合内容はともかく)

(参考)タイ・コンケーンFC社長のカソム・チャナオン氏は大物で親日家じゃねーかっ!


私は、今のところ提携解消といった動きを見せる必要はないと考えています。
トヨタ、ヤマハ、日産などビッグな企業が親会社のJクラブとは
異なるアプローチでの東南アジア戦略を担うべきだからです。

報道やクラブからの発表がないので、あまり活動してないように見えますが、
細く長い付き合いを目指すのであれば、今のような対応でよいと思います。
本腰入れるなら、現地駐在員を置くくらいの動きが必要ですが、
そこまでやるなら現地にスクール事業を展開するくらいのパワーが必要ですから。
コンケーンFCは、今の札幌に合った提携先だと思います。



【wowow受付中止】錦織圭の全米オープン決勝戦の申込殺到して中止(つながらない

2014年09月09日

wowowオンラインが繋がりにくいと思ったら・・・
WOWOWの加入に関するご案内(9/9).
大変申し訳ございませんが
現在、お申し込みいただいても錦織選手出場の全米オープンテニス、
男子決勝戦の放送開始予定時刻午前5時45分に間に合わない可能性があるため
WEBからの加入受付は見合わせております。

また、これからお電話でのご加入のお申し込みをいただいても
同様に試合開始に間に合わない可能性がございます。

大変申し訳ございませんが、ご了承ください。

http://www.wowow.co.jp/info/info.php?info_id=324&which=1&from=&genre=&prv=


WOWOW視聴開始までのお時間について(9/8).
WOWOWに加入/無料体験をされるに際して、通常ですと15分程度で視聴開始となりますが、
ただいまのところ加入/無料体験をご希望される方が多く、
通常よりも多くの時間を要すると思われます。
目安として、加入のお手続き後、3時間程度経ってからBS9chにチャンネルを合せて、お待ち下さい。

ご不便をおかけして、申し訳ございません。

http://www.wowow.co.jp/info/info.php?info_id=323&which=1


WOWOWオンラインにアクセスしづらい状況について(9/8).

WOWOWオンラインは、現在アクセスしづらい状況となっております。
ご利用中のお客様にはご不便をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。

http://www.wowow.co.jp/info/info.php?info_id=320&which=1&from=&genre=&prv=


早めに申し込んでおいてよかった・・・。

つか、通常時は開通までに15分ってスゲーな。


post by sca25

01:19

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錦織圭のテニス全米オープン決勝をNHK総合で録画放送決定!←地上波で見れない?

2014年09月09日

NHK、錦織の決勝戦を録画放送(22:43) 
NHKは8日、テニス全米オープン決勝戦の模様を9日午後1時5分から総合で録画中継すると発表した。 
 なお、9日夜には、決勝戦のハイライト(時間未定)も放送する。 


スカパー慣れしてる身からすれば、 
百年に一度あるかないかの貴重な瞬間を映像に残すために 
月約2000円の出費は喜んで支払う。 

その代わりというわけではないが、速報ゴールハイライトしか見なくなった 
スカパーJリーグは解約することに。 
単に見る時間がないだけなんで、興味を全く失ったわけではないが、最後にテレビで見た試合は3ヶ月くらい前?の北九州戦。 

スカパー代が浮いたら松本でも行くか。 
松本のアウェイ感は半端ない。 
J2であの雰囲気を作れるのは大したもの。 
サッカーが映るテレビを眺めるのと、 
満員近い球技場でサッカーをみるのとでは興奮も感動も感情の揺らぎも雲泥の差だ。 


Jリーグでオススメのスタジアムは? 
と聞かれたら 
一番は松本のアルウィン  
二番は札幌ドーム 
と答える。 
松本のアルウィンは一度行ってくれとしか言いようがない。 
札幌ドームは世界的に見ても唯一無二の稀有なスタジアムで、 
試合前に設備を見て回るだけでその凄さに圧倒される。 
試合直前に来て試合を見るだけなんて、もったいない! 

いま挙げた2つは、試合をほとんど見なくても 
十分楽しめて元が取れるスタジアムなのだ。 

そういった気付きを得られるかどうかが、 
J2を楽しめるか、スポーツツーリズムを満喫できるかの 
分かれ目のように思える。 


解任された財前前監督はお値段以上に活躍した良監督

2014年08月29日

★2013年J2チーム人件費順(百万円)   
順親 チーム 人件費 営業収益 人件費率
 パナ G大阪1,486 2,786 53%
 1ヤマハ磐田 1,369 3,298 42%※2013/J1
 楽天 神戸 1,160 1,960 59%
 2JEF千葉  994 2,330 43%
 3京セラ京都  692 1,930 36%
 大塚 徳島  601 1,211 50%
 4-- 大分  556 1,406 40%※2013/J1
 5-- 湘南  530 1,191 45%※2013/J1
(-  札幌  483 1,341 32%★J2/2014(予算)) 
 6-- 横浜FC 482 1,152 42%
 7-- 山形  468 1,041 45%
=== J2平均 467 1,090 43%=2013J2平均
=== J2平均 431 1,087 39%=2013J2平均(昇降格クラブ入れ替えた場合)
 8-- 岡山  411 1,034 40%
 9-- 栃木  410  876 47%
10-- 福岡  390  871 45%
11-- 松本  368  939 39%
12-- 札幌  359 1,071 34%★
13-- 東京V 357 1,236 29%
14-- 富山  273  701 39%
15-- 熊本  261  680 38%
16-- 北九州 249  686 36%
17-- 愛媛  247  547 45%
18-- 岐阜  241  576 42%
19-- 水戸  230  508 45%
20-- 長崎  229  718 32%
21-- 鳥取  207  646 32%
22-- 群馬  163  469 35%
===============
(-  札幌 513 1,297 39%  3位★J2/2011)
(-  札幌 495 1,347 37% 18位★J1/2012)
(-  札幌 359 1,071 33%  8位★J2/2013)
(-  札幌 483 1,341 36% ?位★J2/2014(予算))
(-  札幌 430 1,341 32% ?位★J2/2014(予算))

昨年は、人件費がJ2平均以下の12番目でリーグ戦順位は8位。
今年は、人件費がJ2平均以下の8番目でリーグ戦順位は13位(8/28現在)。

昨年は低めの人件費でリーグ戦は善戦したといえる。
監督1年目にしては上出来。

監督の年俸はいくらなのか分からないが、
昨年の緊縮財政のなかで引き受けてくれた上に、
人件費以上の成績を残したことは賞賛に値する。

今年は、昨年より7千万円(家2軒分)上乗せした人件費で戦っている。
それでも、J2平均以下で8番目。

今年は、昨年より1億2千万円(家4軒分)上乗せした人件費で戦っている。
それでも、J2平均以上で6番目。
それより低いリーグ戦順位だが、一時期6位まで上がったことを考えると、
予算どおりのいいところに落ち着いているともいえる。

今のコンサの予算感にあった監督といえるのではないか。

今年もまた人件費でいえば上位2チームの半分以下であり、
J2平均以下の人件費にもかかわらず、
J1自動昇格やプレーオフ進出を信じる人がいるってのが信じられない。
是非ともその根拠を示してもらいたい。

社長か誰かが昇格をほのめかしたから?
それは根拠となりえない。
営業トークに乗せられたとか、クラブの発信を妄信してるのでは?と思えてしまう。

まあ何にせよ、賽は投げられた。
何かが変わるかもしれないし、変えずにいくのかもしれない。


post by sca25

03:20

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もとの深井にはもう戻れない・・・そして

2014年08月26日

つまり、もとの深井に戻るのでは、また怪我をしてしまう。
以前よりもっと筋力も負荷耐性も強くなった深井になるべきなのだ。
口で言うのは簡単だし、ここで述べても何かが動くことはないだろう。

けれども、そうなるまでは、ハードな実戦は慎むべきと、分かったはずだ。


目先の勝利のために、リスクを承知の上で無理をさせるか(怪我しないかもしれないし)
勝利が遠ざかるが、リスクを回避するか

前者を取って、勝利は逃し、深井の右膝が壊れる事態に。

こうなると、
体調管理できないフィジカルコーチが悪い
出場させた監督が悪い
コンディションをコントロールできないコンディショニングトレーナーが悪い
と、個人を槍玉に上げようとする人がいるが、そんなのは大きな誤りである。

今回の根本原因は、以下である。
「膝の怪我をして長期離脱から復帰したばかりの選手を、
 中2日で使うことがまかり通るクラブの体質」

誰か1人が悪いのではない、監督コーチ、フロント、選手本人ら全てが
判断を惑わす様々な要因の中から最適な判断を下せない。
その判断が誤っていたとしても、中二日はありえないという
空気が大半を占めるようにならねば、また同じことを繰り返すのだろう。

井がケガを繰り返すのは・・・誰の責任


post by sca25

04:23

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深井がケガを繰り返すのは・・・誰の責任?

2014年08月23日

深井自身の責任?
クラブ・スタッフの責任?
サポーターの責任?

散々迷ったのだけど、載せることにしました。
クラブの考えが正しいとは思えなかったので。
とはいえ、最終的には、クラブや選手自身の考えを尊重するしかないってのが結論です。
それで壊れようが、選手の責任ってことになる・・・のか?


8/20(水)、天皇杯3回戦 清水戦の後半18分すぎ。
左サイドへスプリントでプレスをかけにいった深井が
進行方向に対して左90度の方向転換をするため、
強く右足で踏み込んだときにそれは起きた。

右足に異変が生じ、もつれるように倒れる深井。

見た瞬間「ハムストリングやったな」と感じた。
(半月板(昨年の古田)だったら、太もも裏を気にすることはないはず)
(靭帯や腱は膝界隈にはいろいろあるので、靭帯損傷ではないことを祈る)

今回ばかりは、クラブもスタッフも本人も救いようのない
人の判断ミスによるケガの発症としか捉えられない。


深井のケガ略歴
2011年6月:U-17W杯でベスト8(ブラジルに2-3で敗れる)
2011年秋:「秋から膝の痛みがあった」
2012年3月:左膝を手術(皿の骨の一部が生まれつき一部離れていた。)
2012年8月:復帰

2013年3月:プロデビュー
2013年6月:右膝じん帯を損傷
2013年9月:全体練習復帰

2013年9月:右股関節痛
2013年11月:左膝前十字靱帯断裂(全治:8ヶ月)
2014年7月:全体練習復帰
2013年8月:(右膝?右ハムストリング?)


ネタ元
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?104737-106801-fl
http://www.consadole-sapporo.jp/news/2013/11/015759.html
他は「さっかりん」から。


これだけ見れば、大体分かると思いますが、
深井はまだプロでシーズン通して活躍できるフィジカルを見につけていない。
走り続けられる心肺能力とか、若いから回復力が・・・とか言っているのではなく、
試合中のスプリントにどのくらいまで耐えられる筋力か、
その回復力は高いのか?というあたりのことを言っている。

つまり「筋肉への負荷に対する耐性と回復力」がプロ仕様になっていないにも関わらず、
筋肉が回復してない中2日で先発したことが、判断ミスだと私は考えている。

能力が高い選手ほど、体が動くから「出られる」と言ってしまいがちだが、
コンディショニングの知識に乏しいと、こういう結果になる。
それを外から止めるのも、必要な動きであると思うけれど。

今年、同じように、上里が靭帯断裂から復帰していたが、
そもそも彼の場合は数年間プロでトレーニングしてきた積み重ねがあるわけで、
「負荷に対する耐性と回復力」において、上里と深井の間には、
「Jリーガー」と「サッカーの上手い高校3年生」くらいの差があるのだから、
怪我から復帰した後のケアや動きの違いにも大きな差が出てくるのは当然なのだ。

怪我から復帰したときに誤解されるのが、
「全体練習への復帰=怪我以前の状態に戻る」と捉えられていること。

十字靭帯断裂の再建手術の場合、他の腱を拝借して再建手術しますし、
その後のリハビリたるや、本当にきついもので、
(何キロ持ち上がる的な)筋力の強度という点では元に戻ったとしても、
「負荷耐性と回復力」、短期間に元に戻るわけではない。
むしろ怪我前より下がった状態なのが一般的な考え方なようです。
(この辺は、種目別のコンディショニングの知識ごとに違ったりしますが)


コンディショニングについては、専門家によって意見も違いますし、
クラブが抱える選手の質、設備環境によっても大きく異なります。
ですので、その知識が正しいか、クラブに合っているかは
怪我人が多いか少ないかってのが、判断基準になってしまいますね。
数値化は金かかるので、これは仕方がないか。


じゃあ、冒頭に使った「サポーター」はどこに出てくるのか?

全体練習に復帰⇒何とかJ1昇格したいから試合早く出てね
⇒チーム連敗しちゃった⇒何とか立て直したい
のような流れの中で、サポーターから発せられる「些細な期待」が
積み重なっていくと、「早く復帰して試合で活躍せにゃならん」といった
思考に選手が走ってしまってんじゃないの?
と感じることが、あるからです。

「復帰したばかりの選手を中2日で出すわけないよね」
「そんなのありえない」くらいの空気が
クラブやサポーターやパートナーから充満する位が望ましいのですが、
まだそこまでではないようで。

怪我を押して(or隠してor痛み止め打って)でも、試合に出て活躍するのがプロ
みたいな空気感は、プロとして活躍を続けてる選手に向けられるならまだしも、
まだプロ通用するフィジカルを手に入れてない選手に向けられるのは、
正直どうなの?って思うのでした。

ちなみに、そういう方向に促しかねない記事を平気で垂れ流してくる
マスメディア(しんぶん、広告専用地上波てれびじょん)を一番信用してません。


足がかかったり、危険なスライディングから
怪我を回避するためにダイブすることがありますが、
それをブーイングで返すのってどうなんだろうって話もあるのですが、
興奮状態だったり、ピッチまで遠くてビジョンもない陸スタだったら
しょうがないか、という思考もあります。これは脱線がすぎました。


なお、文中で使っている「負荷耐性と回復力」って言葉ですが、
私なりの解釈と意訳で書いてるので、検索しても出てこないようです。
戦術的ピリオダイゼーション哲学(PTP)ってあたりから探すと
それっぽい話が出てくると思います。


post by sca25

16:28

コメント(7)

なぜ深井一希(コンサドーレ札幌)を試合に復帰させのか

2014年08月23日

★なぜ深井を試合に復帰させのか
  ⇒ AFC U-19選手権(10/9開幕)の直前合宿(9月下旬)から逆算すると、
  1~2ヶ月前の段階で試合出場してコンディションを上げていかないと、
  U-19日本代表に選出されないから。

これが最大の理由だろう。
少なくとも9月中旬の時点で、フル出場しても問題がないくらいの状態に
持っていく必要がある。

ここにクラブと本人の焦りが重なったと推測している。
(その後のケガ云々とコンディション云々は別掲する。)

U-19代表には、内山の選出がかなり有力。
(同世代に内山と同じタイプで能力が高いCBが少ない)
GK阿波加は当落線上で激しい競争中
(阿波加を戻してJ-U22に出せるようにしたのもU-19狙いだろう)

ここにU-17世界選手権で存在感を示し、同世代でも一目置かれる深井を加えて、
今年のU-19代表に3人送り込みたい。
そして来年のU20ワールドカップのU20日本代表に選出される流れを作りたい。
そんなクラブの思惑が垣間見える。

これとアジア大会向けのU21代表。
奈良がアジア大会の代表に選出されず残念であったが、
シーズン中なので、1クラブ1選手縛りがあったであろう。
それに加え、同世代に強力なCB(岩波、遠藤、植田、西野)が揃っており、
激しい競争が繰り広げられていることも一因だ。

アジア大会に荒野を送り込んだことも交えると、
一連のU代表に対するアプローチの最終目標は、リオ五輪メンバーを送り込むこと。

ユース時代から注目を集めた選手達が成長を続けて、
1人でも多くの選手が選ばれることを願う。


post by sca25

15:12

コメント(0)