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2014年05月31日
昨年話題になった、厚別の芝が荒れていた件。 参考記事 なぜ厚別の芝が荒れたのか?5(まとめ)
主な原因は以下の2つでした。 1) 5月水戸戦までは、曇りが多く、低温のため生育が悪く回復に至らなかった →冬芝の生育適温は15~20度に対し、15度超えた晴れの日は3日。 参考記事:なぜ厚別の芝が荒れたのか?2(天候) 2) 2日前まで陸上競技の投てき競技で使用したため、回復する時間がなかった →陸上競技場を併用している限り付きまとう問題であり、回避はできない。 →水戸戦の後にするよう調整できなかったのか?(できなかったからこうなった) 参考記事:なぜ厚別の芝が荒れたのか?3(使用頻度)
過去2年と今年の天候を調べてみました。 生育適温は15~20度とか、18~24度。 ●2012年の同じ期間の天候(5/1~25) 25日までに15度超えた晴れの日:10日 25日までに15度超えた日___:18日 ●2013年の水戸戦当日までの天候(5/1~25) ◎当日までに15度超えた晴れの日: 3日 ○当日までに15度超えた日___:10日 発芽に適した温度20℃前後を超えたのも、わずか2日。 ●2014年の同じ期間の天候(5/1~30) 25日までに15度超えた晴れの日:14日 25日までに15度超えた日___:25日 直近3年で、今年は天候に恵まれたといえます。 ●日照時間 2012年207.2時間 2013年142.1時間 2014年196.7時間 2013年が、いかに天候に恵まれなかった=芝の生育不良を起こしたのかが分かります。
陸上競技は開催された?
2013年5月21~24日:高校陸上札幌予選の投てき競技
2013年5月26日:水戸戦
中1日。
2014年5月20~23日:高校陸上札幌予選の投てき競技
2014年5月25日:道リーグ札幌ブロック
2014年5月31日:福岡戦
陸上からは中7日。道リーグ札幌ブロックからは中5日。
2013年は補修の時間がありませんでしたが、
2014年は補修の時間が昨年よりあったといえます。
結論
厚別の芝は、昨年よりマシ。
これでダメなら、原因はほかにあるということで。
2014年05月25日
UEFACL決勝の優勝賞金は約13億7000万円(1050万ユーロ)(12-13シーズンの数字) コンサドーレの年間売上は 10億6936万円(13年度決算) コンサドーレの今年度予算は13億4100万円(14年度予算) 優勝賞金だけでも上回っているのに、優勝した場合 グループステージからの勝利ボーナスなどを全て含めると、約70億円になる。 (本記事と内訳はUEFA.comよりこちら) さて、この情報だけで考えたとき、あなたならどちらのサッカーをテレビで見たいですか? 「民放全国ネット地上波の深夜でやってるUEFACLマドリード対決」 「BSスカパーの深夜でやってるJ2愛媛-湘南」 (仮に、どちらも視聴料がかからないし、設備があって見られるという条件もつけることにしよう。) よっぽどの思い入れがない限り、「UEFACLマドリード対決」を選ぶはず。 では、以下の場合だったら? 視聴料約3000円「CSスカパーの深夜でやってるUEFACLマドリード対決」 視聴料は無料で「BSスカパーの深夜でやってるJ2愛媛-湘南」 (これも設備があって視聴料払えば見られることにしよう) ・・・とまあ、もっと段階があるのだが、長くなるので省略しよう。 私が何を述べたいのか? それは、自分が思い入れのないスポーツに対して、 「金を払ってでも見たい」 「金を支払わなくていいなら見たい」 「タダでも見たくない」 と考えるポイントがどこにあるのか? というのを一度考えてから、「どうやったら客が来るか?」を考えないことには意味がない気がするから。 こういうことを考えると、既存顧客の目線でのみ「どうやったら客が来るか?」を考える傾向になりがち。 ・・・私がいちいち言わずとも、分かっているだろうから、余計な心配しないでおこう。
なお「UEFACL決勝面白いが、Jリーグ面白くねー」という人に対して、私がよく言う言葉を記しておきます。 「売上700億円で負債700億円のチームと、売上10億で負債7億円のチームの試合を比べて意味あるの?」 私からすると、比べること自体に意味がないが 「地上波でやってるサッカー」を基準にする人は、回答に窮するので見てて面白かったりする。 レアルマドリー負債の元記事(goal.com) アトレティコマドリー負債の元記事(soccerbiz.info) コンサドーレの負債合計(有価証券報告書pdf)
2014年05月11日
札幌サポにはおなじみ、ベトナムのサッカーメディア「BONGDA」に 三浦俊也氏のインタビュー映像があったのでリンクを張っておきます。 http://media.bongdaplus.vn/xem-video/42/4153/phong-van-doc-quyen-ong-toshiya-miura-tan-hlv-truong-dt-viet-nam.bdmedia しかし、この映像重いです。 ベトナムからDLしてるから仕方がないのでしょうけれど。 ・・・って、英語ペラペラなんですね。 確かドイツ語もいけたような?
Phỏng vấn độc quyền ông Toshiya Miura, tân HLV trưởng ĐT Việt Nam. Ít giờ sau khi đạt được thỏa thuận dẫn dắt ĐT Việt Nam trong 2 năm tới với Liên đoàn bóng đá Việt Nam, tân HLV Toshiya Miura đã dành cho Bongdaplus.vn cuộc phỏng vấn độc quyền. 独占インタビュー氏俊哉三浦、ベトナム代表新監督。 ベトナムサッカー協会は、新しいマネージャー俊哉三浦との2年間ベトナムで指導に合意に達した 数時間後に、Bongdaplus.vn独占インタビュー
2014年05月11日
昨日(5/10)行われたAFCフットサルアジアカップ決勝で、 アジア最強のイランに挑んだ日本代表。 この試合でMVP級の大活躍をしたのが、 今大会初先発のエスポラーダ北海道ゴレイロ(GK)関口優志だ。 準決勝までに50得点(!)を挙げたイラン攻撃陣から 矢のように鋭いシュートを打ち込まれ続けても、 ことごとくファインセーブでゴールを死守し、 延長でも1点ずつを奪い合って2-2でPK戦突入。 5本ずつ蹴るPK戦では3本目までを全てセーブという驚異の活躍! 「北海道ともに世界へ」を一足先に進めた感じですが、 エスポラーダ北海道での活躍にも期待したいですね。
AFC フットサル アジア選手権2014公式結果 最下段に「Final」の結果があり、右にある再生ボタンを押すと 試合映像が見れ・・・そうですが、日本じゃ見られません。残念。 Result と思ってたら、札幌サポにはおなじみ、ベトナムのサッカーメディア「BONGDA」の ハイライト映像が落ちてたので、リンク張っておきますね。 Bongdaplus(youtube) ※ハイライトにはPKセーブ2本分しか出てません。
2014年05月10日
クラブライセンス獲得に向けた債務超過解消が可能なのか?今年も赤字なのか? 2014シーズンの売上と原価を予想してみた。 ■売上高 予算 予想 興行収入_ 440,000千円→ 353,000千円 広告料収入 580,000千円→ 450,000千円 商品売上高 90,000千円→ 80,000千円 配分金収入 101,000千円→ 100,000千円 その他売上 130,000千円→ 170,000千円 ==================== 売上高合計1,341,000千円→1,153,000千円 1)入場料収入は以下の通り推定。 札幌ドーム平均:11848 x 17試合(昨年の開幕戦、G大阪戦、最終戦)を除く) 厚別競技場平均: 6686 x 4試合 計:228,160人 x @1550 = 353,648千円≒353,000千円 2)広告料は東南アジア戦略と小野戦略と松山光で昨年より増。 3)Jリーグ配分金はJ2価格 総額の1/3を22チームで山分け+インセンティブ(アジア戦略への寄与やインドネシア放映権収入など?) 4)移籍金収入はすでにフェホでいくらか獲得。レンタル収入はJ3相手なので微々たるものかと。 5)アカデミー収入は微増。 スクールを少しずつ拡大する。
■売上原価 予算 予想 興行原価_ 285,000千円→ 290,000千円(チケット販売費,競技場使用料,運営費、協会委託費等) 広告料原価 27,000千円→ 26,500千円(スポンサー告知関連) 商品売原価 71,000千円→ 70,000千円(グッズ販売原価) J納付金_ 28,900千円→ 27,000千円(Jリーグ年会費、JFA納付金(興行収入×2%)) チーム運営 618,800千円→ 630,000千円(トップチーム費・ユースチーム費・普及費合計) その他__ 51,500千円→ 55,000千円(イベント、FC関連・ホームタウン活動(サッカースクール等)) ====================== 売上原価合計1,082,200千円→1,098,500千円 1)ドーム数が10から17に増えたので興行原価増。 2)チーム運営費のうち選手スタッフ人件費を大幅増。 すでに丁成勲、都倉、ステファノ、小野の追加が確定して費用がかかっている。 3)その他はあまり減る余地なさそう 小野効果で商品売上が増える程度だと思います。 ■一般管理費 予算 予想 一般管理費 205,200千円 →220,000千円 これ、減る余地がないのでは。 社員減らして、外部委託を増やすとか? ■ 予算 予想 H25決算(参考) 売上高合計1,341,000千円→1,153,000千円→1,069,362千円 売上原価合計1,082,200千円→1,098,500千円→ 998,978千円 一般管理費 205,200千円 →220,000千円→ 216,986千円 =========================== 営業損失 -46,400千円→ -165,500千円→ -146,602千円
2014年05月08日
コンサドーレ札幌からタイdiv1コンケーンFCへレンタル移籍中の横野純貴選手の出場記録と得点記録をまとめました。 タイ・Division-1(日本でいうJ2) 全18チーム、上位3チームが昇格、15位以下の4チームが降格 第10節終了時点 コンケーンFC:17位/5p 第10節終了時点 試合出場:6試合 先発出場:6試合 フル出場:4試合 途中出場:0試合 出場時間:496分(90,90,79,0,0,0,90,90,0,77) ゴール数:2点 なお2013年J2では、454分/3点 だったので、出場時間は昨年を超えました。 出場あり試合成績:2分4敗 出場なし試合成績:1勝3敗
以下、試合別の詳細 ※チーム名横の順位とポイントは、対戦前の数値です。 [Division-1 第10節 試合結果] 5/3(土) (17位/5p)KHONKAEN FC 0-2 KRABI FC (15位/8p) 横野純貴(先発出場→77分OUT) [Division-1 第9節 試合結果] 4/27(日) (14位/9p)PATTAYA UNITED 2-1 KHONKAEN FC (16位/5p) 横野純貴(出場せず) [Division-1 第8節 試合結果] 4/20(日) (16位/5p)KHONKAEN FC 0-2 TTM CUSTOMS FC (8位/11p) 横野純貴(先発フル出場) [Division-1 第7節 試合結果] 4/6(日) (2位/13p)ANGTHONG FC 5-1 KHONKAEN FC (15位/5p) 横野純貴(先発フル出場/1得点) 90分 横野純貴/No,10 (KHONKAEN FC) [Division-1 第6節 試合結果] 3/30(日) (17位/2p)KHONKAEN FC 1-0 ROIET UNITED (13位/4p) 横野純貴(出場せず) [Division-1 第5節 試合結果] 3/26(水) (5位/7p)AYUTTHAYA FC 2-0 KHONKAEN FC (16位/2p) 横野純貴(出場せず) [Division-1 第4節 試合結果] 3/22(土) (16位/2p)KHONKAEN FC 0-1 SIAM NAVY FC (11位/4p) 横野純貴(出場せず) [Division-1 第3節 試合結果] 3/15(土),16(日) (1位/6p)SARABURI FC 2-2 KHONKAEN FC (12位/1p) 横野純貴(先発出場→79分OUT) [Division-1 第2節 試合結果] 3/9(日) (7位/1p)KHONKAEN FC 0-1 NAKHONRATCHASIMA FC (4位/3p) 横野純貴(先発フル出場) [Division-1 第1節 試合結果] 2/22(土),23(日) PHITSANULOK TSY FC 2-2 KHONKAEN FC 横野純貴(先発フル出場/1得点) 47分 横野純貴/No,10 (Khonkaen FC) 記録参照元 タイプレミアリーグに行こう!(日本語)
参考までに 得点ランキング(第10節終了時点) 1 9点 Valci Junior FW ブラジル BANGKOK FC 2 9点 Mark Landry Babo FW コートジボアール CHIANGMAI FC 3 6点 Julius Oiboh MF ナイジェリア BB-CU FC 4 6点 Ivan Boskovic FW モンテネグロ NAKHONRATCHASIMA FC 5 6点 Diego Oliveira MF ブラジル PHITSANULOK TSY FC ~~~~~~~~~~~~~~~~~ 2点 横野純貴 FW 日本 KHONKAEN FC
2014年04月13日
コンサドーレは補助金を除いた本業で赤字ではなく黒字になったことあるのでしょうか? ここでいう本業とは、入場料収入,広告料収入,分配金,移籍金などを指します。 コンサドーレ2年ぶりに黒字03月25日 08時16分fromNHK サッカーJ2のコンサドーレ札幌は、昨シーズン、若手中心のチームをつくって強化費を抑えたことに加え、 広告料収入なども計画を上回り、2年ぶりの黒字となりました。 コンサドーレ札幌、債務超過解消へ集客策 小野選手前面に 2014/3/25 20:58 from nikkei 同日発表した13年12月期の最終損益は2期ぶりに黒字に転じ、633万円の利益を上げた。
★営業黒字(赤字)=営業利益(損失)とは? 企業の主たる営業活動から発生する利益。 売上高から売上原価を控除して売上総利益を算出し、その金額から販売費および一般管理費の合計額を控除して求める。 営業黒字。 kotobankより つまり、補助金とか寄付金といったものを除く、本業でいくら儲けたか?って数字です。 ■年度別、営業利益(損失)と経常利益(損失) 営業利益 営業外収益 営業外費用 経常利益 当期純利益 H16(2004/J2) 140,000 (データなし) H17(2005/J2) -136,506 205,717 11,804 57,406 H18(2006/J2) -350,679 210,404 13,779 -154,055 H19(2007/J2) -186,686 207,514 13,194 7,633 H20(2008/J1) -151,728 169,945 26,532 -8,314 H21(2009/J2) -135,446 120,981 11,127 -25,592 H22(2010/J2) -234,512 127,695 10,307 -117,124 H23(2011/J2) -84,359 115,596 9,204 22,033 H24(2012/J1) -119,900 104,641 18,889 -34,148 -37,705 H25(2013/J2) -146,602 95,335 7,350 -58,616 6,339(決算) ===================================== H26(2014/J2) -46,400 90,240 7,000 36,840 (予算) ※北海道フットボールクラブ有価証券報告書より ※2004年は、EBTさんより情報提供。ありがとうございます。 2004年が唯一の営業黒字。 この年は「FC東京から払われた今野泰幸の移籍金収入約2億円」が寄与しており、 これくらいの移籍金収入があってようやく営業黒字になる収益構造といえる。 結論を言うと、本業だけで利益を上げるのは至難の業と言わざるを得ない。 しかし、昨年から新規市場開拓(東南アジア戦略)という大きな事業に取り組み始めたことで、 新たな価値を社会に提供している先駆者的な立場を獲得した。 これで少しは、営業収益が向上することを切に願う。 「わずか」ではあるが、実際に向上しているようだ。 営業外収益についても触れよう。 1回800万円もする市の施設(札幌ドーム)を使ってるとか、 地域社会への貢献活動や、道の経済に貢献する活動など、 多様な価値を評価されての補助金収入だから、 営業外収益ありきの経営でも、変に硬直する必要はない。 文化ってそういうもんだ。 くらいの気概でよいと考えている。
過去記事 コンサドーレ札幌って営業黒字になったことあるの?(2012年度まで
2014年04月06日
J3第5節JリーグU22選抜vsYSCC横浜がニッパツで行われました。 試合の詳細レポート。 試合開始前は曇りで雨は降っておらず、何とか持ちこたえると思いましたが、 試合開始直前に大粒の雨が降り始め、観客は雨具を装備しての観戦を余儀なくされました。 AWAY側には、黄色(千葉)とオレンジ(清水)がやや多く、 その他にも赤(鹿島)、青(横浜FM)、赤(浦和)、黒(リコーw)など、 非常にカラフルな光景に、J-U22選抜の特異性が出ていたように思えます。 試合前、すぐとなりにいたサポの方に声をかけて選手について聞いたりしましたが、 こういう交流ができるのもJ-U22選抜の良さかもしれません。 赤黒(札幌)のマフラーした方も数名いらっしゃいました。 試合開始して数分後には、傘を差さなくてもよいくらいに雨が止みました。 序盤は後ろで回して、出し入れしながらの探りあい。 雨の影響で、選手が足を滑らせる場面が多かった。 U22選抜メンバーも、YSCC横浜のメンバーもほとんど知らないので、 印象に残った選手を列挙してコメントします。
★J-U22選抜 14喜田拓也 召集4回目。なぜ彼が4回も召集されるのか? 答えは「運動量」「球の刈り取りのうまさと激しさ」「ポジショニング」にあると思う。 守備でも攻撃でも左右に動き回り、守備ラインからの球を引き出して中継役もやるし、 バイタルに進入してくる選手に激しく当たって前を向かせず、ボールを刈り取る。 いつもいやらしいところにいる選手だなあという印象が残った。 この世代でこれだけやってくれるのだから、重宝されているのだろう。 自分の中では、この試合のMOM。 3三浦弦太 高さと強さと積極性を兼ね備えたCB。 ハイボールのポジション争いでは相手に譲らない強さがあったし、 地上戦でもガツンと音の聞こえてきそうなハードヒットもいとわない。 カットしたボールをトップ下に当ててオーバーラップしたり、 縦に速いボールを何度かチャレンジしたりするなど、積極性がにじみ出ていた。 4内山とU19日本代表でCBコンビを組むだけあって、 お互いの良さを引き出す組み合わせだったように思う。 喜田拓也+三浦弦太+内山裕貴 この3人は、とても安定感のある組み合わせのように感じた。 お互いに「キダ!」「ゲンタ!」「ウッチー!」と呼び合い、意志の疎通が取れているようだ。
★YSCC横浜 27梅内和磨 スピードのある突破やキレのある切り返しで、U19CBコンビ2人を翻弄していた。 GKのサインセーブさえなければ、2点は取っていたし、紙一重だった。 思わず「惜しい!」と叫んでしまうなど、期待感の持てるプレーが多かった。 次回以降も注目したい。 25西山峻太 サイドを駆け回り、時折中へ切れ込んでいくなど、チャンスを演出していた。 25西山、27梅内、10吉田の3人が絡む場面は、得点を期待させるものだったし、 1点くらい取れてもおかしくなかった。
最後に時間別にメモしたところだけ。 前半13分 YS横浜がトップに当てて、落とした球を拾って裏に抜けかけたところを、 内山がハードタックルでファウル。これにはすかさずイエローカード。 前半28分 YS27梅内がワンツーで守備ラインを突破し枠内左へのシュートするもGK山田 スーパーセーブ! こぼれ球を詰められるが足でギリギリセーブ! これは会場が湧きました。 前半36分 11加賀美 がゴール★ 私が一瞬目を離したてるうちに、右サイドショートカウンターから 左サイドでフリーになった10石田へ渡り右足でファーへシュート。 GKがセーブするも11加賀美が詰めてゴール。 後半21分 裏に抜ける球を背走し、落下地点で止まった瞬間に4内山が足を滑らせ転ぶ。 ワンバウンドして流れた球をGK小泉が横っ飛びで押さえた。 後半25分(14:26) カミナリ音がゴロゴロ鳴ったところで、主審がすかさず天を指差した後に、一度もどれの合図。 場内アナウンスも流れ、観客もコンコースに非難させる。 14:45分に再開しますとアナウンスされ、観客が席に戻り、選手も陣形についたらまたゴロゴロ。 再開の笛が鳴る前に、また非難。 15:10に最終判断するとアナウンスされ、15:15に再開。 ここで、J-U22選抜は前寛之に交代。 この後珍しいシーンに遭遇。 YSCC10吉田と主審が握手してスタンド側で戻ってくる。 選手交代か?と思ったが、交替の選手はいない。 なんと!主審が交代! 主審OUT、副審が主審に、第4審判員が副審に。 なぜ交代したかは分からなかったが、主審は小走りで戻ってきていたので、怪我ではないようだ。 寒かったから、体調でも崩したか。 カミナリの判断が難しかっただろうし、プレッシャーがあったのだろう。 さあ、これで最後まで行くと思ったら、またゴロゴロ。 選手は引っ込んだが、観客は覚悟が決まったのか半分くらいしか避難せず。 ほどなく15:35に再開のアナウンス。 そのあとは、YSCC横浜が押し気味に進め、決定的シーンもあったが、GK小泉のファインセーブに阻まれた。 後半46分? 前掛かりになった守備ラインの裏にポーンと出て、ギリギリオフサイドではなかったようで、 11加賀美がGKと1対1になるも、キーパーに防がれる。 混戦になってこぼれらところを金子が冷静に叩き込み、勝利決定。 試合終了後、晴れ間がのぞき、雨が止んだ。 誰だ、雨と雷を呼んだのは。 とにかく寒かったが、見ごたえのある試合だった。
2014年04月06日
J3第5節JリーグU22選抜vsYSCC横浜がニッパツで行われました。 札幌ブログなので、先に札幌サポ向けに札幌の3選手についてまとめておきます。 なお、私は内山選手をプレミアで1試合、前寛之選手を天皇杯(テレビ)で1試合見て、 少々記憶に残った程度で強い印象がなく、初見のつもりで論評します。 内山裕貴★★★ プレスを受けても冷静に状況判断してプレーしているのが印象的でした。 ハイボールを競り合う前から周りを意識し、 意志のない跳ね返し(いわゆるクリア)ではなく、 競り合いながら味方へつなぐ意識が非常に強く感じました。 後ろでパスを回すときも、相手も十分に引き付けてから出すなど、 少しくらいプレスを受けても的確な判断ができる。 プレーの1つ1つにサッカー脳の高さが感じられ、 とてもインテリジェンスなプレーヤーという印象を受けました。 雨の影響で足を滑らせピンチになったり、 相手の切り返し(YSの27番梅内選手は速い!)に一瞬置いていかれ、 ギリギリでクリアする場面があるなど、瞬発力でまだJレベルではないかもしれません。 前半のイエローも、相手のカウンターから突破されかけた場面で、 タックルで奪いにいったところを取られたものでしたから、イエローは妥当な判断です。 決定的なチャンスはYSCC横浜の方が多かったくらいなので、 無失点とはいえ、課題はあるなあという印象です。 前寛之★ 後半のカミナリ中断明けから2列目の右SHとして出場しました。 出場時間は短かったのですが、当たりの強さを活かして体を当ててねじ込んで奪ったり、 サイドに開いた選手に素早く寄せて自由を奪うなど、守備面での貢献度は高かったです。 攻撃面では、右PA角あたりでパスを受けてファーへ強いボールを入れようとしたが ブロックされたシーンくらいで、これといった場面がありませんでした。 粗探しになってしまいますが、気になったことをいくつか。 ・スローインを入れるのが遅い(すぐに入れればプレスが甘かったのに、投げるのを躊躇していた) ・奪った後のパスが雑(味方を見るところまではできていてパスに意志は感じられるが、不正確) ・展開のテンポについて高畠監督から何度か指示の声が出ていた(急ぎすぎ!とか) 守備面でかなりやれそうなこともあり、もう1,2回見てみたいと思わせるプレー内容でした。 中原彰吾(評価なし) 出場なし。 試合後、ピッチに現れて前寛之とくっついて話しており、 痛そうに歩くそぶりもなかったので、ケガではなさそうです。 後半は1-0でYSCCが押し込んでいる場面が多かったので、 これまでに世代別代表歴や出場歴が乏しく実績が少ない彼が出る展開には ならなかったかなあと捉えています。 早い段階で2-0だったら出ていたでしょうけれど。 後半はベンチから何度も出て、今日は無失点で終わるぞ!という 高畠監督の意志が見え隠れしてたので、試合展開が厳しかったでしょう。 「呼んだなら出せ!」と思うのがサポの心情でしょうけれど、 1-0で押し込まれ、フィジカル面でやや上回っている相手に、 彼が出て特徴が活かせる力があるのでしょうか? 中原のプレーを生で見たことないので、これ以上はなんとも言いようがありません。 また呼ばれることを期待しております。 画像もありますが、また後日。 雨の中ニッパツへ行かれた皆さん、寒い中おつかれさまでした。
2014年03月28日
昨年、当ブログにて2013シーズンの売り上げ予測をしていたので、黒字の背景を結果を振り返っていきます。 2013年02月27日 2013シーズンの売上予測→こちら EDINETで(株)北海道フットボールクラブ(以下、HFC)の有価証券報告書が公開されました。 こちら(pdf.292KB) 前回記事 2013シーズン売上予測の結果報告(2013年度有価証券報告書が公開1/2)こちら
【総括】 営業利益 予算 予想 決算 売上高合計__1,055,000千円→ 994,500千円→1,069,362千円 売上原価合計__920,797千円→ 935,500千円→ 998,978千円 一般管理費___198,400千円→ 220,000千円→ 216,986千円 ============================ 営業利益(損失)_-64,197千円→ -161,000千円→ -146,602千円 予算よりも営業利益(損失)が約82,000円も未達です。 特別利益に計上された寄付金額の根拠は、これでしょう。 私の予測は、売上高減(主に入場料収入や広告料収入減)するが、 売上原価は予算を売上と連動せずに落ち切らないというものでした。 実際のところは、売上は予算達成したものの、売上増以上に売上原価が上昇している。 私の予測は、一般管理費が下がる余地はないと踏んでいました。 実際には、予算未達どころか、2012年度(212,909千円)を上回っています。 コンサドーレ札幌って営業黒字になったことあるの?こちら という記事で、私は以下のように述べました。
2013年度は債務超過を2年かけて無くす予算を組んだが、 それが今期どこまで減らせたのか、 経常利益が予算に達したのかを基準に評価すべきであって、 経常赤字or黒字かを基準に評価するのは誤りと私は考えている。
疑問:「経常利益(損失)は予算に達したのか?」 ↓ 答え:「経常利益(損失)は予算未達。営業損失でさえ予算未達」 予算 決算 営業利益(損失)-64,197千円→ -146,602千円 経常利益(損失) 19,208千円→ -58,616千円 これを誰がどうやってリカバーして、最終的に「当期純利益が黒字」にしたかは、 有価証券報告書に書かれていますので、興味ある方は読み漁ってください。 ・・・と、このままでは雰囲気の暗い締めにしてしまうのも何なので、 特別利益の寄付金に対する私の解釈をしておくと、 「ビッグな親会社の損失補てんと費目が違うだけで、やってることは同じ。」 と捉えています。 売上高(20~40億円)の60%以上を広告料収入で賄うJクラブから比べると、微々たるもんです。
コンサドーレ札幌の経営状態を「黒字/赤字」だけで判断してしまうと、 クラブの持つ良さが隠れてしまいます。 会場使用料が高いことが大きな要因として、 入場料収入と試合運営経費による売上利益率は、Jクラブの中では低い部類に入るのは事実です。 (参考:2012年J1/J2入場料収入順(百万円)こちら しかし、売上高のうち入場料収入の占める割合(31%)は高い方で、広告料収入に依存しすぎてない(40%)という バランスの良さをもっと評価されるべき。 2012年度J1札幌の広告料収入比率35%、入場料収入比率30% 2013年度J2札幌で広告料収入比率40%、入場料収入比率31% 2012年度J1平均で広告料収入比率45%、入場料収入比率21% 2012年度J2平均で広告料収入比率48%、入場料収入比率16% (参考:2012年J1/J2営業収益に締める広告料収入の割合順(百万円)こちら さて、この危機的状況の中、入場料収入比率を増すために、パートナーのみなさんは何をしますか?
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