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2014年02月06日
「Jマジ!20」を実施していたじゃらん(リクルート)が、「Jリーグ観戦実態調査」を発表しました リリース 調査結果詳細(pdf)
※「Jマジ!20」とは? 20歳をJリーグ公式戦に無料招待するキャンペーンです。 20歳なら、全国30都道府県で開催される、J1・J2の全40クラブの試合を無料で見られます! 詳細はこちら
20歳限定でマーケティングリサーチを行うと思っていたら、それ以外の年齢層にも展開していたようで。 ハイライトを真に受けるほど素直な人間ではないので、この調査を読み解きながら、 「若者」をスタジアムへ目を向けさせるためには何ができるか分析していこう。
先に注意事項をいくつか。 1)サンプル 市場調査のサンプルが「全国の18~69歳の男女(18000名)」なので、 北海道とか札幌の状況には必ずしもヒットしないだろう。 そもそもスタジアムに足を運べる圏内を対象にしたのかが気になるが、そこまで言及されていないのは気になるところ。 2)Jリーグの観戦者調査との違い Jリーグの観戦者調査は「スタジアムに来た人」に対する調査なので、来たことがない人が対象ではない。 じゃらんの調査は、来たことがない人も対象にしているため、潜在需要の分析に適している。 3)調査方法はインターネット インターネットを普段から使っている人が対象。 個人的には若い世代の分析が主目的なので、あまり影響ないか。
■Jリーグ観戦の現状― 観戦経験― 観戦したことがない人の比率 全体:76.7% 男性:71.9%(うち、18~25歳:74.3%、26~29歳:65.4%、30~39歳:67.3%) 女性:81.5%(うち、18~25歳:81.0%、26~29歳:79.2%、30~39歳:78.2%) 見たことがない人が、男性で7割、女性で8割。 もっと少ないと思ってました。 これだけ見たことない人がいるということは、開拓の余地がありそうですね。
■今後Jリーグを観戦したいと思うか? ⇒何かのきっかけがあれば観戦してくれそうな層は18~25歳男女私が注目したのは、 観戦意向なしが男性:43.9%、女性:49.9%に達する点と、 機会あれば+誘われたらが男性:29.8%(16.0%+13.8%)、女性:28.5%(12.2%+16.3%)もいること。 見たことのない人(観戦経験なし)のうち3割は、行く可能性があるのだ。 一切見る気がないという人がもっと多いと思っていた。 これは機会損失の表れともいえる。 ・コアなサポーターは、人を誘っても来ないことを経験上理解しているので誘わない。 ・たまに行く人は、誘うほどのパワーがないので誘わない。 私の偏見だろうけれど、私はこのような印象を抱いている。 何度誘っても誰も来ないんじゃあ、心折れても仕方がないですが。 結局のところ、誘う側の問題のような気がしている。 昨年「過去2年間でサッカーを見に行ったことがない人」をかき集めたら、ウン十人釣れた経験があるからだ。 ちょっとした工夫を仕掛けたら、予想以上に釣れた。(参加ゼロの企画倒れもあった) 彼らは、一様に「誰にも誘われなかった」とか 「自分は行きたいと思ったことあるが、他の人はどーせ来ないから誘わなかった」と言っていた。 私は一度行った人に対しては、同じ年に1度しか誘わない。 1年で最もシチュエーションやイベントが揃ったときしか、彼らは来ないからだ。 1年に1度足を運べば十分。サポーターになってもらう必要なし。 翌年、おなかがすいたころに、足を運ぶ機会を作れば十分と考えている。 自分がターゲットとする層が思いのほか多くいるというのを調査結果が示してくれたことは、 自分の目の付け所が外れているわけではないと、ちょっとした自信(勘違い?)になる。
■年をとってからJリーグ観戦デビューする人は少ない データを見せる程のことではないけれど、 年を重ねるほど、趣味や趣向が固まっていき、新しいものへ飛びつく意欲が低下する。 私が活動したときもターゲットは22歳~39歳までだったし、実際に来た人も全てこの範囲だった。 そういう傾向、という程度の話。 つづく 注:タイトルは○ンマーク出版ばりの煽りです。
関連記事 20代をコンサドーレ札幌のホーム(厚別&札幌ドーム)へ誘い込むための5つの魔法 20代がコンサドーレ札幌にハマるかどうかはスタジアムへ来る前に来まる どうすれば20代はコンサドーレ札幌のスタジアムへ来るのか?
2014年02月03日
前回記事 ブログ開設から約1年を振り返ってみる1(なぜ開設したの?) ブログ開設から約1年を振り返ってみる2(公式ブログが閉鎖の危機?)
■今後について 実のところ、ブログのペースを落とそうというのが正直なところ。 当面はやめるつもりはないし、定期的に記事を蓄積する欲は治まっていない。 記事をUPすると、1000PV超えるとモチベーションの維持にはとても効果があるけれど、 別件の興味が増していて「コンサドーレ」をキーワードにした調査ネタに 繋げられなくなってきている。 サッカークラブの魅力や価値が「J1昇格」とか「勝利」以外に目を向けられて、 それら以外の価値がより高まることが、コンサドーレ札幌というクラブを もっと力のあるクラブにするために、最も必要な要素だと捉えている。 「東南アジアビジネスでコンサドーレ札幌を活用できる」と思った人が 昨年の今頃はどのくらいいたのだろう? これもクラブの価値の1つにすぎないが、ピッチの上に興味はなくても、 このようなアプローチでコンサドーレ札幌に注目する人だっている。 北海道とか札幌をフィルタに物事を捉えすぎてしまうと、 その先にあるものや、今あるものの価値を発見できなくなってしまう。 「北海道とともに世界へ」を実現するには、 今までとは異なる視点で多くの発見や、小さな気付きが求められる。 そのためにも、凝り固まった世界の情報にのまれるのではなく、 もっと違う視点で語られるものがあることにいち早く気付いて、 行動に移すことが求められる。 先日のJリーグラボ11で、野々村社長が今年の目標に 「参加型クラブを作る!」 と、述べていたが、ひとえに「参加」と言っても、立場違えば内容が変わってくる。 いま、コンサドーレ札幌の周辺にいる人たちに求められているのは「行動力」。 クラブの価値や魅力を伝える「発信力」。 それらの礎となる「知識力」。 これらを表現する場の1つが、「コンサドーレ札幌オフィシャルブログ」。 クラブをサポートできればという考えのもと、私はここに「参加」している。 ブログの価値を向上するには、どうしたらよいのか? 2年目は、そのあたりもテーマに含めて細々と書いていきたいなと思います。 これが、1年間ブログをやった上での総括でございます。
本記事を書くきっかけになったブログをリンクしておきます。 WEBOSSさんに深謝(2006/4/9)コンサ社長日記 より 広告について(2006/11/17)オフィシャルブログ運営事務局 より セレクトショップ売上報告(2011/1/12)オフィシャルブログ運営事務局 より オフィシャルブログの利便性(2013/8/8)チームがある限り より
2014年02月02日
岡山一成(奈良クラブ)が、初の書籍出版を記念して、札幌で出版報告会をやりたい!と言っている。 オカヤマブログはこちら (以下、引用) 今回、本を作るにあたってそれぞれのチームに関わる選手、スタッフ、フロント、運営、 そしてサポーターとどのような関係を築いていったかがメインの内容になっている。 等々力、日立台、ユアスタ、札幌。みんなと作ってきた劇場やから、本を出して終わりじゃなく、 きちんとした形で報告したいと思っている。 さすがに一人一人に手渡しをするのは難しいから、出版報告会を開いて、みんなに会いに行き、それぞれの劇場話をしたい。 全国のいろんなところでしたいけど、日程や状況を考えたら、劇場をやってきた川崎、柏、仙台、札幌はぜったいにやりたい。 ジャストギビングは寄付だけど、クラウドファンディングは、アイデアはあるけど資金がない人を、 そのアイデアに同意した人が支援することで成り立ってると聞いて、今の俺にぴったりだと思った. (引用、ここまで) 自費出版するようなので、それを1冊買ってみようかと思う方は、是非クラウドファンディング経由で買うとよいのでは? サイン入れて3000円だそうだ。 目標額に達しない場合はキャンセルされます。 本のタイトルは、「岡山劇場(仮)」・・・(仮)かよ! クラウドファンディングの考え方は、コンサドーレ札幌のパートナーが何かイベントするときに活用できる仕組みなので、 一度見てみるとよいと思う。 岡山一成、初の書籍出版「岡山劇場(仮)」のクラウドファンディングはこちら
2014年02月02日
水戸もやってました。 他クラブの事例紹介。 2013シーズン選手実使用ユニフォーム オークション開催のお知らせ 2014年1月24日 水戸ホーリーホックでは、2013シーズンに選手が実際に公式試合で着用したユニフォームのオークションを 開催することとなりましたので、下記の通りお知らせいたします。 ■受付期間 平成26年1月27日(月)9:00 ~ 2月2日(日)23:59まで (略) ・最低落札価格を1,000円とさせていただきます。 1,000円から?マジ? しかもメールで申し込み(いや、これは経費かけない良いアイデアか。) 水戸公式より 札幌では、誰かのユニが12万とか、平均38,000円とか言ってるのに。 いや、平均は一部の入札価格が高くて釣り上がってるだけのような気がするが。。。 (参考) 2013シーズン 新ユニフォームデザインのお知らせ 水戸公式より
2014年02月01日
平日開催が3試合もあって大丈夫?なわけないよな・・・と思ったので軽く調べました。 ■平日開催でしかもドームが3試合 第13節 5月12日(月)19:00 愛媛FC - 札幌ドーム →小野来場可 第24節 7月30日(水)19:00 横浜FC - 札幌ドーム ⇒小野登録可 第28節 8月25日(月)19:00 栃木SC - 札幌ドーム ⇒小野登録可 いやー勝負に出ましたね。 観客1万人超えれば上々の結果。 この「月曜」という措置は、観客動員云々ではなく、スポーツ報道の穴を付く戦略です。 ・プロ野球興行がない(雨天の予備日が1試合あるかも ・甲子園がない(8/22頃に終わる) ・大相撲本場所がない(5/12はある) ・海外サッカーが少ない(5月は日曜夜までに終わる。8月は日曜深夜にやって火曜報道が数試合) ・火曜日はブログの更新が少ない 金曜開催だと、プロ野球とかぶるし、土曜の競馬報道ともかぶるのでイマイチ。 金曜と月曜どちらが観客云々という観点は、私は議論の対象にしていません。 土日開催であれば11000人は見込めるが、月曜や水曜だと8000人くらいか。 それを補完するインパクトが・・・ありそうですね。 ●2014シーズンの登録期間(ウインドー) ・第1の登録期間(ウインドー):2014年1月3日(金)~3月28日(金) ・第2の登録期間(ウインドー):2014年7月18日(金)~8月15日(金) J公式より 第22節 7月20日(日)14:00 大分トリニータ - 札幌ドーム ⇒小野登録可 第24節 7月30日(水)19:00 横浜FC - 札幌ドーム ⇒小野登録可 「カズvs小野」ですか。 それこそ土日にやれよ!と少し思いますが、彼らが揃ったからといって2万人を 超える集客力がないので、平日にトライするというのもアリ。 夜なので、試合中継が地上波放送されることはありえませんが、 新聞やインターネットメディアで少しでも多く報じられる可能性が高まります。 そのための重要人物の1人である小野伸二ですが、オーストラリアAリーグの日程の関係で、 これら3試合に絡むことが可能です。 レギュラーシーズン:4/13に終了 グランドファイナル:5/4に終了 グランドファイナルで勝ってパレードとかやると来れなさそうですが、 結果によっては5月中に顔を出す(来札!と報道される)機会はありそうです。 所属元のウエスタン・シドニー・ワンダラーズ(WSW)は、 現在2位と好調なので、今年こそはグランドファイナルも制してほしいです。
なお、「平日開催」と「週中の休日開催」を過去5年でピックアップしてみました。 2009第4節 3月25日(水)19:00 湘南ベルマーレ 0●1 札幌ドーム :10,786人★ 2009第11節 4月29日(水・祝)16:00 愛媛FC 3○2 札幌ドーム :11,242人 2009第23節 6月24日(水)19:00 横浜FC 1△1 札幌厚別公園競技場 : 7,266人 2009第32節 8月5日(水)19:00 アビスパ福岡 3○0 札幌厚別公園競技: 7,188人 2009第37節 9月2日(水)19:00 水戸ホーリーホック 1△1 札幌厚別 : 7,042人 2009第44節 10月7日(水)19:00 セレッソ大阪 0●1 札幌厚別公園競 : 7,035人 2010なし 2011第2節 7月6日(水)19:00 ギラヴァンツ北九州 0△0 札幌ドーム :7,811人 2011第3節 8月17日(水)19:00ジェフ千葉 4○0 札幌ドーム :11,765人★ 2011第5節 9月21日(水)19:00 東京ヴェルディ 4○2 札幌ドーム : 11,368人★ 2012なし 2013第4節 3月20日(水・祝)16:00 松本山雅FC 1●2 札幌ドーム :9,979人 2013第30節 8月21日(水)19:00 愛媛FC 3○0 札幌厚別公園競技場 :5,664人 おっと、ドームで1万人を超えたことがあるんですね。 採算ライン1万1千人を超えてる試合が数試合。 超えたことがないと思っていました。失礼いたしました。
2014年02月01日
横浜F・マリノスがカンボジアリーグ所属のトライアジアプノンペンFCとの提携を発表し、 マリノスタウンにて両クラブの社長による調印式を行なった。 Jクラブがカンボジアリーグのクラブと提携したのは初の事例で、 横浜F・マリノスとしてはタイのスパンブリーFC、ミャンマーのヤンゴンユナイテッドFCに続き アセアンのクラブとの提携は3クラブ目となる。 from Jsgoal
横浜F・マリノスはこのたび、メトフォン・カンボジアリーグ1部所属のトライアジアプノンペンFCと パートナーシップ提携を締結いたしましたのでお知らせいたします。 <パートナーシップ提携概要> 1.カンボジア・日本両国のサッカークラブの発展に必要な情報交換 2.クラブ運営や育成組織などについてのノウハウの共有 3.コーチ・選手・マーケティングなどの分野における分析・共有 4.マーケティングにおける相互協力 5.相互クラブスポンサーのビジネスマッチングの実施 6.商業権利開拓の相互協力(相手国スポンサーの紹介) 7.カンボジア国内での社会貢献活動の実施 from Jsgoal さすがに「選手やコーチの交流」みたいのがないですね。
や・ら・れ・た。 世界的親会社を持つクラブが、市場が小規模なカンボジア(人口1520万人)へ手を出さないと踏んでいた。 油断した。甘かった。甘すぎた。心折れました。 道内企業の進出には、既得権益がガチガチで日本の大企業が攻め急ぐ国より、 既得権益がユルくて、中小企業が進出してもデファクトスタンダードを握れる国がいいと、 1年前から一切触れずに温めてきたのに。 コンサが提携して、道内企業の進出に最も寄与できるのがカンボジアだと確信していたのに。 自分の過去ブログで 「日産が本気出す前に、親会社のないJ2クラブにしかできない機動力でいきましょう。」 とまで述べているのに。 スピードが重要なことを今さら再認識。 自分にガッカリ。方針転換せねばなるまい。
カンボジアに興味ある方は、横井朋幸氏のブログと、 J-Net21の「まだ注目されていない国にこそビジネスチャンスがある」の記事をおすすめします。
2014年02月01日
ACL2014の予備予選が開幕し、東地区プレーオフ1回戦は、ベトナムVリーグ2013優勝のハノイT&T が勝利しました。 ハノイT&T FC / Hanoi T&T FC (ベトナム) 3-0 プネーFC / Pune FC (インド) 試合はプネーFCのホーム、インドで開催され、シーズン開幕から間もないことからハノイが不利と予想されましたが、 大方の予想を覆し、アウェイの地で3-0の快勝をおさめました。 得点経過 52分: 2 DF SAM JUSTIN GALLAGHER 71分:10 MF NGUYEN VAN QUYET 83分: 7 MF HECTOR HUGHTUN KERIN VAGHAUN ■ACL東地区プレーオフ ACL東地区プレーオフ(E1) South China AA(香港)━━━━━━━┳┓ Tampines rovers FC(シンガポール)━┛┣┓ Chonburi FC /チョンブリーFC (タイ)━┛┣ACLグループF(広島、FCソウル、セントラルコースト) Beijing Guoan FC /北京国安(中国)━━━┛ ※山の下段のホームで開催 ACL東地区プレーオフ(E2) ハノイT&T FC / Hanoi T&T FC (ベトナム)┓ ┣┓ プネーFC / Pune FC(インド)――――――┘┣┓ SCGムアントン・ユナイテッド (タイ)━━━┛┣ACLグループG(横浜FM、全北現代、広州恒大) メルボルン・ヴィクトリー(オーストラリア)━┛ ※山の下段のホームで開催
★試合日程 ※下段のホームで開催 2/2(日) サウスチャイナ / South China AA (香港優勝) vs タンピネス・ローヴァースFC /Tampines rovers FC (シンガポール優勝) 2/8(土) タンピネス-サウスチャイナの勝者 vs Chonburi FC /チョンブリーFC (タイ2位) 2/15(土) チョンブリーvs(タンピネス-サウスチャイナの勝者)の勝者 vs Beijing Guoan FC /北京国安 (中国4位) 1/29(水) ハノイT&T FC / Hanoi T&T FC (ベトナム優勝):3 vs プネーFC / Pune FC (インド優勝):0 2/8(土) ハノイT&T FC / Hanoi T&T FC (ベトナム優勝) vs SCG Muangthong United / SCGムアントン・ユナイテッド (タイ2位) 2/15(土) ムアントンvs(ハノイT&T-プネーの勝者)の勝者 vs Melbourne Victory / メルボルン・ヴィクトリー (オーストラリア3位) ↓ ACLグループG(横浜FM、全北現代、広州恒大) 初戦は、2/25(火)に広島のHOMEで対戦。
2014年01月30日
前回記事 ブログ開設から約1年を振り返ってみる1(なぜ開設したの?)
■いまオフィシャルブログに対して感じていること ★2006年ごろは月間500万PV、2013年当初は月間200万PV超え いや、月間200万PVでも多いんですよ。 各Jクラブの公式より多くて、urawaを超えちゃうくらい。 (参考)PV3月
★オフィシャルブログは、メディアでは報じられない話題が粒揃い 練習試合を画像付きでレポート 試合前後のイベントを画像付きでレポート 試合以外の参加型イベントを画像付きでレポート など、メディアが決して扱わない話題を、多くの方が丁寧に拾われ、公開している。 どんなにインターネットの世界が進化しようとも、 こういった話題は、足繁く通って取材したものにこそ価値がある。 メディアが報じた伝言ゲームに付き合っていると、断片的情報から事実は知ることができても、 真実を理解することはできない(最近は取材すらしないメディアが増えた)。 小難しいこと言いましたが、要は 「スタジアムやいろんなイベントに行き、実際に得る発見や気付き」が 自分にとって最も刺激になるのです。 テレビや新聞、各種メディアを全て遮断すると、 普段気付かないことに気付くようになったり、 メディアの情報を常に疑って事実を見極めるようになる。 10数年前にテレビと新聞を捨て、時間をかけることで、自分は気付くようになったかな。 そのくらいやらないと、自分はメディアによる洗脳を解けなかった。 こんな考え方なので「小野伸二と仮契約」とメディアが報じても、 どんな効果があったのか、費用換算したらどのくらいの経済効果があったのか。 こんなことばかり考えてます。 でも試合終了後に「ドーレくんと触れ合う」と必要以上に興奮してしまう。 身近にあって見逃してしまいそうな小さな感動に気付けるよう、心がけています。 なので、試合前の画像付きイベントレポートって、とーってもうれしい。
★知識の底上げ 「もっとパブリックビューイングを開催してほしい!」 「なぜいつもおカネがないんですか」 「1万円あったら、パーソナルスポンサー、ファンクラブ、寄付、どれが一番クラブにお金が入るの?」 様々な機会で、このようなことを聞くことがあった。 「PV1回につき30万円かかるが、それでも儲ける企画をクラブに頼らず言いだしっぺがやればいい」 「親会社がない。要求スペックとクラブの持つ力のミスマッチ。クラブの価値向上の手段不足」 「パーソナルスポンサー、一択」 と、正しいかどうかは別として、私は自分なりの答えを言えるのだけど、 クラブ設立して15年以上経過しても「サポーター」から このような「質問」が出てくることに違和感を感じた。 「知っている人は知っていて、知らない人はいつまでたっても知らない。」 「自分にできないことをしようとして、いつまで経っても考え続け、行動しない」 こんな印象を持ったのです。 生活を投げ売って無茶して何でもやれ! などと微塵も思ってませんし、身の丈を理解しつつできることをやれば十分でしょう。 クラブがこういった情報を常に発信し続けたり、講座などを頻繁に開くのは無理があるので、 いつかどこかで同じような疑問を持った人が「検索」したときに、 その知識を補完できるようにしたいというのが、当ブログの狙いの1つ。 これは、自分が2012年末にコンサドーレに興味を持った時、 メディアが発信しないような話題について調べていくと、 いつもヒットするのが「コンサドーレオフィシャルブログ」だったことに起因しています。 自分の書いた記事が、それに対してどのくらい効果があったのか知る術はないけれど、 オフシーズンにブログを更新してなくても1000PVを超えることがあるので、 どこかの誰かが見てくれているのだろう、と勝手に思い込むことにしている。 少々脱線しますが、メディアを使った発信に長けている(正確にはこれが普通)のが、 現社長・野々村氏なのは、私が言わずとも多くの方が感じているはず。
★広告が少ない。(ブログやセレクトショップは?社あるようですが) 上期は不動産会社含め2~3社程度掲載されていたはずですが、 ここ最近は健康食品メーカーさんしか掲載されていません。 追跡型広告には見えないので、この1社が広告掲載をやめてしまうと、 クラブに入る広告料以前に、運営会社の運営費用すら賄えない事態になるのでは? と危惧しております。 (ここまできて、やっとタイトルにつながります) 「PVこそ多いもののUUは少ない」=「固定客が何度も繰り返し見てるが新規ユーザは少ない」。 つまり、Jリーグ観戦者調査で挙げられるコンサドーレ札幌の問題点と近い感覚を持っています。 このような危機感があるので「トレンド」「検索」「固定客以外」を意識した記事を 掲載するに至っています。 コンサドーレに関連する話題で、検索で上位に来るような記事を書きためておき、 サポーター以外の人や、普段オフィシャルブログを見ない人が、 それらのキーワードを検索した時ヒットすることで、 コンサドーレオフィシャルブログに誘導する。 そうすることで、UU数も底上げできると考えながら、細々と書いております。 つづく
本記事を書くきっかけになったブログをリンクしておきます。 WEBOSSさんに深謝(2006/4/9)コンサ社長日記 より 広告について(2006/11/17)オフィシャルブログ運営事務局 より セレクトショップ売上報告(2011/1/12)オフィシャルブログ運営事務局 より オフィシャルブログの利便性(2013/8/8)チームがある限り より
2014年01月30日
2014 明治安田生命 J3リーグ 開幕カードが決定いたしましたので、お知らせいたします。 公式リリースより 開幕カードを見て思ったのが、球技場の多さ。 サッカー専用スタジアム:2 球技場(ラグビーも可):3 陸上競技場:6 ※長野は佐久陸でカウント 一度くらい、藤枝やとりぎんにも行ってみたいものである。 盛岡は駅から近くてよいですね。
J3開催要件 原則5000人程度収容 主催試合80%以上開催 など ★サッカー専用スタジアム 藤枝総合運動公園サッカー場 収容人数:13,000人 (メインスタンド(屋根付)5,100人、芝生席7,300人、立見席600人) 2003年の国体に合わせて建設。 とりぎんバードスタジアム 収容人数:16,033人 メインスタンド:6,367人、バックスタンド:6,610人、サイドスタンド:3,056人 1995年に開場。
★球技場(ラグビーも可) 盛岡南公園球技場 収容人数:4,946人 1999年の高校総体を期に建設。 秋田市八橋運動公園球技場 収容人数:4,992人 (メインスタンド1,892人、バックスタンド1,300人、サイドスタンド1,800人) 1953年(!)開場。2001~04年にかけて改修。 ニッパツ三ッ沢球技場 収容人数:15,454人 (メインスタンド5,580人、バック・サイドスタンド9,874人) 1955年(!)の国体に合わせて建設。
★陸上競技場 とうほう・みんなのスタジアム (福島県営あづま陸上競技場) 収容人数:21,000人 1995年の国体に合わせて建設。 町田市立陸上競技場 収容人数:10,600人 (メインスタンド1,666席、バックスタンド他8,034席) 1990年開場。 相模原ギオンスタジアム 収容人数:15,300人 メイン(座席):2,823人、南北サイド(芝生):8,985人、バック(長椅子):3,492人 1998年の国体向けにラグビー場だったが、2007年に陸上競技場に改装。 その後数回の増築を経て現在に至る。 佐久総合運動公園陸上競技場 収容人数:9,500人 (メインスタンド一部屋根付きの座席、バック・コーナースタンド芝生席) 2013年3月に開場した新しい施設らしい。 (南長野運動公園総合球技場は改築中) 石川県西部緑地公園陸上競技場 収容人数:20,000人 1974年に開場。1985年高校総体に合わせて改修。1991年国体でも使用。 沖縄県総合運動公園陸上競技場 収容人数:25000人 (メインスタンドのみ座席:7000人収容、バック・コーナースタンドは芝生席:18000人収容) 1987年の国体に合わせて建設。
ちなみに、札幌にも専スタが欲しい! と妄想したい人は、以下の資料を読んでから考え始めることをオススメします。 Jクラブホームスタジアムへのコンセッション制度活用に関する研究 pdf(1.4MB) 冬場も使える専スタで黒字なのはどこでしょう?
2014年01月29日
Jリーグがインドネシア・スーパーリーグと提携しました。提携国は、これで6カ国目です。 インドネシアがどのくらい強くて、どのくらい多くの人が関心あるのかを探ってみましょう。
前回記事 Jリーグ初のインドネシア選手イルファン・バフディム獲得こちら なぜタイへ移籍しインドネシアから獲得するのか?(背景はFIFA公認代理人数?)こちら なぜ甲府はイルファン(インドネシア)を獲得したのか?(インドネシアは大国?)こちら なぜJリーグはインドネシアとようやく提携したのか?(リーグ分裂⇒合併そして)こちら インドネシアのプロサッカーリーグはどのくらい強くて、人気があるの?こちら←★
■インドネシアでは、どのくらいの人がサッカーに関心があるの? サッカーは、インドネシアで人気No.1スポーツです。 山本昌邦さんがこう言ってます 「サッカーは国内ナンバー1の人気スポーツです。」from 現代ビジネス ランキングをインドネシアのメディアが載せた記事があったのですが、リンク切れてました。そのうち探しておきます。 ■サッカーの競技人口 東南アジアのサッカー市場を図る目安として、FIFAのサッカー競技人口の資料からの抜粋。 国名 全競技者 登録選手 未登録選手 クラブ 審判&役員 Indonesia 7,094,260 66,960 7,027,300 83 1,069 ←★★ Vietnam 1,874,350 24,150 1,850,200 35 10,652 Thailand 1,298,000 28,600 1,269,400 150 6,600 Myanmar 1,122,039 132,659 989,380 605 3,750 Cambodia 229,511 5,511 224,000 65 230 Singapore 197,003 10,003 187,000 54 1,516 ============================= Japan 4,805,150 1,045,150 3,760,000 2,000 249,603 from FIFA(英語) 注:↑のFIFAの競技人口は調査方法が不明で、マーケティング用にアジア各国の競技人口を多く見せてる節があるので参考程度。 私は、サッカーに関心のある人数=登録競技者数+視聴者数と捉えました。 日本より、インドネシアのほうが競技人口が多いそうです。 データの出展元がどこなのかわからないので、信頼度と精度は低そうですが、 サッカーに関心のある人数が【日本<インドネシア】なのは、間違いないでしょう。 ついでにいうとベトナムのほうが、タイより多い。 ミャンマーの登録選手がタイより多いのは意外です。調査すると面白そうです。 日本の登録選手が突出しているのは、金払って登録して管理する制度が日本のほうが整備されているからですね。 律儀に協会へ金払って公式戦を行う土壌があるということでしょう。
■インドネシアのサッカーレベル 第27回東南アジア競技大会(SEA Games)が2013年12月にミャンマーで開催されました。 男子サッカー(U23)は、以下の結果となりました。 優勝:タイ 2位:インドネシア 3位:シンガポール 4位:マレーシア 決勝:タイ1-0インドネシア 三決:シンガポール2-1マレーシア 戦前の予想通りタイが優勝したのですが、そのタイと1-0だったので、 インドネシアもそこそこ強いといえそうです。
まとめ Jリーグのクラブにインドネシアが注目されている理由 1)持続的な経済成長が予測され、潜在能力が高く、日本企業からの投資が今後も続くため ⇒投資を行う日本企業と連携が可能。スポンサー企業、パートナー企業の獲得。 2)FIFA公認代理人が東南アジアの中では多く、移籍市場の成熟度がやや高めであること ⇒しかし、選手への給与未払いが絶えず発生するなど、フットボール・ビジネスとしてはまだまだ未成熟 3)人気No.1スポーツで日本よりもサッカーに関心のある人が多い ★ ⇒潜在能力の高いフットボール市場が存在する
参考リンク Jリーグアジア戦略:インドネシアスーパーリーグとパートナーシップ協定締結(2014/1/26)from JsGoal インドネシアスーパーリーグとのパートナーシップ協定締結について(2014/1/27)from Jリーグ公式 インドネシアスーパーリーグの公式リリースこちら(インドネシア語)
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