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サッポロ・プレミアムカップ2014inベトナムVリーグ開催なるか?

2013年12月27日

ベトナム・Vリーグの日程が発表されました。
■EXIMBANK V-League 2014 
第1節:1/11(土)~12(日)
第22節:7/5(土)~6(日)
(約1か月の中断)
第23節:8/2(土)~3(日)
第26節:8/24(日)
※W杯は2014/6/13(金)~7/14(日)なので、中断期間はあまりかぶってません。

来季はリーグ戦が1月から始まるため、ベトナムでキャンプを行い、
現地のクラブと練習試合という可能性は非常に低いですね。
キャンプ期間中に「サッポロ・プレミアムカップ2014」というのを期待していましたが、
タイミングが合いませんでした。
2013年は開幕が3月だったので、2014年も可能と思っていたのですが、残念。

J2はW杯期間中も突っ走るので、シーズン中も期待できません。
W杯決勝の7/14前後なら?・・・ないですね。
なお、J1はW杯期間中は中断するので遠征可能です。川崎はほぼ決定のようです。


■参加チームは13チーム
 1 ハノイT&T(昨季優勝:ACL予備予選参加)
 2 SHBダナン
 3 ホアン・アイン・ザライ
 4 ソンラム・ゲアン
 5 タインホア
 6 XMVハイフォン
 7 ドンナイ
 8 ベカメックス・ビンズオン
 9 ドンタム・ロンアン(コンサドーレ札幌提携先★)
10 シマン・ビッサイ・ニンビン
11 QNK Quảng Nam(昨季2部1位)
12 Than Quảng Ninh(昨季2部2位)
13 Hùng Vương An Giang(昨季2部3位)

(昨季シーズン中に1つ消滅したり閉幕後に1つ消滅したり、
 いろいろあって奇数になってしまいました。)


リーグの開催情報はこちら(ベトナム語-VPF公式)。


■toyota・タイ・プレミアリーグ2014
開幕は2/22を予定。
クラブ数が18から20に増えるため、終了が2013年の11/3より遅くなる可能性が高い。

タイ・プレミアリーグの冠スポンサーになるくらい力をいれているだけあって、
開幕が2月下旬なことも幸いし、名古屋(TOYOTA)が動きました。

名古屋グランパスは、2013シーズンに続き、
2014春季キャンプをタイ王国のチェンマイにて実施し、
また、2014年2月15日(土)にバンコクにて開催されます、
国際親善試合「トヨタプレミアカップ2013」に
前年大会の優勝チームとして出場することが決定しましたので、お知らせいたします。
http://nagoya-grampus.jp/information/pressrelease/2013/12262013-25.php

他にもいくつかJリーグからキャンプを張るチーム(磐田(YAMAHA))があるので、
それに乗じてコンサドーレもタイ・キャンプへ行くのがよいと考えていましたが、
提携先のコンケーンはバンコクから遠いこともあり、
時間のロスなどを考慮してタイキャンプは断念したようで。


9番はレコンビンの背に?⇒「CV9」

2013年12月27日

レコンビンの移籍交渉について、
VPF(ベトナム・プロフェッショナル・フットボール=Vリーグ)公式サイトに、
興味深い記事が貴重な写真付き(札幌の選手と一緒)で掲載されていたので、
リンクを置いておきます(ベトナム語)

ベトナム最大のサッカー情報サイト、BongDa.comでもかなり具体的な話が出てます。
BongDa.com.vnはこちら。(ベトナム語)

もう翻訳と意訳はめんどくさいので、読みたい方はgoogle翻訳(ベトナム語→日本語)に貼って、意訳してください。
google翻訳(ベトナム語→日本語)

明日あたり、ベトジョーが運営するベトナムフットボールダイジェスト(日本語)にも載ると思います。
「・・・と、BongDaが報じた。」という感じで。
ベトナム・フットボール・ダイジェスト(日本語)

「CV9」の誕生が近付いてるような気がします。


コンサドーレ札幌って営業黒字になったことあるの?

2013年12月26日

「コンサ黒字見通し」道新Webより
メディアが発信するタイトルは、これで十分だろう。

■年度別、営業利益(損失)と経常利益(損失)
      営業利益 営業外収益 営業外費用 経常利益
H17(2005/J2) -136,506 205,717  11,804   57,406
H18(2006/J2) -350,679 210,404  13,779  -154,055
H19(2007/J2) -186,686 207,514  13,194    7,633
H20(2008/J1) -151,728 169,945  26,532   -8,314
H21(2009/J2) -135,446 120,981  11,127   -25,592
H22(2010/J2) -234,512 127,695  10,307  -117,124
H23(2011/J2)  -84,359 115,596   9,204   22,033
H24(2012/J1) -119,900 104,641  18,889   -34,148
H25(2013/J2)  -64,197  92,405  19,208    17,208(予算)
※北海道フットボールクラブ有価証券報告書より

分かっている範囲で、2005~2012年で営業黒字になったことは無い。
(過去にはありそうだが、資料は見当たらず)
強力な親会社のないクラブの宿命のようにも思えるが、
営業赤字で営業外収益が1億円を超えるJクラブは、新潟、札幌の2つだけ。
とはいえ、クラブの営業収益の3分の2が広告料収入で占める
千葉、京都、徳島、大宮のような親会社クラブと比較しても意味は無い。

2013年度は債務超過を2年かけて無くす予算を組んだが、
それが今期どこまで減らせたのか、
経常利益が予算に達したのかを基準に評価すべきであって、
経常赤字or黒字かを基準に評価するのは誤りと私は考えている。

つまり、経常黒字にするのは当たり前で、経常利益が予算未達であれば、
来期は今期以上にハードルが上がり、より一層厳しい経営が必要になる。
予算を達成できれば、少しは攻めに転じる余地がある。
そう捉えている。
それが分かるのはしばらく先だ。

国内の経済状況や少子高齢化など、厳しい条件が増しており、
クラブはよくやっている方だと思う。
でも「よくやっている」だけでは債務超過は解消できない。

そんなときパートナーにできることは?
やるべきことは明確だし、計画的、戦略的に行動するのみ。
考える段階は、すでに終わっているのだから。


余談。
今年2月のサポ集の議事録出てませんね。
あれは、世に出せないか。。。


Jリーグが地上波で放送されない理由とは?(その9/時間帯)

2013年12月24日

前回までの記事
Jリーグが地上波で放送されない理由とは?(その1)
Jリーグが地上波で放送されない理由とは?(その2/神奈川・千葉は放送ゼロ)
Jリーグが地上波放送されない理由(その3/札幌vs北九州どっちが放送多い?)
ホームゲームの地上波放送回数は規制されているの?(地上波分析その4)
Jリーグが地上波で放送されない理由とは?(その5/地上波と放映数規制)
地上波のホームゲーム市場(Jリーグが地上波放送されない理由その6)|
Jリーグが地上波で放送されない理由とは?(その7/制作費)
Jリーグが地上波で放送されない理由とは?(その8/CM単価)
Jリーグが地上波で放送されない理由とは?(その9/時間帯)

J1の地上波放送回数
J2の地上波放送回数


■時間帯
全国ネット系列局は、キー局が押さえている時間帯(朝の情報番組帯、昼のワイド帯、ゴールデン)は
Jリーグの放映は絶対にしません。
キー局の広告が日本中で見られるコンテンツに載ることが大前提なのに対し、
Jリーグ(地域密着)はそのビジネスモデルに相反するからです。

5月に開催された20周年記念試合(浦和-鹿島)で手の込んだ演出を行いましたが、
地上波放送全国放送は適わなかったのが好例(放送したのはNHK-BS1/テレ玉)。

さらに、土日の17時頃~25時頃までは、Jリーグの試合を全国ネット地上波で放映する可能性はない。
夏場の試合時間は夜間帯(18時頃~21時頃)ですから、この期間は系列局での放送の可能性はほぼゼロ。
(札幌の夜間試合は年に数回ですが)
放送許諾料をいくら安くしようとも、テレビ局としては広告料収入が入ることが求められ、
広告代理店としては広告価値を全国規模で確保しつつ広告料収入が入ることが求められますが、
そもそもビジネスモデルがあってない以上、リーグ戦の放映をキー局に求める意味はありません。

念のため調べたところ、今年系列局で夜間に放映したのは、1試合のみ!(それでもすごい!)
第23節8月28日(水)19:02 清水4-3鹿島アイスタ 静岡放送(TBS系列)

つまり生中継するには「土日の12時頃~17時頃」で「キー局の放映がない時間帯」しかありません。
「深夜帯に録画中継を~」とも考えましたが、結果が速報で伝播した状況で放送しても、
放送する側としてはあまり旨味はありません。

この問題に関係なく土日の夜に放映できるのがキー局の影響が無い「独立U局」の強みです。
なので私の結論は、キー局は全力で無視して、
独立U局やケーブル局向けの放送使用料を下げつつ回数とエリアを増やすことと考えています。
下げなくたって、放送している局はありますし。

あとは、試合を90分流しても、広告を放送する枠が少ないのがネックなので、
特にサッカー専門番組以外で3分ハイライトを10分くらいまで流せる料金体系や制限にした方が、
「サッカーに興味ないけどスポーツニュース見ちゃう層」への波及効果は高いと思います。
サッカー専門番組は、地元クラブを応援する人しか見ない番組になっているのが、実にもったいない。
(クラブ応援番組のツボは、試合映像ではないとも思います)

全国ネット系列局に対しては、3分無料マスタテープを選手が抱えて、
地方局の情報番組に営業行けばいいのにと思います。
実際に試合に出た選手が解説するのって、意外なほど刺激的で盛り上がります(かつてそんなイベントを経験しました)
選手のトークがうまいことが必須ではありますが、棒読みしかしない選手を鍛える期待も込めて述べてます。

・一定回数以上放映したら割引く(5回放映したら6回目以降半額など)
・録画は割引く(昼の試合を深夜に放映する場合など。二次利用だと3分の1。)
・もっと狭いエリアに限定して格安の放送を展開する(NHK札幌で放送せず、NHK函館で放送するなど)
・10分くらいの長いハイライトを野々村社長が解説する(5分+5分で間にCMを入れられるように)

でも、スカパーやNHK-BSでじっくりハイライト番組をやっている以上、
コアな視聴者層=これらを見た視聴者が、その後の時間帯で放送される
民放地上波のハイライトを見るかと言うと、あまり見られない。
それ以外の視聴者層で、視聴率を底上げできるかというとかなり厳しい。
結論は、サッカー専門のハイライト番組ではNGで、
民放地上波のスポーツ番組にねじ込むしかないんじゃないかなあ。
でも速報Jリーグゴールハイライトは、20分くらいでコンパクトにまとまっていて、
全国ネットに安売りできそうなのは、アレくらいですね。
全国ネットに安売りじゃあダメか。やはりクラブがある地方局と独立U局に安売りの方が、
単純に放送回数が増えて、広告価値高しと位置づけられるかもしれません。
む、難しい。


以上を踏まえて、motoさんのコメントに対するリプライ。

>ここからは個人的考えですが、一ついえるのは「放映権料を増やす」、「放映権料で稼いで分配金を」というよりも、
>そこで儲けなくてもいいから「地上波はあくまでプロモーション用に使わせてもらう」くらいな発想でもいいんじゃないでしょうか。

ご指摘の通り「地上波はあくまでプロモーション用」とどこまで割り切れるかがカギのような気がします。
しかし、90分の試合放送は、やはり放送枠と経費と広告料のバランスが悪すぎて、かなり厳しい。
プロモーション用の編集済み映像をパッケージ売りするならいけそうな気がします。

10分くらいで、決勝ゴールのみにまとめた映像なら、売れそう・・・いやキツイか。
1社だけでなく、朝放映する局、深夜に放映する局、昼に放映する局など、
同じ映像を時間帯別、局別に安売りで広告斡旋or無料でJリーグが自社提供する。
そうすれば、1社提供でもいけそうですし、時期によってはJリーグの自社提供でもよいかも。
それでも年間通せば、数億円のプロモーション費用がかかりそうですが。。。
ここを割り切れるかなあ。

>クラブの地元だけでなく全国展開するような大手だって、40クラブで毎週末20試合全国各地で試合があって、
>全てローカル放送ありとは行かなくても、10数試合規模で全国各地で放送されてるとなれば広告露出機会としては結構なボリュームです。
>現状Jトップパートナーは1億らしいですが、「それだけ写るなら2億出してもいい」
>「4億出すからウチだけLED看板の表示時間を10分余計にくれ」と言う
>野心的なところも出てくるかもしれません。

この考え方は、正しいと思います。
ただし、それを「90分の試合」となると、かなり厳しい。

独立U局の放送回数が多いのは、彼らのビジネスモデルと合致していることと、
低価格なこと、キー局の影響がないことが要因だと思いますが、
それでは、神奈川やちばで放送されないのはなぜか?

独立U局以外の全国ネット系列局には、キー局が押さえる「時間帯」という壁があります。
これらの放送回数が多いのは、清水9回、磐田4回、名古屋4回、松本5回、岡山4回です。
これら以外の「その他地方局価格」の地域で放送されないのはなぜか?

この辺の課題を解決するカギは、ご指摘のとおり、
>「地上波はあくまでプロモーション用に使わせてもらう」くらいな発想
などだと改めて強く思います。


一連の小野伸二報道で広告効果はどのくらい?

2013年12月23日

報道から三日経過し、さすがに水差してもよい空気になってきたようなので、
今回の報道と広告効果について分析します。

今回の小野獲得記事を見て、野々村社長はつくづくメディア戦略に長けた人だと思う半面、
海外じゃこんなの日常茶飯事だよなーと思いました。 

半年(?)におよぶ本田-ミラン報道でどのくらいの広告効果を得たのか理解してる人は、 
「J2の」札幌にしては、うまいことやるじゃん、と感じたはず。 
さて、一月に小野獲得なんて99%ありえません。 
(残りの1%は、私の想像を超えたレベルで事態が進んだとき。)

1)五月までシーズン中なので、移籍金発生(5000万円以上?)。 
2)ウエスタンシドニーの、マーキープレーヤー(サラリーキャップ選手)。 
3)そんな状況を黙らせるくらいの札束を積んでも、費用対効果は低い。 

とはいえ今回の件、社長含め関係者は誰もウソついてませんし、 誰も損していません。 
(メディアの加筆修正はあるようですが)

コンサ→メディアで大きく扱われる
小野→小野自身のメディア波及効果と市場価値の確認
WSW→日本への宣伝


今回の広告効果を、広告料に置き換えた場合いくらになるのか算出しました。

新聞
1)道内版スポーツ紙の一面を飾る 
2)道内一般紙にも扱われる 
3)スポーツ各紙に扱われる

インターネット
1)Yahoo!、googleなどのスポーツトップニュース扱い
2)各サッカーメディアで扱われる。
3)上記を元に、SNSなどへ拡散
4)ご丁寧に現地からの否定報道もYahoo!トップに載る

細かく拾うとまだまだあるのですが、
これらをそのまま広告料をかけて掲載した場合、概算で1千万円を超えました。

つまり、広告制作費をかけずに、関係者によるタレコミと、
適切なタイミング(スポーツ開催がない金曜日)に報道したことで、
見事にインターネットメディアを通じた情報の拡散が発生。
それにより、世間に与えた「コンサドーレ札幌」の印象は上がったのか?下がったのか?
小野の話題で踊らせて、 無謀な予算編成とJ1昇格宣言をぼやかしてしまいました。 
とはいえ、強烈な親会社クラブが2減1増の来季に勝負をかける気持ちは理解できますから、
露骨な無理はせず、今年の路線を続けてほしいと思います。


なんてことを20日(金)の昼に思ったのですが、水を差すので自重しておりました。
「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損」ですから。
契約切れて無料で夏に獲得するならアリかもしれませんが、争奪戦が発生。
年俸がつりあがることで、たとえ移籍金がかからなくても、
費用対効果の面で大きな利益には繋がらないでしょう。


以下、Aリーグきちんとを調べていなかったので備忘録として。
冠スポンサーがついてヒュンダイ・Aリーグになってる(韓国の現代自動車)。
4月中旬までレギュラーシーズン、以後5月頭までファイナルシリーズ。
サラリーキャップ制(210万A$)がある。
1人だけ枠を超えてよい「マーキープレーヤー(marquee player)」制度がある。
小野が所属するウェスタン・シドニー・ワンダラーズは昨年レギュラーシーズン1位。
ファイナル決勝で負けて準優勝。


SEA games2013の男子サッカーを制したのはあの国!

2013年12月23日

今年で27回目を迎えた東南アジア競技大会(SEA Games)がミャンマーで開催中ですが、
男子サッカー(U23)の全日程が終了し以下の結果となりました。

決勝:タイ1-0インドネシア

三決:シンガポール2-1マレーシア

タイが前評判に違わぬ強さで優勝。

ベトナムは、まさかの予選敗退(2勝2敗で5チーム中3位)。

レコンビンが劇的なゴールでAFFスズキカップを優勝したのが2008年。
それから、国際大会での結果がパッとせず、苦しんでいるようです。


タイは、タイ・プレミアリーグ(TPL)が盛り上がるよう、
東南アジア各国からも有力選手を集めるなど
ビジネス面でも東南アジア他国を一歩リードしつつあります。

それに対しべトナムは、リーグ戦途中でもチーム解散が発生するなど
未だ不安定さ残るベトナムプロリーグ(VPF)。

そんな状況で2015年から東南アジア各国から2チームずつが参加して
東南アジアチャンピオンシップ(欧州CLみたいな)が創設されることもあり、
来季のベトナムリーグは、非常に重要度が増します。

そんな最中で、ソンラム・ゲアンがエースで国民的英雄たるレコンビンを
離したくないというのは理解できますし、札幌(Jリーグ)の都合を全面に押し出して
「レコンビンが札幌に来る方が、両国のためになる」なんて思考は安易には考えられません。

交渉相手にとってメリットのある形で、札幌がレコンビンを獲得するには、
どんな提案がよいのでしょう?

選手と移籍金だけで考えても成立しない状況であることから、
今回のレコンビン移籍交渉が難しいことが分かります。


SEA gamesには、異色の競技がいくつもあります。
チェス
ボディビルディング
フットサル
ペタンク
カラテドー

空手?

公式ホームページの更新ペースとレイアウトがイマイチですが、
気になる方はご覧ください。
http://www.mmseagames2013.com

ちなみに日本企業が食い込みまくりです。


コンサドーレ札幌のプロA契約選手は何人いるの?(その2)

2013年12月23日

前回までの記事
コンサドーレ札幌のプロA契約選手は何人いるの?(その2)
★来季A契約の可能性が高い選手(25人枠→18名)
★来季A契約資格があるが「育成出身は3年目まで25人枠対象外」ルールにより、
 25人枠からはずれる選手→2名
★来季B契約と思われる選手(J2で900分未満、C契約3年経過)→5名
ここまでで、18+2+5=25名。


★来季C契約と思われる選手(J2で900分未満、C契約3年以下)→7名
番 選手名  試 時間 得契 プロ年数
31 堀米 悠斗 9  451 0 C 1
26 小山内貴哉 5  394 0 C 2(再来年は自動的にAorB契約)
 7 榊 翔太  12  368 0 C 2(再来年は自動的にAorB契約)
28 神田 夢実 4  267 0 C 1
32 中原 彰吾 3   38 0 C 1
21 阿波加俊太 0    0 0 C 1
29 永坂 勇人 0    0 0 C 1

→ここまでで、18+2+5+7名=32名。


来季の加入が決定
番 選手名  試 時間 得契 プロ年数
? 金山 隼樹 39 3,510 0 C? 3?(JFL2年+J2=計3年)

→ここまでで、18+2+5+7名+1名=33名。
→来季のA契約は19名。


★AorB契約。今季で退団。
番 選手名  試 時間 得 契 所属年数
17 岡本 賢明 30 1,596 6 A 7(熊本移籍)→A契約
22 三上 陽輔 13  921 4 B 3→C契約
 1 曵地 裕哉 4  360 0 B 5→B契約


以下、A~C契約の詳細。
Jリーグ公式に掲載された概要

■1-3 プロA契約・プロB契約 ([別紙]表-1 参照)
①契約締結条件
次のいずれかを満たすことをプロA契約およびプロB契約の締結条件とする。
(1)試合出場
J1  :  450分
J2  :  900分
この場合において、試合出場時間は公式記録によるものとする。
ただし、出場時間が1分未満の場合は、1分としてカウントする。([別紙]表-2 参照)
(2)プロC契約3年経過

②対象となる試合
(3)リーグ別対象試合
J1  : リーグ戦、リーグカップ戦、スーパーカップ、天皇杯
J2  : リーグ戦、リーグカップ戦、スーパーカップ、天皇杯
※1 天皇杯の出場実績は、J1、J2またはJFL

■1-4 プロC契約 ([別紙]表-1および図-1 参照)
②契約可能期間
(1)プロC契約を締結できる期間は、アマチュア選手または社員選手が初めてプロC契約を締結してから
3年間とする。3年を経過した後に引き続きプロ契約を締結する場合は、プロA契約またはプロB契約を
締結しなければならない。

■1-6 選手の登録数 ([別紙]表-1 参照)
①プロA選手の登録数
(1)選手登録できるプロA選手は、第2種(ユース)登録選手も含め、 
 クラブ全体で25名以内(以下「25名枠」という)とする。

③「25名枠」の例外(「プロA契約25名枠対象外認定申請書」(書式G)により所属リーグに申請)
(1)年度途中のプロA契約への変更
 アマチュアまたはプロC選手が年度途中でプロA契約に移行した場合は、その年度に限り「25名枠」
 の対象外とする(外国籍選手も同様)。
 プロB選手が年度途中でプロA契約に移行した場合は、「25名枠」の対象とする。

(2)自クラブの育成組織出身および在籍選手
 自クラブの育成組織のチームにアマチュア選手として1年以上在籍し、かつ継続して同クラブのチー
 ムに在籍する選手がプロA契約を締結した場合、プロA契約に移行した年度を含め、3年度目までは
 「25名枠」の対象外とする。ただし、外国籍選手はこれに含まない。

・・・つづく。


post by sca25

00:35

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コンサドーレ札幌のプロA契約選手は何人いるの?(その1)

2013年12月21日

出場機会の少ない若手を沢山抱えて
総勢30人を超える大所帯に疑問を感じています。

プロA契約25名枠について整理してみました。
以下、ポイントだけ絞ると・・・。

1)選手登録できるプロA選手は、クラブ全体で25名以内(以下「25名枠」という)
 プロB選手、プロC選手、社員選手およびアマチュア選手の登録数には制限がないものとする。

2)プロC選手が年度途中でプロA契約に移行した場合は、その年度に限り「25名枠」の対象外とする。
 プロB選手が年度途中でプロA契約に移行した場合は、「25名枠」の対象とする。

3)育成組織出身選手として1年以上在籍し、かつ継続して同クラブのチームに在籍する選手が
 プロA契約を締結した場合、プロA契約に移行した年度を含め、3年度目までは「25名枠」の対象外とする。


奈良や荒野らが3年目の来年はともかく、再来年は「25名枠」がさらに埋まっていく可能性が高い。
B契約にする手もあるが、主力となった選手をいつまでも480万円で縛ることはできない。

今年のうちに、「25名枠」に余裕を持たせておいた方が、
B契約選手が大活躍してA契約移行にも使えるし、再来年の「25名枠」にも余裕が生まれる。
シーズン中の補強は、大きな怪我人でもない限りないだろう。
そんなことも見据えた三上陽輔選手の契約期間満了だったのかと少々勘繰る。
エージェントがスペイン推しなので、そのルートも?
今年は岡山へ行った仙石廉のように語学留学も兼ねて、スペイン4部にでも練習参加してくればよいかも。


★来季A契約の可能性が高い選手(25人枠→18名)
番 選手名  試 時間 得 契 プロ年数
14 上原 慎也 40 3,089 5 A 4
30 杉山 哲  38 3,420 0 A 10上
 5 ソンジン  37 3,109 1 A 外国籍
 8 砂川 誠  36 2,064 3 A 10上
11 前田 俊介 36 2,037 4 A 10上
10 宮澤 裕樹 33 2,487 2 A 6
13 内村 圭宏 32 2,485 17 A 10上
20 上里 一将 30 2,566 1 A 7
 2 日高 拓磨 27 2,343 2 A 10上
 4 河合 竜二 21 1,388 0 A 10上
25 櫛引 一紀 17 1,355 0 A 3
27 松本 怜大 20 1,325 1 A 1(B契約の可能性も?)
35 フェホ   15  612 4 A 外国籍
19 レコンビン 9  377 2 A 外国籍
 3 パウロン  7  558 1 A 外国籍
15 古田 寛幸 6  308 0 A (高3~)5
16 李 昊乗  0   0 0 A 外国籍
? 石井 謙伍 29 2,521 5 A ?(来季加入決定)
※外国籍選手がそのまま残るかどうかわかりませんが、枠を全て使った場合を想定しています。

ここまでで18名。残り7人。


★来季A契約資格があるが「育成出身は3年目まで25人枠対象外」ルールにより、
25人枠からはずれる選手→2名
番 選手名  試 時間 得 契 プロ年数
23 奈良 竜樹 35 3,093 0 A外 2(順調にいけば再来年A契約確定)
24 荒野 拓馬 30 2,084 4 A外 2(順調にいけば再来年A契約確定)

★来季B契約と思われる選手(J2で900分未満、C契約3年経過)→5名
番 選手名  試 時間 得契 プロ年数
18 深井 一希 19 1,499 0 A外 1(来季2年目なので25人枠対象外)
 9 横野 純貴 8  454 3 B 6
34 工藤 光輝 5   99 0 B 特別指定→来季加入決定
 6 前 貴之  2   64 0 B 2(昨季900分超え)
? 上原 拓郎 0    0 0 B (来季加入決定)

ここまでで、18+2+5=25名。

つまり、まだA契約の25人枠に入ってないけど、
選手が成長して出場機会を増やしていくと、
2015シーズンには25人枠が埋まる可能性が高まります。
※深井を除けば2015年は24人。

枠から溢れると、枠を空けるために一部の選手の契約を満了にせねばなりません。
クラブはこの辺まで考えて2~3年先も見据えた選手獲得、契約をしているようです。

BおよびC契約の取り扱いについて、知識不足な面があるので、
その辺は次回触れます。

・・・つづく。


post by sca25

09:42

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トレーニング・コンペンセーション(育成費)早見表(Jリーグ編)

2013年12月21日

トレーニング・コンペンセーション=TRAINING COMPENSATION
俗に育成費、TC、TCとも呼ばれる費用について、
いちいち計算が面倒なので早見表を作成しました。
いまJリーグに所属しているユース卒選手が
完全移籍する場合の最低市場価格が一目でわかります。

押さえるべきポイント
1)完全移籍のときのみ発生する(⇔契約満了の場合は発生しない)
2)移籍先のリーグによって1年当たりの単価が変動する
3)13~15歳までの単価と、16~21歳の単価は異なる
4)年数に数えられるのは12~21歳(21歳が上限で、23歳まで維持される)
5)請求の権利は23歳まで(23歳のシーズンが終了すると権利が消える)。
6)J→J移籍は国内ルールで、J→海外移籍はFIFAルールが適用

以下、2014/12/28追記
7)ユースから昇格した選手は、ユース所属期間をトレーニング期間に含む

↓の条項に対する考慮が漏れていたので、7)を追記。
(3) 移籍元クラブの第3種チーム、第2種チームおよび第1種チームに(その他のチームに移籍することなしに)連続して登録された選手に関しては、当該第3種チームおよび第2種チームにアマチュアとして登録された期間を「トレーニング期間」に加えて「トレーニングコンペンセーション」を算出し、移籍先クラブに対して請求することができる。
8-4「トレーニングコンペンセーション」に関する特記事項


下記早見表の前提
16歳のシーズン(高1)から所属していること
TCnew
2014/12/28差替

※13~15歳期間の計算について
国内ルール、FIFAルールともに13~15歳期間もカウントされるのですが、
国内ルールは1年当たり100万円で最大300万円
FIFAルールは移籍先に関わらずカテゴリ4で1年当たり2,000USD(約20万円)
と、最大300万円以下なので、早見表から外しています。
ジュニアユースから所属する選手がいたり、いなかったりするので省略しました。


FIFA
カテゴリ別リーグ詳細
欧州cat1:
イングランド・プレミア、ドイツ1部、スペイン1部、イタリア1部、オランダ1部、フランス1部

欧州cat2:
欧州cat1の2部リーグ、オーストリア、ベルギー、デンマーク、ギリシャ、
ハンガリー、アイルランド、ノルウェー、ポルトガル、ロシア、スコットランド、
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欧州cat3:
欧州cat1の3部リーグ、欧州cat2の2部リーグ、その他たくさん

欧州cat4:
欧州cat1の4部リーグ、欧州cat2の3部リーグ、その他たくさん


計算式の詳細は、過去エントリを参照
TRAINING COMPENSATION(国内移籍と海外移籍の違い)


参考資料
8-3「トレーニングコンペンセーション」の請求権

Jリーグ規約全文
8.「トレーニングコンペンセーション」
にもありますが、ファイルサイズが大きいので気をつけてください。
こちら(5.8MBのpdf)

FIFAのルール
Regulations on the Status and Transfer of Players(FIFA)(pdf)
こちら(pdf)

FIFAのカテゴリ別リーグ一覧
Regulations on the Status and Transfer of Players 
- Categorisation of clubs and registration periods
こちら(pdf)



阪南大(工藤光輝所属)全日本大学サッカー2回戦で散る

2013年12月18日

阪南大 1-3 国士舘大

公式記録とトーナメント表はこちら
マッチコミッショナー欄に「古川 毅」さんのお名前が。。。

工藤はシュート3本。
チームは17本打つも、敗戦。
リーグ戦での取りこぼしが多かったところから見て、
勝負弱い印象でしたが、最後まで払拭できず。

関西学生リーグの得点ランク上位2人は、期待通りの活躍で2回戦突破。
1位 呉屋大翔(2年) 関西学院大学 24ゴール
2位 澤上竜二(2年) 大阪体育大学 22ゴール
3位 工藤光輝(4年) 阪南大学 17ゴール

工藤には「持ってない」印象があります。
実際に見た回数が少ないから、気のせいだと思いますが。

勝ち残れば見に行く予定だったので、予定空いちゃった。


post by sca25

23:40

コメント(2)