2006年04月16日
これはA社製の「タクティクスバインダー」。 中を開くと書類を挟めるクリップ、クリアポケットが右側に、 サッカーのピッチの形に線が引かれている図が左側にあります。 ピッチ図はホワイトボード用マーカーで書くこともできます。 チームスタッフがよく持っているものとは若干仕様が異なります。
ひぐま的な使い方としては↑です。 Post-it(付箋紙)に選手の背番号と名前を書いてポジション別に貼り付けるのです。 これは例として札幌の選手を書いてみましたけれど、 実際には相手チームの選手を識別するために用います。 読みにくい漢字の選手の場合、ココにふり仮名を振ります。 コレ、磁石もくっ付きますし、実際に最初は磁石を用いていましたが、 Post-itの方が使い勝手が格段にいいんですよね。 最近では番号と名前を書いた余白に一言メモ的なことも書き添えて、 放送の中で喋れるようにしています。たとえば「新加入選手です」とか 「元U-18日本代表」とか「昨年全試合出場」とかね。 Post-itは便利でして、他にも色々な自分に向けての注意点を書いて目に付くところに ペタペタと貼り付けます。「コンディション」「監督の様子」「サポーター」とか、 話すことに困ったときに伝えたほうがいい事柄など。 また、このポジションは記者控え室で準備をしている段階で、 手元の資料や予備知識で仮の位置に貼り付けていきます。 その後、実際に試合が始まって暫くの間に喋りながら微調整していきます。 相手のフォーメーションが4-4-2とわかっていても、中盤がボックスなのかダイヤなのか、 あるいは最近ちょこちょこ見られる3ボランチ型なのか、 2トップと称していても1トップ+1シャドーあるいはトップ下のMFを並べて 2シャドーとしている形なのか…といった感じを早めにつかんで、 位置を修正していきます。 つづく(未定)。