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副題は「僕とコンサと厚別で」! 【年 齢】アラ還 【住まい】厚別区内 【家 族】嫁、長男(独立)、長女(独立) 【初観戦】’98Jリーグ2ndステージ第2節サンフレッチェ広島戦 〔初アウェイ〕’11J2リーグ第34節東京ヴェルディ戦(味スタ) 【アイドル】ピクシー(元ユーゴスラビア代表ストイコビッチ氏) ■2006年9月26日ブログタイトルを”コンサと僕と厚別で!”から”コンサ日和”に変更しました。 ■2009年2月15日から11月21日まで休刊していました。この間の記事はアメブロに投稿したものです。 ■2005年4月5日から2008年4月2日まで八雲町に単身赴任。 ■2011年6月3日から2013年4月3日まで根室市に単身赴任。 ■2013年4月4日から2015年3月31日まで旭川市に単身赴任。 初投稿 2005/11/05 290万アクセス 2018/12/9 4131アクセス 2011/03/19 ・2011.6.8から再びコメントをいただくこととしましたが、多忙なため現在はコメントはお受けしておりません m(_ _)m

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「永遠の0」読了

2014年05月09日

随分と長い間、積読になっていた百田尚樹の「永遠の0」を読みました。文庫の厚さに、なかなか踏ん切りがつきませんでしたが、頁を捲ってみると600頁足らずでした。講談社文庫は、紙が厚いようです。

この本を読み、小学生の頃の記憶がよみがえりました。それは、図書館で手にした東京大空襲や原子爆弾投下後の広島・長崎の写真集から受けた衝撃です。乳飲み子を抱き道路に座ったまま炭化した母親の写真。原子爆弾の灼熱で人体は消失し影だけが残った写真など、今でも多くを覚えています。

常々、「本土決戦」とか「一億玉砕」などといった名のもとに、戦争を長引かせ犠牲だけを増やした当時の政権(軍部)は、戦犯として日本国民が自ら裁くべきだったと思っています。まあ、そのような声が上がるような状況じゃなかっただろうと思いますが、とにかく「永遠の0」を読み、その気持ちが益々強くなりました。

この本は、決して特攻を美化しているとは思いません。二度と戦争を起こしてはいけないし、不戦の誓いを決して忘れてはいけません。祖国のため尊い命を捧げた者(捧げざるを得なかった者)には敬意を払うべきですが、彼らが「お国のため」とした「お国」は、妻であり子であり母であり父であり、美しい故郷であったと思います。

一気に読みました。ベストセラーになるのも頷けますが、海軍の将校クラスが弱気であったという考察と、それが構造的な原因でありエリート故に大きな失敗を恐れたという視点、さらには現在のキャリア官僚にも通じるというくだりは一理あると思います。

ブログに記載する感想は、これぐらいにしておきます。百田さんの作品は、また読んでみたいと思います。今度は、「海賊とよばれた男」の予定です。早く文庫化されないかな。

繰り返しになりますが、戦争は二度と起こしてはならないと思います。


post by kanchi

18:01

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