先日行われた日本代表戦について少しばかり。

試合開始前にピッチに並んだ選手を見て、まず思ったのが俊輔と高原がいい顔しているなあでした。引き締まっているというか、自信と落ち着きというか。

試合ですが、１４インチのＴＶで観ると、フィニッシュこそ少なかったけど、スピーディなゲーム展開で面白かったです。でも、ツータッチ、スリータッチのプレーが多かったみたいですねえ・・・。ペルーは、やはり強いチームだと思いました。ベストメンバーが揃うと相当手強い相手かと。

前半１９分の先制点は見事でした。何が見事かというと中村のＦＫと巻のヘディングシュート。特に、巻のヘディングシュートは、相手ＤＦをかわしドンピシャで頭に合わせました。巻のファンとしては、ウルウルしてしまいました。長いトンネルでした。これからゴールを量産してくださいね。それにしても、このシーンをＷ杯ドイツ大会で観たかった！



後半９分の追加点も見事なシュートでした。左サイドから蹴った中村のＦＫは、ゴールを背にした高原の左足に吸い付き足下に落下、バウンドしたボールを反転しながら右足でシュート。上手いですねえ。極上のワインを飲んだときのような味わいでした。

交代もしっかり６人使いましたね。初招集組もほぼ全員使いました。２－０で勝っていた局面とは言え、このあたりがオシム監督の良いところですね。だって、せっかく呼ばれてもベンチを温めるだけでは、やはりモチベーション上がらないと思いますから。松橋も観たかったけど、次回と言うことで・・・。

特にＵ－２２の水野と家長には良い経験になったと思います。水野はやはり良い選手ですねえ。


●試合終了後のオシム監督記者会見コメントから

「印象としては、肉でも魚でもない試合でした。というのは、あまり良くないという意味です。」

かなり難解ですね。つまりメインディッシュと言えるほどの料理じゃなくて、前菜とかデザート、もしかしたら食前酒程度の試合と言うことでしょうかねえ。３日間考えた結論です！

得点予想３－０は外れましたが、得点者の巻と高原は当たりです。あとは、どちらかの中村が得点していればなあ・・・！