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戦術という意味ではほぼ何もなし サッカーをするという部分での開き直りかもしれない 手段と目的の違いは?

2025年04月26日

敗戦から一晩経ちました

現在J2で自動昇格枠のチームの大宮との対戦でしたが 去年の後半戦広島や前半戦神戸などとの対戦ほど 「圧倒的に押し込まれた」 という内容ではなかったように感じてます

後半荒野と宮澤のダブルボランチになった時からは ゲームとしては札幌のゲームだったと思います つまりはポテンシャルという部分では札幌はJ2では十分に通用するという証明になったと思います

しかし勝てない

前回のエントリーでも書きましたが 「カウンター時に全然追い越していく選手がいない」 細かく書くと 「画面に映りすらしない」 という状況

岩政の指示がないというより 決まった形のないというか イレギュラーな形でボールを奪う瞬間もあるわけで カウンター発動時って「誰がどこにいる」って毎度違う訳で あえて決まり事を作るなら 「まず前に走れ」 で良いと思うんです その中で相手の人数やポジション こっちのボールホルダーや味方のポジションを加味して 「どこに走れば得点できるチャンスなのか」 を考えれば良いだけで そんなことまで1から指示する必要はないはずです サッカー初心者なら違うんでしょうけど 少なからず彼らは「サッカーのプロ選手」で どこ走ればいいかわかんなーい! っていうなら試合に出さなきゃ良いだけです もうすぐシーズン三分の一が終わる段階で この部分の改善がないのはどうしようもないです

守備に関して 去年のオールコートマンツーマン 今季は引いてブロック作ってっていう時間もありますが 守備において「オールコートマンツーマンよりブロック作る方が優れた守備戦術である」ということはありません 守備はあくまで「ボール奪取」が目的です 去年のオールコートマンツーマンが批判されてきたのは メンバー固定してコンディションや怪我なんてお構いなしに高負荷をかけまくり そしてレギュラーが怪我したら「選手がいない」って嘆くからです 開幕当初と比較すると確かに失点は減ってはいますが そうなると次は「良い攻撃」に繋げられないという状況になってます それが前述のカウンター時の話です オールコートマンツーマンからブロック作ってという守備に変更し 少なからず落ち着いて守備ができてる・体力的な負担も少しは軽くなってるのに チャンスに走れないんじゃどうにもなりません

攻撃に関して ミシャは「前線に5枚並べてボールサイドを変えながらサイドを起点に攻める」という理屈でチームを作ってました これは観てる方も分かりやすい話で 去年の最終戦の近藤の得点の形が目指す攻撃の形でした が 岩政に関してはそういう論理がありません あるのかもしれないけど一切感じないです 「選手が勝手にオートマチックに同じ絵を描く」 という全く意味の分からない攻撃理論を展開していました 当ブログが岩政批判をするのはこういう部分です 簡潔に書くと「何したいか分からない」です 少し詳しく書くと「去年のいいところを伸ばし・弱点を補うというコンセプトから完全に外れてる」 数年前他のチームで申し訳ないですが意味不明な論理を振りかざし 十分すぎる資金・戦力にも関わらずチームを壊した元札幌のジョアンカルロスが嫌で退団した方がいました その方が言ってたのは 「五人目まで連動した攻撃」 でしたっけ 良いこと言ってるのかもしれないけど結果を見ると・・・です 三人目でさえ難しいのに五人目まで計算する監督一年生ってのもすごい話でしたが 理想を追えばキリがありませんし、現実的に戦術としてどうなの?って思います 中学生と大学生くらい差があれば可能なのかもしれませんが

話がそれたので元に戻しますが 岩政サッカーの表現は 「ミシャの劣化版」 としか表現できません 後ろから繋ぐけどミシャのやり方ほど前へ繋げないし プレスかけられると苦し紛れのクリアボールを蹴ってしまう 結果的にこうなってしまうから「岩政はダメだ」と言ってます

大きく蹴ることがダメな訳ではないですが 全てが半端なんです 繋ぐイメージでポジション取っててもプレスかけられロングボール蹴られると ロングボールへの準備もできてないから簡単にボールを失ってます アマドゥも背は高いけどポストプレーができるほど屈強な選手でもないし 逆にそういうボールが多くなるならサンチェスやゴンヒの方がスタメンに向いてると思います ついでに書きますがアマドゥのいいところがよく分かりません 彼は自己評価として「自分はポストタイプ・空中戦向きじゃなくてスピードタイプ・一番自信があるのはスピード」と言ってますが 彼が試合に出ている時にそのスピードを感じたことはほぼありません 昔で言うとレッズの岡野みたいな「走っただけで期待感がある」みたいなシーンは皆無です 全然小柏の方が早い気がします 小柏は試合出てるのか?

開幕前 アマドゥと白井の2トップがレギュラーに近い感じでした 期待感としては 「吉原・バルデス」 「播戸・エメルソン」 「播戸・ウィル」 に並ぶ2トップになってほしいと思ってましたが 全然話になりません 大宮戦はアマドゥ先発・白井控えでしたが 逆の方がいいんじゃね?って思います ゴンヒ・白井 とか サンチェス・白井 とか 中島・白井 の方が期待感高そうに感じてます

近藤 去年の後半の出来を考えると 今季の攻撃の核は近藤だと多くの人が思ったはずです が、ここまで満足な結果・プレーはできてません 散々叩かれた鈴木武蔵でしたが彼がいなくなったらこの有様 反対サイドの菅・ボランチの駒井も関係するのかもしれませんが 「近藤にパスを出す選手・タイミング」が去年より全然悪いという事なんだろうなとは思います

ここで勝手に感じた事なんですが 所属選手で前線ターゲットになりそうな選手 アマドゥ・サンチェス・中島・ゴンヒ と長身FWって豊富にいますし 中でもアマドゥと中島は快速です が 近藤からアーリークロスが入ることがほとんどありません 数年前の「ジェイ・都倉」みたいなコンビがいるときは そういうボールも結構ありましたしチャンスも作れてました ジェイや都倉ほど空中戦が強くないのはその通りかもしれませんが 近藤がボールを持つと何がなんでも深い位置まで行かなきゃ中に入れないというルールがあるのか?と思いたくなるくらい、そういうボールが入らないです

ゴールデンウィークの連戦がもう始まってしまったので 今できる事をやっていくしかない・新しいことに取り組むタイミングではないかもしれません 昨日の当ブログでも「内容は改善してる部分はある」と書きました あくまで「部分」です 現在2位の大宮相手に勝ち点を取るチャンスは十分にあったし ケチョンケチョンにされたわけじゃないが「岩政解任派」なのは これまで書いたことの結果で 「選手が勝手に絵を描く」 という一見「ファンタスティックな戦術」っぽいが中身のないサッカーを展開するからです

最近新社長の石水氏が今季目標を改めて昇格一択とコメントしてました であるならばやっぱり岩政はここで見切る必要があると思ってます 「違約金が〜」「新監督が〜」 という次の話ではなく 「このサッカーで昇格は狙えないし・仮に奇跡的に昇格しても悲惨なJ1シーズンを送るのが目に見えている」 という話でした


post by love2003

11:47

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