ジェイは、高齢ですし、ヘイスは、小野よりひどいけがを両ひざにしています。二人とも若いころのやんちゃで、欧州サッカーの表舞台に立つ時間はとても短いものでした。そんないわくつきの２人でなければ、コンサドーレに来てくれるランクの選手ではないと思います。それだけに攻撃時の引き出しの多さと、足元の技術は確かですし、守備時もＦＷとしてパスコースを消す守備をやってくれます。何よりも自分がＦＷでここ一番の時に決めきる体力を残すための守備をしてくれます。あのたくさんパスがつながって最後にゴールを決めたのはヘイスですし、高さの暴力的な攻撃を見せてくれたのはジェイでした。タイプは違いますが、若いころから才能にあふれ、ヤンチャで、やっと今になって紳士のスポーツができるメンタル面に成長した２人 には、チェッカーズの「ちっちゃなころから悪ガキで…」からの、まだまだプレイを見たいので「涙のリクエストフォーユー」といった感じです。 間違っても、爆風スランプの「それから」という曲のように 予告通りに別れの日は僕らの上にやってきて、町を出ていく君とここに残る僕とをほどいた・・・なんてならないでほしいです。