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川井戦術の優れたところ

2026年04月30日

私の周囲のサポーター間で川井監督への評価が爆上がりしている。 要因はいくつかあるので、もう書いてもいい頃合いだと思ったので書いておきたい。

前監督、前々監督、前前々との比較はあんまり意味がないと思っていて、そこから触れていきたい。

まずミシャ。とにかく個人技に頼らざるを得ない。 具体名を挙げると、チャナ、駒井、ルーカス、金子拓郎。こういった選手らがいないとクリエイティブなサッカーが出来ない。 経営的側面から見ると高コスト。その分エンタメ性はJリーグ屈指だ。

次に岩政さん。ミシャのすぐ後に戦術転換はハードルが高すぎたし、時間がかかるのに早々に切られた。ただし、選手の抜擢にはセンスがあって、バカヨコに得点の味を覚えさせ、西野、木戸や田中克ら若手を積極起用し、いまの世代交代へ繋げてくれた。多くのサポーターに欠けている視点。岩政の起用法は現在に繋がっているし、弱点の指摘も的を射ていた。根深い問題という攻守のバランスは、ミシャサッカーの極端さの是正というチームの方向性において正しい見解だった。

柴田さんは、現在川井体制の中での閣僚であるから、ここでは言及を避けたい。一つ功績を挙げるなら、岩政同様ポゼッションサッカーで主導権を持つというミシャ式の一部を引き継いだ点。ここは評価に値する。カウンターサッカーも必要だけど、リアクション一辺倒で勝利を引き寄せるのを良しとはしなかった。この継承が実は地味に効いていて、いまの川井コンサドーレの土台、いや土台まではいかないけど、その下の整地、砕石撒きくらいにはなったんだろうなぁとは思う。

さて、川井戦術の優れた点

それは、誰が起用されてもそこそこのサッカーを見せられるという再現性である。ミシャ式にはそれが無くて、有力選手が引き抜かれたら成立しないサッカーであった。逆に言えばよく5年も6年も引っ張れたよ。赤字を出してもエンタメ重視という野々村体制の象徴。ルヴァン決勝の景色、準優勝の思い出をサポは今でも語り草にしているから、それはそれでクラブの財産と言える。30年間で間違いなく一番勢いがあった。だけれども「持続可能性はゼロ」であった。財務的に多大な痛みを伴いながら…そこに関してはクラブの財務管理や監査のズボラさが全て悪い。ミシャの指導法を学んだ者を他クラブに放り出したからだ。ミシャ式、言い換えればミシャにしか出来ない「極端すぎる攻撃的なサッカー」からの脱却というクラブの方向性は、マンネリ感もあったし当然の流れで良いのだけれど、その後の組閣人事とその後の計画が余りにも◯◯(自粛)であった事は否めない。

昨年のオータムフェストで川井監督は、北海道の食文化に触れて朝から晩まで大通公園にいたとのこと。おそらくこの時点でクラブは水面下で接触していたに違いない。 川井戦術はミシャ札幌の天敵。この監督が札幌を率いたら… 川井監督本人とクラブの思惑は一致。いまにして思えば、岩政解任への道筋は昨年の夏に敷かれていた。 「オータムフェスト」はその意味で大きなヒントになった。HTBのオンちゃんに感謝したい。


post by odo5312

08:49

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