財さんがあっちこっちで責められているから、財前擁護派としていくつか指摘をしておきたい。

昨年後半の連動した面白いサッカーが出来なくなっている理由を二つ挙げる。

１．三上陽輔の放出
　　これはもちろん結果論である。だが、石井謙伍が機能しなかった場合のスペアとして残すべきだった。

２．ゴメス堀米のＪ３へのレンタル
　　ボランチがあまりにも不甲斐ない。堀米ならもっとやってくれたのではないかという思いが日増しに高まっている。

これらは、社長とＧＭの責任だ。放出の理由は色々あったと聞いてはいるが、プロは結果が全て。やはり失策だった感は否めない。昨年からのチームコンセプトの継続性という観点からも反省を促したい。


チームを改革する「きっかけ」はまだ残されている。小野伸二の「使い方」しだいだ。ただ小野に頼るのは明らかに無謀で、小野が入ることによって生まれる他の選手の化学反応に期待している。もちろん財さんにもだ。
小野伸二に対する先入観をまず捨てろと言いたい。「シドニーの小野」というピースをあてはめただけで機能すると思ったら大間違いだ。
これは、小野とＧＭの入団会見をしっかり吟味して、まとまりしだい書きたいと思う。