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2015年02月12日
サポの温度差という部分は、いろんなファクターがあって例えば、集客増がいいのか、売上だけでなく利益が出ないと意味がないだとか、勝ち負けにこだわる、いやいや勝てなくても他の部分で爪跡を残そうだとかいろいろあるのだが、ノノ社長語録から引っ張るならば、 「結果と別物」の何かを意識というか共有しなきゃいけない時期ということで。ここは非常にデリケートな部分なので、どう書くか迷う所ではあるが、ノノ社長は「予算を2000年位の規模にする」という目標を立てた。 その前提としてJ2のレベルが当時よりも格段に上がったこと。それから「昇格しなきゃならない」と思ってる人達と、「まだ昇格に向けてのスタートラインに立ったばかり」と思ってる人では、結果(目先の勝敗)に対する思いが違う。ノノ社長がココに触れた事が実はすごく重要で、キャンプ中でシーズンインする直前にこの見解を出してくれたのは非常に良かったと思う。 どちらがいいとか悪いとかを言っているわけではないのだ。とにかくJ1で戦うためのクラブの規模では「まだ」ないと言っている。そして次の言葉はかなり強く俺の胸に響いた。文字を拡大しよう。赤くしよう。この言葉を胸に開幕を迎えるべきだと思ったから。 「現状は良くなっているが、まだまだ足りない」 「6位に入れなかったらダメというのは違うんじゃないかと思う」 俺は2014年シーズン「優勝」を掲げて、目標を下方修正しながら「6位」にこだわった。でも財前解任には反対した。 振り返るとバルバリッチになって、「バックパスだらけの」ポゼッションサッカーは捨て去り、かなりエキサイティングなサッカーを構築しかけてはいる。そんな中で終盤の4引き分けを見て、ボランチの大改革が必要だと思った。そしてそれは現実のものとなりそうだ。 ノノ社長は、ハッキリと明言した。昇格できなくても6位に入らなくても自分からは辞めないと。 「辞めろと言われるまで辞めない」 俺はそれでいいと思う。なぜか。 クラブの規模を大きくするのが先決だからだ。 選手層をかなり厚くしたのは、それなりの考えがあっての事だ。中には「コンサをきっかけに長くサッカー選手で居続けて欲しい」と保有している選手もあると言う事だ。勝ち負けだけじゃない。人材育成のクラブも目指している。
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