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荒野主将続投から考えられるシナリオ

2024年11月19日

報知の報道をマトモに受けたという前提で、今後の展開を読む。 次の監督が決まっていないのに、こういう記事が出るのは不自然だ。 つまり、クラブはミシャ続投を決断したと思われる。 怪我人多発の責任問題を含めコーチ陣はとりあえず置いておくが、 選手会側はおそらく荒野を中心にまとまりかけているとみる。 ひと口に選手会と言っても、個人事業主の集団で代理人が絡むわけで、 選手の一存で移籍だ残留だは判断出来かねると思う。最終的には マネー面と家族の意向、それに選手のJリーガーとしての生き様だ。

キャプテンという責務は非常に重たく、他の選手たちからの信頼がないとなれないポジション。 毎年、キャンプ期間中に決まるこの案件がこの時期に決まるということの意味(理由)を考えてみよう。

因みにSNS上では、荒野のキャプテンに対し、ネガティブな意見が多いという事も付け加えておく。 キャプテンマークぶん投げ、要らないイエローを貰いすぎなど、お行儀の悪さが嫌だという層は一定数いる。 キャプテンになった経緯だとか、資質だとか、引き受けた理由やモチベーションも併せて考えていくと、報知の報道に疑問が残っているのも実際の印象ではある。

観客目線でスタジアム内、ピッチ上「だけ」で判断するなら、事実上のキャプテン(ゲームキャプテン)は駒井だった。それは誰の目から見ても明らかだろう。 過去のキャプテン像に照らし合わせるなら、荒野は宮澤とは真逆のタイプ。かと言って、芳賀や竜二さんとも違うんだよなぁ。その点がまた何とも言えない不安感を助長する。かつて居なかったタイプなので。自己をコントロール出来ないうちは、キャプテンは出来ませんよ。ただコンサドーレはそれを許してしまう。じゃあ誰が手綱を?となる。ミシャでしょ、というのが私のヨミ。

ミシャ続投のメリットは、選手が残る可能性が高まること。それと筆頭株主の石屋製菓の支援が得やすいこと。J2での経験も広島時代にある事。

デメリットは、戦術面の劣化、相手毎に変化出来ない柔軟さの欠如とファンサポーター間にあるマンネリ感。札幌の監督の椅子を同じ人が長くやるというのはいかがなものかと、数年前から私の耳には届いている。

一方で、クラブの連敗中に、宮の沢に荒野を激励に行った時の記憶を辿れば、荒野と武蔵は来年もJ2でやる覚悟は出来ているんだろうな、とも推察している。

ストーブリーグ、何が起きても不思議じゃない状況だ。 2年3年スパンなら、立ち位置的にJ1からJ3まで考えられる非常に デリケートな期間に突入したと言えよう。 それを加味したら、ミシャでJ2、三上さんなら最終節試合後の マイクで言い出しそうな気がする。 ついでにマイクを握り、演説する荒野拓馬の姿も、想像出来なくもない。



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post by odo5312

10:38

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