石水社長の構想について、いま、あーでもないこーでもない、 プレドをどうするの？とか、建設費どうすんの？とか、 専用スタジアムってそもそも黒字化できるの？とか、 その前の前の、はるか前の段階として、ブログとして、何か材料を集めよう、うん、そうしよう、という企画始めます

ちなみに、わたしは、いまの段階では、プレドのリモデル、リニュアル推進派です。単純に後世に遺したい建物だから という訳で、サッカー専用スタジアムとして、個人的に感動してガンバ札幌を2回見に行ったパナソニックスタジアムから、低コスト、短工期について、勉強してみましょう

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ガンバ大阪「吹田スタジアム」、低コスト・短工期のワケ https://xtech.nikkei.com/dm/atcl/column/15/110300017/071500045/?n_cid=nbpnxt_twbn

維持管理費も抑えるデザイン

――総事業費140億円は、どの程度、厳しい数字なのですか。

　吹田サッカースタジアムは４万席なので、１席当たり35万円という単価です。ちなみに新国立競技場の建設費は8万席で約1490億円なので、単純計算することにあまり意味はないんですが、数字上は吹田サッカースタジアムが10個以上できてしまいます（笑）。

　しかしながらプロジェクトの厳しさは予算だけで計り知れるものではありません。工期厳守や品質確保という制約のなかで決まっていくことも多いですから。吹田サッカースタジアムは、そういう意味でも建物づくりの原点回帰だったといえるでしょう。

――仕上げはシンプルで、スマートなイメージです。

　初期投資でローコストにすることのほか、もう1つ重要だったのがメンテナンスフリーにすることです。このスタジアムは寄付金などで建設して吹田市に寄贈。運営・維持管理を指定管理者としてJリーグのガンバ大阪が行う事業スキームです。

　そこで我々は、徹底してメンテナンスの要らない素材にこだわりました。例えば外部階段。RC造の上にタイルを張ると、タイルの白華が生じたり、タイルの張り替えの必要が出てきたりします。それを防ぐために、今回全ての外部階段をメッキ仕上げの鉄骨階段に変更しました。また外装には一切、色を付けていません。塗装するとメンテナンスをしないといけないですから。