ミシャ式じゃなくて、ミシャのマインドだと分析している方もいますが、マインドというのは、規律を守るとか戦うとかそっちの部分ですよね ミシャ式の式は文字通り、選手の組み合わせや掛け合わせのことを指す、とココでは定義します

ミシャと言えば、J1の4位に輝いた2018年のデータを見てみましょう この年の得失点を覚えておられますか

シンキングタイム

なんと、48得点、48失点　プラマイゼロだったんです 5位のレッズがプラス12、3位の鹿島がプラス11、2位のサンフレがプラスの12の中で、これは特筆すべき数字です ミシャ式、ミシャの攻撃的サッカーは失点を厭わないサッカーだと言えます 因みに面白い数字があって、この年のマリノスも得失差ゼロだった 順位は12位だったのです

ミシャ式がインパクトを与えたのは、3得点以上のゲームが多いこと 5回ありました、4勝1分でした

なぜ、得失差がプラマイゼロだったか その理由は、たまにある大敗です 神戸に0-4、川崎に0-7、こういう波が原因です

ミシャ式札幌版がまだあまり他クラブに研究されていない2018年ですら、という事です

翌年の2019年、ルヴァンカップ準優勝で世間にミシャ札幌の名が轟いた リーグ戦では得失差プラスの5でした、しかし順位は10位 以後、大体10位から14位くらいが、ミシャ札幌の限界でありました とはいえ7年間、J1に残留出来たことはクラブ史に残る結果と言えましょう と、同時に人件費がかかり過ぎて、コロナ禍を挟んだにせよ、クラブは連続赤字です 一度も黒字化していないということは、クラブの規模的に相当無理した結果とも考えられます 収支を無視できないのは、時代の流れです BリーグもJリーグも健全な経営を求められる時代なのです

2020年コロナの年 ここで、大卒三羽烏が揃います 30番　金子拓郎 31番　高嶺朋樹 32番　田中駿汰

この後、三者三様のサッカー人生を歩みます

2025年、岩政監督は開幕戦から若手をバンバン起用します 23歳木戸、24歳岡田、田中克 21歳西野、20歳原

低コストで、ミシャ式を承継するには、若手の育成しかないのです

さあ、柴田監督はどういう選手を起用するでしょうか

岩政式との違いを見るリトマス試験紙 それは飛び道具、そしてファンタジスタの起用法 具体名を３人挙げます 青木亮太、スパチョーク、田中克幸です

秋田戦、この３人はスタメンに選ばれるでしょうか サブメンなんでしょうか 複数得点するには欠かせない選手だと思っていますが果たして…