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2006年12月30日
先進国と発展途上国、それをもじって「発展途上人」という造語を プロレス中継で使ったのは、現報道ステーションキャスター古舘。 ガンバが先進チームなら、コンサは発展途上チームということ。 チームの生い立ち、歴史から考えれば、準決勝で1-2のスコアは 充分満足に値するものだ。 ヤンツーの顔が少し老けたように思う。 http://www.jsgoal.jp/photo/00020000/00020000.html(ヤンツーの顔) 相当苦労された。 俺としては心底開放してあげたい気分である。 成績云々ではない。ヤンツーはその職務を全うした。 3年前の就任記者会見のトピックスをもう一度読んでみた。http://www.consadole-sapporo.jp/news/2004/tp968.html
1. 90分間油断せず相手の隙をついていく高い集中力を持ってプレーしていくこと。
2. 攻守の切り替えを素早く、相手よりも早く良いポジションを取ること。
3. 全員が攻守共にバランスの取れたポジションを取ること。
4. ゲームの流れを読んでリズム・テンポを変えていくこと。
5. しっかり判断して決断し、プレーをする。ミスを恐れず自分で判断したら積極的にプレーすること。
以上、5つを頭に入れてトレーニングするよう選手達へ伝えていきたいと思います。
ヤンツーの理想は初めから物凄く高かった。 2006年の天皇杯を見てから上記1から5を読むと、すーーっと頭に入ってくる。 ヤンツーの目指したサッカーはこれだったんだ。 1から5を読んで今更ながら、うなってしまう。 3年かけても1から5のどれも未完成だ。 つまり、あえて容易くない所に目標を置いて、例え監督が変わっても大河ドラマの如くコンサを強くしようとする大局観があったわけだ。 ボールポゼッションとかカウンターだとか、そんな戦術的なことではなく、 個々人のスキルを高め、チームとしてのまとまりを重視するサッカー。 そして、リーグ戦ではわかりづらかったが、天皇杯が示してくれた大切なことがある。 ヤンツーのアクションサッカーはジュビロのコピーではなかった。 コンサドーレ札幌の新しいサッカースタイルの提案だった。 天皇杯を勝ち進まなかったら、俺はたぶんこの文章を書いていない。 J2の6位という結果だけでヤンツーを評価しようとしていたからだ。 だが、それは誤りだった。 選手達の意地に感謝したいと思うし、ほとんどのメンバーが来季も残る事が 希望につながると思う。 柳下“ヤンツー”正明監督、 あなたほどの頑固な監督に出会えたことは、俺達の財産です。 3年間、最後まで軸がぶれなかった信念に敬意を表します。 ありがとうございました! 【おまけ】 http://aikawashinya.web.fc2.com/ http://blogs.yahoo.co.jp/j_aikawa_shinya (アイカーブログ「Sinya's Mail」) http://www.sanspo.com/soccer/top/st200612/st2006123106.html (サンスポ:「ヴの緑化計画着々」)
2006年11月08日
ジェフの注目選手は羽生と山岸。 http://www.jsgoal.jp/news/00040000/00040298.html(羽生) http://www.jsgoal.jp/2006nabisco/newhero/yamagishi.html(山岸) 二人の発言はヒントになる。 お株を奪っちゃいなよ、ということなのだ。 「まずは必死にボールを追っかけて奪うところから始めて、周りの選手がいいプレーをできるように走って、周りの選手がいちばんいい状況の時にパスをシンプルに出すことが必要」 「スライディングしたりして速く相手に寄せるとか、タイトに前から激しく行くということをやって」 「一対一のガチンコ勝負みたいな感じになるから、それを制すれば絶対に得点にもつながってくる」 「サイドから崩せばチャンスを多く作れると思うので、仕掛けて得点やアシストを」 コンサは「パスサッカー」を志向している割にパスミスが多い。中盤の底の大塚ですらミスが目立つ。アマチュアの新日鐵大分やノルブリッツ相手でもパスミスを連発しているので、ジェフ戦は発想を変えて闘ってみてはどうだろう。 すなわち、ボールを奪うことに専心するのである。 奪う⇒パスミス⇒奪い返す これをまず繰り返す。そのうち 奪い返す⇒パス成功⇒パス成功⇒パスミス⇒奪い返す とパスが連続していく もっとボールへの執着心を。 カガケンも芳賀も大塚も。 アクションサッカーの原点に返って欲しい。 まずボールを奪うこと。90分いや交代までは走りきること。 アイカーもフッキもスナもマサも。 ヤンツーがこの2年半、口酸っぱく指導してきた事を体現するのだ。 「自分が自分がというプレー」ではなく、あくまでも組織的にパスを繋いでいくだけだ。 後ろの選手もしっかりと組み立てて前へ繋げ。 ヒロもソダンも画伯もユーヤも。 パスの出し手は、パスの受け手がどこでもらおうと考えて走っているか考えろ。 パスの受け手は、パスの出し手がどこへ出そうとしているか考えて走りこめ。 謙伍もセーヤも金子も智樹も上里カズも。 みんな今まで、白恋やドームサブグラで、寒い日も暑い日も雨の日も風の日も頑張ってきたじゃないか。 ナビスコチャンピオンに堂々ぶつかっていけよ。 下克上かまして明日の全国スポ紙の1面トップいただいてしまおう。 フィニッシュの選手はFWであろうがMFであろうが、相手のDFよりも0コンマ早く判断しシュートしてくれ。ゴール前ではお互いに責任をなすりつけるようなパスは要らない。果敢にアタックしてくれ。 得意の形で最大限のパフォーマンスをして欲しい。 一人一人の持久力、個人技では負けるかもしれない。J1とJ2のレベルの差はあるだろう。 しかし、天皇杯にジャイアントキリング、番狂わせは付き物だ。 たとえ0-5で負けたとしても、アクション&ムービングしてたら、いやしようと最後まで走り続けてくれたら・・・・。 負けても拍手してやるよ。 今まではもっとできるのに力を出し切らないからブーイングした。 正直もうブーイングなんてしたくない。 「札幌スタイル」の片鱗だけでも見せてくれないか。 コンサドーレの攻撃サッカーを全国に見せ付けてやってくれないか。 完成されてなくてもいい。 コンサの意地を見たい。 J1で最も美しいサッカーを、J2で最も美しいサッカーが負かす。 その舞台が明晩のフクアリ(千葉市)であるならば、こんなに幸せなことはないだろう。 いや、夢でも構わないんだ。 闘う前が実は一番楽しいのも知っているさ。 ジェフ千葉とはきっとそういうチームなのだ。
2006年10月21日
大観衆を感動させるサッカーを。 「ハクション&ブーイング」じゃないサッカーを。 明るく激しく楽しいコンサドーレを。 みんなで盛り上がろう。 今まで積み上げてきたものを全て出そう。 ドームでお会いしましょう。 おやすみなさい。
◎スカパー録画お忘れなく http://soccer.skyperfectv.co.jp/schedule/j2/new.html (スカパー306 J sports 1) 【解説】野々村芳和【実況】宮永真幸 ノノさん、OB戦に解説に忙しいねぇ! ◎OBダンマクめちゃ楽しみだ。 あの懐かしダンマクがドーム初登場! http://consadole-sapporo.jp/news/tp2144.html
そうそう、書こうと思っていて忘れとった。 神戸戦を見る前に書いておいたほうがいいと思うので書いておく。 昨夜「セーラー服と機関銃」「コンサにアシスト」(通称:コンアシ)を見た。 その中でしろこい見学に来ていたサポーター3人のインタビューが目を引いた。3人とも常連さんっぽい中年サポで、落ち着いてテレビカメラに向かって真剣な眼差しで語っていた。 質問された内容は「ヤンツーの去就について」だった。 一人目の女性は、「勝てるサッカーが出来る監督に」と語り監督交代を希望していた。 二人目の男性は、「J2もプロ。プロの監督なんだから監督が自分で判断するでしょう」と暗にヤンツーが辞任するだろうと言った。 三人目の男性は、「監督には引き出しがもっとたくさんあるはずだ。引き出しにある物を全部選手に伝えて欲しい」と語り続投を希望した。 自分が何人目のサポの考えに近いか考えてみた。 どのサポの意見もわかるのだ。どれも否定できないような気がしている。 なぜか。 「5位以内に入れなければ続投要請すべきじゃない」という俺の考えは、昇格が難しいと判断した8月からは変わっていない。 変わったことといえば、例の「札幌スタイル」や「攻めろ!コール」や「6点爆勝」を経て、結果だけでなく「コンサの目指すサッカースタイルの確立」を求める人が増えたという事だ。 一人目の女性は、まず昇格ありきなんだと思う。 だから3年経ってもJ2中位をうろついているのが許せないんだろう。 この方を全否定できないなと思う部分も確かにあって、3年連続の公約不履行を重く見たんだと思う。約束を破る人が大嫌いな人はいる。どうしてそれを否定できよう。 二人目の男性は、監督の意思に任せるというもの。 例えば今夜の試合後の記者会見で監督がどんなメッセージを残すのか。まず見守りその言葉、今季の総括を聞きたいということだろう。 「プロは結果が全て」・・・・この考え方も否定はできない。 更に言えば「入れ替え戦に臨めない4位以下なら皆同じ」というご意見も目にする。この考え方もわからないではない。 三人目の男性は、ヤンツーの指導力に惚れているのだと思う。 不器用に見えるが絶対に己のポリシーを曲げない芯の強さに惚れているのだと思う。 簡単に勝てる方法はもっとあるのにあえて攻撃的サッカーを貫こうとする姿勢。相手によっては大勝も大敗もあるいわば「ギャンブルサッカー」を容認している。ギャンブルを繰り返していくうちに監督は違う賭け方、違うカード、奥の手を出すんじゃないかという期待感。「4年目があってもいいじゃないか」という懐の深い考え方である。 基礎、続基礎、応用と約3年が過ぎた。 その間、選手はある程度まで絞り込まれ、戦術の浸透もある程度までは図られた。しかし選手が数人入れ替わっただけで戦術はもろく崩れ去り、仕舞いには「下を向いていなかった」「アグレッシヴだった」という精神論で終わってしまう。 同じ相手に何度も同じ形でやられるのは、果たして戦術の限界なのか、ヤンツーの引き出しの浅さなのか。それとも駒不足なのか。 そうだとしたら城福強化部長はどんな思いでヤンツーを見ていたのか。 そろそろ謎の部分が発表されそうである。 ヤンツーの4年目はあるのか? 当ブログでは以下のように予想する。 ・「攻撃的スタイルを残して行きたい」の発言は今季限りを意味する? ・「(昇格の可能性が)無くなってから話します」も辞任を示唆 ヤンツーは開幕前、「昇格出来なかったらどうしますか」と問われ「出来る人を呼べばいい」と述べている。したがって成績不振を理由に1年契約で満了、更新は希望しないだろう。 問題はその後。 ヤンツー辞任の意思表明(今の段階では?だが)を受けて、慰留するのか「お疲れ様でした」と開放するのか。 あるいは他チームからオファーが来るのかどうか。新監督候補が水面下で絞り込まれているのか。 HFCがどう判断するか注目している。 5位、6位(前年順位)あたりがセーフで、7位以下がアウトと見るのか。 あるいはコンアシのような割れるサポ世論をどう受け止めるのか、あるいはフロントはフロントでこれからサポーターズ持株会を含めて会議が開かれるのか。 いずれにしても今夜の神戸戦ほど注目されている試合は無い。「ヤンツーサッカー」を内外にアピールするのには今季最大かつ最後のチャンスだと言える。 とにかく、 攻・め・ろ! 今夜アクション&ムービングできなかったら、来年もたぶんダメ。 それくらいの気持ちで闘ってもらいたい。 <追記> よく当たるコンアシ・スタメン予想。 トップ下に、な、なんと関! このフォメで練習したことあるのかな。 あるよね。 あってほしい(笑) <追追記> くそぉー、ココの「OBコメ」読んだら泣けてきたぜ。 http://hokkaido.nikkansports.com/soccer/jleague/consadole/p-hc-tp0-20061021-106433.html ドームにはハンカチが必要だな。 <追追追記> みどころ@ヤフー http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/games/2006102113/pre.html ・フッキ、芳賀 ・三浦淳宏、坪内秀介
2006年09月30日
・先制点。フッキが芳賀のクロスに対して、前へ飛び込んで来ている ・今まで無かった動きだが、この1点目の動きをフッキが覚えていてくれれば(もっと点を奪えるだろう) http://www.jsgoal.jp/news/00038000/00038524.html(ヤンコメ) 動画の後半、フッキの動きに言及。 勝利にも笑顔を見せることなく淡々と試合を振り返るヤンツー。 しかし言葉の端々に自分達のサッカーが出来始めた充実感を滲ませている。 ・2-0の後に、1点返されていたらわからない。ポストに当たって難を逃れたシーン ・集中力を切らすな、ということ。2点取って安心せず、どんどん畳み掛けろということ ・雨でスリッピーだったが、より完璧なサッカーを追及していく ・疲れの蓄積もある。それを考慮してトレーニング量を調整する http://www.jsgoal.jp/game/2006/20060200030120060927.html(ゲームサマリー)
<乾杯コンサとスカパー録画で、恒例のスロー&一時停止分析> ・鳴門で2試合ともスコアレスドローだったことを考えると、格段の進歩が見られる ・50分(後半5分)のフッキ、関の連弾シーンについて ・ヒロくんのプロ初ゴールのシーンについて 【1点目】 49分34秒~47秒のシーンは次のようになる。 ・ソダンが右のフッキへ。意識的だったとしたらコレが起点 ・ハーフライン近くに下がっていたフッキがくさびの役割 ・フッキは相手DFを牽制しつつ、後ろ向きでボールを受ける ・そのこぼれ球をすかさずアイカーが追う。隙のない動きだ ・フッキはくさびでボールを受けてすかさず反転、前方中央へムービング! ・芳賀は右後ろから直線一気でムービング ・アイカーが、加速して右から追い抜いていく芳賀へパス ・ボールはきれいに「同じ絵を描きながら」3人で繋がれた ・アイカー⇒芳賀クロス⇒フッキ、高い球をボレーシュート&GOAL! ・ちなみにゴル裏で「ハガー!!」と叫んだ直後のクロス&フッキズドンだったのでかなり爽快だった 【2点目】 ・上記先制点からわずか40秒後、ソダンが跳ね返す ・相手DFが落としたところを智樹がワンタッチでアイカーへ繋ぐ ・アイカーもワンタッチでフッキへ ・フッキがヘッドで後ろへ流す ・左から前へ走りこんだ関が、最終ラインをかいくぐってパス受け ・関はワントラップ後シュート&GOAL! ・50分34秒で停止し、芝の色の変わり目で検証するとオフサイドではなかった。関GJ! こうやって振り返ってみると6つの得点者にはならなかったけど、MOMはアイカーにあげたいと思ってしまう。彼がいなかったら50分の連弾は生まれていなかっただろうから。 【3点目】 ・関のCK。グラウンダーで混戦のゴール前をボールが走る ・雨で濡れたピッチ、球足が速い。・・・でカガケンがとっさの判断 ・出た!必殺ジャンピンジャックスルー!! ・ラッキーなことに右前へ詰めていたヒロくんの前へ ・CK前のシーンもそうだが、ヒロくんは明らかに一発狙っていた(笑) ・本人曰く「たまたまです。調子に乗ったらいけません。それより完封した守備を褒めて下さい」的ごっつぁんシューート!! ・しかしながら嬉しくないハズはないプロ初GOAL。 ・グリコマークのようなY字バンザイからゴル裏方向へ駆け出し、ジャンピングガッツポーズ ・大粒の雨の中で、背中の「6」が大きくそして光って見えた ・ヒロストーリーは突然に ・現場でスカパーでそれを目撃したヒロラーは喜びのあまり壊れた(爆) いやぁ・・・徳島戦のアクション&ムービングも思い出すだけで、興奮しますなぁ☆ 【J初ゴル記念特別付録・笑】 http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/player/4892/index.html (ヤフー個人戦績 ヒロくん編) ・20節まで出番なしだったが、21節以降17試合に出場 ・90分フルタイム出場は12試合 ・当初はボランチで大塚の代役だったが、今は左ストッパーにDF固定 ・左では西谷とも関とも相性が良い ・9.27徳島戦では試合開始直前、関とヒソヒソ話。そして二人ともGOAL! ・「9月負けなし3勝3分」に貢献しているのがポイント高い ・警告は3枚 ・シュートは8本 ・42節でヒロラー待望のプロ入り初GOAL!! ・デビューの地、しかも9月の厚別で決めるなんて!想い出がいっぱい(H2O) ・http://www.hi-ho.ne.jp/momose/mu_title/omoidega_ippai.htm(音出ます) ・大雨の平日ナイトゲームで史上最少入場者数の厚別(笑)で決めるなんて、なんてドラマティックなんだ! ・記録よりも記憶に残る男、ニシジマヒロユキ! ・しろこいではヤンツーに個人指導されている(智樹も) ・伸びシロがまだまだある証拠だろう
2006年09月24日
実りの秋といった感じの試合でござった。 スカパー録画を改めて見ても興奮してしまう。ワンプレーワンプレーこまめに一時停止&コマ送りスロー再生で分析しているが、これが実にアクションしていて味わい深いんだなぁ。 これが「札幌スタイル」というのだから、我々サッポロサポーターは待った甲斐があるってもんだ。 チーズやワインのような発酵食品のような趣のサッカーなんである。ちなみに昨夜の勝利の美酒は「おたる初しぼりワイン デラウェア」、肴は「チーズいか」。太るよ(笑) では失点シーンの分析から。 湘南の北島の裏をつくパスが上手かった。映像を分析すると、 ・カガケンが前に出すぎて枚数が少なくなった ・智樹がカガケンのカバーに回るのに間に合わず、曽田のラインまで下がりきれていなくて、最終ラインが形成できなかった ・その一瞬の隙を着かれるように「智樹の真裏=曽田の右」のスペースがまんまと狙われた っつーわけだ。手の届く順位は仙台の4位だと思っているが、今季5位以内を目指すのであれば、この手の失点シーンを無くさないといけないだろう。 だが、この失点に絡んだカガケンが逆に前掛になっていて「攻めろ」なポジションをこなした事が逆転に繋がっているから面白い。 後ろからの素早い組み立ては「意図の無いバックパス禁止令」と密接に繋がる。つまり相手が守ることを考える余裕が無いように前へ前へパスを出し、走りこむサッカーを魅せてくれたのである。 カガケンが出した長めのボールは、それを待ち受けて下がっていたフッキに繋がる。フッキは軽くボールをはたくとワンタッチでスナにパス。このプレーは簡単に見えるがなかなか難しいプレーだと思われる。フッキらしいというかブラジル人ならではのプレーだった。 スナの判断がまた素早かった。この時点で既にフッキ&スナ&アイカーは「同じ絵」が描けていたのでろう。まったく頼もしい限りだ。 スナの縦パスはアイカーに渡り、アイカーは相手DFを振り切るや、右からトップスピードで走りこんだフッキに絶妙なパス! フッキは合わせるだけでよかった。ピッチを縦長に使いボールも選手もダイナミックに動いた「札幌スタイル」すなわち「アクション&ムービング」であった。 この逆転シーンの前に、地味ながら光るプレーがあった。チャンチャンチャチャチャン芳賀ヒローノブ!である。 大塚の同点ヘッドももちろんドンピシャで良かったが、その頭にピンポイントでループのアシストを上げた芳賀。あのセットプレーの芳賀にMOMを差し上げたいと思う。 そしてそのFKを奪ったのが、先制点を許したきっかけを作った一人のカガケンである。 取られたら取り返す。奪われたら奪い返す。 「札幌スタイル」は見る者に感動と興奮を与え始めた。 このままのスタイルで勝ち続けられれば、5位、4位と順位が上昇するに違いない。 ヤンツー続投が現実味を帯びてきた。 http://www.jsgoal.jp/game/2006/20060200030420060923.html(ゲームサマリー) http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/games/2006092313/game.html(ヤフー試合経過) 最後に、ヤンコメから聞き慣れない言葉があったので調べてみた。 http://www.jsgoal.jp/news/00038000/00038366.html(ヤンコメ) 「だから何度でも同じ動き、ダイアゴナルに前のスペースへ走っていく動きに対して遅れている。それでフリーキックを与えてピンチを招いてる」 ダイアゴナル・・・・ 初め、なんだろうと思った。ダイアモンド?ダイヤ=菱形?と思ったが、調べたら「対角方向」ということだった。 (※追記:ヤンコメ動画で確認したら「斜め前へ向かって、ダイアゴナル」と述べていた) 参考:http://www.asahi.com/housing/amano/TKY200507030079.html(アサヒコム) 失点シーンを思い出す。カガケンの後ろ、智樹の後ろ、そして曽田の右。 相手から見ればダイアゴナルな位置。狙い目。 同点シーンも思い出す。 アイカーからフッキへのパスは湘南から見れば非常に守りづらいダイアゴナル。 スピードに乗ったダイアゴナルが、これからのアクションサッカーをますます面白くする。 その意味で両サイドの芳賀、関(西谷)がキーマンになるのは間違いない。
2006年09月21日
いよいよヤンツーが本気と書いてマジモードだ。 意図の無いバックパスが封印されれば「アクションサッカー」はますます完成に近づく。 「攻めろコール」と「バックパス禁止令」のコラボで、この秋のコンサからますます目が離せない!! とりあえず、湘南のデータ(ヤフー) http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/team/130/index.html http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/games/2006091703/report.html 【只今勝ち点52・7位】 ○×○××休○○○▲××▲ 第1クール 5勝2分5敗 勝ち点17 ××▲休×▲▲○○○○×○ 第2クール 5勝3分4敗 勝ち点18 ○×▲○×▲×○休×▲▲○ 第3クール 4勝4分4敗 勝ち点16 ▲湘徳休山横神草愛水緑柏鳥 第4クール 0勝1分0敗 勝ち点01 以下、非コンサな自分的メモ。 ・水澤さんブログ発見。 コンサ時代も含めてこれで3つ目だろうか。 まずはチーム名、チームカラーに注目している。 http://fanta2006.exblog.jp/(バスケットボールはお好きですか。) ・「うまい棒 チーズ味」はうまい 太るからヤバイと思いつつ、大人買いしてあったものを発見。 夜食に食い始めたら、止まらないHA~HA! 「カール」より濃厚なチーズ味。 チーズといえばクラフトの「切れてるチーズ」もマイブーム。 http://www.kawamotto.com/umaibou/date/index3.html(うまい棒同盟) ・八つ橋キティ 時代はキモカワイイ。抹茶味というのがたまらなく京都。 俺が修学旅行生だったら間違いなく買う。 http://www.yamaguchi.net/archives/003922.html
2006年09月13日
ばもす! 例によってヤフーのレーダーチャートからいくつかネタを。 http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/games/2006091301/pre.html ・水戸ちゃんのレーダーチャートがしょぼくて笑える ・つまりミトナチオってのはアンバランスが売りなわけか ・でもさ、でもさ、バランスが取れてるウチがなんで2敗もするわけ で、水戸には水戸のストロングポイントがあるはずで、その部分がウチのウイークポントと合致している・・・・と考えたわけよ。 ・シュート数が最も少ないチーム つまり常に攻めてこないで、虎視眈々と一発カウンターを狙っている ・ペナルティエリア内のシュート成功率25%はトップ、J2平均18% 出ました、驚きの数字。ペナ内で簡単にシュート打たせる傾向にあるウチの3バック2ボランチと悪い意味で歯車が噛みあっターーーーーー!!!(笑)←笑っている場合ではない ・水戸のカウンターは一瞬の油断で命取りになりかねない鋭さ 水戸カウンターは鋭利な刃物だ。ウチのDFとGKは「ナイフの上を渡るような試合」を今夜もしなくちゃならんのだ。こりゃたまんねぇーぜ。(まるで他人事) ・ペナ進入の30%(J2平均25%)がドリブルなどボールを自ら運ぶプレー(ドリブル、ラン)による コレですよコレ。オシム的に言うところの「水を運ぶ選手」がいっぱい居るっつーことなのさ。 水戸カウンターを断片的に記憶したりビデオで繰り返し見ているから「アクションサッカーをしているのはむしろ水戸の方」と俺の眼には映ってたわけだ。 逆を言えば、ウチも水戸のお株を奪って「ドリブル&ラン」ランランスズラン大作戦を敢行しちゃえばいい。 っていうか今夜やれ! 「J2屈指のドリブルの切れ味を持つアンデルソンをいかにペナルティエリアに近づけさせずに潰すことができるか」 ヤフー分析はすごいっすね。既に答えが出ている。 「アンデルソン物語」より人魚姫。(それはアンデルセン) さて、気まぐれでウチ、ウチと表記したコンサドサポーロはどうなのか。 ・第2クール終了時点で5位だったが、とうとう8位、ずるずる8位 残りは今夜の水戸戦と第4クールまるまる。やっぱ終戦早杉。 裏を返せば「ウチらにはJ2がお似合い」ってこと。 自虐的にもなっちまうってもんだ。 そんな中、明るいデータも。 ・J2屈指のボール奪取能力を持つ右CBのカガケン(タックル数J2トップ) アンデルソンにワンワン噛み付く加賀犬 これが今夜の見所だということだ。 それで、このままエントリーを終えたら単なるヤフーのパクリなので、コンサ通り12丁目的な水戸ちゃん対策を無責任に書き放っておく。 ・何べんも書いているけど、カウンター攻撃を悪だと決め付けるな ・アクション&ムービングが機能せず、ミトナチオの餌食になる位なら・・・・ ・昔の猪木とスタンハンセンのように、ウエスタンラリアート(水戸カウンター)を逆利用して・・・・ ・そう。「逆ラリアート」ならぬ「逆カウンター」 ミトナチオのマネをしろ、ということではなく、向こうがドリブル&ランでペナ進入を仕掛けた時に、2人3人で一気に襲いかかるのだ。 智樹、大塚、ヒロ、ソダン、カガケン、さらに芳賀、関、MFとDFの総力(というか走力、走力が無い選手は位置取りなどの知力)をかけて襲いかかるのだ。 ボールを奪ったら瞬時に前へ飛ばす。飛ばし先は「謙伍(アイカー)とフッキとスナの間のスペース」へ。 特にこの役割はピンポイントパスが得意な智樹とヒロに期待したい。 コンサのサッカーは「フッキお願いサッカー」ではない。 いや百歩譲って「フッキお願いに見せかけた全員サッカー」なのだ。今でもそう信じている。 マサ西谷がいないとなれば、「閉塞状態打開力」が著しく低下する。 ストレートのカウンターパンチを浴びせられるのは、ファイター型の選手。 期待の筆頭に相 川 進 也の名を挙げておこう。 シンチャン頼むネ、ゴールしてクレヨンシンチャン。 水戸は今夜もヒッキーサッカーに徹してくるかもしれない。ヘタすりゃストレスたまりまくりサッカーになりかねん。だがそれを逆手にとって打ちのめしてやらないと。 今夜は負けられないんだ。 ドームでは負けた。聖地厚別でもやられたら立ち直れないよ。 水戸に3連敗なんて恥ずかしい。あんなしょぼいレーダーチャートのチームに負けるんじゃないよっ! もちろんドローも不可だ。 ヤンツーは「イージーミスをするな」って言うけど、俺はあえて書く。 「ミスをしてもいい。ミスをしたらその2倍も3倍も頭使って動け!」 サッカーは95分。 決定率が低いのはとっくにわかっている。パスサッカーの約束事にがんじがらめなのも知っている。だけど8位のチームは「なりふり構わぬ挑戦者」にならなきゃなんないんじゃないの?見ていて熱くなる様なゲームをしないとプロとは言えないぜ。OB戦が話題の中心じゃダメなんだよ。神戸戦はリベンジがテーマじゃなけりゃ。その足がかりのサッカーを今夜見せろ。 3分に1本シュート打ってみろよ。前半後半15本づつ打ってみな。自然と結果はついてくるさ。ミスして3失点したら4点取り返せよ。そういうチームだと観客も増えるさ。 前節も書いたけど「精神」でなく「技術」で堂々勝負しろよ! ヤンツーサッカーの集大成を見せてみろ! ※後半の文章は熱くなった。昔の自分を少しだけ取り戻したな(自己満足)
2006年09月09日
ヤフーサッカーのレーダーチャートを見た。 実は神戸よりもいいサッカーをしていることが裏づけられる。 http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/games/2006090911/pre.html(神戸 vs. 札幌 見どころ) ヤンツーのアクション&ムービングサッカーの方向性は間違っていない。 問題はヤンツーに4年目があるのかどうかという事。 まずは第3クールの残り2つを連勝して「1クール5勝ペース」を死守したいところだ。 前にも書いたが、当ブログは「5位以内に入ればヤンツー続投歓迎」だ。 さて、レーダーチャートによると両チームの特徴が浮き彫りになってくる。逆を言えば、今夜はデータの裏をかく作戦が望まれるところだ。 <ソシテコーベ> ・今節から、コーチから昇格した松田浩新監督 ・CBのエメルソン・トーメ、河本裕之は空中戦勝率76% ・被ペナルティエリア進入回数40回、リーグ2位 ・3トップの左サイド三浦淳宏と右サイド朴康造が得意のドリブル突破 <スキデスサポーロ> ・右サイド芳賀&加賀からの攻撃回数108回、リーグ2位 ・枠内シュート率:40%、リーグワースト2位のシュート精度の低さ ※データは33節~37節の直近5試合 クロス、ドリブル、パス、タックルの札幌、 シュート、クリアの神戸。 勝敗を分けるのは札幌が弱いインターセプトとクリアミスといったところか。 シュート精度が低いなら、いつもの倍くらい打つ気概で挑んでもらいたい。 そのためには3バックから両サイド、ボランチの間でスムーズにボールを運ぶこと、そして奪われないこと。 粘り強く球際でしつこいサッカーをやること、1本1本のパスを丁寧に素早く繋ぐこと。 精神論ではなく技術論だ。技術の神戸に対して、技術で勝負してみたらいい。 2年半積み上げてみた技術を見せてみろ。そして感動する試合を見せてくれ。 右からの攻撃を「これでもか」と言うくらい仕掛けてみるもよし。 サウジ戦の「坪井⇒巻⇒我那覇GOAL」は、それ以前に何回も坪井が仕掛けていたのが功を奏したものだ。 しつこい攻撃もアリだと思う。 スナマサやフッキが縦横無尽にポジションチェンジしてかき回す前提で「馬鹿の一つ覚えのような右サイド攻撃」も面白いかもしれない。 裏を書いてマサ西谷アワーやフッキワンマンショーがあっても別に驚かない。とにかく「攻撃は最大の防御」これしかないんじゃないか。 通用しなかったら来年のJ1も難しい。それくらいの集中力でやってみろ。 要は「泥臭くプレー」することが、サポを納得させる近道だと思う。 フォッツァ サッポロ!!
2006年08月14日
http://www.jsgoal.jp/ranking/j2.html(順位表)を眺めてみる。 改めて横浜FCの4敗(30試合消化時点)ってのはスゲーと思う。 横浜FCは01シーズンから今年でJ2六年生なのだが、過去の負け数は順に 28、25、22、12、19である。高木横浜になってからのこの変わり様はなんなのか。 さて我等がコンサであるが、現時点で今季の昇格の可能性はほぼ無い。昨季より1ヶ月も早い事実上の終戦だ。 「数字上の可能性」とか「サポが諦めるのはおかしい」とかそういう声もあるようだけど他力本願はイヤなので。誤解されたくないので書いておくが、「終戦」だからといって応援を止めるわけじゃない。いろいろな意味で残念なことが多いということ。観客動員のこと、HFCの収入のこと、スポンサーのバックアップのこと等等、昇格に絡めばもっと盛り上がるのに・・・という程度のことである。そもそもJ2は甘くないし、99-00年シーズンから見てもレベルが上がっているので、岡田武史が偉大でヤンツーがダメなんて言う気はさらさらない。 やはりこの時期になるとヤンツーの去就が気になる。 ヤンツーが続投を決定したのは昨年10月だった。あの時は「他チームからのオファーはなかった」とし、室蘭の天皇杯で「監督、来年も一緒にやろうぜ」というダンマクについて、「辞めろというのはよくあるが、ああいうのは有難い」と述べていた。東京佐川急便戦で負けた後「1年半やってきてコレしか出来ないのは監督の責任」とも述べていた。あれから1年弱、あの言葉を活かすなら「2年半やってきて・・・」となるんだろうが、監督の本心はどうなのか。 愛媛戦観戦会の試合前、05シーズンのDVD(乾杯コンサ等の短時間番組をまとめたもの)を見ていて気付いたことがある。 昨年3位に付けたころまでは、監督の顔にハリがあり目にも力があったのだが、その後5位6位と後退し始めてから、顔がやつれてきたのである。 最近は特に監督の顔が冴えない。思うようにチーム作りが進んでいないのは確かで、監督自身もかなり業を煮やしている感じなのだろう。05シーズン初めには「04シーズン最下位でも選手の成長が見られたので楽しかった」と述べていたくらいだったのに・・・。 「J1に上がりたいという気持ちが出てきた」というシーズン初めだったのに、「本気で上がりたいと思っている選手は3~4人しかいない」に見え(監督の眼から見て)焦りとか諦めムードが会見から漂ってきているのも気になる。選手の士気を高めるのも監督の仕事なのだが。あるいはチームリーダーがチームをまとめきれていないのも原因の一つなのだろうか。 実はスナは、昨年アクションサッカーに向かない選手だと思っていた。だが今は「本気で上がりたい選手」の筆頭だと思う。半年で見事に変身した。要は選手の意識の問題、練習の取り組み方の問題なのではないか。西谷もまた然り。 スナと西谷を見る限りは、ヤンツーの方針に間違いは無さそうである。とするならば変わるべきは選手達であって、監督ではないのかもしれない。 ヤンツーは春先の対談番組で「3位以内に入れなかったら」という問いに対し、「出来る人を呼べばいい。自分から投げ出すことはしない」と答えていたが、今秋冬には一体どんな答えを出すのだろう。 「自分から投げ出すことはしない」は解釈の仕方によっては「HFCがもう1年やってくれと言えばやってもいい」とも受け取れる。 愛媛戦後の会見では「選手達は上手くないのに上手いと思って、一生懸命セカンドボールを拾いに行かない。愛媛の方が一生懸命走っていた」と嘆いていた。愛媛の監督も「グラウンドコンディションが悪いのとフッキが怖いので、まずはディフェンス重視で戦った。札幌さんは前節のヴェルディのようにコンディションが悪かったのではないか。力は札幌さんの方が上だが、愛媛の選手達はよく走ってくれた。コンディションが良いようだ」と述べた。夏場の体力維持、試合時の走力を改善しないと来年も同じような展開になってしまうだろう。 戦術上の手詰まり感があるのか、それとも選手の意識改革にもう少し時間が必要だと感じているのか、あるいは99年オフの岡ちゃんのように「監督が替わる(変わる)か選手が替わる(変わる)か」と思っているのか・・・ 一つ言えるのは、「誰がスタメンでもある程度同じ戦術を貫けるか」あるいは「自軍の選手や相手を見ながら柔軟にフォーメーションを作り変えることが出来るか」という組織作りに監督が失敗した感がある。52節48試合を戦い抜く戦力、スタミナ、戦術、もっと言えば春から冬までの大局的な戦略が甘かったのではないだろうか?もしもそれを監督が認めるならば、監督はシーズン終了後に辞任する可能性が高い。個人的意見を書かせてもらえば、「最下位⇒6位⇒5位」ならひとまず「続投歓迎」「4年目上等」という意思表明をするけど。一応「甘サポ」なので(どこがよ・笑) 勝手に今秋冬のシナリオを書いてしまうと、 ①目標の3位以内には届かない。しかし5位はかろうじて確保。 ②最終戦後、ヤンツーが辞意表明 ③任期満了に伴い、スポ紙で新監督候補の名が浮上 ④サポーターがヤンツー引き留め署名等を始める ⑤サポの声に押され、HFCがヤンツー慰留の方向へ ⑥ヤンツーは選手の大幅入れ替えを条件に契約延長に応じる という感じだ。ただし5位以内に入れなければその限りではない。 ヤンツー続投の条件として考えられるのは、フロント・スポンサー・サポーター一丸となっての慰留だ。 皆で「来年も指揮を執っていただけないでしょうか?」と懇願しないと引き受けてくれないかもしれない。ヤンツーはいい意味でも悪い意味でもかなり頑固だから(苦笑)。最後は情に訴えるしかないよ。「貧乏チーム見捨てないで☆お願い!」って。考えられる最低条件を3つ。 ①フロントの総意として「ヤンツーでJ1へ」という願望を表す ②筆頭株主であるサポーターズ持株会他大口スポンサーの了承 ③一番重要なサポーター世論(マスコミに世論調査を依頼すると良い) サポ間でも「問題は選手にあり、監督を替えるのは得策ではない」「アクション&ムービングを貫くべき」という意見が多いように感じる。 要は「3年待ったんだから4年も5年も一緒だ」「今までの3年を無駄にしたくない」「そのためには監督や指導方針が変わってもらっては困る」という考え。俺もその考えに近い。ヤンツーの人間性も認めているし、歴代の監督の中でも最もコンサのチームカラーに合っているように思う。それは10周年記念史「夢に挑む」の付録DVDや試合後会見動画を見て感じたことだ。 とはいえ監督業は「結果」も大事だ。 例えば2-2で分けた試合が4試合あった。 もしも2-1あるいは、3-2で勝てていればと思う。 勝ち点4⇒12になり、現在の勝ち点43+8=「51」。 まさに「たられば」の勝ち点8だが、5位に付け3位神戸とも2ゲーム以内に付けていられたはずで、第4クールまで昇格争いが出来たであろう。 この4ドローで失った勝ち点8こそ、監督の采配、戦術の良し悪しであったと思われる。 参考:http://www.sponichi.co.jp/soccer/jleague/2006/team/consadole/schedule.html (スポニチ今季戦績一覧) なぜならアクションサッカーは1点取られても2点取る、2点取られても3点取るサッカーだから(俺の理解では)。 そしてその4試合の相手は、「鳥栖・山形・草津・草津」である。取るべきゲームを落としていると言えないか。 もちろん他にも「水戸・湘南・愛媛」に2敗づつ喫するという昇格を狙うチームにあるまじき戦績ではあるのだが、完全な負けゲームを勝ちに持っていくエネルギーよりも、ドローをいかに減らし勝ちに結びつけるかが手っ取り早い方法なのではないかと思うわけである。 もしもヤンツーに来年も託すのであれば、そこをお願いしたい。 勝手に「託すのであれば」等と書いているが、HFCの五段階計画上、たぶん今年ステップ3⇒4に上がるとは思えないので、来年もステップ3からスタートだと思う。フッキの存在が五段階計画にそぐわないという意見も目にするが、強化計画のステップ3ではスタッフの項目に「通訳」も盛り込まれているので、何ら問題はない。むしろ外国人選手を増やしても構わないのだ。 昨季、デルリスを切ったのはヤンツー本人だ。若手育成方針で取ったらしいセバスティアンには悪いが、デルを残すべきだったんじゃないだろうか。
2006年05月26日
前々から書こうとしていてなかなか書けなかったタイトルですが、秒刊コンサドーレでヤンツー支持派とヤンツー解任派が議論していて、双方の意見ともうなずける部分があったので、抜粋して自分なりにまとめてみます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ・戦力で勝負決まるならそもそも愛媛や水戸に負けるか? ・今のサッカーは城福氏の嗜好の影響が大きい。その彼が「必要ならサッカーを変えても」って言い出した。もう少し様子を見よう ・求めているのはまともな方向性。先に期待が持てる試合内容、選手の成長、まともな監督采配が見たい ・ヤンツーに考え方を曲げて欲しくないし、曲げないだろうと思っている。ここで変えたらそれこそこれまでの時間が無駄になる。今のチームの進化型で強くなって昇格するのがいい ・いまのサッカーみて、これからよくなるって思っている奴らが信じられません ・負けてても、リードしてなくてもボールをDFでまわすサッカーorz 柏戦のように、DFからFWへの放り込みだけでやられてしまう ・何年掛かろうがヤンツー体制で昇格すればJ1定着パラダイスが待ってると信じて疑わないようなのもいる ・確かに結果は出ていないが、コンサが日本でもっとも優れたサッカーをしているのは事実。それを間近で見られる幸せを放棄したくない ・ヤンツーサッカーの完成度は選手のスキルやレベルに完全に比例する。貧乏クラブなら選手レベルになるべく依存せずに結果を出すサッカーを目指すべき ・長い年月かければよくなると思ってる時点で間違い。少なくとも今の状況を見てるとその方向に希望が持てない。いま必要なのは、現有戦力で最大の力を発揮できる監督。 ・育成育成と言ってるが、どんなやつだって1~2年間プロでやればうまくはなる。毎日練習してるんだからな。でも、それを使えてないのが柳下 ・誰が監督やっても、去年今年くらいの成績は残す。効率の良いサッカーする人を呼んでくれば、もうちょっと良いだろう ・2、3年かけて札幌にこれだ、っていうのサッカーの方向性を示してくれた功績は非常に大きい。ただ、どっかのタイミングで、主導権を握れるっていう武器をちらつかせながらも横浜FCみたいに効率的に(悪く言えばずるく)結果を出すサッカーが昇格には必要なんだが ・堅守カウンターだと曽田さんのようなDFでも多人数で守る分、痛いのが目立たなくなるしカバーもできる。補強ポイントもFW中心でピンポイントで効果が出やすい ・柳下がだめだから変えるっていうより、これからよくなるために引き継いで欲しい。結果が出せる監督に。 ・今のサッカーは、たまたま同じ絵が描けて、それが実行できた時に結果が出るんで、無駄が多い。最初から同じ絵を用意しておけば、実行できるかどうかだけ ・昇格も大事。チーム存続の為の絶対命題。でも90分の独立したエンターテイメントとして試合の一つ一つが目的であるべき。やっぱり面白くないとダメ。 ・ヤンツーサッカーは規律重視だけど組織重視じゃない。「規律を重視しながら個々の判断とプレーであわせていく」ってやつ ・「絵を描く」にしてもそろえて実行するためには個人個人プレーに余裕がないとうまくあわせられないから、スキルや戦力差があって簡単に押し込める相手やプレスかけない相手じゃないとなかなか機能しない ・正直「オリジナルの絵」や「いい絵」が描けるためには個々のスキルが前提になるという結論 ・フロンターレなんか、基本はカウンターサッカーだよ ・絵は、柳下監督が十分に与えてるんじゃないかと思うけど。オリジナルの絵が描けない事と、たまたましか実行できないのが問題なのであって。相手がある事だから、オリジナルの絵が描けないとダメなんだろうけど、それは選手代わらないと無理だろう ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ みなさん良くコンサ見て分析していますね。 負けてもビデオでちゃんと復習するタイプの人ばかりなんでしょう。 ヤンツーは好きだけど、ヤンツーのやっている今のサッカーは好きになれないという人が増えている気がします。 勝利への執着心が希薄だと感じてしまうのです。昔からのファンは特に「泥臭いサッカー」「走り抜くワンワンサッカー」が好きですから。 でもそれだけじゃJ1定着はムリだと学びました。 偏った選手の起用方法にも少々疑問が残ります。なぜ持っている戦力を最大限使おうとしないのか。 明日の柏戦でそれがある程度ハッキリすると思います。フッキが居ないと機能しないのか、純国産でも機能するのか・・・ コンサに強くなって欲しいからこそ、辛口にもなる。 「方向性とコンセプトがブレさえしなければ負け続けても面白い」と感じる人もいれば、「現有勢力で最大限知恵を絞って勝たないと面白くない」と感じる人もいる。 どちらの意見もわかる気がする。俺はちょっと後者寄りなんだけど。 さて、明日の木白戦。フッキ抜きで「同じ絵」が描けるのでしょうか。 楽しみでもあり、恐ろしくもあり・・・ 【予想】 ・函館の反省から守り重視に戦術を変えることはしない ・攻撃オンリー、大勝か大敗のギャンブルサッカー ・先制しても先制されても後ろから丁寧にパスを回す ・時間をかけて落ち着いて回す ・サイドからのクロス命 ・今の選手の実力以上を要求するハイレベルサッカーを貫く 【スカパー】 生中継 14:00 183ch 解説:遠藤雅大 実況:中村義昭 http://soccer.skyperfectv.co.jp/schedule/j2/new.html
2006年05月12日
新記事がないのに「547」のアクセスがありました。 コメント欄を読みに来ていただいたのだとしたら、いくつか補足しなきゃなりません。 別にヤンツーさんの「アクション&ムービング」を否定しているわけではないのです。ただ他のヤンツー信者と少し違う点がありまして。 ・フッキ、大塚が不在の時の戦術がイマイチなのではないか ・アクションサッカーとは攻撃だけのサッカーなのか 先日スカパーでジェフとレッズの試合を見ました。 コンサがジェフのような走り勝つサッカーを目指しているのだと仮定します。 ジェフの先制点は攻めて攻めて攻めまくり、巻が果敢にシュートを打った結果です。先制点を奪うまでの相手を凌駕するようなスピードが、まず今のコンサにはない。 ・なにがなんでも先制点を奪うという意識が足りないのではないか そしてジェフの追加点。これは意外にも1対1でボールを奪ってからのカウンターでした。 ・アクションサッカーの中にも「カウンター」という選択肢があってもいいのではないか つまり今のコンサのサッカーはあまりにも愚直過ぎて、現実の相手の出方に柔軟に対応できていないのです。 大塚がいないのなら、守備的なボランチを入れて、積極的に中盤でボールを奪うようにしなくちゃならない・・・と素人サポは考えています。 岡田監督時代はFWが守備をサボることは許されませんでした。エメもバンちゃんも前線からボールを追うよう指導されていました。 戦術が違ってもそこのところは一緒ではないでしょうか。 「堅守速攻」が相手に合わせるサッカーで面白くない、あるいは監督の趣味ではない、勝ち点を拾いやすい戦術とわかっていてもあえてやらない・・・というのは充分に報道などで知っているつもりです。今更「堅守速攻」に変えろとはいいません。 しかし。 ビハインドの段階で練習でもやってもいない「ソダン大作戦」をやっちゃうくらいなら、先制点を奪うまでは堅守を重視したフォーメーション、攻撃的なボールの奪い方、「失点を最小限で防ぐ戦い方」を優先すべきではないかと思っています。5試合勝ちがなくベストメンバーでない今ならなおさら。 ドームサブグラでどんな練習をされているか見当もつきません。 神戸も前回のリベンジに来るわけですから、前掛り攻めてきたときに速攻でボールを奪って逆襲・・・そんなシーンがあってもいいと思っています。 とにかく先制点を奪うこと。先制点があれば応援のモチベも加速します。 14日の厚別はそれに尽きると思っています。 もう1つ書きたいことがあります。 今の主力の顔ぶれはけしてヤンツーが育てた選手だけではないという点。 西谷、砂川、芳賀・・・みんな他チームで基礎を作った選手。 ヤンツー塾で成長著しい加賀も基礎はジュビロで作られている。 その意味で、鈴木智樹に再度注目してみます。 なぜヤンツー監督が大事なボランチで智樹を使い続けるのか。 智樹自身がプレーで証明して欲しいなと思っています。
2006年05月10日
コンサというかコンサ界が煮詰まっています。13試合で6敗。いわゆるグダグダな状態です。 しかし、「13試合で5勝もした」。最下位だった一昨年の柳下1年目から見れば、そういう表現もできます。年間5勝だったのが、1クールで5勝したぜ、と。 コンサが煮詰まっている、と書いたのは実は誤りなのかもしれません。昇格を急ぐ「俺」が煮詰まっているだけなんじゃないか。最近、正確に書くと水戸に2敗目を喫してから思ったのです。 正直、不思議なほど水戸に負けても悔しくなかったです。ちょっとそんな自分が寂しかったりしますけど。諦めとか達観というのともまた違うなにか。監督は正しい、選手が全て悪い、とももちろん思っていません。なにか開幕前から昇格昇格と騒いだサポ達が一番悪いんじゃなかろうか、とさえ思い始めております。 よく考えたら、今年は「ステップ3」であって昇格を目指す「ステップ4」ではなかったわけです。もちろんシーズン途中に「4」にギアチェンジするつもりだったのでしょうけど、クラブとしては。ヤンツー監督はとてもじゃないけど「4」とは思っていないでしょう。 今はまだJ1は早いかな・・・なんて思ったりしてます。J1昇格が最終到達点ではなく、J1定着こそが「ステップ5」ならなおさら思います。ジャガホッケ社長からの「5段階再生計画」を支持してますので。 ヤンツーさんは一昨年就任早々のインタビューで、 『「チームがこのように若返りをはかり、5年を目処に改めてコンサドーレというチーム作りをしたい」と言われました。自分も若手育成には興味があったし、そういうほうが苦労は多いけど楽しみもある』 と述べています。 参考:http://www.jsgoal.jp/column/interview_011_1.html また今季開幕前の対談番組でも「最下位になっても日々の選手達の成長が楽しかった」「サッカーの面白さは、同じ場面が2度と無いこと」など監督としての独特の価値観を感じさせる台詞を吐いておりました。 参考:http://www.jsgoal.jp/column/interview_011_2.html 俺は煮詰まったときに必ずヤンツー就任時の上記インタビューを読み返します。なぜHFCは柳下監督にオファーを出したのか、なぜヤンツーさんは引き受けてくれたのか。 凄いなと思うのは、ヤンツーさんが既に答えを用意しているということです。これは悩んだ人が聖書の文言を自分の状況に当てはめて、救われるのに似ているかもしれません。 「1シーズンを通しての成長を考えていく」 「ジュビロでもああいうサッカーをするのに3~4年はかかりましたから」 今の時期の連敗はやはり「成長痛」なんだと思います。 ヤンツーさんは長いスパンでコンサドーレ札幌のことを考えてくれているな、とも思っています。「コンサといえばXXXなサッカー」というような形をしっかりつくる。たい焼きの鉄で出来た焼き器みたいな形。 形があれば、その形にあった選手が集まってくるのではないか。アクションサッカーに必要な駒、もしも駒不足が他チームに伝われば、駒や駒の所属するチームから売込みがあるのではないか。今オフはそんなことまで考えられるかもしれません。信念を貫くクラブには信念のあるJリーガーが集まる・・・よね? 「信念」と書いたのは戦術的なことですけど、HFCでいえば企業理念です。理念をわかってもらった上でスポンサーになっていただければ、その企業はJ2に居ても見捨てはしません。企業理念は簡単に揺らぐことの無いものであるはずですから。仮にジェットコースターのようにJ2とJ1を行き来したとしても、企業理念は変わることはないはずです。 では「戦術」における「信念」は変わらないのでしょうか。残念ながら監督が変われば変わってしまう代物かもしれません。それでもヤンツーさんは札幌のコンサのサッカーにレールを敷こうとしているように思えてなりません。 自分が居なくなっても別の監督が、レールを延ばしていくような確固としたバラストと枕木(枕コンクリ)を着々と工事しているように、俺には見えるのです。 楽観的に考えているだけではありません。個人的には3位以内に入れなかったらヤンツーさんは進退伺いをクラブに出すと思います。「自分から投げ出すことはしない」と述べていることから、3位以内が絶望になった時点でも辞任はしないでしょう。またクラブ側も解任はしないこととと思います。 3位に入って入れ替え戦に進めば、勝敗に関係なく「ヤンツー4年目」が見えてくる気がしますし、4年目が「J1定着チャレンジ1年生」なのがベストですが、現時点では「4年目もJ2浪人」のパターンも考えておきたいと思います。 その場合、選択肢はいろいろ考えられます。 ① J1ならずも参入戦に行けたので目標到達。ヤンツー体制で再チャレンジ ② J1昇格できなかったので、別の監督で再チャレンジ ③ 4位以下に沈んだが、ステップ4を掲げヤンツー4年目突入 ④ 4位以下に沈んだので、ステップ4をヤンツー路線継承の監督で探す ⑤ 4位以下に沈んだので、ステップ4は非ヤンツー路線に方向転換する 混乱してしまいがちなのは、今年どうしたいか、なのか将来的にどうありたいか、によってサポーター世論の答えが変わってくる可能性があることです。 例えば、何が何でもJ1昇格、早急にJ1へ復帰しないとクラブの財政がもたないというのなら、今のポゼッションサッカーは捨てなきゃならないかもしれません。 あるいはコンサに投資価値を見出してくれる新たなスポンサーを探して、胸スポンサーに2億円位出してもらい、外国人ストライカーを増やせばいいとか。極端な例ですが・・・。 そもそも「カウンターサッカーがつまらない」とか「外国人頼みは情けない」という考え方自体が偏見でないか、という気もしないでもないんですが、連敗がボディブローのように効いてきているから、ちょっと弱気チックでなんだかまとまりのない文章になってしまいました。本当は秋には3位以内に入っているだろうと思い込みたい浪漫派なんですけど。 浪漫派だけどもあえて書いておきたいのは、俺はコンサのサポーターであって、ヤンツーのサポーターではないということ。 だからヤンツー信者でいたいとは思うものの、目先の勝利にも徹底してこだわりたいのです。それはこちらも曲げられない信念です。だから監督の起用したスタメンこそがベストメンバーだと信じてはいますが、結果が出なければ采配ミスだと指摘します。部下の責任は上司の責任。生ぬるい拍手を送るだけがサポーターだとは思っていませんので。 何を書きたいかといいますと、 桃栗3年ジュビロ3~4年ならコンサは柿8年かもしれないよ ということなんです。(えぇっ?) >書いてる本人も驚く結末(笑 つーか、HOMEで連勝してくれたら、この記事まるごと削除しちゃる!! 削除できたらいいな、わっはっはー。(なんやそれ) ※長文全部読んでいただけた方がもしいらっしゃいましたら、賛否両論なんでもいいのでコメントください。
2006年05月07日
昨年10月、ヤンツーが続投要請を内諾したという報道に喜んだサポは多かった。 http://blog.livedoor.jp/odo5312/archives/50122618.html それから半年が過ぎ、昨日の水戸戦で6敗目を喫し、早くも「ヤンツー限界説」が出始めている。 昇格に関して崖っぷちなのを認めた上で、当ブログの見解を書く。 ・初志貫徹。どんな成績であろうが最終戦までヤンツー体制維持を希望 ・5月14日、厚別神戸戦に選手もサポも全力を傾ける 以上。さて寝るゾ!
2006年03月28日
通勤途中にふと思いついた。 例えば、 「ワナ、千葉、ソダン、カガケン」とか 「ワナ、千葉、池内、カガケン」とか 「ワナ、西嶋、池内、カガケン」とかさ。 で2列目が、 「関、西谷、スナ、芳賀」とか 「関、スナ、セーヤ、芳賀」とか 「関、西谷、セーヤ、芳賀」とか で2トップが、 「フッキ、ケンゴ」 「フッキ、アイカー」 「フッキ、セーノ」と。 あれれ、大塚と智樹と元気はどこに入れましょうかね。 そもそもアクションサッカーにおけるボランチの定義ってなんなのさ。 ・・・てなこと考えながら5日の草津戦まで引っ張ろうかと。
2006年03月26日
「忍耐」「我慢」「orz」の文字が日本一似合うコンササポの皆さん、おはようございます。 昨日ははるばる室蘭遠征、スカパーなどで _| ̄|○ な感じだと思います。 室蘭からの帰りの運転きつかったっす。函館はもっときついでしょう orz さて、オフィシャルブログだから品良く書いて参りたいと思うんですが、俺がこうして冷静に文章を打ち込めるわけから触れたいと思います。 ・室蘭で頂いた森永牛乳を2パック飲んだから、カルシウムが足りていて「キレてないですよ」 ・室蘭から速攻で撤退し地元のビクトリアステーションでやけ食い ・サラダバーでサラダ3杯分食ったので、ビタミンが足りていて「キレてないですよ」 牛乳が捨てるほど余ってるなら、ドームでも配ってくださいよ>ホクレンさま 少しは的外れなヤジが減るでしょ。 でも、的を射たヤジはむしろ俺は歓迎している。 ・「大塚ぁー!走れよ!!」 ・「またバックパスかよっ」 ・「曽田ぁー、(ニアに密集してるから)ファーへ行け!」 良くないプレーには「良くない」という意思表示をしないといけません。 ・・・とヤンツー監督と城福部長がおっしゃってますorz ヤンツーさんは開幕前の対談番組で、 「何処が相手でも力の差はあまりない。システムにはこだわらない。相手ゴールに近い所でボールを奪う守りを。サポには走り負けないサッカーを見てもらいたい。3位以内に入れなかったら出来る人を呼べばいい。自分から投げ出すことはしない」 と述べています。2勝3敗の現在改めて文字にすると、結構重たく響きますねorz ・愛媛にも横Cにも走り負けた ・相手ゴールに近い所でボールをなかなか奪えない さらにヤンツーさんは 「基本は走って勝つこと。選手の間で“J1行きたい”というのが出てきている。大塚のリーダーシップに期待。サイドとトップは個人の突破力、スタミナ、今までの選手にないタイプを補強してもらった」 とも述べていますので、一番歯がゆい思いをしているのはヤンツーさんだと思います。 ・大塚がリーダーシップを発揮できているように見えない ・サイドの芳賀と関がまぁまぁ機能しているのが救い ・トップはフッキの復帰待ち じゃぁ、DFは?となるとヤンツーさんから見ればたぶん以下の通り。 ・相手ゴールに近い所でボールを奪う守りができていないから、高速カウンターを食らう ・「基本は走って勝つ」なので俊足の和波は外したくない ・外したくないからキャプテンにした ・得点力は曽田より池内だが、池内のコンディションが悪い ・1失点は仕方ない。2点取って勝つサッカーを ・相手に合わせるサッカーは絶対にしない ・キレイにパスを繋ぐサッカーを最後まで貫く ということなんじゃないか、と思ったわけです。牛乳のおかげでそこまでは分析できました。 ですから、本音は ・最後の30分はドロー狙いで縦ポン一発放り込み作戦の方が良かった ・カガケンを下げて3バックに大塚を入れたのは練習でもやらない「ヤンツーご乱心」じゃないか ・キレイじゃなく泥臭いサッカーでもいいから、勝ち点を! とか、いろいろ采配にも疑問がないわけでもないのですが、じゃぁ何処と対戦しても泥臭いサッカーばかりで「自分たちの型」の無いサッカーで残り43試合できるのか?と言ったらそりゃ無理無謀無茶。 【3/26時点での自分なりの結論】 ・自分たちの「サッカーの型」が無いとJ1昇格は夢に終わる ・行き当たりばったりのサッカーで昇格してもJ1定着は夢のまた夢 ・もう少し「アクション&ムービング」の熟成を見守ろう に落ち着きました。ぬるサポ路線に方向転換したわけじゃありません。 このまま結果(勝利)が出なければ、スタメン大幅入れ替えも希望です。 ちなみに俺の評価は、 ・アクション習熟度 20% ・ムービング習熟度 10% です。(100%で3位以内としての目安) 44試合+44試合+5試合 かけてコレかよ _| ̄|○ 先は長いな・・・ 勝ち試合が見たいな 牛乳飲も。
2006年02月25日
「春」という字は「三人の日」と書きます(挨拶) 本日「三」回目のエントリーご容赦。 雪解けが進み、雪に埋もれていた小川が徐々に蛇行を現し始めました。 春。三人の日。三人といえば3バック。 というわけで、今夜のテーマはDFです(前置き長げーな、おい) 昨年の反省から、悪い組み合わせを挙げてみましょう。 まずは悪い例をたたき台、いや「たたかれ台」に考えていきます。 昨年9月以降、「3試合で10点取られてギャフン」というのが2回もありました。 こういうことを繰り返すとJ1昇格はおろか、客足も遠のいてしまいます。 <悪夢1> 9・10 厚 別 0-3鳥栖 「イケ・ソダン・画伯」 9・18 厚 別 1-3福岡 「イケ・ソダン・カガケン」 9・24 西京極 0-4京都 「イケ・ソダン・カガケン」 ※左から「5番・4番」「4番・15番」の並びがヤバイことがわかります。 <悪夢2> 11・13 博 多 0-3福岡 「ワナ・ソダン・カガケン」 11・19 ドーム 3-3京都 「イケ・ソダン・カガケン」 11・23 ドーム 2-4甲府 「イケ・ソダン・カガケン」 同 ロスタイム3失点時 「ワナ・ソダン・イケ」 ※左から「7番・4番」「4番・15番」の並びもヤバイことに気づきます。 上記の反省を踏まえ、当ブログは開幕スタメンDFを次のように予想します。・イケが真ん中だろう ・左と右のストッパーは新加入選手との相性によって変動するだろう ・サイドアタッカー(右前が有力な芳賀、左前が有力な関)、それにボランチ大塚&智樹とのアクション&ムービング、呼吸、間合い、動き出し・・・これがポイント ・さらに今季の課題である「最終ラインからの攻撃の組み立て」。 <考えられる組み合わせ> 池内センター固定のフォーメーション (3・4・6・7・24)⇒(5)⇒(3・4・6・15・24) で全部で30通り。 ワナ・イケ・カガケン ワナ・イケ・ソダン ワナ・イケ・千葉 ワナ・イケ・野本 ワナ・イケ・ヒロくん ワナ・イケ・画伯 ソダン・イケ・カガケン ソダン・イケ・千葉 (道産子ジョッピンカル3バック) ソダン・イケ・野本 ソダン・イケ・ヒロくん ソダン・イケ・画伯 千葉・イケ・カガケン 千葉・イケ・ソダン (道産子ジョッピンカル3バック) 千葉・イケ・野本 千葉・イケ・ヒロくん 千葉・イケ・画伯 ヒロくん・イケ・カガケン ヒロくん・イケ・ソダン ヒロくん・イケ・千葉 ヒロくん・イケ・野本 ヒロくん・イケ・画伯 画伯・イケ・カガケン 画伯・イケ・ソダン 画伯・イケ・千葉 画伯・イケ・野本 画伯・イケ・ヒロくん 野本・イケ・カガケン 野本・イケ・ソダン 野本・イケ・千葉 野本・イケ・ヒロくん 野本・イケ・画伯 ベンチにDF控えが入るとなると組み合わせのバリエーションが広がります。 リードかビハインドかタイか、というシチュエーションや、電池が切れる70-90分の交代の仕方によってもDF起用は変わってきそうです。 とにかく「イケが真ん中案」、いかがなもんでしょうか? 自称戦術君たちのコメントお待ち申しあげマッスル。
2006年02月19日
ラージヒル決勝待ちでソファに寝てたら肩甲骨のあたりが痛いです(挨拶) <メモ> ・日本時間2時開始 ・一戸17番目、葛西33番目、伊東34番目、岡部40番目 ・50人が飛び、1回目の30位までが2本目に進む とりあえず全員2本目に進んでくれっ! そろそろメダルを取ってくれ! メダルなんかどうでもいい? どうでもよくない、「銅でもいい」。(苦笑) ☆ ☆ ☆ 北ニッカンのケータイサイトより、今週のヤンツー語録を。 ◎「ボールを奪う意識をつけさせるためのトレーニングをした。一人一人が意識を強く持てば、チームとしても高い位置でボールを奪うことができる。まだまだトレーニングは必要」 (2月13日) ※3つの公約の重要キーワード「ボールを奪う」が2回も出ましたね~。ココ必ずテストに出るからねー。春先は同じようなヤンコメが繰り返される予感はします。アクションサッカーの基礎中の基礎なんでしょうな。 ○「開幕スタメンについては、この3試合(横浜FC、水原三星、ロッソ熊本)での活躍が重要になる。 (2月14日) ※FWのスタメン争いが激化しています。まったく予測がつきません。鳥栖には誰がいいのか、MFとの相性は誰がいいのか? ①フッキ、②ケンゴ、③アイカー、④元気、⑤セーノ 現時点では馬連1-2、1-4かな?根拠はないけど。 ○「FW5人の中の2人は、誰と組んでも同じプレーができるようにと思っている」 ◎「積極的にプレーが出来ている選手と出来ていない選手、それから90分間きっちり集中してプレーが出来ている選手と出来ていない選手を見極めることができた」 (2月15日) ※「出来ていない選手」が誰なのか気になるところ。ヒロラーとしてはヒロくんじゃなけりゃいいなと思う今日この頃。 ○「水原三星のフィジカルの強さや、ハードな当たりについては事前にわかっていたので、それに落ち着いて対応できるかどうかを見た」 ◎「後半は前半よりは良かった。前にボールを運べるし、ワンタッチパスなどでチャンスを作っていた。やろうとしていたことはできていた。クロスを入れてゴール前まで行っていたので、内容は悪くなかったと思う」 ※「前にボールを運ぶ」「ワンタッチパス」「クロス」・・・このあたりがMF選びの基準になりそうだ。マサ当確、川崎、芳賀、藤田セーヤもベンチ入り圏内か。 ○「23日の広島戦はコンディションの良い、ベスト布陣で挑む」 (2月17日) ※いよいよ鳥栖戦スタメンの内示発表です! ☆ ☆ ☆ 一戸、120メートル越え!! 「2006アクションサッカー展望」シリーズ 「イレブン・バランス」 「ヤンコメ・宮崎キャンプ編」 「ボランチランチ」 「FWについて」 「チーム構想と編成について」 「アクションサッカーとはどんなサッカーなのか」 「今年は5段階計画の3段階目に入ります」 「サポは優しすぎる、もう少し叩いてくれたらな」 岡部、125メートルキターーー!!
2006年02月17日
男子フィギュア高橋選手待ちです。バモようございます。 新競技の「スノボクロス」は面白かった!予選の単走はそうでもなかったけど、32人に絞られてからの4人1グループの滑降競争(上位2名勝ち残り)は、まさに雪上の競馬。レースというのにふさわしいエキサイティングなものでした。 で、その後町内会の決算報告をまとめて、ソファで寝てたらこんな時間ですよ。 ただ待っているのもアレなんで、コンサの事をつらつら書いてみます。 ☆ ☆ ☆ 今朝の道新によると、昨日の水原(スウォン)戦にヤンツーはおかんむりだったとか。マサくらいしか使えねー、みたいな感じだったと。 昨日のスタメンは、せっかくアピールするチャンスをもらったのに、ダメ出しされたってことなんでしょう。 <熊本リーグ第2戦・水原三星戦 スタメン> GK 林、 DF ソダン、千葉、野本、 MF 川崎、ヒロくん、智樹、セーヤ、マサ、 FW ケンゴ、元気 ちなみに横浜FCから1点も取れなかった(が無失点に抑えた)メンバーもメモっておきましょう。 <熊本リーグ第1戦・横浜FC戦 スタメン> GK 林、(高原) DF カガケン、イケ、ワナ MF 芳賀、大塚、金子、川崎、スナ、(西) FW フッキ、アイカー、(セーノ) 対戦相手もバリバリ主力で元気のいい時の方がテストマッチとしては都合がいいわけですから、1本目のメンバーがヤンツーさんの考える「イレブン・バランス」なんだと思います。「イレブン・バランス」というのは俺の造語で、選手の配合・配置という意味です。 3月は18・21・25日というように中2日、中3日と試合が続きますので、恐らくヤンツーとしては最低2パターンの組み合わせを作っておきたいのだと思います。軸となる選手は3戦とも出るのでしょうが、3試合90分フルタイム走るとなると、夏場にはバテバテになってしまう可能性が高い。 昇格争いが本格化する秋ごろまで、体力を温存しながら戦っていかなければならないと思います。 18日のロッソ熊本戦のスタメンが、おそらく開幕スタメンのベースになるのではないでしょうか。控えのベンチ入り選手は鳥栖入りする直前に体調の良い選手がピックアップされるものと思われます。FWは現時点で横一線だと思います。 ☆ ☆ ☆ 12月3日の草津戦のとき、ハーフタイムであるいは試合後のトイレでサポーター同士が交わしていた会話を忘れていません。 「草津相手にあの内容じゃ、来年も相当苦戦するな」 多くのサポーターが異口同音につぶやいていたのを思い出します。 あれからわずか3ヶ月で06シーズンに突入するわけです。 城福強化部長は「補強したからといって安易に勝てるようにはならない。今居る連中が正確でスピーディーなプレーをできるようにならないと」と述べています。 「今居る連中」とは、林、イケ、ソダン、ワナ、智樹、岡田、スナ、マサ、セーノ、ケンゴ、セーヤらのことになります。(草津戦出場メンバー) 強化部長はボランチを重点補強し、大塚を山形から獲得しました。ですから、水原戦のメンバーを大塚中心に組み直すとまた違った結果に終わったかもしれません。 我ながらくどいと思いますが、草津戦後の「ヤンツーの3つの公約」を改めて確認しておきたいと思います。脳を鍛える3つのCSです。思い出せるでしょうか。これをスラスラ言えるようになってからゴール裏に立てば、平川さんの言う「ダメなプレーにはブーイングできる」サポになれるんではないでしょうか。 ① 自分で( )して動き出すこと ② 1対1で厳しくボールを( )こと ③ 試合終了まで( )こと ( )内は読者ご自身でお埋めいただければと思います。 ヤンツーは草津戦後こう宣言しました。 「来年は今年よりも運動量が必要なサッカーを目指す。走れないやつは使わない」 ガクヤが戦力外になって甲府に行った今、「走れるやつ」の顔を思い浮かべると何人出てくるでしょう? ワナ、金子、岡田、カガケン・・・・ 何人もいません。補強した選手に何が求められているかも自ずから見えてくる気がします。もちろん「今居る連中」にも。 ヤンコメには、アクションサッカーを構築するためのヒントがたくさん隠されているようです。 つづく
( )内に入る言葉 ①判断 ②奪う ③走りきる 完全回答で10点。 ところで、「サポーター1300人カレンダー」は2月中旬発売となっていたけど、どうなっているんだろう。
2006年02月13日
ヤンコメからキーワードと思われる語句を抜き出し、後々の検証に活かそうと、帰宅途中で思いついたわけです。 参考にしたのは、北ニッカンのケータイサイト「柳下語録」でござんす。 ◎は要チェック、○はやや要チェックポイントかなぁ~と それでは「ヤンコメ・宮崎キャンプ編」いってみよう! *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+ ◎「最終ラインからの組み立ての確認を行った」(2月6日) ◎「どれだけ1対1で戦え、守れるかを見てみたい」(2月6日) ○「まだ同じミスを繰り返している選手がいる。意識して取り組んでいかなければ直らない」(2月7日) ○「サイドを使う形はできていた。ミスをしないときはシュートまでもっていけるし、動きは良かった」(2月8日) ○「選手たちはどんどん前へ出て行った。行き過ぎの時もあったのでハーフタイムで落ち着かせた」(2月8日) ○「新加入選手のコンビネーションもよくなっている」(2月9日) ◎「中央から怖がらずにシュートまでもっていければ、サイドにもスペースができ、数的不利な状態で攻撃をしなくてすむ」(2月9日) ◎「熊本ではスピードを上げていきたい。スペースへの飛び出し、守備でもアプローチの速さなど」(2月12日) *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+ 開幕のサガン戦まで、あと18日。完成度はいかほどなんでしょうか?
2006年02月04日
乾杯コンサあるでー!Gコード「3079124」 デルリス、ワナ、ケンゴ、サポ、ソダンと覚えたらええ。 今日はハードワークだった。外もハードスノーだった。 それでも行ったぜ、シースペース。 お約束でKappaのレプリカユニを2枚予約したぜ! 我が家のコンサ応援史史上初の2枚買いだ! アウェー遠征用の貯金が灯油代で消えていく中、とりあえずなんとかなるさ精神で予約した。引き取り時は現金だけでなくカードでもOKとのことなので、2月末に「ノーナンバー」を、3月初めに「ナンバー入り」を決済すれば、まとめて払わないで済むのだ。 もちろん俺がノーナンバーにした理由は2月に決済するためではない。 「赤黒縦縞」そのものを最大限ファッションにしたいからだ☆ 同じ理由で「12」さえも入れない人っているでしょうか。 さて、本題に入ります。お題は「ボランチランチ」です。 オレンジレンジ風です。 まず初めに今季のボランチを考える上で押さえておきたいポイントを。 ・田畑が戦力外になって、大塚が加入 ・大塚の加入はヤンツーが熱望したとされる ・智樹は昨年急成長した ・昨年は「1ボランチ+2トップ下」もあったが、今年は「2ボランチ」が前提と予測 ・48試合の長丁場だ ・スタメンと交代を考えると1試合で1~2のバリエーションが考えられる さらに北ニッカンには ・バリューセット ・シーズンを通して出場メンバーは固定しない ・ボランチは8組を試した。 とあった。ボランチ8組は興味深い。 ホンダロック戦では「大塚&智樹」「ヒロ&金子」が試されたようだが、今後の練習試合でも引き続き注目してみたい。 8組はどのようなものか、以下のように考えてみた。 A 大塚&智樹 B 大塚&ヒロ C 大塚&金子 以上が出現率の高そうな組み合わせ。 D 大塚&芳賀 E 大塚&野本 これは◎大塚固定⇒新戦力流しの穴狙い。一発もありそう(何の?) F 智樹&ヒロ G 智樹&金子 H ヒロ&金子 という大塚不在時の3人BOXも考えておきたい。 以上が当ブログの予測したボランチ8組である。違ってたらゴメンチャイナタウン。 俺的には、ボランチに期待するのは以下の事項。 ・攻守のバランスがとれること ・攻守の切り替えが早いこと ・FWに一発でパスが通ること ・両サイドにパスを散らせること ・時には点を取っちゃうこと 得点力のあった田畑が切られたことから、最後の事項は、ヤンツー監督はボランチに要求していないように思われる。 俺は「FWに一発でパスが通ること」をボランチ選びの最重要事項にしたい。したがって「僧兵大塚&ヒロ西嶋」が本命。 ヒロ⇒アイカー、ヒロ⇒セーノ、ヒロ⇒フッキなんて萌え萌えだわ(わかる人にしかわからんだろうなぁ、この期待感は) 次に、ヤンツー監督がアクションサッカーの基本として好みそうな「両サイドにパスを散らせること」ことから「僧兵大塚&新14智樹」を対抗に挙げたい。 ヒロと智樹が開幕までに調子を上げることができなかったら、運動量と安定感の「大塚&金子」が一気に浮上するだろう。 とにかく3・4鳥栖戦のボランチを予想するのは楽しいんとす。
2006年01月29日
朝起きたら「選手の血液型を調べろ」と誰かが囁いた気がしたので、朝から調べてます。お前は女子高生か。 今日はホンダロック戦、楽しみですね。 <A> 林、画伯、ソダン、岡田、ワナ、智樹、カズ、セーノ、芳賀 <B> 阿部、イケ、ヒロ、アイカー <O> 高原、カガケン、スナ、ケンゴ、野本、川崎、関、千葉、藤田、西 <AB> 金子、元気、大塚 <不明> 西谷・・・いまだに謎の多い男だ フッキ・・・川崎公式では堂々の「不明」 ヤンツー監督・・・もどなたか教えてください。 ちなみにチームスポンサー「北海道赤十字血液センター」さまの回し者ではありませんので(笑)
2006年01月08日
今夜のテーマはFWだけど、書き出しからいきなり悩む。 切り口がいっぱいあって、困るんですよ。 現実でいくか理想でいくか、過去を反省するか未来しか見ないか、 FWだけでなくMFも含めて考えるか、FWとMFを切り分けて考えるべきか。 まずガクヤについて触れないわけにはいかないです。 なぜ彼を戦力外にしたのでしょうか。 もう彼は甲府の一員なので、未練がましいことを書いても意味がないのは わかっていますが、これを書かないと先には進めない気がするのです。 発表されたときは想定内だったとはいえ、「もったいない」が率直な気持ちでした。 春先から絶好調だったガクヤは、3月19日アウェーの草津戦で2得点を挙げます。04年はわずか1得点に終わっただけに「ガクヤ復活」の序章かと思われました。 その次のホーム仙台戦は前半だけなら「ヤンツーの選ぶベストゲーム」と言われアクションサッカーの理想形とも言われる戦いっぷりでした。 意外に思われる方も多いと思いますが、その仙台戦の先発2トップが「ガクヤと元気」だったのです。一番いい形を知っているガクヤを切ることは、アクションサッカーを熟成させる上で果たして良かったのでしょうか? もう1試合、マニアには忘れられない試合があります。04年天皇杯3回戦ジェフ戦@室蘭です。余談ですが、あの試合はテレビ中継無し。 もしDVDを出せばたくさん売れると思います。相手はあのオシム率いるジェフなのですから。 あの試合走り負けなかったのは、ガクヤが「ぶっ倒れるまで走る」と公言したからに他ならなかったのです。 ☆ ☆ ☆ 5月の試合中の骨折は不運なもので公傷扱いだと思ってたので、復帰したてでの戦力外通告は非情とも思えるものでした。 トライアウトでガクヤの俊足と献身的なプレーを買ってくれた甲府大木監督に感謝したいと思います。大木監督はヤンツーの東京農大の後輩、同じ静岡出身です。 大木監督が認めて、なぜヤンツーが・・・と考えるといまだに不思議なんですが。 さて昨季のFWのゴール数はセーノが10、アイカーが9。 とりあえずわかりやすい数字を持ち出せば、鳥栖の新居が17ということで、お前らもっと通年でガンバレよ、と。 元気の4も物足りないので、せめて倍の8にしてくれよ、と。 石井謙伍のルーキーでの1点は価値が高いと思う。ガクヤの戦力外を前向きにとらえるならば、「19歳石井の台頭」で「30歳はお役御免」というシンプルな発想はできるかもしれません。 ただし、ガクヤみたいなベテランは昇格争いになった時に精神的支柱になった可能性がありました。 ☆ ☆ ☆ 甲府のバレーが21点取ったのだが、今季のコンサはこの分を数人でカバーしなくてはならない。失点は甲府よりも少ないので、「得点力プラス20点」を目指すと仮定してみましょう。 完全移籍してきた選手達で点を取りそうな選手を挙げてみましょう。 大塚真司(山形)、西谷正也(浦和)は3点づつ。 関隆倫(水戸)、川崎健太郎(山形)は1点づつ。 野本安啓(新潟S)、芳賀博信(千葉)も1点づつと見積もってみましょう。 何の根拠もないですが、これで10点! あとの10点は噂のフッキでJ1復帰(笑) なんだかヘンなオチですんまそん、えめるそん。 次回2006アクションサッカー展望(6)は、「エキサイティングな中盤」について考えます。 三角形とかWとかMとか、3-5-2とか3-6-1とか、セットプレーを多くするだとか、いろんなパターンのアクションサッカーについて妄想してみます。 コンサ・ブリザード攻撃!雪崩式バックパス!(痛)
2006年01月07日
「寝台特急トワイライト殺人事件」までにちゃっちゃとブログ書き終えます。 今回のお題は「チーム構想と編成」について。 強化計画によると、 チームコンセプト(「戦うチーム」、若手育成、アクション&ムービング・・・等のチームカラー)がチーム関係者全てに浸透し、目標達成に向けチームの方向性(3位以内、J1昇格)を再確認し、具体的な強化方法も併せて確認する。 ステップ5(J1定着)のチーム編成における日本人選手のポジション予想を行い、補強する外国籍・日本人選手の調査を行い獲得時期を検討する。 となっております。解説は要りませんね。フロント一同様、どうぞヨロシク! 選手編成は「選手総数28名以下」と規定されています。 ちなみにステップ4だと「30名以下」です。 第2クールまでの順位次第では2名追加補強もあり得ます。 外国籍選手についてですが、ステップ2ですでに スタッフ編成の項で、「外国籍選手を獲得する場合には通訳の採用を検討する必要性がある」と書かれているので、昨年のデルリスの補強は、ステップ2の範囲内でOKだったということです。 ステップ3、4のスタッフ編成も「外国籍スタッフ及び選手の獲得に伴う変動がある」とあり、外国人2~3人の補強もあり得ます。 移籍動向でまとめてある通り、DFとMFに関しては頭数が揃った印象です。 2006アクションサッカー展望(5)では、ガクヤを戦力外にして本当に良かったのかどうか等、コンサのFW陣について考えたいと思います。 雪が降り杉だぞ~! スリー、トゥー、ワン ラッセル!ラッセル!(小川風)
2006年01月05日
ステップ3の「チーム力、活動方針」について確認してみましょう。 ・活動目標 チーム力のベースアップ及び戦力の固定化の推進 ・基本的な考え方 活動目標を軸に現状分析を行い、次のステップに向けての活動計画を再確認 ※要は「次のステップ=J1昇格」に向けて現状分析(何が足りないのか、欠けているのか)を行い、活動計画(補強、戦術の浸透)を再確認するということでしょう。 ・具体的な取り組み 「戦うチーム」をベースに選手の技術を磨き、チーム戦術の更なる徹底と質の向上を行い、ステップ2以上の成果を目指す。 ※ステップ2以上(6位以上)とは、5位以上ではなく3位以内、J1昇格を指す。 ちなみにステップ4の具体的取り組みも書いておきましょう。 ステップ1から育成・強化したJ1リーグで通用する選手によるポジションの固定化とそれ以外に補強すべき具体的なポジション・選手の絞込み また、ステップ3以上の成果を目指す ☆ ☆ ☆ さて「強化計画」をいったん離れ、コンサの目指すアクションサッカーとは何なのか再確認してみましょう。 もちろん上記計画を踏まえた上で検討するのだが、筆者はアクションサッカーがどんなものだか、正直わかっていません。 実際90分通してアクションサッカーらしかった試合はほとんどありませんでした。 コンサを全然知らない人にも、最近のコンサの試合に不満タラタラで離れて言った元サポにも説明できるように、当ブログなりの「アクションサッカー」を定義づけてみたいと思うのです。 まず順位の推移2005を見ていただきましょう。 3位争いに絡んだとして満足している人がいるとすれば、それはコンサにとっては甘すぎて不幸な見方だと思います。実際はグラフの通り35節で失速し、甲府に引き離されていく一方でした。 つまり2005年は3位争いをしたことにもなっていません。最後に山形に差され5位以内すら確保できなかったのも事実です。 3位入れ替え戦出場権を最後まで甲府と争った仙台の都並監督は1年目なのに解任されています。他のクラブから見れば4位でも解任の対象になってしまうわけです。5位以内という目標と3位以内・J1昇格圏の間にはとてつもなく深い川が流れているのです。 2006年の目標はまず「3位以上」。これとアクションサッカーを両立しないとならないのです。 では「アクションサッカー」とはどんなサッカーなのか。 ネットで見られるページから抜粋してみましょう。 ◇ヤンツーのコメントより「アクション&ムービング」とは 昨年のテーマ「アクションサッカー」を発展させた形で、ボールだけでなく、周りの選手達が連動して動く(ムービング)ことにより、更にアグレッシブなサッカーを作っていきます。 「より早く・より強く・より正確に」相手ゴールを目指し、サポーターの方々が楽しんでいただけるサッカーをお見せしたいと思っています。 (コンサ公式より) ※2005年は「より早く・より強く・より正確に」を感じられなかったために、試合そのものを楽しめなかったんだと思う。点数が入らないということ以前に「サッカーの型」ができていないことを問題視したいと思います。 点数が入らない上に失点も多かったです。これについては興味深い記事があります。 池内友彦の守備スタイルから見える柳下監督のサッカービジョン この見方はかなり鋭いと思う。池内、曽田、和波を中心とした3バックは西澤、加賀、西嶋(前で使う可能性もある)を加えても層が厚いとは言い難いです。それなのにフロント(というかヤンツー)は今のところDFの補強をしていません。昨年のベースの上でDFを固め進化させ、ボランチの強化で全体の守備のバランスを底上げさせる意図が垣間見えます。つまりDFの選手の入れ替えは昇格まで1年を切ったところではリスクが大きいと見たのでしょう。 全体の攻撃の組み立て、攻守の切り替えをDFを基点に考えると、和波から池内にキャプテンが交代する可能性もおおいにあると思います。一方、ヤンツーはキャプテンのリーダーシップはあまり重視しないような気がします。当ブログは戦術リーダーとして池内がふさわしいと考えます。 さて、今年は対戦相手に新顔が増えます。愛媛、ヴェルディ、柏、神戸。 横浜FCになかなか勝たせてもらえなかったり、徳島にいきなり3連続ドローだったり、新顔が苦手という側面はJ1昇格に相当重たい足かせになります。 興味深いヤンコメがあります。 「(試合数が多くて)戸惑うと思う。だから第1クールで叩いておかないといけない」(スポニチ) 第1クールの愛媛戦、ヴェルディ戦、柏戦、神戸戦でアクションサッカーが披露できるかが、非常に重要なポイントとなります。日程が発表されたら何節に当たるのか、ホームなのかアウェーなのかに注目してみましょう。 苦手な「初対戦」に勝つために思い出したい3つの約束があります。 「1つは自分で判断して動きだすこと。 2つ目は1対1で厳しく奪い合い、セカンドボールを自分のボールにする。 3つ目は90分間、ロスタイムまで走りきること。」 (最終戦ドーム草津戦後のヤンコメ) そしてこの3つの約束は2月のキャンプから適用されると思ってまちがいないでしょう。 「ついてこられない選手は置いていく。3つのことを厳しいトレーニングで補い、チームをつくる。」 新戦力に目を奪われがちですが、ヤンツー指導2年目・3年目の選手の成長無くして、チーム力の向上はありえないと思います。 ヤンツー指導2年目・3年目の選手が努力、研究をするのは当たり前のことですので、当ブログは更にヤンツーの指導以外での個々人のひらめきや工夫、創造性に期待したいと思います。 ひらめきや工夫、創造性がなぜ必要かというと、アクションサッカーの定義で以下のようなものがあるからです。 サッカー大辞典より、 ◇相手の攻撃を受けてから動くことが前提になっている「リアクションサッカー」とは違い、攻撃でも守備でも常に自分たちから積極的にしかけていき、試合のペースを握ろうとする考え方。 ◇アクションサッカーはボールが出てから考えるのではなく、どこにパスが出るか、どこに味方選手が走り出すか、どこに危険なスペースができるかなど、常に自分たちで考え行動しなければならない。 常に自分たちで考え行動するトレーニングをしなくてはならないのです。 話はそれますが大黒選手はイメージトレーニングでジダンとベッカムを研究して、裏腿の筋肉を鍛えトップスピードから減速してぴたっと止まる方法を研究していたそうです。コンサからガンバに戻ったばかりの頃の話です。 自ら研究し工夫してトレーニングするものは大化けすることがありますが、トレーニングさせられている意識の選手に大化けはないでしょう。ポジションを奪われる、あるいは奪えないまま終わってしまうでしょう。 今季の補強があまり派手でなく、J2経験が豊富で既存選手と年齢の近い選手が多いのは、ずばりトレーニングから競わせるためだと思われます。ぜひ開幕までの2ヶ月で潜在能力を開花させ、開幕スタメンを競争してほしいと思います。キャンプからの激しい競争がそのまま「開幕ダッシュ」に結びつかなければ、第1クールでライバルを叩けないですから。 いやぁー長くなってしまったなぁ。そろそろ古畑モードに入りますぅ。 2006アクションサッカー展望(4)は、「チーム構想と編成」について書きます。 ミ・バモーレ
2006年01月04日
(1)でヤンツーがサポーターに物足りなさを感じていることを確認しました。 (2)ではサポーターがフロントに物足りなさを感じた部分について触れます。 俺は何かあるとすぐにHFCの「コンサドーレ札幌強化計画」(2003年12月3日発表)を読み返します。クラブの将来を考えたり、自分たちがいま計画のどの段階にいるかを確認するためです。 しかし、計画を立てたHFCから5段階計画の進捗状況が語られる場面が無かったように思われます。 自分を含めて一般のサポーターの多くは、ステップ4=J1昇格、ステップ5=J1定着と思っています。 したがって、目標が5位以内だった2005年前半はステップ2、第2クールを3位で折り返し入れ替え戦が見え始めた後半はステップ3をすっ飛ばしてステップ4に入ったものだととらえていました。デルリスを獲得したときに完全にステップ4に入ったものだと勘違いしてしまいました。 個人的に「ステップ4」というのはあくまでも自動昇格圏内の2位以内を目指すくらい目標が定まらなければ入れない段階のような気がしてます。チーム戦術が徹底されて全体のレベルが向上するまでは「ステップ3」の粋からはなかなか出られず、もしかすると複数年かかってしまうかもしれないような気がします、今だから書けますど。ヤンツー監督が言う「磐田でも3~4年かかった」というのは戦術の浸透&徹底であると思われるので、コンサがステップ3をクリアしてJ1昇格を目指せるようになるには最低でも3年以上はかかるというわけです。したがって、今年がステップ3というのは妥当だし早すぎも遅すぎもしないと思います。 一方経営基盤の側面からは、例の事件で例のスポンサーの撤退などもあってステップ4に入るはずもなく、チーム状況と経営基盤をリンクしてどこの段階かを見極められないままシーズンが終わったように思います。 ハウスメイトさんをはじめ数社のスポンサーが新たに加わったので、「経営基盤の拡大」(ステップ3)と勘違いしてしまってましたが、昨年は「経営基盤の強化」(ステップ2)の収入増加策の推進という位置づけだったわけです。 J1に上がるためには経営基盤の強化も必要ですし、外国人選手の補強を目指すにも「収入増加策の継続」を粘り強くするしかないでしょう。フロントの頑張りに期待してます。 実際外国人選手が活躍し得点ランキング1~3位を占めた京都、福岡、甲府が昇格しました。軍資金が無いとJ1に上がれないのが現実です。 元日の児玉社長のブログに、 「今年は5段階計画の3段階目に入ります。」と書いてありました。裏を返すと2005年はステップ2のまま終わったのだと初めてわかりました。 とにかく社長のブログのおかげで、正式に「ステップ3」からキャンプがスタートするという確認ができました。ステップ3とは何か、強化計画から抜粋してみましょう。 ○アクションプログラムの方針より ステップ3 経営基盤の拡大とチーム力の更なる向上 ・収入増加策の継続 ・チーム戦術の徹底と質の向上 元日の社長のブログは次のように続きます。 「昨シーズンの勢いをそのままに、3位以内J1を目指して戦う年になります。一層のサポートをよろしくお願いいたします。」 「3位以内」というのが強化計画上微妙な表現だと感じるのは俺だけでしょうか。ヤンツーも「J1昇格、3位以内を目指す」と宣言しましたが、「J1自動昇格2位以内」と言い切れば、2006年頭からステップ4。だが3位に入っても入れ替え戦で敗れる可能性もあるので、やはり今年はステップ3からスタートでいいですね。(自己完結) 総合判断すると、2006年はステップ3からスタートするけど、J1昇格が目標であるので年度内にステップ4に移行しますよ、ということでよろしいですね? まぁ、2005年が目標の5位以内を達成できなかったので、ステップ3からのスタートという認識で良いと思います。やはり妥当な計画です。 ちなみにステップ4は、「積極経営とチーム力の確立」 ・経営基盤の強化継続 ・ポジションの固定化と補強ポジション・選手の絞込み となっております。 「ポジションの固定化と補強ポジション・選手の絞込み」が第何クールから始まるのかはヤンツーのみぞ知るといった感じですが、おそらく第2クールまでにはハッキリするでしょう。その時に3位近くにいることが望まれます。 さて、強化計画を開いたついでに具体的数字(予算)を見てみましょう。 そのうちカドテツブログで予算が発表されると思いますが、とりあえず手元にある資料では次のようになっています。(単位:百万円) 【ステップ3】 営業収入 1160 入場料収入 450 広告料収入 430 販売収入 80 その他収入 200 営業支出 1355 トップチーム人件費 450(ステップ4なら550) トップチーム管理費 220 ユースチーム費 140 興行費 350 一般管理費 195 営業収支 マイナス195 営業外収入 260 営業外支出 11 経常損益 54 法人税等 6 単年度収支 48 累積損益 マイナス2988 リーグ戦観客動員数 220,000 1試合当たり観客動員数 10,000(ステップ4なら12,000) 「その他未達目標」 ・飲料自販機「ドーレBOX」 販売支援金1日40個販売で年間30万円の支援金が見込める 初年度(2004年度)目標、20百万円 100台設置) 道内の市町村役場全部に設置したら200箇所を超えます。オール北海道で支えてくれないでしょうか? 2006アクションサッカー展望(3)は、引き続き「札幌強化計画」より、「チーム力の強化、活動方針」について考えます。 「ヤンツーとアクションサッカーとJ1昇格」というテーマは昨年から継続的に考えています。 参考:TOP5を目指して したっけバモサ!
2006年01月03日
「みよしの」のカレーは安くて美味いね。札幌の誇り、「みよしの」。 年末は「ジャンボぎょうざ定食」、年始は「辛口カレー」で大満足です。 おせちに飽きたのか、店は満員御礼でした。 さて、コンサを真面目に考えるシリーズを今夜から連載いたします。 題して「2006アクションサッカー展望~この物語はフィクションであり、ハクションではありません。だけどノンフィクションのアクションブログを目指します~」 長いしふざけ杉だな、おい。 道新・道スポのヤンツーインタビューにサポーターへの要望が載っていました。 道スポから丸々引用させていただきましょう。 ☆ ☆ ☆ 「2年間で(サポーターや道民の気質を)そう分かったなんて軽々しく言えないけど、 優しすぎるというのが、まずありますよね。 当然、熱い。熱いけれども、悪いプレーや悪いゲームをした時の熱さが一瞬で終わってしまう。 だから、優し過ぎるという言葉を使ったんですけど。 もう少し叩いてくれたらなと。 当然、互いに嫌だと思うけど、それで(チームも)強くなるということ。 サポーターがいなかったら、われわれはサッカーができないんだよということを、 本当に理解してもらうためにはそういうのが必要。そうしたら一体になれると思う。 もっともっと、喜びも本当に一緒に味わえるだろうし、悔しさ、怒りも同じ。 いつも一緒の気持ちでやれると思う。」 ☆ ☆ ☆ 実はヤンツー監督は就任早々にもここのインタビューで似たようなことを話しています。引用してみましょう。 Q:「静岡のサポーターと札幌のサポーターには、違いを感じますか?」 ヤ:『ジュビロ時代に、コンサドーレ戦に来て応援を見た時には「すごい」と思っていました。 ある種、浦和レッズや鹿島アントラーズのような雰囲気はありました。 それでいて……(少し表現を考えている様子)もっとキレイというか、優しいというか。 本当はね、ダメな時には「ダメだ」と、もっと選手に言ってもいいと思うんですよ。 これもジュビロで試合に来た時に感じたことなんですが、負けたコンサドーレに対してもサポーターたちは温かい拍手をしていた。 やっぱり悪いゲームをしたら叱咤しないと。 ただ、すぐ切り替えて応援もする。そうじゃないと、選手にだんだん甘さも出て来るんじゃないかな』 ☆ ☆ ☆ サポによって受け取り方はさまざまだろうと思います。 人によっては「コンササポ気質だから仕方ない」「道民気質だから・・・」 「岡田監督にも同じことを言われたけど、いまさら変わるはずない」 そう考えるサポも多いでしょう。 当ブログは、ヤンツー発言を次のように受け留めました。 ・サポーターが選手に優し過ぎては強くならない ・選手の意識を変えるためにはブーイングも必要だ ・現場(監督と選手)とサポーターの間には、まだまだ温度差がある ・現場とサポーターはまだ一体となりきれていない ・悪いプレー、悪いゲームにはもっと悔しがれ、もっと怒れ ・そうしたらJ1昇格への機運も高まり、昇格した時の喜びも大きくなる 2006アクションサッカー展望(2)は、児玉社長の「第3段階」発言を取り上げます。 バモサ!
2005年12月08日
(1)で 濃いサポーター15人アンケートで10名が「ダメ出し」したソダンは来季も センターバックを務められるのか? などと書いた手前、ソダンについていくつか書いておく。 ・濃いサポ15人アンケートのクエスチョンはシンプルに挙手式にした。 「あなたはソダンについて○か×かどちらかと言えばどっち?」と質問した。△はない。○か×で聞いてみた。 「顔のこと?」とふざけて聞かれたが、実力、貢献度、活躍、潜在能力、期待度などひっくるめて聞いてみた。 狭い範囲でのアンケートではあったが、半数がアウェー遠征バリバリ系なので、ホーム&スカパー観戦組とはまた違った感想もあるに違いない。 ○は5人で、×が10人だった。 ちなみに俺は○。理由は後述するとして、質問の意図は次の通り。 ・サポーターの評価が真っ二つに割れやすい選手である ・熱狂的サポも多いが、アンチも多い ・サポの評価が低い割りに歴代の監督に干されず使われてきた ・しかもタイプの違う監督ばかり (岡田、柱谷、イバンチェ、チャン、ジョアン、ヤンツー) ・05年12月現在、チーム在籍年数が最も長い ・05年の試合出場時間がチームで最も長い そこで俺は考える。 ・能力、実力の無い選手は使われないだろう ・DFは失敗体験が後々生きてくるポジションだ ・今は失敗サンプルをたくさん集めているだけにすぎない さらに俺は考える。 ・2000年を思い出してみよう。左から健作、名塚、森。 ・ワナ、ソダン、イケ でも十分イケるではないか ・J2のレベルはこの5年で物凄く上がったとはいえ、FWがバンちゃん みたいに前線から守備して、ボランチがノノとビジュ、あるいは今ちゃん みたいにある程度ボールを拾って散らすことができれば、DFの負担は減るのだ。 ・ボランチ~3バック(一時的4バック)~林(髙原)というラインで大幅にメスを入れるのは、ソダンではなくボランチの方なのだろう でも待てよ、と俺は考える。 ・自信なさそうに林にバックパスしていたソダンはやっぱりダメ出しされて当然だ ・例の3・26仙台戦の3バックにソダンはいない ・スピードある攻守の切り替え、攻撃的サッカーのための最終ラインからの速いビルドアップ、一瞬のスキをつくクレバーなプレーなどはソダンに期待できるんだろうか? ・文学や音楽やファッションを語る評論家・曽田雄志ではなく、ピッチで創造的プレーを見せる芸人・ソダンを演じきれるのか否か? アクションサッカー2006の成功のためのキーマンはソダンか、またはソダンを押しのけてリベロを任されるまだ見ぬ新戦力にチゲ鍋、いや違いない。 強化部の考え方は「○5」寄りなのか「×10」寄りなのか、非常に興味深いところだ。 (つづく鴨)
2005年12月08日
アクションサッカーって何だい? 今夜は「?」だらけの文章書くぞ。 ナンダイ?難題?なんだい?誠意って何かね? といわけでバモッス!元気ねーなー、もういっちょ、バモッス! 仕事帰り、北ニッカンのケータイサイトの「ヤンツー語録」を読んだっす。 おもろいこと書いてあったわ。 今季のベストゲームは?との問いにヤンツーはこう答えた。 「印象深いのは、第1クールの3・26ドーム仙台戦の前半」 「前半」というのが泣けるではないか。 というのも、勝ち試合17試合の中で、これがアクションサッカーだ!と 言えるサッカーが無かったなぁ、と嘆いていた自分がいたのですよ。 つまり、最下位から6位に浮上したものの、根幹である「コンサのサッカー」「ヤンツーイズム」を感じさせるサッカーがほとんど無かったというのが本音のところなんである。 何があっても軸がぶれない戦術、メンバーが替わっても組織としての決まり事がしっかりしてないと、J1昇格への道のりは遠いものになっていくと思うわけです。 ましてや、我々の目標はJ1昇格、J1復帰だけにとどまらず「J1定着」なんですから。上がったら落ちないチームにしないとアカンのです。 しかし、リーグ戦88試合を経過してもアクションの香りがほとんどしない。函館の山形戦がアクション臭漂う試合だったので年間最高試合に推すけれども、それでも地元札幌の厚別やドームでアクションしないと観客は増えないとちゃうの? 3・26仙台戦について、ヤンコメの続き。 「自分たちから動きだしてボールを運べていた。90分ではなかったが、 あの45分のプレーは良いと思っている。 あのサッカーをやり通せば、良いチームになるんだと思った。 あそこで勝っていたら違った成績になってたと思うし、選手たちも自信を持ってできたと思う。」 アクションサッカーを研究する上で、非常に貴重なコメントである。 日刊スポーツ北海道さんはいい仕事した。あの試合は0-3で敗れたものの、前半と後半で天国と地獄のゲームぶりがあまりにも衝撃的だったのでDVDに焼いて残してある。 今度、酒でも飲みながらじっくり堪能してみようと思う。前半だけな。 ☆ ☆ ☆ 最終戦でヤンツーが3つの公約を口にした。 ひとーつ! 自分で判断して動き出すこと! ふたーつ! 1対1で厳しくボールを奪い合い、セカンドボールを自分のボールにする! みーっつ! 90分間、ロスタイムまで走りきること! 3・26仙台戦「前半」、それが幻のアクションサッカーだとするならば、 2006年は90分、ロスタイムまで「あの前半」を続けなくてはならないのだ。 アクションサッカーを口で説明するのは難しい。 頭で考えても正直よくわからない。それは2年88試合を経ても、いまだに90分見せてもらってないし、勝利を呼ぶ込むサッカースタイルにもなっていないからだ。 だからアクションサッカーって何だい?と思っている人がいたら、3・26仙台戦のビデオを見てみたらいいんでないかい? 後半はイケが退場してグダグダになった。試合後には思い切りブーイングもした。ドーム史上もっとも大きなブーイングだったと記憶している。 しかし、その試合の前半、来季のヒントがきっと隠されているに違いない。 参考までに「前半」出場者=3・26仙台戦のスタメンを書いておく。 この顔ぶれ眺めて何かピンとくる人がいるはずだ。 阿部ちゃん カガケン、イケ、ヒロくん 権ちゃん、田畑 岡田、ワナ、スナ ガクヤ、元気 皮肉にも最高のアクションサッカーを見せたイレブンのうち、3人は去ってしまった。 サポーターを満足させられる結果が出始めたのは、西谷が左前に入り、ワナが左ストッパーに戻ってからだった。 開幕戦でボランチを務めるのは誰なのか?智樹なのかヒロくんなのか、そのどちらでもなく新加入組なのか? 市村が切られ、徐が切られ、ヤンツーの理想が高いと推測される右サイドはゆっき岡田固定なのか、思い切りカガケンをコンバートなのか、スナマコなのか? トップ下はスナマコ、カズ上里の他に誰が可能性あるのか? 新10番は誰が背負うのか? セーノ、アイカー、デルリスは通年で結果を出せるのか? 点取り屋候補として新星石井が割って入るのか? 新9番をつけるのは誰か? 濃いサポーター15人アンケートで10名が「ダメ出し」したソダンは来季もセンターバックを務められるのか? イエロー累積、ケガ、48試合の過酷日程でDFを安定さすために、DFは何人補強されるのか? 90分アクションできるチームにするために、それを48試合続けるために ストーブリーグでどんな補強ができるのだろうか? 限られた予算の中で、残された3月までの少ない時間の中で、アクションサッカーの3年目は大きく進化しなくちゃならない。 と取り合えず書きなぐり。風呂はいろ。 (つづく)
2005年12月05日
「コンサ通り12丁目」が選ぶ年間最高選手が決定しました。 池内友彦選手です。おめで闘ございまっするまっする! 【選考理由】 今季17勝のうち、8試合で9得点を挙げた決定力を高く評価しました。 イケの11得点のうち、9得点が勝利につながったということです。 勝ち点の積み上げに一番貢献した選手ということではダントツだった と思います。 通年でコンスタントに試合に出ていたことも素晴らしかったです。 中でも7月9日厚別の甲府戦で2得点を挙げたのが特筆されます。 ちなみに後半華麗なゴールラッシュを見せたセーノは、10得点中、 勝利に結びついたゴールはわずかに3です。セーノにも勝ち運を!
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