北海道新聞朝刊＜地域の話題探る見る＞ページで、原則毎月第３木曜日に連載されている、２つのコラム
からの紹介です。

コラムの一つは、スポーツライターの斉藤宏則さんの「コンサ！コンサ！コンサ！」。
もう一つは、吉原宏太さんの「吉原宏太のマンスリーコンサ」。


エキスを絞って紹介をします。

◆「コンサ！コンサ！コンサ！」

今回は、MF２　横山知伸選手　３２歳　です。


★今回の大きい見出しです　＜異色の経歴　粘り生む＞
　　　　　小見出し３つ　　　＜浪人を経験＞＜懸命に就活＞＜大型免許も＞

●開幕戦、敵地で仙台に０－１で敗れた後、横山には心を揺さぶられる出来事があったという。スタジアムの
　　一角を埋めたサポーターの前に立ち「ブーイングされるだろうな・・・」と覚悟した。だが、実際は励ましの声
　　ばかりが飛んできた。
　　
　　　　　　「驚いたし、感激した。このチームのためにすべての力を出し切りたいと強く思った」

●札幌からオファーが届いたのは昨年１２月末。既に大宮と今季に向けた契約更新を済ませ、公式発表もされ
　　ていた。

　　　　　　「あの時期に他チームからオファーが来ることは想像もしていなかった。正直、びっくりした。それにも
　　　　　　　かかわらずオファーをくれたということは、それだけ僕を必要としてくれたということ」

●早大４年時には大学選手権に優勝し、日本一にも貢献した

　　　　　　「プロになることは考えていなくて、むしろ就活活動に一生懸命だった」

　　民間企業から内定を得た

　　　　　　「翌年からはサラリーマン。残りのサッカー人生を全力で楽しくやろう。そう考えていた」

●就職も決まり、スッキリとした心境でのびのびとプレーした。そうすると持ち前の能力が存分に引き出され、
　　高い身体能力やパスセンスが、Jクラブのスカウトの目に留まった。秋ごろ、J１川崎からオファーが届いた。

　　　　　　「まさかプロになれるなんて思ってもいなかったので、ものすごくうれしかった。でも、内定をいただいた
　　　　　　　企業には迷惑をかけてしまった。無責任に喜んでばかりもいられないとも思っていた」

●現在３２歳。

　　　　　　「他チームだとベテランとしての役目も求められるが、札幌では竜二さんや伸二さんら先輩がいる。
　　　　　　　自分はこの年齢でもプレーに集中させてもらえている」


などです。


　
◆「吉原宏太のマンスリーコンサ」

　◆今月の見出しです　　★＜目立つ宮沢の安定感＞

　　　　●F東京に逆転勝ちし、川崎と引き分けるなど、格上と言われるチームにも本当に良い試合をしている。

　　　　●いい流れがチームに来ているし、試合をこなす度に選手たちのポテンシャルもどんどん引き出されて
　　　　　　いる。

　　　　●特に目立つのは、主将の宮沢だ。稲本、深井らがけがで長期離脱したことで、危機感が高まったの
　　　　　　かもしれない。

　　　　●チームにけが人が多いのは心配だが、控え組にとってはチャンス。特にFW菅は粗削りな所はある
　　　　　　けれど、ゴールセンスは人一倍持っている。今後に期待の存在だ。

　　　　●上位陣とも渡り合うことができれば、J１残留という目標も見えてくるはず。今季のコンサドーレは
　　　　　　きっと何かを成し遂げてくれると期待している。


などです。