北海道新聞朝刊＜地域の話題探る見る＞ページで、原則毎月第３木曜日に連載されている、２つのコラム
からの紹介です。

コラムの一つは、スポーツライターの斉藤宏則さんの「コンサ！コンサ！コンサ！」。
もう一つは、吉原宏太さんの「吉原宏太のマンスリーコンサ」。


エキスを絞って紹介をします。


◆「コンサ！コンサ！コンサ！」

今回は、MF　チャナティップ・ソングラシン選手　２３歳　です。


★今回の大きい見出しです　＜守備翻弄　小さな巨人＞
　　　　　小見出し３つ　　　＜舞台は万全＞＜巧みな足技＞＜謙虚な青年＞

●いよいよチャナティップ選手のJリーグデビューが目前だ。浦和との一戦を７月２９日に控え、舞台は万全に
　　整った

　　　　　　「とてもワクワクしている。札幌ドームでの試合も数試合観戦したが、あの場所でプレーができると思
　　　　　　　うと、興奮する」


●プレーを見ていると、「タイのメッシ」の愛称はまさにピタリと当てはまる。愛称に大物選手の名を冠することに
　ついて

　　　　　　「自分もメッシ選手のファンだし、そのような愛称で呼んでもらうのは光栄。でも、あくまでも自分は
　　　　　　　チャナティップ。メッシ選手のプレーをまねることはない。チャナティップらしいプレーをしていくだけ」


●しかしながら、彼の人柄は謙虚そのものだ。２０１２年当時、チャナティップ選手とチームメートだった
　加藤友介選手は

　　　加藤　「技術はもちろん当時からすごかったけれど、タイ国内での人気の高まりも加速度的だった。彼の
　　　　　　　キャラクターは全く変わらず、常に謙虚。今でも連絡を取り合っているが、スター選手になっても
　　　　　　　昔と同じ態度で僕に接してくれる」

　　　チャナ「普通のこと。自分に対して優しく接してくれる人には、自分も優しくしなさい。家庭でぞう教育を
　　　　　　　　受けてきた」


●いよいよJリーグの舞台でそのベールを脱ぐ。「チャナティップ」なのか「ジェイ」なのか、それとも「タイの
　　メッシ」なのか。いずれにせよ、新たなスター選手の名が、道民の記憶に刻まれる夏になりそうだ。



◆「吉原宏太のマンスリーコンサ」

　◆今月の見出しです　　★＜光ったヘイスのポゼッション＞

　　　　●これまでJ１に昇格した時と比べ残留の可能性を示した前半戦だったのではないか。

　　　　●柏戦でケガから復帰したFWヘイス選手が光った。得点面での貢献に加え、前でボールを収める能力に
　　　　　　たけていて、あらゆる面で機能している。

　　　　●チームとしても、大宮戦の後半などはボール保持率を高める「ポゼッションサッカー」の利点を発揮、
　　　　　　札幌らしさが出ていたと思う。

　　　　●実力が拮抗するJ１で後半戦を戦い抜くには「自分たちの時間」に持ち込むスイッチをどうつくるかが鍵。
　　　　　　鍵は間違いなくチャナティップ選手、ジェイ・ボスロイド選手だ。

　　　　●このタイミングでの２選手加入は、そうした意味でもチームに好影響を与えそうだ。


以上です。