この２節、上位のチームにとってはコンサドーレ以外はとんでもない節でしたね。

このとんでもない流れのスタートは、２６日の岡山１－０札幌。
この試合をきっかけに、上位チームは雪崩を打ってずっこけのパレード。
上位５チームで（東京・栃木・徳島・千葉・札幌）勝った試合は、札幌が水戸に勝っただけ。
あとは栃木が２分け、東京と千葉が１分け。ひどいもんです。言葉もひどいです（笑）。

中位以下のチームの健闘が目立ちました。

今や、Ｊ２の試合は全く見通し立ちませんね。
以前なら、下位のチームとの試合なら勝ち点３の獲得は容易に想定できました。
滅多に番狂わせはなかった。
もう、今のＪ２には番狂わせという言葉はどの試合にも使えない大戦国時代。

ちなみに、２０位の岐阜は、７月３日京都に３－２で勝って以降、６試合連続完封負け。
ところが直近３試合は、２－１、２－３、１－３と３試合連続得点している。
また、１９位の鳥取は、７月１８日の草津に５－０勝利後、５試合連続完封負け。
ですが、直近２試合は、３－２、３－６ですよ。２試合連続３点も取ってる。
１８位は水戸、１７位は富山。
全然勝ち点３見込めるなんて思えない。
幸い、コンサはこの４チームで残ってるのは鳥取との１試合のみ。
（これを、幸いと言っていいのかどうか、という面はありますが）
これから、これらのチームと対戦するチームは大変だと思いますヨ。
決して弱くないと思うので。実際、水戸は強かったし富山は登り調子だと思うし。


結局、何を言いたいか。
自分への戒めもあるのですが、もう何度も書いてきたことです。星勘定は全く意味をなさない。
＜次が山場・次が天王山・次が大事・次負けると意味がない＞これらの言葉も使えないのでは。

目の前の試合に全力を挙げるだけ。選手もサポも。

そういう中で、コンサの選手が一番頼もしいのではないのかな、と思っています。
岡山との試合は、内容としては割と良かったと思う。でも負けてしまった。
京都や水戸との試合は負けて当然、負けて妥当だと言われてもしょうがない試合。
そういう試合を勝った、勝ち切った、＜選手の勝ちたい気持ち＞を強く表した試合。
こういう精神力が強いと思う選手がいるコンサは抜け出せる気がしています。


最後になでしこ。
なでしこ勝ちました。これでほぼ決まりでしょうね。良かったです。
３試合ともレベルが違いましたね。流石強いです。
ただ、あれだけシュートが決まらないのも疲れが大きいのかな。
次は中２日あるから少しは休養できるといいですね。