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北海道コンサドーレ札幌
札幌
[ ペトロヴィッチ監督 ]
今日のゲームは、立ち上がり非常に入りが悪く、先に２失点したところから試合が始まってしまった。このような試合で先に相手に得点を与えてしまうと、試合は非常に難しい展開になってしまう、そんな典型のような試合だった。前半は非常に出来が悪く、長崎がわれわれを上回っていた。後半に入って、われわれも少し盛り返す中で、チャンスはいくつか作れていたと思うんですが、残念ながら今日のゲームは先に２失点するという難しい展開の中で、最後は追いつくところまでは盛り返せなかった。非常に気温、湿度が高い中、難しいゲームでしたが、前半の入りが今日の試合、われわれが難しくしてしまった原因だと思います。


－－西野 奨太、佐藤 陽成、18歳以下の２人がトップチームデビューとなりましたが、評価を。
２人とも試合に入って素晴らしいプレーを見せてくれたと思います。気持ちのこもったゲームをしてくれたと思いますし、今日のゲームの中では、選手たちの中でも出来の良かった選手に数えることができる２人だったと思います。


－－仙台戦に向けて。
今日のゲームもわれわれは勝利するために戦ったし、今日のメンバーでも十分に勝利できると私は自信を持っていました。ただ、今日は残念ながら出来の悪い試合になってしまった。本来であれば、もっとできると私は思っていましたが、残念ながら思っていたように選手たちが力を出せなかった。今日出たメンバーの中にはリーグ戦でスタートから出るような選手も何人かいたと思います。そういう選手たちが今度は自分たちが中心になったときにチームを引っ張っていかないといけない。中心としてみんなを鼓舞するようなところを見せないといけないと思います。ただ、今日のゲームはそうした選手たちがチームを引っ張るような、チームを統率するようなプレーができていなかったと思います。普段、リーグ戦に出ているメンバーの中に交じれば、十分に力を発揮できているけど、自分が中心になってプレーをしないといけないとなるとそれができていないというのは、今日の試合で見えたところだと思います。負けたという試合の中で得られるものは、そうした足りない部分があるということ。それが出た試合として前向きにとらえられるし、課題が浮き彫りになったので、そういう意味では負けた中でもそれに取り組んでいかないといけない。今日のゲームはそういう意味ではそういうものが見えたゲームだと思います。

 今週は週の途中にゲームがあるということで、なかなかチームとしてもトレーニングができないような状況の中でのゲームでした。仙台戦に向けても、非常にチームが一緒にトレーニングできるようなスケジュールではなく、難しいゲームになる。ただ、そういう中で今日の悔しさをぶつけてほしいし、今日よりももっとベターなものを仙台戦では出さないと望む結果は得られない。北海道から長崎に来て、気温の違いは選手たちに大きく影響したのは間違いない。高温多湿でのゲームは選手にとって厳しいものだったと思います。言い訳にはできないが、今日の試合は長崎の出来が良かったゲームで、われわれの出来が悪かったゲーム。いろいろな要因がある中でこうした結果になったが、敗戦を共有して次につなげなければいけない。



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