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2017.1.4 現在 ・男です。改名しました。元「tnfaki」今「ベル」です。 ・コンサを96年から応援してます。 ・忘れられない試合NO1は、97年厚別でロスタイムに追いつきVゴール勝ちした川崎戦。 ・NO2は11年函館での京都戦。最後まで体張って倒れ込んだ姿に泣きました ・NO3は16年フクアリでの千葉戦。内村のロスタイム逆転弾。 ・主にコンサドーレ関係。他スポーツ等を、日記として書いていきます。 ・コメントについてですが、読まれる方が不快に思われるだろうと判断したコメントは消去させていただきます。

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今でも胸が痛む被災中学校卒業式での答辞

2012年03月12日

昨日は3月11日。私は一日家にいてのんびりスポーツ観戦などで過ごさせてもらいました。
あの時刻にはテレビに合わせて黙とうはさせてもらいましたが、あの日のことを落ち着いて
振り返ることはできなかったです。

先ほど帰宅後、一日遅れましたが振り返りました。自身のブログでもいっぱい書いてました。
外国からの心に響くメッセ―ジ等(長友のとかも)も結構貼ってましたね。削除されてるのも。
また、自身のブログでは紹介しきれなかった、自分用に保存してあるブログや記事も多数。

で、その中で一つ書いておきたいものを見つけました。
今週15日は中学校の卒業式です。
もう1年前のことですから、ここでは固有名詞は避けて書きますね。
ある被災した町の被災した中学校の卒業式での答辞です。
当時、世間で大きな感動を呼んだ答辞。
私も感動したし、胸が締め付けられる思いでした。今読んでも胸が痛みます。

また、昨年の文部科学白書にこの答辞の全文が掲載されたとのことで話題にもなってました。
 (私自身はその白書は読んでませんが)
NHKでニュースで流れたものが動画にもなりました。
その動画も保存しましたが、著作権法にのっとり削除されてしまいましたので今は見れません。

答辞も著作権法にかかるのではないかと思いますので全文を書けませんが、一部だけ。

答辞にタイトルはありませんが、話題になったのは「天を恨まず、運命に耐え・・」でした。
たかだか、15歳の少年に「天を恨まず」と語らせた大震災。
答辞ですから、指導教師の添削が入っているでしょうが、この言葉は少年の思いをそのまま
伝える言葉として少年が考えた言葉だと思います。

感動しました。泣けましたね。胸が痛みました。
私の日常は変わっていない中、少年の気持ちを思いやろうとしても、思いきれないものが
ありました。

昨日のNHKの特集で、その少年のその後を取り上げていました。
ある中学校からの依頼で、メッセージを送ってほしいと。送ったメッセージをその中学校の
校長先生が読み上げる映像もありました。
この少年に限らず、多くの障害を乗り越えて生きていかなくてはならない人たちがたくさん。

昨日のコンサ選手会募金も、その生きていく中の一つに役立たせて貰えるのですね。
私たち、今を生きている私たちは、この「天を恨まず」の気持ちに思いをはせ、一生懸命
生きることが大切なのでしょうね。

1年後にまた、この日を振り返りたいと思います。


では、答辞の一部を。

  ○○中学校といえば「防災教育」といわれ、内外から高く評価され、十分な訓練もしていた
 私たちでした。しかし、自然の猛威の前には、人間の力はあまりにも無力で、私たちから
 大切なものを容赦なく奪っていきました。天が与えた試練というには、むごすぎるものでした。
 つらくて、悔しくてたまりません。

  時計の針は 十四時四十六分を指したままです。でも、時は確実に流れています。
 生かされた者として顔を上げ、常に思いやりの心を持ち、強く、正しく、たくましく
 生きていかなければなりません。

  命の重さを知るには、大きすぎる代償でした。しかし、苦境にあっても、天を恨まず、
 運命に耐え、助け合って生きていくことが、これからの 私たちの使命です。

  私たちは今、それぞれの新しい人生の一歩を踏み出します。

  どこにいても、何をしていようとも、この地で、仲間と共有した時を忘れず、宝物として
 生きていきます。


これを書きながらでも、締め付けられるものがあります。
後世にも伝えなければいけませんね。絶対。

言葉足らずのところもあったと思いますが読んでいただけて幸いです。
ありがとうございます。


post by tnfaki

16:01

コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

キャサリン

Re:今でも胸が痛む被災中学校卒業式での答辞

2012/03/12 16:34

絶対に忘れてはいけませんね。昨日の卒団生の挨拶でも触れられていました。自分達はこうしてサッカーができることに感謝しなければならないと。

tnfaki

キャサリン さん

2012/03/12 17:09

卒団式の挨拶で、ですか。昨日は丁度その日ですから、挨拶もしっかり踏まえて言ってくださったのですね。素晴らしい方々に見守られて育てられ卒団していけることを、13名それぞれが幸せを感じ噛みしめてくれるといいですね。 色々な方への(保護者の方へも含めて)感謝の言葉があって何よりです。 涙、涙、又涙で床が湿って大変だったでしょうね。 私も、その立場だったら、多分抜けだしただろうと思います。 彼らの人生の大きな一日だったのでしょうね。

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