「スポーツナビ」掲載の見どころです。

★福岡vs名古屋

福岡
10月8日に行われた天皇杯準決勝は川崎Fに敗れ、1つタイトルを失った。ルヴァンカップ準決勝第1戦はそこから中2日で迎えるとあって、メンタルの切り替えが最も重要になるだろう。川崎F戦ではセットプレーから2失点を喫するなど、守備に綻びが生まれた。短い準備期間で改善し、ホームゲームでの先勝につなげたい。Dグローリが出場停止となるため、最終ラインの再編成は必須。三國を先発に起用するか、4バックへ切り替えるか。いくつかの案が考えられる中、長谷部監督の選択に注目だ。

名古屋
リーグ戦は直近6試合勝ちなしと、まさかの大失速で優勝は絶望的な状況に。それを考慮すれば、ルヴァンカップのタイトル獲得に向けて並々ならぬ思いを持っているはずだ。準決勝第1戦はアウェイでの福岡戦。9月16日にベススタで行われたリーグ戦は0-1で敗れているため、リベンジを期す一戦でもある。前回の反省を踏まえ、長谷川監督はどのような策を講じるか。福岡に守備ブロックを形成される前に、Kユンカーと前田をスピードに乗らせることがゴールを奪うカギになる。


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https://soccer.yahoo.co.jp/jleague/category/jcup/game/2023101101/info?gk=4



★横浜FMvs浦和

横浜FM
10月3日にアウェイで行われたACLの山東泰山戦は1-0で勝ち切り、10月の初戦を白星で飾った。18年以来のファイナル進出が懸かるルヴァンカップにおいて、準決勝で顔を合わせるのは浦和。リーグ戦で二度対戦して1勝1分けと負けておらず、この試合でも相性の良さを発揮したい。注目選手は、準々決勝第2戦の札幌戦で先制点を挙げた水沼。山東泰山戦でも得点を決めており、ルヴァンカップと公式戦の両方における「連発」に期待がかかる。また、古巣対戦となる杉本に出場機会が訪れるのかにも注目だ。

浦和
G大阪と対戦したルヴァンカップ準々決勝は第1戦、第2戦ともに完封勝利を収めた。16年以来の優勝を目指す中、準決勝は横浜FMとの対決。第1戦が開催される日産スでの横浜FM戦は18年を最後に勝てていない上に、その勝ちなし期間は毎試合複数失点を喫している。一方、8月18日に行われたリーグ戦の24節以降公式戦負けなしとチームの状態は良好。また、リーグ戦では最少失点を誇っている。この試合で上回るのは負のデータか、それとも正のデータか、要注目だ。


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