私がまだ中学生の頃に三波春夫を知りました。

「大利根無情」の唄とセリフに大いに憧れました。

また、その後に村田英雄も。

「人生劇場」は「大利根無情」と違って、歌いまくりました。

当時は中学生だったので、やくざの世界やら義理人情やらは「言葉」だけ。

どんな世界なのか考えもせずに。

また、百科事典で調べようなんんて気もなかった。

そして今、７８歳。

清水次郎長の映画を見たこともあって、任侠の世界、義理人情をちょっと知ったか。

ちなみに歌詞。

「大利根無情」の１番。

　　　利根の利根の川風 よしきりの 　　　声が冷たく 身をせめる 　　　これが浮世か 　　　見てはいけない 西空見れば 　　　江戸へ江戸へひと刷毛(はけ) あかね雲

　セリフ

　　　「佐原囃子が聴えてくらあ、想い出すなア…、 　　　御玉ヶ池の千葉道場か、うふ…。 　　　平手造酒も、今じゃやくざの用心棒、 　　　人生裏街道の枯落葉か。」

「人生劇場」の３番

　　　時世時節は　変らとままよ 　　　吉良の仁吉は　男じゃないか 　　　おれも生きたや　仁吉のように 　　　義理と人情の　この世界

中学生のころは、平手造酒や吉良の仁吉に、憧れていました。

この年になって、「憧れる」のは深く知ってからだよと、教えられました。

しかし、三波春夫と村田英雄は永遠です。

何を言いたいのか分からなくなった、つまらない日記でした。