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「見どころ」タイトル。

　　＜深井一希のラストゲーム。札幌はホームで勝って締められるか＞

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12位の札幌と20位の愛媛が大和ハウス プレミストドームで対戦する。

札幌は前節、アウェイで今治と対戦。序盤からFWアマドゥ バカヨコを中心とした積極的なプレスで圧力を掛け、ボールを奪うと速攻で好機を作るも、決め切れず。後半に入ると多少疲れが出てきたのか、相手のカウンターに手を焼く場面が増え、その中で先制点も与えてしまった。そこから選手交代を織り交ぜて逆転を目指したものの、得点はマリオ セルジオのPKでの１点のみ。引き分けで試合を終えた。

明治安田Ｊ２第35節を終えてＪ１昇格の可能性がついえた中、前々節・大分戦に勝利。なんとか意地を見せるべく３連勝でシーズンを締めくくりたかっただけに、残念な引き分けになってしまったと言える。

一方の愛媛は前節、ホームで熊本と対戦。開始早々に失点を喫してしまい、その後も相手のパスワークに揺さぶられたものの、そこで粘り強く戦えたことが大きかった。前半終了間際に村上 悠緋が相手のミスを見逃さずに同点とする。後半は積極的な攻撃を仕掛けて熊本と攻め合い、見ごたえのある試合を展開。引き分けに終わったものの、悪くない戦いぶりだったと評せる。

やはり最終節は特別な一戦だ。札幌のほうは、すでに今季限りでの現役引退を発表している深井 一希のラストゲーム。ホームゲームでもあり、勝利で締めくくりたいところだ。愛媛はすでに20位でのフィニッシュが確定してしまっているが、だからこそ最後に勝利を見せて今季の戦いを終えたいはず。

いずれにしても、さまざまな思いが積み重なるのが最終節。記憶に残る好ゲームになることを期待したい。

以上です。