札幌市だって、 7,300万円の補助金とドーム使用料の減免（3分の1）負担分2,667万円で合計すると約1億円支出してますよ。 加えて低利貸付を４．５億円。 Jの中ではトップクラスの手厚さだと思いますよ。 ドームが高いのはそのとおりですけど。

大銀ドームの件は一見すると美談のように見えますが、経営状態が苦しいトリニータが無くなってしまうと殆ど使い道が無くなって、無駄な公共施設を造った行政の責任がクローズアップされてしまうという側面もあります。 トリニータの過剰とも思える優遇は、事実の一つとして留める程度が良いと思います。

債務超過になってはいけない（クラブライセンス関係）とか借入金の返済とか、１０月のサポミで矢萩社長さんの話がありました。議事録に出ています。 解消する手段としては、収入を多く支出を極力減らす。それで、今季の強化費を半額にするとか取り組んでいます。 それでも大変らしいですね。ドームの使用料が全額免除は叶わなくても、もっともっと減らしてもらえないでしょうか。

現地に住んでれば、何かの事情も読み取れるのかもしれませんね。 でも、新聞記事でこう報道されるとストレートに受け止めてしまいます、正直羨ましいと。 債務超過でチームをＪから退会させないように自治体の大きな力が欠かせないだろうなと思います。

札幌市も財政苦しい中かなりの額をコンサのために投じています。これについては、市民それぞれ賛否はあると思いますけれど、サポであればその事実は知っておいて欲しいと思います。 “大分県は素晴らしい。札幌市はダメだ。”ではないことを。 大分の債務超過額はJリーグからの借金を返済したとしても、まだ5億円位はあると思います。コンサの１０倍ですよ。 コンサは自助努力でなんとかなる金額ですが、大分は年間1億円以上の利益を上げて、頑張ってはいるんですが、あと2年で5億の利益を出せるかというと………。 だから、成績とは無関係の件でJ3落ちを容認するかどうかの大分県政上の判断だと思います。

大分在住の者ですが大分県内でもトリニータに対する大分県の税金支出しての優遇措置はトリニータだけに何でと批判も根強い事も事実です。 去年のＪリーグからの公式試合安定開催基金返済の為にクラブが取った最後の手段が募金の呼びかけでした。選手スタッフ達も街頭で募金してくださいと訴えました。当然批判もありました。仮にもプロ選手を出汁にするなんてあざといとか県議会で大分の青野社長はかなり絞られたようです。 それに対して青野社長はこう説得したそうです。「クラブが不良債権抱えておるけん整理して潰してしまえとできればそれが楽やけどサポーターや大分県のたくさんの方がここまで育ててきたクラブを今さらなくすわけにもいかんのよ。県外に進学した若者たちが、いずれ大分に帰ってきた時、仕事や家があればそれでいいという話ではないやろう。やっぱり、文化やスポーツといったものが必要であり、スポーツで言えばトリニータなんやから 大分の子供達が未来の清武選手や澤選手目指す夢を実現させる場所としてトリニータというクラブは必要なんよ」と 選手達も大分県民からの期待を強く感じていたのでしょう。森島選手は「ぼくらは背負っている物が違う」といい、主将の宮沢正史選手は夏祭会場で昇格支援金を集めるための街頭募金に立った日に「小学生の女の子が自分の財布から五千円札を出して僕の募金箱に入れてくれた。申し訳ない気持ちと感動と、いろいろな感情が渦巻いた。ピッチで結果を出して恩返ししなくてはならないという責任を、いっそう強く感じた」。と昇格前に語っていました トリニータは本来なら消滅しても不思議ではないクラブです。ですが大分県民からすれば潰したくても潰せないクラブとして運営されていきそうです。 個人的にはプロクラブであるならばＪ３でも構わないと考えますがスポンサーや企業、大分県からすれば認められないことですね。 tnfaki|様は大銀ドームの使用料を、大分県が全額免除が良いなあとお考えの様ですが逆にいえば使用料を大分県が全額免除しなければクラブ運営が大変だということでもあります。大分は経営上の危機が多すぎるためこうした事態になりました。 コンサドーレさんもクラブゆかりの選手がＡ代表として活動できればクラブにいい広告効果が見込めるのですが

北海道と札幌市からの大きな支援には感謝しています。また、札幌市民の中にも市の税金をなんでコンサドーレへなんかに、との声があることも知っています。 ただ、コンサの黒字化へはいろいろな点から切り込まなければなりません。その一つであり金額的にも大きいドーム使用料のさらなる減免にだけ絞っての思いを書いています。 何度もありがとうございます。

社長さんや選手の方々そして大分県民のみなさんの温かい気持ちが、厳寒の札幌でも伝わる気持ちです。 わざわざありがとうございます。 今季、Ｊ１で大暴れしてください。

こんばんは。 刺激を受けるコメント多数あったので足跡を。 現在のドーム利用料に不満はあれど、適切と考えています。 それが下がるには、ドームの収益を増やせば…という方向性を見出だしていますが、 まだ知識が乏しいですね。 ドームでのサッカー試合数が減ると、彼らにとっては売上減なるとか、 条例を変えるのはハードル高めとか、分析するネタは揃ってそうですが。 でも行くたびに、すげえ施設だと、利用料高くても納得してしまう自分がいます。

私もドームの良さは理解しているつもりです。 このエントリーは、この新聞記事を見て、ノノさんがドームは高いと言ったこととが私の頭の中でリンクしたんですね。 債務超過を避けるための支出減の一つの対策にならないかとの思いは、このことだけではなく常にあらゆるところでずっとあると思います。 どうにかなるといいのですが。いや、しないとなりませんよね。