年賀状も書かずに映画を見てました。

高倉健さんが亡くなって、矢継ぎ早に追憶番組としていろいろな映画が放映され、録りためていた一つ。

　　　「遥かなる山の呼び声」

今日の午後に見ました。
全く知らない映画でしたので先入観を持てずに見れました。録画なのでセリフの聞き取りづらい部分は巻き戻しながら。➡　ビデオテープじゃないから＜巻き戻し＞では、おかしいな

主演が高倉健さんと倍賞千恵子さん。
母親と子一人で貧しいながらも酪農を頑張っている倍賞千恵子の農場に、嵐の夜に宿を求めて高倉が訪れ、
最終的にこの二人が夫婦になるだろうことを暗示する感動のラストシーンまでいろいろなエピソードを交えての
映画でした。

監督が山田洋次さん、健さんは殺人を犯した罪（傷害致死）で網走刑務所行き。武田鉄矢が女房連れで
白い車で。➡　おまけ。その白い車のナンバーの下２ケタが、１２だった(笑)。（２１－１２） 
乗馬シーン（倍賞千恵子の子に乗りこなし方教える場面や草競馬の場面）は健さん自身が演じてました。

健さんの刑期を終えて戻るのを待つ倍賞千恵子さん。
筋立て自体は違いますが、「幸せの黄色いハンカチ」と同じように心温まる映画でした。
山田洋次さんの映画は、そういう映画ですね。

脇役陣も凄かった。
ハナ肇が、顔役としていい役者ぶりを見せていたし、ムツゴローさんが酔っ払いの獣医のチョイ役ですが
出ていてビックリ。
また、渥美清も。
私にしてみればオールスターキャストでした。


この映画も、永久保存です。ＤＶＤに移しました。