15キロ地点まで走って体調が回復しなかったら、無念だけど棄権もやむなしと考えて走っていたら、15キロ少し前から体が軽くなってきた。理由はわからないが、これなら何とか行けそうと気を取り直した。

それからは抑え気味ながら順調に走り続ける。女子の先頭グループとすれ違った後くらいから雨が降り出した。最初は気持ちの良い降りだったが、しばらくしてバケツをひっくり返した様な土砂降りになった。あっっという間に全身ずぶ濡れ、靴はじゅくじゅくになってしまった。最初は水たまりをよけて走っていたが、そのうち水たまりだらけになり、ジャブジャブ水たまりの中を走った。なんとなく子供の頃に戻った気がした。

ずぶ濡れになってやっかいだったのがレプリカ。濡れた袖がまとわりついて、腕が振りにくい。何回か袖をまくり上げたが、すぐ下がってきてしまう。仕方なくそのまま走り続けたが、ちょっとだけレプリカを着た事を後悔した。

しかし沿道からは何度も「コンサドーレ頑張れ」やコンサドーレコールの応援をいただく。疲れたときには最高の応援になった。

自重気味の走りで30キロ地点まで来て、ペースを上げようとしたら今度は脚がつりそうになった。仕方なくさらにペースを落とし、ケイレン寸前でだましだまし走るも、段々足が上がらなくなってきた。


昨年は関門閉鎖25秒前で通過した35キロ地点の関門を閉鎖10分前に通過、もう完走は間違いないのだが、何となく不完全燃焼のままで走り続ける。

今年は37.5キロ地点でのヨーデル妻の給水も、北大構内でのNさんの給水も無く、ひたすら脚を前に運ぶだけになってしまった。

ゴールは目標タイムより約20分遅れ(>_<)　それなりに頑張ったが、頑張りが足りなかった。札幌でレプリカを着て走るのはまだ荷が重かった。

来年は自分を褒める走りをしたい・・・・・いや、するぞ(^o^)