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《通り名》はげお 今の気分は『僧侶Lv99』。サッカーを観て、コンサを観て、全くいらいらしなくなりました。 《主な生息地》 オホーツク圏 今は芝桜の町。 《観戦手段》 主にDAZNになってしまいました… 《応援歴》 1996年からだが…。途中、忙殺×100のため、「見るだけ」に。 《生観戦歴》 初観戦は古くて思い出せなくて… 1997年は頻繁に厚別に出没。 バルデスの決定力に多々感動。 2005年の京都戦(札幌ドーム)が最後か…だったが 2011年に岐阜戦(厚別)と千葉戦(札幌ドーム)に参戦。 2017~2018は期間限定札幌住民だったので、home戦に5回ほど参戦(行った試合は全勝!) 2017はawayのG大阪戦(勝) 2018はawayの神戸戦(負) 2019はawayのC大阪戦(勝) 観に行けました(^-^)v 2019はhomeの神戸戦、湘南戦、浦和戦、磐田戦にも参戦(2勝1分1敗) 2023.9.16 home湘南戦(0-1) 2023.12.3 home浦和戦(0-2) 小野伸二選手のラストゲームでスタメン小野伸二が観られて感激😂 2024.9.14 home緑戦(0-2) 2025.9.13 homeいわき戦(1-5) 2025.11.29 home愛媛戦(3-0) 深井ちゃん引退試合、セレモニーも堪能。生観戦連敗を脱出🥹 《更新ポリシー》 ①観た時はなるべく書こう! ②次の試合までには書こう! ③自分の"観たまま"を書こう!(試合後の選手・監督コメント、他ブログなどを観ないで書く!) ④あくまで未来の自分のために書こう! 《コメントについて》 ありがたことです! が、お返事が遅くなるかも…。多忙なんです(>_<) (常識&良識をお願いします!) 《リンクについて》 どフリー!(枠にはとばそう!)
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2010年05月09日
VS 北九州(第12節)0-1…久々勝ち点3。
手短に。
注目は…"迷走感からの脱出"。
"初物に弱い"コンサだが、いい加減、ここらでなんとかしたいところ。
"システム"すら"猫の目変わり"をしていた状況で、そこら辺も"迷走感"に拍車をかけているのかもしれない。
スタートのシステム、メンバーにも注目。
以下、覚書。
システムと配置。
キリ 近藤
岩沼 岡本 藤田
上里 芳賀
西嶋 石川 藤山
高原
3-5-2でスタート。宮澤がケガのようで、岡本が。
北九州は4-4-2。
2トップに対する3バック、両WBの動きあたりが注目に。
今節のゲームで"良かった"ことは…
①勝ち点3を取れた。
②キリノに今季初ゴールが生まれた。
③前半、先制するまでのプレイ。
④吉弘が戻ってきた。
⑤3試合連続の無失点ができた(?)。
以上!(苦笑)
3-5-2でも、やり方次第では、圧倒できる可能性はあった。
だが、前半3分で先制したことで、逆にリズムを崩したというか、ナーバスになったというか…そんな感じがした。
先制してリズムを崩すチームは珍しい(?)のかもしれないが。
先制後、特にナーバスなプレイをしていたように見えたのが、両WB。
北九州の2トップが縦並びっぽく、1枚がサイドに頻繁に顔を出していた(と思う)。
そこに、両WBとも引きずられてしまった感が否めない。
ストッパーにWBが加勢する形で、自陣深いサイドで数的優位を作ることも、もちろん必要なのだが、
相手にとって嫌な守備をするということであれば、WBは高い位置をとって、相手のSHとSBの間でプレーする方が有効のように思った。
積極的に相手のSBにプレッシャーをかけ、"ビルドアップをさせない"くらい"積極的な前からの守備"。
実際、3-5-2にしている目的には、前に人数をかけやすくするという要素もあるだろう。
しかし、先制した後は、ここは上手くいっていなかったと言ってよい。
人数をかけたいエリアに人数をかけられないから、セカンドボールも拾えず、結果、押し込まれ気味になった。
北九州に押し込まれたというよりは、自分たちでナーバスになった結果、押し込まれた形になった…そう表現した方が適切なように思う。
後半、ゲームの流れや、選手交代の状況もあって、4-2-3-1へ。
キリ
藤田 砂川 古田
上里 芳賀
岩沼 石川 藤山 西嶋
高原
さらに、岩沼負傷交代で…
キリ
藤田 砂川 古田
上里 芳賀
西嶋 石川 吉弘 藤山
高原
明確に4バックにする方向にして、これで、安定を取り戻した。
実際は、その前ぐらいから、トップ下の砂川が、頻繁に左サイドに出て、岩沼を"左SB的"にしていた。
ゲーム途中から、"3バック"にした目的が機能しなくなっていたと観てよいのだろうか…。
結果は、連戦の厳しい状況の中でのアウェーで、久々の勝ち点3。3戦連続無失点。
しかし…"迷走感"は減少していないのではないだろうか。
次節の大分戦は、キビしいゲームになると思うが、"チーム内での狙い、目的"がもっと"明確に、芯の太いモノに"ならないと、そのキビしさはさらに増していくだろう。
今節のゲームの流れがあって、システム自体も"次はどうするの?"という状況になっている。
"やりたいサッカーのビジョン"を、次節までに、再度はっきりさせてもらいたいと…切望する。
2010年05月05日
VS 緑(第11節)0-0…。
過密日程の中、アウェーが2試合続いた後の、ドームでのホームゲーム。
"迷走感"が続いている中で、前節、久々に"無失点"ができたことを、どうプラスに繋げていけるか。
今節を大まかに捉えた"価値"をそんなところにおいて、ゲームを観た。
現状のコンサに、多くを望むのは酷。
まずは"迷走感"からの脱出。"全て"はそこからではないだろうか。
以下、覚書。
システムと配置。
キリ 近藤
岩沼 宮澤 藤田
上里 芳賀
西嶋 石川 藤山
高原
前節、後半に引き続きの3-5-2。
システムの変更には、賛否があると思う。
前節の後半が、"そこそこ機能した"から"付け焼き刃的に"という感も…無いわけではない。
ただ、3-5-2が、"構成メンバー"や"やりたいサッカー"を考えた場合"最適ではないか"と、過去に考えた経緯(「"(猛)妄想"②を楽しむ!の追記(蛇足?)」等)もあり、"迷走感"から抜け出す"きっかけ"を得られるかも…という期待も、正直あった。
前半、5分を待たずに、緑に決定機、高原のbigセーブに助けられた。
コーナーキックから、土屋選手にも決定機が。ここは外してくれて助かった。
前半は、この2つが危険な場面で、あとは、そこそこ守備は安定していた。
わりと高い位置で、インターセプトや"5分5分のこぼれ球"を拾うこともできていた(と思う)。
攻撃は、"キリノの使い方"という部分では、今季で最もよかったと思う。
"チームとしての狙い"を、"キリノの部分"には感じ取ることができた。
キリノ自体も、今季で最も良いように映った。
反面、近藤や宮澤はどうだったであろうか。
正直、"すごく良かった"というようには映らなかった。
これについては、チームとしての"攻撃の狙い"が、"キリノを使う"部分に偏ったからと言えるかもしれない。
この2トップは、煮詰めれば、かなり得点を量産できる素材だと、贔屓目無しに思う。
キリノの"裏狙い"を軸にした"速攻系"の攻撃、近藤に楔を入れて時間を作り、全体を押し上げる"遅攻系"の攻撃。
ここのバランスをどう考えるか。
状況に合わせて、適切な方を選択できるようになっていかなければならないのだが、どっちか一方に偏ると"意外性"が生み出せない。
キリノがいくら"速く""強く"ても、土屋選手くらいの"経験ある選手"には封じられてしまう。
攻撃は"よくなる"まで時間がかかる。気長に、見守りたい。
守備面は、後半は"キツく"なっていったと観た方がよいだろうか。
両WBは頑張っていたと思うのだが、押し込まれて、ブロックを組むような状況になると、マイボールにした後の"攻撃"がキツい。
実際、後半はフィニッシュまで繋がる攻撃の数が、"激減"していた。
守備と攻撃は、表裏一体。
"前からの守備"は、後半、効果的に続けられなかったと観るべきなのかもしれない。
さて…
中3日で、次節を迎える状況で…
3-5-2を継続するべきか否か…。
今節の"選手交代"後の動きを考えても、3-5-2に"こだわる"様子は感じられた。
J2では、そこそこ戦える…とも、個人的には思う。
J1で…と考えると微妙だが、現状では、そんなことを言っている場合ではないか…。
ただ、"2トップ"のチームと戦うと…どうだろう。
今節の緑は、平本選手の1トップみたいな感じがあり、"かみ合わせ"の相性に恵まれた感もある。
結果、藤山、西嶋が、そこそこサイドの守備にも貢献できていた(と思う)。
"2トップに対して、藤山、西嶋がついて、石川が余る"というような、"一般的な3バックでの守備方法"でサッカーをすることには、個人的には"嫌な予感"がしてしまう。
両WBが高い位置を取れずに…という"最悪なイメージ"。
次節、北九州相手には、3-5-2で圧倒できる(コンサは"初物"に弱いけど)かもしれない。
その次、大分戦では…3-5-2で行くならば、サイドの部分、両WBが"決定的に試される"ことになりそうである。
2010年05月02日
VS 甲府(第9節)4-1(T_T)惨敗。
VS 熊本(第10節)0-0…(-_-;)
観たのに書かなかった(書けなかった?)甲府戦…反省である。
また、次のゲームがすぐ来てしまうので、二試合分まとめて一応…書く。
甲府戦覚書。手短に…。
システムと配置。
近藤
岡本 宮澤 藤田
上里 芳賀
岩沼 石川 藤山 堀田
高原
水戸戦と同様。上積みに期待だったのだが…。
完敗。
カウンターから失点。セットプレーから2失点。
得点は上里の左足。
昨季から"2-1で勝つサッカー"を目指していたはずだが、1失点でいけるような守備もなければ、2点取れる気配もなかった。
"選手交代"も効果的な感じはなく、"やりにくさ"が増していたような印象。
攻撃は…ある程度のポゼッションができるようになって、その後どうする?というところ。
"2点取れるサッカー"に煮詰まるには、あと数試合必要というのが率直な感想。
目指すサッカーの成熟度の差が、そのまま結果になっただけ…と思った。
熊本戦覚書。
システムと配置。
スカパー!の冒頭では…↓のように発表された。
キリ 近藤
上里 藤田
芳賀 宮澤
岩沼 石川 藤山 西嶋
高原
メンバーが揃わないDFラインはともかく、中盤より上はどこかで観たことあるような…と(苦笑)
自分の過去の妄想布陣を思い出した。
岡本を先発で使えばよいのに…と。選手の"地元モチベーション"はけっこう大きい要素だと個人的には思っている。
実際は…4-1-4-1で↓の感じ。
キリ
藤田 上里 宮澤 近藤
芳賀
岩沼 石川 藤山 西嶋
高原
前半は、失点こそしなかったものの、攻撃面では"今季最悪"の出来だったと思う。
前に人数をかけているので、高い位置での守備がしやすいか…と思った。
実際、そこそこ前からできたから、熊本のパスミスが多かったのかもしれない(または熊本の技術不足か)。
ただ、攻撃時に、とことんボールが収まらなかった。
昨季1トップで頑張っていたキリノ。
その経験があって、そこそこやれるかも…というゲーム序盤の"淡い期待"が消え去るのに時間はかからなかった。
後半…システム変更で3-5-2で↓の感じ。
キリ 近藤
岩沼 宮澤 藤田
上里 芳賀
西嶋 石川 藤山
高原
この形にしてからのサッカーはまずまず機能していたと思う。
というか、今回の先発メンバーは、こちらの方が"やりやすかった"のだと思う。
近藤は明らかにサイドよりトップの方が適所。
宮澤、上里、芳賀も、8節、9節と同じ位置へ。
何より、3バックの真ん中が石川になったことで、結果的にDFラインが安定した。
4バックで石川が出されてしまうと、サイドバックが絞っても高さが辛かったが、3バックの真ん中だと基本残ることになるので、それが要因かと(思う)。
西嶋、藤山がCB、SB両方できる長所も活かされた形で、かつ西嶋が内に絞る意識を持つことで、高さへの不安も一定程度解消されていた。
藤山も前に出やすくなり、"守備の引き出し"を発揮しやすかったのかもしれない。
無得点はともかく、複数失点のゲームが続いていたので、無失点で終えたのは、よいきっかけになるかもしれない。
中2日で次節。
時間がない中で、チームをどうするのか。
"迷走している感"が観ていて抜けないのが、辛いところである。
が、これも"成熟"のために"必要なこと"なのだと、
"成熟"への道を、きちんと進んでいるのだと、
そう信じたい。
2010年04月25日
VS 水戸(第8節)1-2 うーん…な負け。
最近恒例の…手短に(苦苦)
試合自体は観ていて"つまらない"ということもなく。
昨季の水戸戦は、つぶし合いの末、互いがやりたいサッカーの形にならず、観ていて微妙なゲームが多かったように感じている。
今節は、互いのやりたいことが、ある程度できたゲームではないかと。
そして、その"やりたいこと"が"かぶらなかった"ので、同システム同士でありながら"共食い"的なゲームにはならなかった(と思う)。
ただ…その結果として…負け(-_-;)
うーん。
以下、覚書。
システムと配置。
近藤
岡本 宮澤 藤田
上里 芳賀
岩沼 石川 藤山 堀田
高原
注目は、岡本と堀田に違いなく。
久々の岡本は楽しみ。Jデビューの堀田はどこまでやれるか…これまた楽しみ。
内村はベンチ外…腰痛とのことで心配。
ここ数節、調子がイマイチだった西嶋、キリノはベンチ。
前節と同様の4-2-3-1。
このシステムでは、1トップへの負担は懸念材料になる。
が、トップ下のプレイヤーの機能の仕方によっては、面白くなる。
トップ下に選手がいることで、相手のWボランチは自分の持ち場を容易に離れることが、心理的にはしにくくなる。
4-4-2同士だと、中盤でのつぶし合いに終始してしまう傾向(J2では特に)がある。
コンサの4-4-2が機能しきれなかった理由も、この辺りにあると思っている。
また、コンサの所有するピース(選手)の特性や、"やりたいサッカー"の内容を考えると、中盤を4人で、高いレベルで機能させるのはキビシイ(かな)。
というより、中盤の中央に、宮澤、上里、芳賀の3名が配置されることが、コンサの"ピースの活かし方"として、最良であるように思える。
宮澤に何ができるか。そして、水戸も同型システムだったので、大橋選手に何をされるか。
注目点はそこになった。
現代サッカーで、"トップ下"に注目してゲームを観ることになるとは…(自分でも以外だったが、どこか嬉しくもあった)
そこだけを観ると、
宮澤の方が大橋選手を上回っていたように、贔屓目なしに思う。
大橋選手が一昔前の"トップ下"のような性質が強いのに対し、宮澤の方が引き出しが多かった(と思う)。
ボランチに配置されて、上がった経験値が生き始めていると言って良いのではないだろうか。
宮澤があの位置に置かれて、
①時にFWとして、1トップのフォローをする(近藤とともにボールの納めどころになる)。
②ボランチの時と同様、サイドへの守備に顔を出す。
③従来型のトップ下同様、パス出しをする、または、シュートを打つ。
のようなことを(これ以外にもあるが)効果的にしていければ、コンサのサッカーは成熟に向かうのではないだろうか。
①、③は攻撃に関すること。
4-4-2のボランチの位置からでは難しかったが、4-2-3-1のトップ下からならば、宮澤にはできる(と期待する)。
宮澤の"動き"で、攻撃には"変化"をつけられる。この"変化"こそが、攻撃の武器になっていく。そう期待している。
実際、宮澤が動き、スペースが変化することで、藤田や岡本が、中へ外へ縦へと動けていた(と思う)。上里、芳賀もしかり。
まだ、時間を要するとはもちろん思うが、ここの"変化"の成熟が、J1への鍵になりそうな気がしている。
②は、"高い位置からの守備"の要素として有効と思う。
ボランチの位置からサイドへでは、位置がどうしても低くなる。が、トップ下からだと、高い位置でいける。
相手ボランチに対する守備ということで考えても、有効と思う。
"高い位置からの守備"がうまくいっていたとは言い難い今季のコンサ。
宮澤の伸びによって、ここも改善される可能性には期待できる。
宮澤というピースを活かす方法として、システムを4-2-3-1にすることは、"最適"と言ってもよいだろうか。
"クライトンの4-2-3-1"と比べても、サッカーとしてのバランスはよいように感じている。
ただ、結果は敗戦だった。
勝敗を決めたのは、"得点の仕方"の"煮詰め方の差"にすぎないと、個人的には思う。
水戸が得点の仕方として、"セットプレイ"を煮詰めていたのに対し、コンサのそこは煮詰まっていなかっただけのことだと。
しかしながら、"昇格争い"という視点で見ると、痛すぎる敗戦。
ここを"我慢のポイント"として、4-2-3-1を、"宮澤"を煮詰めるか、4-4-2に戻すか。
どう舵取りをしていくのか。注目していきたい。
ここからは連戦モード。試合間隔が短い中で、何をしていけるのか。本当に楽しみである。
追伸
上里の2試合連続スーパーゴールに脱帽。
上里というピースの活かし方も、是非煮詰めていってほしいと願う。
2010年04月12日
VS 柏(第6節)1-1。。。
手短に(苦)
今節の結果をどう受け止めるべきか…。
"昇格争い"という観点で見ると、85分過ぎに同点にされたのは痛いし、こういうゲームをモノにできるチームが"昇格"するように思えてしまう。
"試合"単体で見ると、柏との差は大きく、また、ここまでの"不安定さ"から考えても、首位相手に"価値ある勝ち点1"と言ってもよいように思える。
悩ましい…。
以下、覚書。
システムと配置。
近藤
藤田 宮澤 古田
上里 芳賀
岩沼 石川 藤山 西嶋
高原
システムは4-2-3-1(観方によっては2トップが縦の関係の4-4-2とも)
"変化"役の内村はベンチ。ここまで得点のないキリノもベンチスタート。
"昨季に近い形で、安定しやすいかな?"というのが第一印象。
石川がスタメンにいて、一安心。
内村が外れたことをどう捉えるべきかと思ったが、トップ下に選手がいると内村の長所を活かしにくいようにも感じた。
ただ、ここ数試合の攻撃に"変化"をつけていたパーツを外したことで、攻撃がどうなるかは注目点となった。
試合を観ていて感じたのは…
①選手は"たたかう気持ち"を持って臨んでいたということ。
②"スーパーゴール"でも出ないと、得点できなさそう…ということ。
③"前からの守備"について、ボールの取りどころが明確ではなく、チームとしての守備がやはり課題だということ。
②については、後半早々に上里が魅せてくれた。
あのまま勝ち切れれば、"昇格争い"に近づけたような気がするのだが…(苦)
③は、そろそろ解決に向かっていかないと、キツイシーズンになる。
連動して守備ができていないから、消耗も激しい。
いい形でマイボールにできないから、その後の攻撃もキツイ。
"ここで取りに行く"という部分が明確ではないから、選手の能力差以上に、ポゼッションもされたし、DFラインからきっちりビルドアップされた。
次節はお休み。
2週間で、何を準備するのか。そして、次のゲームで何を見せてくれるのか。
楽しみに2週間を過ごそうと思う。
2010年04月10日
VS 岐阜(第5節)0-3…<(_ _)> 明日は柏戦。 その前に、岐阜戦のことを書いておこう。 手短に。 以下、覚書。 システムと配置。 キリ 近藤 藤田 芳賀 宮澤 内村 岩沼 石川 藤山 西嶋 高原 前節とSHの配置が逆に。 前節、左サイドの守備が"ムズカシイ"状況になっていた。 今節は右サイドが試される形となった。 いずれにせよ、攻撃面での"変化"、"内村というピースの活かし方"を煮詰めるためには、"バランスを崩した攻撃後"に"チームとしてどう守るか"ということが課題であることに変わりはない(と思う)。 試合は… 前半は、"落ち着かない"感じ。 得点機会はあって、そこがモノにできていれば…とは思うが、サッカーで"たられば"を言っても仕方がない(苦) 後半の1失点目は、右サイドをやられて、そこで与えたFKから。 あのゴールについては、副審にしか"真実"がわからないゴール(と思う)。 "誤審だった!"などと言うつもりは毛頭ない。 むしろ、内村を右サイドに配置したことで、"右サイドの守備が課題であることが明確だった"にもかかわらず、そこをやられてしまったことが問題。 2失点目は、コーナーキックから。 システムを3-4-3に変えた直後にセットプレイからの失点。 3失点目は石川の負傷で10人になりながら、攻める姿勢を持って前にでたことによる(かな?)。 今のコンサの"サッカーの成熟度"では、こういう結果も不思議ではないと思う。 気になっているのは、被シュート数が多いこと。 無失点だった栃木戦でも、コンサを2本上回る11本のシュートを撃たれているし、岡山戦でもコンサと同数の9本の被シュート…。 "前からの守備"に注目して数試合観てきたが…被シュート数が多いということは、"前からの守備"が機能していないと観ることもできる。 内村の活かし方、前からの守備。 しばらく、この注目点が続いていきそうな、そんな今シーズンである。
2010年03月31日
VS 岡山(第4節)2-0(ホーム初勝利) 更新が…相変わらずの"忙殺モード"(泣) 次節がくる前に、手短にでも書く。 勝ち点3を上積みしたかったゲーム。 また、ホームゆえに、結果が欲しかったゲーム。 前節を"いじる"か、否か…。 そして、"前からの守備"はどうなるか…。 そんな注目点だったゲーム。 以下、覚書。 システムと配置。 キリ 近藤 内村 芳賀 宮澤 藤田 岩沼 石川 藤山 西嶋 高原 前節の踏襲。 であれば、"勝ち点3を絶対取る"という位置付けのゲームということ…か。 試合については雑ぱくに。 まず、近藤という個の力は大きかったという印象。 2点目はまさに。 1点目は、泥臭いゴールだったが、"チームとしての機能"があっての賜物と思うので、満足。 近藤に結果が出たことで、次節以降が楽しみになるのは間違いない。 さて、今節の最大のポイントは… "4-4-2の変化"にあるように思った。 ズバリ…内村である。 内村は"SH"ではなかった。 言葉を足すと、"サイドプレイヤーではなかった"ということになるか。 攻撃面においては、良い傾向といえる。 守備面においては…正直、左サイドの守備のバランスについては、課題を残したと言っていい(かな?)。 ただ…"4-4-2"は、"共食いサッカー"になる可能性が高い。 そして、そこに"どんな変化をつけられるか"が、"生き残りの分かれ道"になるように感じている。 鹿島のように、伝統的に4-4-2を煮詰めているチームは別として、例えば、仙台。 仙台はリャンと関口をSHの位置に配置している。 関口はともかく、リャンは純粋な"サイドプレイヤー"ではないように思う。 そして、そのリャンが機能することで、仙台の攻撃は"怖い"ものになっているとも言える。 今、J1で、仙台がそこそこやれている理由も、その辺りにあるように思う。 左サイドの守備のバランスはどうやって取るか…。 まずは、内村自身の判断の精度が上がらなければならない…というのは言うまでもないこと(かな?)。 それ以外では… "CMFの動き"と"左SBの守備力"がやはりポイントになるのであろうか。 宮澤と芳賀で組んだ2試合目だったが、3節の方が"縦関係"が強かったように感じられた。 現状では、芳賀を中央に残し、宮澤がサイドに動く方が、守備は安定しそうである。 左サイドからやられると、石川が引きずり出される状況になる。 その場合、芳賀を中央に残しておいた方が、最終ラインのカバーについて、安定感が増すように感じる。 ただ、現状では、石川、藤山のCBなので、石川が引きずり出されて、芳賀が最終ラインのカバーに入っても、"高さ"の面では不安を残してしまう。 宮澤、岩沼、石川で、"クロスを上げさせない"を完璧にこなせれば問題ないのだが…。 "石川が引きずり出される状況を減らすこと"に繋がるひとつの要素としては、岩沼の守備力向上がある。 今のところ守備面では"及第点"の仕事をこなしている岩沼。 ただ、攻撃面では、物足りなさも感じられてしまう…。 この辺りから思うに、 まだ、CMFと岩沼、石川、内村の、"左サイドの煮詰まり"が"未成熟"だということなのだろう。 ここが成熟してくると、"安定"という意味では、向上すると思うし、"チームとしてのサッカー全体"が面白いものへと進化するのではないだろうか。 内村がつけた"変化"は、現状では、"諸刃の剣"と言える(かな?) 実際、内村は古田と交代している(藤田が左、古田は右へ)。 まだ、90分、使える"仕様"にはなっていないということだろう。 この点をどう抑えて、次節のサッカーを創るのか。 この内村による"変化"は、"吉"なのか否か…。 強いチーム相手にも、通用するモノなのか否か…。 "前からの守備"と同様に、今後しばらくこの"変化"に注目していきたいと思う。 次節は岐阜。 "試金石"は…その次の柏戦になる(かな?)
2010年03月21日
VS 栃木(第3節)0-1(今季初勝利…) "何を観せてもらえるか"ということももちろん重要なのであるが、それ以上に"結果"を求められる第3節になってしまった。 "結果に内容が伴うこと"が、最も嬉しく価値のあることなのだが、いきなりそこまで求めるのは、観戦する立場では、"ハードルを高くしすぎ"とも言えるだろう。 戦術的な注目点は、再三記してきたが、"前からの守備"がどうなるか。 もっと大きな注目点としては、"育成路線を継続する"のか、"勝ち点3を取りに行く"のか。 後者の場合は、どんな"手法"をもって、その達成を目論むのか…。 以下、覚書。 スタメンとシステム。 キリ 近藤 内村 芳賀 宮澤 藤田 岩沼 石川 藤山 西嶋 高原 システムの変更こそないものの、配置が変わっている。 藤山が今季初先発、初出場で注目。苦しい状況にあった"CB"での出場のため、注目度は高まる。 そして、芳賀を"CMF"に。ここは、機能する姿がイメージしやすいが、果たして…。 とりあえず…"勝ち点3"を取るために、"チームをいじった"ことは、試合前に理解できた。 芳賀、藤山の効果は大きかったように思う。 まず、藤山。 上背がないため、"高さ勝負がどうなるか…"と見守っていたが、今節に限っては"杞憂"だったと言える。 あの強風の中、ポジショニングが抜群によかった(と思う)。ヘディングは"単純に背の高さで勝ち負けが決まるわけではない"ということを改めて実感した。 そして、相手を跳ばせない、あるいは相手に自由を与えないという部分。 藤山がもっている"守備の引き出し"は、流石の一言に尽きる。 藤山と多く連携をとっていた、今季初"右SB"の西嶋の判断も悪くなかった。 芳賀。 やはり芳賀は"アンカー"でこそ活きる。 過去2節で、上里、宮澤ができなかったことを、しっかり体現していた。 まず、2人のCBとの関係性がよく、ビルドアップ時に"ため"を作れた。プレスを避ける判断がよく、リスクが回避されていた。"前を向く"判断も○だった。 芳賀のところにプレスをかけても、ボールを奪取しにくい栃木は、次第にそこへの圧力を弱めた(? 芳賀がそう見えるようなポジショニングやプレーをしたとも言えるか)。 結果、宮澤の仕事もはっきりした。SBも上がれるし、FWも動き出しの時間が得られる。 2トップもよく守備をしていたが、今節は両SHも高い位置で頑張っていた。 これは、SBが前に出られたこととも関係すると思う。 "前から守備に行く"を支えていたのは、他ならぬ"アンカー芳賀"ではないだろうか。芳賀の長所である"バランサー"としての能力("接着力"と言ってもいいか…)は、申し分なく発揮されていたと思う。 交代は、内村→古田。近藤→ゴン。 "内村→上里"でも面白かったんじゃないかな…と思った。 砂川ではなく古田を投入。 この交代の"メッセージ"を、選手はどう受け取ったのだろうか。 過去2節よりは、明らかに"サッカーが落ち着いていた"ように思う。 が、"やりたいサッカーができていた"と言っていいかと問われると…"否"という答えになるだろうか。 後半、1点リードで風上に。 "しっかりリトリートして、風を活かしたカウンター"というのも、ねらいとしては"有り"。 だが、"はっきりとした意図"を持って、それをしたようには思えない。 "本来のやりたいサッカー"なら、リスクを冒しても(1失点するとしても)、"もう1点"を明確に取りにいったはず。 だが、"追加点を絶対に取る"という姿勢も、見受けられなかった。 今回、感じられたのは、絶対"勝ち点3を取る"ということ。 そのためのサッカーだった(ように思う)。 今季の初勝利を得て、ひとつ"落ち着く"ことができるのは間違いない。 が、問われるのは、次節。 本来目指している(?)"2-1で勝つサッカー"に近づけるかどうか…。 しかし、現在、3試合消化で、勝ち点が4。 他のチームが"3連勝"をするようなら、正直、次節も"絶対勝ち点3サッカー"をしなければならないと思う。 "やりたいサッカー"の追究は、価値ある大切なこと。 だが、"開幕ダッシュ"に"失敗"した以上、"バランス"を取らざるを得ないだろう。
2010年03月14日
VS 福岡(第2節)0-3(…苦) …手短に。 以下、覚書。 スタメンとシステム。 キリ 近藤 藤田 上里 宮澤 古田 岩沼 石川 西嶋 芳賀 高原 スカパーの紹介では、↑のような中盤フラットの4-4-2。 福岡は、同紹介上では、4-2-3-1。 だが、4-4-2で、高橋選手と大久保選手が縦関係な感じ。 交代は…古田→内村(ここでシステム変更→3-4-3へ)、岩沼→砂川、キリノ→ゴン。 率直に… 前からの守備が成立していないことが全てかと。 前節同様、同じようなプレスによる守備を、両チームともに狙っているような状況で、そこで負けている。 守備で負けているということは、"マイボールの仕方"が悪いということ。 攻撃面も、"マイボールの仕方"が悪ければ、よい攻撃につなげにくいのは当然。 局面での人数のかけ方は、完全に福岡に軍配。 画面上に出現していた人数が、決定的に異なっていた。 3-4-3にしてからは多少マシな気もするが、点差もついて、福岡のサッカーが無理しなくてもよい状況になったので、簡単にモノは言えない。 が、 現状…前に人数をかけて、芳賀をアンカーに置くしか、"勝てるサッカー"ができそうな気配がない。 開幕ダッシュが必要だった今季だったが、結果、2ゲームで、勝ち点は1。 首位のチームとはすでに、勝ち点5の差が…。 この現実を、どう捉えるべきか、悩まずにはいられない。 次節も、"前からの守備"に注目。 その具現化のために、システムや配置をいじるのも、個人的には"有り"だと思う。
2010年03月09日
VS 鳥栖(開幕戦)1-1…。 "忙殺モード"から未だ抜け出せず(>_<) しかし、観たからには書く。ただし、手短にするか(苦) 大分戦(PSM)の課題(前回記事参照)を、如何にクリアしているか。 見所は、そこのみ。 以下、覚書。 スタメンとシステム。 内村 近藤 藤田 古田 上里 宮澤 岩沼 石川 西嶋 芳賀 高原 交代は…内村→上原、古田→砂川(SH左右入替)、近藤→ゴン。 「芳賀を入れてきたか…でもSBだとねぇ…」 というのがスタメンを確認しての感想。 率直に…"共食いサッカー"と言ったところか。 システムは全く同型。 スタメンFWに、"強い系"と"速い系"を配置。 守備も互いに前の方でしっかり行いたい(感じ?)。 攻撃も…狙いとしては、"ボランチからしっかり配給して"というモノではなかったかと。 なので、両チームともビルドアップ時は、2バック気味になっていた。 鳥栖の方は、昨季終盤のコンサのように、CB間がかなり開いていた場面もあった。 両チームとも、序盤は守備が機能していた。 結果、中盤はキビシイ状態になり…ボランチからの配球で繋ぐようなサッカーにならない。 ロングボールが多くなる。 そこで… 攻撃面で優位だったのは、微妙な差でコンサだったかと。 鳥栖との違いは、"DFラインの裏への意識"だったように思う。 ここについては、コンサの方が、"意図"を感じられるものになっていた。 "ロングボール"の質や狙いが、両チームの相違点だったように思う。 守備面では…鳥栖が優位だったかな…と。 同じく"前から"行きたいのだが、そこはホームの鳥栖。 かなり積極的に守備に来ていた。 (ゲームの全体を通じてセカンドボール、サードボールも鳥栖にほとんど拾われた印象) コンサは、正直、次第に押し込まれていった(ように見る)。 ただ、コンサの守備では、わりと"セーフティファースト"が徹底されていた(ように思った)。 ここは、好感が持てた(大分戦からの改善点に映った)。 "押し込まれたこと"が、実は、"大分戦での課題"を隠してしまった。 "リトリートした"とまでは言うつもりはないが、ブロックを組んだ状態で押し込まれ気味に、じわじわ下がった。 結果、DFラインの背後の、危険なスペースは消えた。そんなふうに感じた。 こんな中で、藤田の先制弾が生まれた。 鳥栖のDFラインが高く、かつ、上里に効果的なプレスがかからなかった。 その状態からならば、上里は決定的なパスを当然配球できる。 2トップの動きと連動する形で、"内側に斜め走り"ができていた藤田は、昨季からの継続での成長を感じられてよかった。 先制してからは、守備ブロックが下がり気味になった感は否めない。 それでもよいと思う。リードしているのだから。 ただ、そうなると、"低い位置からのビルドアップをどうやってするか"が問題になる。 DFラインでポゼッションしつつ、SBが上がり、CMFの一枚が"顔出し"で下がる。 昨季の終盤は、この"顔出し役"が芳賀の時は、リスクが少なかったように思う。 同じ仕事を、上里、宮澤が状況に応じてやっていた。 が、ここは、鳥栖に徹底的に狙われていた印象。危険な場面も多かった。 上里も宮澤も、技術が高く、基本"攻撃"の選手。 なので、あの位置での"リスクマネージメント"の点で、現時点では芳賀に及んでいない。 "シンプルプレー"が必要な局面で、それができず、ボールをロストする。 "2バック気味"でSBを高くし、厚みのある攻撃を"サイドを起点"に狙うのであれば、今後も、この"顔出し"は必須。 上里、宮澤が背負う課題と言えると思う。 同点にされてからは…正直、"1点を追加する空気"を観ることはできなかった。 鳥栖も"何とか1点をもぎとった"という感じ(シュート数のわりに)。 1失点は"仕方がない"ので、鳥栖がサッカーを修正(豊田狙いからサイド起点、つなぎ重視へ)する前に、追加点を奪えなかったのがすべてだったか。 今節では、大分戦での課題修正について、十分にできたかどうかを判断するのがムズカシイ。 次節も同じような点に注目して観ることになりそうである。 追伸 4-4-2にしたことで、今季は、今節のような"共食いサッカー"が増えそうである。 この試合では…ボクシングのような判定があれば、僅差で"鳥栖の勝ち"だったように思う。 "共食い"であれば、"食う"側に立てるよう、チーム力、個の力を高めてもらいたい。
2010年03月05日
明後日、2010シーズンが開幕となる。 開幕戦に何を期待しようか……それはもちろん"勝ち点3"である。 しかし… そのためには、先日のPSM(VS大分)での課題について、何らかの効果的な対処がなされていなければキビシイ。 自分ならどんな対処をするだろう。 大分戦での課題を、いくつかに絞って、優先順位を自分なりにつけてみる。 課題①→前からの守備。 課題②→相手攻撃選手とCBの"ヨーイドン"。 この2つに絞る。 大分戦では、前からの守備は、イマイチだったように思う。 "攻守の切り替え"の部分も、"もう少しよい判断で…"と思わず突っ込みたくなってしまう場面があった(苦笑) 何より…"絶対必要なディレイ"がかけられていなかった。 課題②は、はっきり言って"仕方がない"としか…。 大分戦での選手配置や、攻撃時にDFラインを高くしてほぼ2バック状態になるサッカーをしていたことから考えても、"仕方がない"としか言えない。 むしろ、あれだけDFラインを高くして、2バック状態で前に人数をかけているのに、攻守の切り替え後、前から"効果的な守備"ができていなかったことが問題。 そう考えると…課題①が最も優先順位が高いことになる(かな?)。 この2つの課題に対処するには… 「前からの守備がうまくいかない」そして「CBが"ヨーイドン"で負ける」。 ならば…リトリートすればいいじゃないか! 前から効果的に守れないなら、後ろで守ればよい。 "ヨーイドン"で負けるなら、DFラインの裏にスペースを作らなければいい。 こんなふうに考えるのは…やはり、いささか安易すぎる。 そして、"リトリートを基本にすること"には個人的には反対である。 それは…ここで課題③が。 課題③→自陣低い位置からの速攻が決定的なピンチを招くことにつながっていた。 からである。 前回の記事で、失点してもおかしくなかった場面をまとめた。 そのうちの18分、81分なんかの状況を考えると…。 "引いている状態からの速攻"がうまくいかなければ、攻撃がうまくいかない可能性が高い。 "速攻あっての遅攻"である。 "ポゼッションしてのビルドアップ"を攻撃の目的にしてサッカーをやるにしても、その効果を高めるためには"速攻"は必要だと思う。 悩む…。 では、猛猛妄想で対処を(笑) 対処①→前からの守備を機能させるために人数を割く(実際は単純な人数の問題ではないが)。 対処②→ロングボールの対処としては、基本的に"オフサイド"を狙う。 対処③→状態のよい選手を配置し、システムをいじる。 "妄想色"が強くなってきたが、開幕すると"単純妄想"はしにくくなるので、まあよいだろう。 大分戦を見る限りで、"ベストコンディションにはまだ遠い選手"をあげるなら…キリノか。 キリノは、"リトリートしてこないチーム"と戦うときに使い、少しずつ調子を上げた方がよいかなと。 大分戦でも"キリノの形"と思えるようなシーンでも、ゴールを上げることができなかった。 キリノを外すなら…"2トップでなくてもよい"という発想も生まれる。 では、布陣を。 システムは、3-4-3 か 4-1-4-1。 3-4-3なら…中盤はフラットで。 内村 近藤 藤田 岩沼 上里 宮澤 李 石川 芳賀 西嶋 高原 4-1-4-1なら…昨期をベースに、 近藤 内村 上里 宮澤 藤田 芳賀 岩沼 石川 堀田 西嶋 高原 "開幕スタメン予想"をしたわけではないので、こんな感じか。 実際は4-4-2となるだろう。 ただ、芳賀はやっぱり使うべきではないだろうか。 4-4-2では…芳賀のスタメンはないかな…(苦) CBも中盤より前の選手も、積極的に出る守備をすることが、このサッカーを成り立たせる条件ではないだろうか。 そして、それを支えられるのが、唯一、芳賀であると私は思う。 何にせよ…明後日を楽しみに(観られないかもしれないけれど)。
2010年03月01日
VS 大分(PSM)2-2ドロー(苦)
かなり久しぶりの更新(-_-;;)
相変わらず"忙殺"モードを脱出していないが…観たからには書こう。
前回の記事から3週間以上があいた。
一応、前回記事からの継続性を持って、注目ポイントを決めようということで…
①高い位置でのチャレンジは機能するか。
②バランスを崩しての攻撃後、"どのような形"で守れるか。
果たして…。
以下、覚書。
システムは4-4-2。
配置は↓
キリ 近藤
藤田 内村
上里 宮澤
岩沼 石川 西嶋 李
高原
後半から、藤田、内村が逆に。
交代で、内村→砂川、キリノ→ゴン。
攻撃面では、わりとパスは繋がった。
大分がわりと引いてブロックを作っていたので、プレッシャーがきつくなかったということは言えるかもしれない。
ただ、試合序盤、DFラインの裏を徹底して狙い、両SH、2トップを走らせたことにより、大分は"ラインを上げにくかった"ということも言えるかもしれない。
近藤が動けているうちは、効果的な縦パスを入れられた。
Wボランチが上里、宮澤だったことも、要因か。
近藤のポジショニングは及第点。
DFラインのギャップや、DFラインとボランチの間に顔を出し、縦パスをおさめていた。
ここが終盤、難しくなり、サッカー自体が難しくなったのも事実かと。
攻撃時は基本的に、4-4-2を2-3-3-2(?)にシフト。
配置を見ても、"そうなるな…"とは予測できたが。
昨年も"2バック気味"で攻撃していた時もあったので、"意外"には感じなかった。
問題は…守備に"対策"が講じられているか、ということ。
極めて攻撃的にいったと言える(?)わけだが、
残念ながら、"ゴールの匂い"がする決定期を、多く作ったのは大分。
ゴールを獲られても、おかしくなかったシーンを以下に。
18分、大分のCKを跳ね返した後。キリノのドリブル→パスで早い攻撃を狙ったが、カットされてショートカウンター。オフサイドも取れず、エリア内から被シュート。高原セーブ。
27分、高原のゴールキックを跳ね返される。それをダイレクトでスペースに出されて、石川と西嶋の間を大分FWにやられる。
43分、大分のスローインからワンタッチでつながれ、右サイドをやぶられる。右サイドからクロス→藤田が戻ってクロスを跳ね返したがセカンドを拾えず、ミドルを打たれる(ポスト直撃)。
後半すぐ、左サイドをワンタッチプレーでやぶられ、石川が裏をとられてエリア内からシュートされる。高原がセーブ。
63分、大分のゴールキックを大分FWがポスト、こぼれたが、宮澤、上里間でもたつき、ロスト。ワンタッチを2回で西嶋、岩沼の間を通され、エリア内から打たれる。高原がセーブ。
67分、ハンジェから近藤へ。近藤がつぶされるがアドバンテージの判定。近藤のポスト→宮澤から藤田へのパスが短く、クリアされる。右サイドでひとつつながれ、相手陣内よりDFラインの裏へアーリークロス(ハンジェと宮澤でディレイできず)。石川が1対1に負け、失点。
69分、大分左SBが縦にロングフィード、西嶋が競り合うが触れず。こぼれを西嶋が先に押さえたが、後ろから奪われファールで止める。そのセットプレイで失点。
(砂川投入)
(73分、早いリスタートから左の砂川へ、上里に戻し、縦へ、近藤が砂川へ落とし、砂川がCB間のスペースへ。近藤のヘッド→ボレーでゴール)
81分、大分のフリーキックをがっちりキャッチした高原が、左へ展開。宮澤からカウンターを試みるが、岩沼の落としを宮澤がさばけずロスト。ショートカウンターをくらい、エリア内からシュートされる。高原がセーブ。
エリア内からの被シュートが多い(-_-;)。
よく2失点で済んだな…とも言えるか。
多くの時間、2バック状態だったため、単純に、速い攻撃にもろさを見せたと思う。
そして、自軍からのカウンター不発による、ショートカウンター(苦)
高い位置に人数を送り込みながら、パスの出所を潰しきれない、ディレイをかけきれない(苦苦)
60分過ぎくらいからは、運動量も全体的に落ちた(と思う)。
宮澤、上里のWボランチは、わりと守備意識を高く持って、頑張っていたように思う。
が、ポジショニングはよくても、相手を止められない場面は目についた。
そして、攻撃でも判断のまずい面が。
二人とも技術がある分(意図的に繋ぎを重視してプレイしていたと言えるかもしれないが)、"危険な位置"でもシンプルにさばかない場面が。そこからピンチも招いていた。
正直…
"J2で勝てるサッカー"でもなければ、"J1で通用するサッカー"でもなかった(ような気がして↓↓↓)。
私の注目点①、②については、残念ながら課題を残していた。
どう変えてこられるか…。
週末には開幕。
不安は尽きない。が、楽しみであることに変わりはない。
追伸
"2バック"サッカーをするなら、アンカーに芳賀は必須。
じゃないとCBの消耗が…。
西嶋を右SBにおいて、CBに堀田の方が…なんとなく期待感がUPするような…。
J2中位以下のチームの、"必殺、リトリート→ロングボールカウンター"。
PSMのままなら、↑のサッカーとは、相性が悪いままであろう(苦)
現状の、"ポゼッション攻撃"には、相手に"カウンターを出す間を与えない"ほどの脅威はない。
"リトリートしていてもダメだ"と思わせることも…多分できない。
リトリート&速いFWを持っているチームには…苦戦必至か。
さて、久々の…情報収集をしてみるか(いや、無理か↓↓)(苦?)
2010年02月03日
前回記事へのコメントで、"岩沼の裏狙い"というご意見をいただいた。 とても興味深いポイントの指摘である。 今回は、その点について思考(妄想)を深めたい。 さて、少し復習を。 前回示した布陣は以下のとおり。 キリノ 内村 上里 藤田 宮澤 芳賀 岩沼 石川 吉弘 西嶋 高原 2列目に上里、藤田としているのは… "逆台形ボックス(すなわちSHを2枚置く布陣)"に大反対だから(笑) 逆台形ボックスの布陣ではFWとCMFの間のスペースを、相手のボランチに使われまくる。 ボランチには"よい選手"がいることが多い。 昨季でのイメージでは桜戦(第31節)が顕著か。 マルチネスにずいぶんやられた(このゲームはコンサは4-2-2-2じゃなかったかと)。 また、昨季の序盤に見られたよくない状況ともイメージがかぶる。 クライトンが右サイドへと流れていって、真ん中がいなくなり、岡本が中へ絞る。 右から効果的な攻撃ができないまま逆襲を受け、左サイドへボールを運ばれる。岡本がやたら広範囲を走る羽目になった。 結果、当然消耗。左サイドからも右サイドからも有効な攻撃ができなくなって…終了。 このイメージ(苦) なので、"ボックス"でやるなら、"2列目の片方はSHではない方がやりやすいのでは?"という考えである。 さて、本題の…"岩沼の裏" まず、なぜ岩沼を左SBに?ということだが… 単発で結果を求めるゲームならば、左右のSBには西嶋、藤山を配置する方がよいと思う。 ただ、"リーグ戦で"となると話は別。 藤山は年齢のこともあるし、何より、その守備面でのユーティリティー性を活かさないと勿体ない。 状況に合わせて投入できる、"守備の切り札"としてベンチに置くメリットがけっこう大きいと思う。 また、岩沼を左SBとして"育てる"ことは、コンサの義務のようにも思う。 藤山やハンジェといった補強で、昨季よりもSBは厚くなったが、それでもSB育成は、長い目で見ると必要なこと。 特に藤山は、あと何年プレーできるかを考えなければならない年齢。 岩沼は、昨季の終戦後、"楽しみ"をもたらしてくれた貴重な選手。 可能性も感じた…であれば使って育てるべき。そんな思いもある。 戻る。 "岩沼の裏"を狙われ続けた場合…("極端イメージ") ①石川がカバーに動き、DFラインの真ん中からいなくなる。 ②そこが空くので芳賀がカバーに下がる(バイタルエリアが空く)。 ③頻繁にそれをやられると芳賀の意識が後ろに引っ張られる状況になり、中盤でのカバーがキツくなる。 ④結果、中盤での"チャレンジ"がムズカシくなり、崩壊…(苦) ちょっと極端だが、こんな絵もイメージできる。 しかし…私は"岩沼の裏を狙われる"は、"welcome!"だと妄想している。 何故か? それは、"カバーの形"で回避できると思うから。 ①石川がカバーに動き、DFラインの真ん中からいなくなる。(←ここは変わらない) ②吉弘が石川のカバーに、西嶋が吉弘のカバーに、藤田が西嶋のカバーに、芳賀はバイタルエリアに残る。 雑ぱく(ゲームの状況によっては必ずこのようにできるものではないことは十分に承知しているが)だが…。 つまり、この時のDF陣は以下のように変化している。 芳賀 石川 吉弘 西嶋 藤田 これは、"及第点で安定しているDF"の形ではないだろうか。 石川、西嶋が"CBとSB"ができるという特性も活かせている。右SBの藤田には、いろんな見解もあろうが、私的には及第点(贅沢を言ってはいけない)。 キリノとの"右サイド渋滞"を懸念しながら、右SHに藤田を配置する理由もここにある(ここが古田になると現時点では微妙)。 まだ、"岩沼の裏がwelcome"の根拠としては薄い。思考(妄想)を続けよう。 この布陣でやった場合、コンサにとっては"もっと嫌な攻撃のされ方"がある(のではないか?)。 ①CB間への縦ポン。 ②(コンサの)右サイド("西嶋の裏")を崩されること。 ①について。 これは昨季の状況から見ても、何らかの処置がないと怖いと感じている。 攻撃時に"2バック気味"な様相を見せていたコンサ。CB間が広く空くことも多かった。 そこをアンカーがバランスを取り、緊急時には即席3バック気味(「暑苦しい’10コンサ妄想③。」)で対応していた。 対処としては、芳賀が下がることになる。前述した"芳賀の意識が後ろへ引っ張られる"状況。 バイタルエリアも空くので、そこを埋めるカバーも必要(宮澤の仕事に)。 ②について。 西嶋の裏をつかれて対処する場合。 上記"極端イメージ"と同様のことは起こりうる。 "岩沼の裏"と同様の回避策をたどってみると… ①吉弘がカバーに動き、DFラインの真ん中からいなくなる。(←ここは変わらない) ②石川が吉弘のカバーに、岩沼が石川のカバーに、上里が岩沼のカバーに、芳賀はバイタルエリアに残る。 並びは以下になってしまう(苦) 芳賀 上里 岩沼 石川 吉弘 これは…昨季のゲームをよく観てきた人はみな"危険"と思うに違いない(苦苦苦)。 これだと芳賀の意識は後ろへ…"極端イメージ"の③④と同様になる。 ということで… 頻繁に狙われた場合、危険度が高いのは…"西嶋の裏">CB間への縦ポン>"岩沼の裏" の順になる。 実際のゲームになると、私の妄想布陣では、右サイド(藤田、西嶋)はそうそうやられない(かな?)。 相手チームもムズカシイ(コンサの)右サイドよりは、当然、左サイドを狙うはず。 ただ、左サイドの対処は、"カバーの共通理解"で安定させることができそう。 ならば、"CB間に縦ポン"をされるよりは…"岩沼の裏"は"welcome"と言ってもよいのではないだろうか。 追伸 とは書いてみながら、同じサイドを何度もえぐられてやられるのは…やっぱり嫌である(苦笑)
2010年02月02日
前回の記事で妄想を"中盤止まり"にし、放置していたのだが… 練習試合が始まって、新たな情報が加わった。 どうやら中盤の型は、"ボックス"のようである。 前回記事にこう記した。 >"チャレンジ&カバー"の戦術を"より効果的に体現"するという視点で妄想すると、フラット型がよいように思う。 ↑については、whiteowlさんが「「札幌は、攻守のバランスが悪かった」 by ハンジェ 」の中でわかりやすく説明して下さっている。 "フラット"で…でも、現実的には"ボックス"か… そんな思いが書かせたのが、前回の記事である(苦笑) やはり"ボックス"のようなので、複雑な思いはあるが、その"形"での"妄想"を継続したい。 大宮との練習試合のレポートなどから、どんな選手配置だったかはわかってしまった。 が、レギュラークラスでまだ組み込まれていない選手はいるし、まだまで妄想を楽しむ余地はある(笑) 前回触れていない2トップ、DFラインについて妄想して… とりあえず、中途半端にしていた"妄想4-4-2"を完成させておこう。 前回記事の"中盤配置"を復習。 上里 藤田 宮澤 芳賀 これを補う形で考えることにする。 まず、考えなければならないのは…左サイド。 上里を配置したので、厳密には"サイドプレイヤー"がいない。そこをFWと左SBで補う。 右SHの藤田は、"サイドプレイヤー"。右サイドの高めで"渋滞"しにくいようにFWを配置(右に流れる傾向が強い選手と共存するにはコミュニケーションが必須)。 ただ、"孤立"を防ぐ意味で、右SBによるフォローは必須。 宮澤は中央のスペースを使うために前に出る。 宮澤の空けたスペースをケアするために、芳賀と右SBのはたらきは重要。右SBには、カバーの能力が高い選手を配置。 芳賀を左寄りに配置するが、芳賀にはアンカーの役割も期待するので、左サイドの守備に厚みを加えたい。 ただ、左SBは攻撃面でも要求をしたい…。左CBにカバー能力の高い選手を配置。 こんなふうに、妄想をつなげて… とりあえず、以下で決着! キリノ 内村 上里 藤田 宮澤 芳賀 岩沼 石川 吉弘 西嶋 高原 岩沼は昨季を見る限り、左サイドからの攻撃は及第点。 内村もサイドに流れての攻撃は、昨季のイメージでは"有り" これで、上里は中に入ってもプレイしやすくなる(はず)。 キリノは右サイドに流れる傾向があるようにも思う。が、昨季からの継続性もあり、藤田との"よい関係"を築いて欲しい。 右SB西嶋は特に説明無し(笑)。 宮澤が空けたスペースケアも、藤田のフォローも十分にできる選手。 左CBは石川で不動か。仮に岩沼のフォローでサイドに張り出しても、芳賀が戻って"4バック"の形は維持できる。 吉弘がずれて、西嶋が中に絞り、藤田がSBまで下がるのも、そんなに難易度が高いわけではない(と思う)。 "選手の長所・特徴(もちろん私的イメージでの)"を活かし、"攻守の安定"を図りやすい(=流動しやすい?)形を"猛妄想"するとこんな感じか。 もちろん2月1日時点での話。 個人的に期待したい選手は、古田やハンジェ、堀田など他にもいるわけで。 追伸 "やっつけ仕事"みたいな感じになったが、これで一区切り。 今後は"情報"が増えるだろうから、"妄想色"を抑えていくことになる(かな?)
2010年01月23日
"猛妄想3-5-2"を脱却して、今季の"本命"システムと思われる、4-4-2について"妄想"をシフトしたい。 が…やはり"4-4-2"はムズカシイ(-_-;) 中盤の"4"は本当にムズカシイ(苦笑) "妄想のしがいがある"と言い換えることもできるか。 なぜ、ムズカシイのか。 選手を当てはめるのがムズカシイ…ということではない(いや、それもあるか?)。 "形"である。 個人的には、"中盤減らして大丈夫?"という思いがある。 その理由は… ①昨季の5から人数減らして、中盤での"チャレンジ"は機能するの? ②後方からのポゼッション気味のビルドアップが効果的にできなかったのに、中盤の人数減らして成り立つの? 大きくはこの2点。 4-4-2が本命と思いながら、4-2-3-1や3-5-2の妄想をした理由とも言える。 さて、中盤の形。 ダイヤモンド?(1-2-1)、ボックス?(2-2)、フラット?(4)、トライアングル?(1-3or3-1) 日本の4-4-2のイメージで強いのは、ボックス。次がダイヤモンドかな…。 Wボランチとするチームが多いので、私的には"ボックス型"のイメージがどうも強くなる。 そこで、"ボックス型"から妄想しようと思うのだが… ここで…上記した、ダイヤモンド、ボックス、フラット、トライアングルでの、"違いのひとつ"に目が行ってしまう。 ダイヤモンドの2、フラットの左右、トライアングル(1-3)の3の左右…ここは"SH"だと思う。 ボックスの"前の2"は、果たして"SH"と言えるのか? 私的には、ボックス型の"前の2"は、基本的には"OMF"である(ただし、ボックスの前の2をSH的にしても成り立つとは思っている。"逆台形ボックス"とでも言おうか)。 イメージ的には、(トップ下+SH)÷2。 今季のコンサは"SH"の層は厚いと思う。が、"OMF"の層は厚いと言えるだろうか…? 答えは…"どちらとも言えない"である。 "チャレンジ&カバー"の戦術を"より効果的に体現"するという視点で妄想すると、フラット型がよいように思う。 戦術の鍵の一つに、"コンパクト(縦方向にも横方向にも)"があると思っているので。 ただ、フラット型の中央を担う"CMF"として、現状で"太鼓判"を押せる選手は見当たらない(かな)。 ダイヤモンド型を選択すると、底の1枚に入る選手には、攻守において高い要求が生じる。 "アンカー的"に偏っていても"及第点"とはいえない(芳賀は務まる可能性を持っているが、現状ではアンカー色が強い)。 ここは本当に"不在"と言ってもよいかと思う。 トライアングルであれば、底の1枚は"アンカー"でもよいか…。 ただ、その場合は、3の中央は"高性能なCMF"でないと機能しにくい(と思う)。 どれもこれも"一長一短"に思えてしまう(苦笑) つまり…"コンサ型の中盤"が必要と言うことなのだろう。 "妄想"を収束しにくくなるので、一応、"ボックス型"で行ってみるか…。 オーソドックスな"ボックス型(逆台形であるが長方形寄り)"でイメージすると、私的には以下の配置になる。 上里 砂川 芳賀 宮澤 藤田、岡本、古田が入らない(苦笑) ただ、もっともキビシイのは藤田である。 岡本、古田は、"トップ下的"な性質も持ったプレイヤー。なので、上里、砂川を入れたところでも成立する。 しかし、現状の藤田には"トップ下的"な性質は感じられない。 私的には、藤田は典型的なサイドプレイヤー。 "逆台形ボックス(前述。前の2がSH)"で妄想すると… 藤田 古田 上里 芳賀 藤田は入るが、宮澤が消える(苦笑) "上里のところに宮澤でもよくない?"と自分でも感じる部分があるが、上里にした(理由は…長くなりそうで、かつ"深い意味"を持たない気がするので、記すのをパス!)。 Wボランチは、上記2つともに"横並び"で記しているが、実際は"縦関係的"になることが多くなると思う。 まあ、それは、芳賀を入れているから生じる部分ではあるが。 ただ、"Wボランチに上里&宮澤"は、現時点では"避けたい"と感じてしまう(-_-;) メダパニになってきたので、切る。 無理矢理まとめて、本日の"コンサ型の中盤"を作る(後で読み返して大いに笑おう)。 ↓な感じかな。 上里 藤田 宮澤 芳賀 藤田はSHなので、中央寄りにスペースがある。そこは、宮澤が効果的に前に出て使う。 上里はOMF的なプレーができるので、中央寄り。守備面の不安があるので、後方に芳賀を配置。 Wボランチは"縦の関係"を残す。芳賀にはアンカーの役割も担わせた方が得策と思う。 追伸 私的にどうしても、芳賀、上里、宮澤を3人とも使いたい(含苦笑) "この思い"から離れなければ、"現実"により近い"妄想"はムズカシイかもしれない。
2010年01月19日
昨日の"お馬鹿記事"に、コメントをいただいてしまった…。 大変、恐縮である。 そして、"(猛)妄想"3-5-2について、もう少し深めてみようと思った次第である(含笑) >私は"3-5-2"が最適と思う。 と書きながら、あまりにも説明が少ない(苦笑) これでは、コメントをいただいたフラッ太さんに失礼だし、自分がどんな思考(妄想)をしてそこに辿り着いたのかを、後で読みかえした時に正確に把握できない(後で"お馬鹿"っぷりを楽しめない)。 ということで、なぜ"3-5-2"なのか。 フラッ太さんにいただいたコメントの中に、共通の発想があった。 >・FWは2トップ >・SHを両サイドに置く、CHを2枚は置きたい >・でも、今までのようにトップ下に近いところにも置きたい なぜ、このようにしたいのかというと、再三、拙ブログに綴っているが、来季を妄想したとき、"高い位置でのチャレンジが機能する姿がイメージし難いから"に他ならない。 率直に言ってしまえば、"それなら、前(中盤より高い位置)の人数を増やしてみたら…"である。 ダニが抜け"チャレンジの象徴"は不在になった。 だが、"チャレンジ&カバー"は成熟を図るべきと思う。 ただ…低い位置で"チャレンジ守備"を多数行うことは避けたい(それはある意味リスキーなだけだから)。 高めの位置で"チャレンジ守備"ができ、攻撃につなげられることが"チャレンジ&カバー"の利点の一つと思っている。 高めの位置で"チャレンジ守備"をするためには何が必要か。 ①DFラインの安定(前の選手の心理面に多々影響) ②運動量と判断(まあ、当然のことか) ③相手のロングボールへの的確な対処(どうもロングボールの対処が不安で…) ①については、石川、吉弘、西嶋のDFラインに、アンカー芳賀で、昨季の4バックよりは確実に安定しそうに思う。 そして、石川、西嶋がSBとCBをこなせることが大きい(藤山もそう)。 アンカーに芳賀をおけば、実質、"試合の流れ"に合わせて"4バック"を急造することもわりと容易なのでは…と。 また、昨季のコンサは"2バック気味"でビルドアップしていく様子も見られた。 結果、両CBの中央が空き、ボールの失い方が悪いと即危険になる。 3バックなら、中央の1枚(私の妄想上は吉弘)がいるため、その危険は回避しやすい(ただ、石川、西嶋の判断が悪いと、ビルドアップを通じて1バックになる可能性はあるが)。 ②は…パス(-_-;) 選手に磨いてもらうしかない。 ③の部分、鍵のひとつは"オフサイド"と思う。 昨季は効果的にオフサイドを取れていなかったのではないだろうか。 DFラインを高くできれば、前の選手は積極的な守備がしやすい(と思う)。 が、ロングボールの対処に不安があれば、DFラインは下がりたくなってしまう。 "オフサイドトラップ"の判断が適切にできれば、前にも出られるのではないか。 それには、"咄嗟のコミュニケーション"や"ポジショニングの判断"は必要。 私の(猛)妄想布陣で趙が登場しない理由の一つがそこにある。ブルーノを切ったときに、"純国産DFライン"を作るって言ったべさ…その思想はどこに行ったの?という思いもあったり(苦笑) また、前々回の記事にコメントを下さったwhiteowlさんが、趙について >ただ、ソンファンの問題は、1対1はコンサの中では比較的強いですけど、韓国式にマンツー気味に人に付いて守りすぎることだと思うんですよね。 と述べられている。私も同感。 であれば、趙はもっとその長所を活かした使われ方をした方がよいように思う。 ①で書いたような、"芳賀が下がって急造4バック"では対処しきれない状況になった時に途中投入するとか…。 石川、吉弘、西嶋は、"1対1"に抜群に強いわけではない(と思う)。 が、"カバーの意識"や"ポジショニング"の能力は高いと思う。この3人を並べるあたりが、"トルシエっぽい"と前回記事に書いた理由か…。わかりにくくなってきた(眠いから)ので、まとめることにしよう。 結局、"システム"はゲームにおいては"はじまりの型"であり、流れのよくない時などに"立ち返るための型"にすぎない(と思う)。 流動するのが当たり前なのだから、であれば、"戦術の再現性を高められる"、"所属選手の長所を活かしやすい"の2点が、システムを決める上で重要な要素ではないだろうか。 今のところ、4-4-2よりは3-5-2の方が、上記2点について"機能しやすい"ように感じている。 3バックはどうしてもサイドのスペースが不安になる。 ただ、今季のコンサなら(もちろんJ2限定での話とは思っているが)、石川、西嶋、芳賀の長所で、そのデメリットは十分に埋めることができるように思う。
2010年01月18日
新聞報道で、石崎監督のコメントが情報として加わった。 その内容から…"2トップ"をやはり"妄想"しておく必要がある、と思った次第。 さて、2トップ… FWに"ポストプレイヤー不在"(と書いたら語弊はあるが)の今季。 2トップをどのように活かすサッカーをするのか… 昨季を観ていてもそう感じたが、コンサは"縦ポン"のサッカーをするつもりはないようである。 人とボールが動いて、サイドから(ハファが入って中央からも形にはなったか…)。 ロングボールを蹴りこむためのターゲットとしてのポスト役は必要ないのかもしれない。 が、それは、"ポストプレイヤー"が不要だということにはならない(と思う)。 結局、昨季も課題だったと思うが、"どうビルドアップをするか?"である。 そして、どんな"ビルドアップ"をするにせよ、"縦パス"が効果的に使えなければならないので、"ポストプレイ"は必要になる。 中盤高め以上の選手は、一定程度のポストプレイができることは、ある意味"必須"だと思っている。 FWについては、厳しいプレッシャーを受ける場所で、複数のDFを背負う状況が多くなるので、より"ポスト役"の能力が求められるというだけの話である(かな?)。 とはいえ、私も"電柱タイプのポスト役"を、望んでしまった時期がある。 それは、自陣深くからの"ビルドアップ"がうまく行かず、ロングボールを蹴るような場面を、多々観たからに他ならない。 今季のメンバーに"電柱タイプ"はいない。 ということは、"運動量"、"顔出し"、"動き直し"…いわゆる"オフザボールの動き"が重要な攻撃をしていくということになる(かな?)。 昨季から"ぶれていない"ということで、成熟を願っている。 では、2トップをまず当てはめてみるが… 一人はキリノ。昨季からの継続性を維持するためにも、そこは変えにくい。 もう一人は…"オフザボールの動きの質が高い選手"=ゴン(?) もちろん、"ビルドアップ"には、全体が関わるわけだから、FWだけの問題にはならない。 ただ、ボールを味方から引き出す"より多くの手法"を持ったFWが、最も効果的に機能する可能性が高い(と思う)。 2トップはキリノ&ゴンに決定。あくまで"妄想"なので、気楽にいこう(笑) 次はシステム。 2トップ…4-4-2だと思うが、4-4-2と言っても色んな"型"がある。 4-2-2-2、4-1-3-2、4-3-1-2…中盤がダイヤモンド型か、SHをサイドに張り付きにするのか…etc 4-4-2を考えるには、脳ミソが疲労気味の今晩。 もっと"妄想色"を強くする(笑) 率直に、コンサの所属メンバーで、かつ"チャレンジ&カバー"で"J2を戦う"ことのみを前提に"妄想"すると… 私は"3-5-2"が最適と思う。しかも、ある意味で"トルシエっぽい"サッカー(苦笑) 布陣はこんな感じ。 キリ ゴン 内村 上里 藤田 宮澤 芳賀 石川 吉弘 西嶋 高原 これぞ"妄想"って感じになった(と自分では思う)。 ただ…これでも、"中盤での積極的なチャレンジ"の姿はイメージしにくい(苦笑) やはり、"宮澤"、"上里"の進化に期待するしかないか…。 追伸 今回の記事は…まあ、ひどい(苦苦苦笑) "妄想"はこうあるべき!と、自分に言い聞かせよう。 そこまでして"公開"しなくても…とは思うが、まあご愛敬ということで。後で自分の"お馬鹿"を読んで笑うのも、このブログの目的の一つである。 ただ、脳ミソがもう少しまともな時に、現実的に"4-4-2"については、考えて(妄想して)みたいと思う。
2010年01月07日
謹賀新年 昨年の反省…最終節(緑戦)を観ていないこと(苦) そのせいもあって、12月は一つも記事を書いていない…。 HDDレコーダーの容量の都合で、観る前に消去(苦苦) 今年はこのような状況に陥らないようにしたいものである。 今年のメンバー構成が、ほぼ確定的な状況になった。 猛妄想をはじめる材料が揃ったということなので、今シーズン最初の妄想を楽しみたい。 各選手が"できるポジション(プレースタイル?)"を抑えると、以下の感じか…。 ※1 SB、SHは左右を区別する。 ※2 2列目真ん中は、トップ下、CMFを区別する。 ※3 3列目は、ボランチ、アンカーを区別する。 ※4 基本4バックであるものと仮定する。ゆえにWBは設定しない。 GK 佐藤 優也 → GK GK 髙原 寿康 → GK GK 曵地 裕哉 → GK DF 吉弘 充志 → CB DF 箕輪 義信 → CB DF 西嶋 弘之 → ①左SB、②右SB、③CB DF 堀田 秀平 → CB DF 石川 直樹 → ①CB、②左SB DF 藤山 竜仁 → ①左SB、②右SB、(③CB) DF 趙 晟桓 → CB MF 藤田 征也 → ①左SH、②右SH、(③右SB) MF 砂川 誠 → ①左SH、②右SH、(③トップ下) MF 宮澤 裕樹 → ①ボランチ、②CMF、③FW MF 岡本 賢明 → ①左SH、②右SH、③トップ下 MF 芳賀 博信 → ①アンカー、②右SB MF 上里 一将 → ①ボランチ、②トップ下、(③CMF) MF 岩沼 俊介 → ①ボランチ、②左SB MF 古田 寛幸 → ①右SH、②ボランチ MF 李 漢宰 → ①右SH、②トップ下、③右SB FW 横野 純貴 → FW FW 上原 慎也 → ①FW、(②両SH)、(③両SB?) FW 内村 圭宏 → ①FW、(②左?SH) FW 中山 雅史 → FW FW 近藤 祐介 → FW FW キリノ → FW "超ユーティリティープレーヤー"兼"強力接着剤"だった西が、J1へ修行のため不在。 ただ、昨季、西が"穴埋め"しなければならなかったポジションの駒は揃ったと言ってよいか…。 "接着剤"の要素をこなせる選手は、今のところ見えない。そこは不安。 さて、"猛妄想"なので、好き勝手考えなければつまらない(笑) 今回のコンセプトは、"自分が監督だったら…どうする?"で行ってみようか…。 まず、基本システムをどうするか。 昨季の"キリノの負担"には、「もう少しなんとかならないのか!」という思いが残っている。 であれば、"2トップ?"とも思うのだが、メンバーを見るとどうも"最良"ではない気がしてくる。 それは、"ポストプレイヤー"が結局いないから。 そして、単純に、"キリノの負担減のための2トップ"を考えるなら、"中山元気"を残すべきだったとも思っている。 運動量でキリノの守備面の負担を軽減できるし、ポストもできる。 惜しいのは、昨季は、その"2トップ"の成熟を狙うようなタイミングがなかったこと。 元気自体は"決定力"や"意外性"の部分では"物足りなさ"も正直あったが、前者については、"チームの意識"とも関係するので、一概に"元気がダメだ"と言う気はない。 「"元気"の得点パターンに近い形を、チームがどれだけ作れた?」と考えると…ほとんど作れていない(と思う)。 "パワープレー"なんかでもそう感じた。元気自体は、"自分が触る"という最低限の仕事をこなしていた。 むしろ"パワープレー"の状況で、エリア内に多数侵入できなかった、周囲の"意識"の問題である。 ある意味、キリノの方が、元気よりも「それは得点パターンでしょ!」という状況で外している(と思う) "自分の得点パターン"を自分で作れるFWは数少ないと思うが、コンサはわりとそういうFWに恵まれてきた歴史がある。 バルデス、エメルソン、ウィル、フッキ、ダヴィ…。 だから、その"観戦経験値"がサポにはあるので、元気はひどく物足りなく感じてしまうのかもしれない。ゴンを獲りたかったコンサが、「"同姓のFW選手を不在にするため"に元気を、"背番号9を空けるため"に石井を切った」…というわけではないと信じたい。前述の、「所属FWの得点パターンに近い形を、チームがどれだけ作れた?」は今季も継続する課題。 軸であったキリノについては成熟を図ればよいと思うが、内村は昨季のようには行かない気もする。 愛媛は"内村で点を取るサッカー"を"チームとして狙って"していたとは言えないだろうか。 昨季、熊本から福岡に移籍した"高橋泰選手"をイメージ(片桐選手(岐阜→甲府)も該当する?)して、ついそう思ってしまう自分がいる。 "妄想監督"に戻る…(苦笑) 2トップはオプションとしてはもちろん"有り"だが、ベースは4-2-3-1にする。 まずは、DF面の安定を図りたい。 戦術は"チャレンジ&カバー"で考えるとして… ダニがいなくなり"中盤でのチャレンジの象徴"が消えた点をどうするべきか…。 "中盤でのチャレンジ"がどのくらい機能するかが見えないので、であれば後ろを安定させるしかない。 攻撃は"キリノ"を昨季以上に"活かす"ことを狙う。が…メンバー構成上、ポストプレイヤーはいない…さて、どうしよう。 わりとロングボールを利用した昨季だったが、今季はポゼッションによる"押し上げ"を狙うか… しかし、これだと実は"キリノ"の長所は活かしがたくなる(キリノはスペースがある時に最も活きると思うので、相手にブロックを組ませる"時間"を与えない方がよい)。 悩む…。 本日の"妄想結果"は以下の布陣。 鍵は"宮澤"になる。 キリ 岡本 宮澤 藤田 上里 芳賀 藤山 石川 吉弘 西嶋 高原 新戦力が藤山しか入っていない…(苦笑) 宮澤が状況に応じて、前に出て"ポストプレイヤー"になったり、下がって"パサー"になったりしやすいように…と妄想。 昨季も、宮澤にこのような意図でプレーをさせていたことがあるように観ているが、昨季の場合は、+守備(ダニのカバー)があって、これがけっこうな負担だった(と思う)。 アンカーを芳賀にすることで、宮澤の守備面負担を軽減。 3列目を上里にしたのは、上里は"前に出て行きたい"傾向を持つ選手だから。 宮澤が下がって"パサー"なプレーをしたとしても、前の駒が3枚では意外性を欠くので、上里+どちらかのSBの上がりが必要。 また、後方からのつなぎという面で考えても、3列目に上里を置く意味は大きいと思う。 攻撃面は"宮澤鍵"という前提での妄想をしてみた。 守備面はどうか。アンカーに芳賀、CBに石川、SBに西嶋を配置すると、"カバー面"の不安はかなり軽減される(ように感じる)。 CBの相方に悩んだが、吉弘にした。趙だと"言語の壁"があるので、連携をどこまで練習で高めておけるかが課題になる。 圧倒的なFWを要するチームと戦うときは、趙を使うべきと思うが、"安定感"で考えると吉弘(昨季"チャレンジ&カバー"にかなうプレーに近いモノを見せてくれたのも、吉弘>趙という気がしている)になった。 昨季よりは、DFラインは安定する(可能性が高いと思う)ので、アンカーに芳賀を配置するとえらく"守備的"な気もしてしまう。 しかし、"チャレンジ&カバー"の"カバー"面はなんとかイメージできるが、"チャレンジ"面については、正直まだ機能している姿を鮮明にイメージできない自分がいる以上、アンカーは芳賀にするべきと思う。 以上、2010年1月7日時点での"妄想監督"の戯言とする(笑)。 追伸 妄想は…やはり楽しい。 数日後、今回の自分の妄想を再読し、増えた情報を加味しつつ、また妄想を楽しみたい。 ブログ巡りも楽しみ(試合が無いときは本ブログの"更新ポリシー"に反することを気にせずに読ませていただけるので)!
2009年11月30日
VS 横浜(50節)3-1。
勝ち点80越えのために、来季のために負けられないゲーム。
曽田のラストゲーム。
基本、観たゲームについて、自分の"観方"を綴るのがこのブログ。
だが…今回はちょっと…。心が正直揺れている。
スタメン。
システムは4-2-3-1。
キリノ
藤田 ハファ 古田
ダニ 芳賀
岩沼 石川 吉弘 西嶋
高原
故障者を除くと、上里が出停。
現状で最も安定成立する布陣、メンバーだったと思う。
注目はダニ&芳賀の3列目。岩沼の左SB。
前者は、今シーズン途中から、ずっと"観たい"と思っていた。
後者は、来シーズンにむけて、ひとつの鍵になると思っている部分。
サッカー自体は、悪い内容ではなかった。
コンパクトさもあり、人の動きもあった。
シュートも15本以上(かな?)は打った。
2-0になってからのサッカーには、もどかしさも残るが、勝ちきったことをよしとしたい。
ただ、ファールはえらく多かった気がする。
三浦淳のFKは素晴らしかった。が、それはファールの多さがもたらしたものと言えなくもない。
得点については、キリノ、ハファの個人能力によるところが大きい。
1点目は、横浜のミスがらみ。ダニ→キリノとつないでハファ。
ただ、ダニが前目にポジションを取れていたのは、芳賀との関係性からのことであり、そこはコンサの戦術上の効果が現れたと観てよいか。
2点目は、"確実性の低いカウンター"といってよいか。
自陣深い場所からのクリア(状況的にロングフィードではなくクリアと思う)から、キリノの個人能力。
スペースがあればキリノはやはり速く強い。
3点目も…ある意味曽田の個人能力か。
曽田のラストゲームはFW出場だった。
2-1だったのでDFには投入しにくかった。ただ、石川がピッチサイドに来たため、「19」と「29」の表示を間違えたのか?と一瞬思ってしまった(苦笑)
曽田のゴールはPK。
やり直しもあった。
ドキドキ感をもたらしてくれるのは"曽田らしさ"なのかもしれない。
ただ、ラストゲームで"らしさ"を発揮できるのは、やはり曽田という選手が"何か"を持っている証明だろう(と思いたい)。
戻る。
2-0になるまでと、それ以降の違い。
個人的には、注目点だったダニ&芳賀の部分にあるように思う。
2-0になるまでは、ダニ前、芳賀後ろの"縦関係"が機能していたように思う。
これにより、ダニが積極的に動くことができた。
また、芳賀がカバーすることでDFラインもリスキーな状況を避けられていた。
自陣深くからのビルドアップも、芳賀が"パスの難度を下げる顔出し"ポジショニングを効果的にしたため、
じわじわとであっても押し上げることができたし、これまで、2バック気味でビルドアップしていた部分も3バック気味で行えた。
芳賀のコーチングとポジショニングで、SBがポジションを無駄に下げずに済んだ場面も数回観られた。
2-0以降、この縦関係が顕著ではなくなった。
ダニが芳賀より後ろにポジショニングしていた時間帯は、うまくいっていないように思う。
これが、チームとして意図的に試したことなのか否かはわからない。が、結果、両者のよさが消える形にはなった(と思う)。
コーチングやポジショニングに優れる芳賀は、アンカーに向いている。
コーチングには言葉の壁があり、また、前に出てディフェンスした方が相手の脅威となるダニは、常にスペース(ポジショニング)を気にしなければならないアンカー向きではないかもしれない。
両者が同時に3列目にいた今回のゲームでは、"縦関係"を徹底することができれば、押し込まれずに済んだかもしれない。
次節、緑に勝って、勝ち点を81にして今季を終えてもらいたい。
順位はもう6位で確定…。
湘南と甲府のどちらが昇格するか、仙台と桜のどちらが優勝するかは、最終節の別の楽しみである。
追伸
曽田の引退セレモニーを観た。
思うところが色々あった。
ひとつだけ記すなら、コンサは"怪我人"に優しいチームであってもらいたい。
"ケガをしたらクビ"では、そんなチームでは"戦え"ないと、個人的には思っている。
今季、苦しい時期もあり、"給料×棒"のような表現もけっこう観られた。
経営面を鑑みると、その気持ちはわからなくもない。が、サポの多くがそういうことを言うようになってしまったら、コンサは"魅力あるチーム"の一要素を失ってしまうことになるだろう。
曽田選手…お疲れ様。
同時に、来季契約されない選手もわかってしまった。
柴田、石井、中山、荒谷…。
ここにも思うところがあるが…今、書くのはやめよう。
前回記事の末にも書いたが、ハファ、石川…なんとか残せないものか…。
ダニは"名古屋からオファー"という話もある様子。
ダニが売れれば、それを元にハファは何とかならないだろうか…。
ハファはもうちょっと化けそうな雰囲気もある。
そしてまた高く売れてくれれば…。
"安く(語弊があるな…コンサが保有できるという意味で)""質のよい"外人を発掘し、高く売る。
コンサがチームを存続させるために、必要なことかもしれない。
2009年11月23日
VS 岐阜(49節)2-4勝ち。 更新が2週間ぶりに…(^^;) 何分、"覚書"がメインゆえ…ゲームを観ないと基本書けないので。 この間、曽田の引退発表などあって、気持ち的には↓気味だった。 あと3試合で3勝しないと勝ち点80を超えられない…という状況でのアウェー戦。 内容にも期待したいが、結果にこだわりたいゲームだった。 以下、覚書。 雨…ピッチコンディションは…キツイ。 スタメン。 スカパー!発表ではシステムは4-1-4-1。 だが、ゲームを観ている分には、4-2-3-1乃至は4-4-2(2は縦並び)という感じ。 左SB起用の岩沼に注目。スタメン3試合目。思い切りの良さ+αを見せられるかが問われる(かな?) ゲーム自体は、岐阜の出来がよいとは言えず、"勝って当然"だったかもしれない。 岐阜は2つの得点シーンのみを観ると、非常によく見えるかもしれない(ダイジェストで観るとよかったように見えるかな…)が、特に守備面では、足が出てこない感じだった。 前半20分過ぎくらいまでで0-3となり、ゲームは決まった感じになった。 コンサ自体は、悪かったわけではもちろんないと思う(悪くて4点取れるチームではないから)。 布陣もわりとコンパクトになっていた(と思う)。 ピッチが悪い分、選手間が短くなることは大切だったと思うが、画面上では、"小さい三角形"が多々確認できた。 そして、攻撃全体としては、今まではわりと"サイド一辺倒"的な部分もあったと思うが、今節は中央よりだったと言えるかもしれない。 中央を抑えられない岐阜は、前半は"ジリ貧"気味だった。 "縦に急ぐ傾向"は、全くなくなったわけではないが、中央をわりと使って攻撃をしたため、ハファエルのボールタッチ数が多かったように思う。 また、上里とダニがWボランチのような形であり、結果、ダニが前でプレーをすることができていた。 2人ともに、効果的に前後運動していたし(上里はダニコントロールという部分では、及第点のできだったと思う)、ダニが前にでることは、攻撃にも守備にも+だったように感じる。 1点目は、古田→ハファ→上里。 2点目は、ハファ→キリノ→ダニ。 3点目は、藤田→上里→ダニ。 4点目は、ハファ→岩沼。 全得点について、後ろから選手が出てきてのゴールという意味では、"よいゴール"だったと思う。 1点目と4点目は、ハファの力によるところは大きいように感じた(4点目は岩沼のシュートはもちろん素晴らしかったが)。 来季、ハファはいない(のか?)選手だろうから、複雑な思いは正直残った。 失点については、逆に悩ましい。 岐阜の2得点は、素晴らしかったと思う。が、コンサ視点で観ると、いただけない。 3得点したあと、"引き気味カウンター戦術"的にコンサはシフトした。 これは、ある意味、当然のこと(これができないと安定勝利=昇格=J1定着はできないと思う)。 ただ、その体勢から、2失点していることは、反省とするべきと思う。 サッカーでは1失点は仕方がないと、私は思っている。 1-3で前半を折り返し、1-4にして終われれば、"完勝"と言ってよかったかもしれない。 ただ、2失点目が4得点目の直後だし…(-_-;) これまたビミョーな感じが残ってしまったというのが正直なところである。 被シュートも2桁(前後半5本ずつくらい)は超えたはず…。 今シーズンはあと2試合。 2勝という結果。そして内容。 来季に向けて、"楽しめる"2試合となることを祈る(次節はホーム最終戦ゆえ、できれば曽田も観たい)。 追伸 今節を見る限り、ハファはここに来て、機能的にフィットし始めていると言えるのではないか。 DFの中心は、明確に石川…。 この2人は、来季、"不在の選手"になる可能性が高いか…。 財政難ゆえ贅沢は言えないが、なんとか…と思ってしまう。 岩沼の初ゴールには、衷心より讃辞! 古田は思うところがあった様子がありありと。 今シーズン中に初ゴールを是非GETしてもらいたい!
2009年11月08日
VS 富山(48節)1-1…(-_-) 観たから書く。が…。 前回の記事の末に 「私が望むのは、来季にむけて、残りのゲームで、"迷い"が感じられないサッカーを観られることに他ならない。」 と綴った。 今回の試合は、それにあてはまる試合とは言えない…か。 今季最後の厚別。厚別らしい風。 残り4試合。数字上の目標は、勝ち点80台に届くこと(もちろん私的目標)。3勝が必要。ホームのここでは勝たねばならない。 スタメン 趙、西は今シーズンはもう観られない。藤田の腰痛も心配…どんなスタメンか…注目。 4-2-3-1で↓の感じ。 キリ 砂川 ハフ 上里 ダニ 宮澤 岩沼 石川 西嶋 芳賀 高原 岩沼はもう一度観たかったので注目。上里の右サイドも面白いと思うので注目。藤田がベンチにいてちょっと安心。 CBの組み合わせは、カバー面では安心(結果、石川も西嶋も、出る時には判断よく出ていた)。 以下、覚書。 まず、"迷っている感"はなくならなかった。特に、攻撃は。 攻撃面での"迷い"はパスにあらわれると思っている。 つまり、"チームとして、どういうふうにボールを動かすか"という点が成熟していないのだと感じた。 パス時に、味方を探している場面も多々観られた。 入ったパスを簡単に潰される。 パスをもらう側の動きが少ないことは、画面上には映らなくても想像するに難くない。 が、オフザボールの動きが少ないというのは、出場している選手個人の問題であろうか。 これはチームとしての問題、つまり、"ボールをどう動かして運ぶか"という部分の共通理解が、不足しているからと感じる。 失点…は明白なミス。 だが、あそこで"繋ぐことに"こだわったのは、上を目指す上では評価すべきか…。いや、セーフティーファーストで良かったか?…と悩む。 ただ、高原は、3点分くらいはファインセーブしていると思うので、責める気持ちはない。 むしろ、サッカーでは1失点までは当然と思うべきで、2点以上取れそうな気配を持てない攻撃が問題と思う。 攻撃は、今シーズン中にもよい時があった。人もボールもよく動いていた試合がないわけではない。 なかなか、よかった時を取り戻せないコンサである。 得点…石井の今季初ゴール。 あの得点の瞬間は、"迷い"が感じられず、よかった。 システムが3-5-2になり、1点ビハインド。 サイドを起点に、中で勝負。 左サイドの上里がボールを持って、そこからやるべきことには"迷い"はなかった(というか、あそこで迷ったら永遠にJ2…)。 ニアに二人、ファーに二人きっちりエリア内に侵入していた。 上里のボールはよかった。 3-5-2になった時、正直、左WBに岩沼、Wボランチはダニと上里のままの方がいいのでは…と思ったが。 ただ、いくらビハインドとはいえ、3-5-2になってからのサッカーは、いかがなものか…。 前に急ぎ過ぎで、布陣の間延びはひどかった(画面上スカスカだった)。 サイドの起点から得点できたのだから、その形を効果的にいくつつくれるかがポイントではなかったか。 リスキーに行って、結果、失点しなかっただけとも言える(のではないか)。 今回は(天皇杯後からだが)脳内が揺れていて、駄目観戦だった(反省↓↓↓)と思う。 追伸 あと3つ。まずは結果。その上で、内容が伴うゲームを。 Wボランチでプレーするダニの方が、ダニの長所の一つである、"前に出て行くこと"が発揮しやすいのではないかと感じた。 アンカーでポジショニングを気にしすぎると、現状ではダニの良さは発揮されにくくなるのではないだろうか。 以前、猛妄想未来予想図という妄想の中で、「"初心に返る"4-2-3-1」と書いた。 今回、4-2-3-1を観られたことは、来季を思う上でよかったようにも思っている。というのは、コンサの所属選手には、守備的MFに適正がある選手が多いから。 結果、短時間だが、岩沼の守備的MFも観ることができた。 次節は、宮澤、砂川は出停。また、スタメン、システムに注目することになりそう。 個人的には、芳賀とダニが縦の関係になるWボランチが観たいのだが…。岩沼の左SB、上里の右配置もももう少し観てみたいと思った。
2009年10月31日
前記事の末に記した、"メダパニ(ドラクエ用語で意味は「頭が混乱すること」でいいのかな)"。 そのままで止まっているのもなんなので、とりあえず書いてみる。 そのために、33節以降の"覚書(拙ブログの試合の感想)"を読み返してもみた。 その上で… 攻撃面のみに注目すると、最良と思えたのは、35節と36節。 前半のデータを見ても、11本、7本とシュートを撃てている。 守備面のみの注目すると、最も安定していたのは、40節~42節。 無失点だし、前半の被シュートも5本未満。 この二つを融合できればよいのだが…そう単純にはいかない(>_<) "覚書"を読み返しながら、感じたことがある。 39節甲府戦以降、サッカーに"迷っている"ような感じがするということ。 メンバーが揃わなかったりという明確な原因もあるが…。 そして、その"迷い"に"拍車をかける"ことにつながるゲームが2つ。 42節の湘南戦。45節の徳島戦。 38節の愛媛戦、内容こそ微妙だが、劇的逆転勝利だった。 そのムードというか"流れ"というかを、39節に"よい形"でつなげたかったのだが… 39節は、システムからして、相手に合わせる"受け身サッカー"になった。 ここを、相手に合わせるのではなく、自信を持って4-1-4-1で戦っていれば、後が違ったようにも思う。 ダニを怪我で欠き、ねばり強く守備の安定を図ってきたのが、40~41節。 そして42節で、今季の"ベストゲーム"といえるような勝利…。 33~38節でやってきたサッカー、40~41節でやってきたサッカー。 そこには違いがあり、長所もそれぞれ(と思う)。 ただ、42節で湘南に勝ったことで、"どちらが目指していたサッカー"なのか、という点が"ぼやけた"のかもしれない。 43節の熊本戦以降は、特に"安定"を欠いているように感じる。 その途中、メンバーが揃わな過ぎた、45節徳島戦がある…。 今年のコンサは、"流れをつなぐ"という部分がなかなか好転しなかった(と思う)。 もちろん、ここには、チームが持つ"運"も少なからず作用するとは思う。 ただ、基本的には"流れ"は、そこに関わる人間が構築するもの(と思う)。 "観方"は人それぞれ。 今のコンサのサッカーを観て、「"迷い"なんか感じない!」というサポもいるだろう。 それでいいと思う。 色々な感じ方があって、色々な考えにつながって…ゆくゆくは太い"背骨"("屋台骨"の方がいいかな…)になる。 物事の多くは、そんなものではないかな…と常日頃思っている。 私が望むのは、来季にむけて、 残りのゲームで、"迷い"が感じられないサッカーを観られることに他ならない。
2009年10月28日
前回の記事(「チームの成熟度」)の末に、 「今回は、チームとしての成熟度の差と言える」と綴った。 両チームの比較上は、明らかに仙台の方が成熟したチームだったと言える(と思う)。 そして、当然の疑問に行き当たる。 比較上ではなく、コンサだけを考えたとき、その"成熟度"はどうなのか? ということ。 いつも拝見させていただいている、whiteowlさんのブログに「軌跡。」という記事があった。 そこには、これまたいつも拝見させていただいている、フラッ太さんがトラバ(「自己嫌悪。」)されていた。 二つの記事を読み、私と同じようなことを気にされているなぁ…と感じた。 whiteowlさんがされていたのは、キャプテン上里のコメントに注目するということ。 その内容の変遷から、"チームの成熟度を探ろうとしたのではないか"と推察した。 私自身も、コンサの"成熟度"については考察をしてみたい。 が、ここで、"問題"を一つ感じた。 "コンサはどんなサッカーを目指していた(いる)のだろう…"ということ。 目指すサッカー像がわからなければ、成熟度を探りようがない。 また、来シーズンを妄想したとしても、補強のポイント(明らかに薄いSBは別として)がイメージできない。 数ヶ月後、"補強の記事は"、妄想をかき立てるネタとして有意義であり、オフシーズンの楽しみなのだが、このままでは、"妄想"はムズカしくなる。 ということで、"コンサの目指している(だろう)サッカー"を仮定的にではあるがおさえ、その上で思考(妄想)してみたい。 "コンサの目指している(だろう)サッカー"…"チャレンジ&カバー"…。 積極的な守備(ボール奪取が目的)→攻守の切り替えを早く→人数をかけた攻撃 という感じ…? であれば、"コンパクトな布陣を保ち、かつ、より相手のゴール近くでサッカーをすること"が重要なポイントか…。 ↑のように仮定した場合、コンサの狙いが機能すると、"相手の攻撃途中に多数割り込み、その上でチャンスを多く作れる"ということになるだろうか…。 なんだか怪しい感じはするが、これを元に思考(妄想)していく。 何に絞って見るか…今回は"前半"に注目してみる。 チームが主導権を取るという意味では、前半の出来は大きな意味をもつと思うので。 "相手の攻撃途中に多数割り込む"→これにより、相手のチャンスは減るはず。 "チャンスを多く作れる"→であれば、多数、シュートを撃てるはず…。 ということで、"前半のシュート数、被シュート数"をメインに見てみることにする。 どこまで遡るか…長丁場故、全部はキツイ…(-_-;) 脱クライトン後、そして現行のメインシステム4-1-4-1(4-4-2の時もあるけれど…)になってからのことに絞るか…。 とすると、第33節以降について見ることになるか。 ポジションとしては、このブログの流れから、CMFには注目。DFラインとアンカーにも注目するか…。 ということで、以下、データを少し。 【節、対戦相手、勝敗、トータルスコア、前半のシュート数-前半の被シュート数、前半の得点/前半のシュート数、CMF、前半の失点/前半の被シュート数、DFライン(左から)+アンカー の順】 33、緑様、○、2-1、+1、1/ 5、西君、宮澤、0/ 4、上里、石川、吉弘、西嶋+ダニ 34、岐阜、○、2-0、+1、1/ 6、西君、宮澤、0/ 5、上里、石川、吉弘、西嶋+ダニ 35、鳥栖、△、3-3、+7、1/11、西君、宮澤、2/ 4、上里、石川、趙氏、西嶋+ダニ 36、草津、○、5-2、+2、3/ 7、西君、宮澤、0/ 5、上里、石川、趙氏、西嶋+ダニ 37、水戸、△、1-1、-1、0/ 2、西君、宮澤、0/ 3、上里、石川、趙氏、西嶋+ダニ 38、愛媛、○、3-2、-1、0/ 2、西君、宮澤、1/ 3、上里、石川、趙氏、西嶋+ダニ 39、甲府、●、1-2、-4、0/ 1、ハファエル、2/ 5、上里、吉弘、趙氏、西嶋+ダニ、宮澤 40、福岡、○、1-0、+4、0/ 7、上里、宮澤、0/ 3、西嶋、石川、趙氏、西君+ダニ(芳賀) 41、岡山、○、1-0、+6、1/ 8、上里、宮澤、0/ 2、西嶋、石川、趙氏、西君+芳賀 42、湘南、○、2-0、±0、1/ 4、上里、宮澤、0/ 4、西嶋、石川、吉弘、西君+芳賀 43、熊本、△、0-0、-2、0/ 3、上里、宮澤、0/ 5、西嶋、石川、柴田、西君+芳賀 44、桜様、●、0-1、+2、0/ 7、上里、宮澤、0/ 5、西君、石川、西嶋、芳賀+ダニ 45、徳島、●、0-3、-6、0/ 1、古田、宮澤、1/ 7、上里、吉弘、柴田、芳賀+ダニ 46、栃木、○、1-0、+7、1/ 9、上里、宮澤、0/ 2、岩沼、西嶋、吉弘、芳賀+ダニ 47、仙台、●、0-1、-7、0/ 2、上里、宮澤、0/ 9、西嶋、石川、吉弘、芳賀+ダニ さて… 守備面については、前半は"頑張っている"と言ってよいか。前半の被シュートが5以上だと引き分け以下の可能性が高くなっている。 7本撃たれた徳島、9本撃たれた仙台には、攻撃面でのよいところをあまり作れずに負けている。 攻撃面では、ムラがあると言わざるを得ない(-_-;)直近の4試合(リーグ戦に限る)は顕著。 最少は1、最多は11…ただ、前半で4本以上撃っている試合は、勝つ確率が高い(負けは桜のみ)。 シュート数を、被シュート数が4本以上上回ったゲームは全て負け。 逆に1本でも上回ると、桜戦以外は勝ち点を拾っている。 被シュートを2でおさめたゲームは、41節と46節だが、いずれも下位のチーム…。 どうまとめるべきか…頭が"メダパニ"になってきた(>_<) 脳内リフレッシュ(リセット?)をしてから、日をあらためて再考(再妄?)してみるか…。 半端なものを公開するのはどうか…求む!救いの手(笑)
2009年10月25日
VS 仙台 (47節)0-1敗戦…。 今回は諸事情あって、あまり集中してゲームを観られなかった。 だが、ゲームを観たことには変わりないので、手短にまとめておきたい。 スタメン 4-1-4-1。 岩沼の名はなく、DFラインは左から、西嶋、石川、吉弘、芳賀。 個人的には、岩沼を観たかったが、"人がいる時"にはまだスタメンを取れるレベルではないということか…。 石川が戻り安心。このラインは、安定機能するだろうと感じた。 前半 上里が下がり目、宮澤は上がり目で4-4-2のような形が大半だったかな…と思う。 観ていて"面白い"ゲームにはなった。 ただ、その面白さは、"仙台の攻撃"VS"コンサの守備"という部分で感じたこと。 コンサの"ゴールの匂い"はあまりしなかった。 サイドの攻防が注目点。 中島とサーレスの2トップは左右にもよく動く。関口、梁は言うまでもなく。菅井、朴のSBもよいアクセントになっていた。 その中で、"サイドの守備"という点では、コンサは負けていなかったように感じた。 CB二人は、よいタイミングでサイドにも顔を出していたと思う。結果、Wボランチ気味にはなったが、上里も特に左サイドの守備には顔を出していたように思う。 DF陣の集中力は感じた。が、被シュート数は9。仙台の攻撃を最後の部分では、跳ね返していたが、起点潰しは有効にできなかったと観るべきか。 コンサのシュートは極めて少なかった。が、SBの上がりが極端に少なかったわけではない(ここはDFラインの相互関係をメインに、ぎりぎりの安定を保ちながら、よく上がっていた方だと思う)と思う。 布陣自体もコンパクトさを保っていたと思う。 後半 宮澤→ハファで、多少、リズムがコンサの方へ。 だが、"点を取るべき時に取れない"と苦しくなるのがサッカー。 65分に見せた、仙台のカウンターは見事だった。 ハファのエリア内突破、右からグラウンダーのクロス。これを林がストップ。 ここから、林→関口→梁→中原→梁→関口→中原でやられた。 コンサの"攻守の切替"も早くはなかったように感じた。林がクロスをストップした時点で、切り替えが早ければ(サッカーに"たられば"はないが)、あるいは失点まで行かなかったかもしれない。 60分前後は、仙台にはややきつめの時間となっていた。 ただ、仙台は、守備ブロックをしっかり組み、あわてないことで対処してきた。 63分ぐらいのハファのシュートが決定的で、あれが決まっていれば(しつこいがサッカーに"たられば"はない)展開は変わったかもしれない。 仙台に"しのがれた"上に、ゴールを許した…ということか。 この後、選手交代、システム変更で、"流れ"掴みを再度試みたコンサだが、ムズカしかった。 追伸 今回は、チームとしての成熟度の差と言える。 特に攻撃についてはそう感じた。 富田、関口、梁は流動的に動きかつ機能していた。 中盤の3人があれだけ動いても、チームの根幹のバランスを崩さなかった仙台。 関口と梁は、同サイドでプレーしたりする場面も多く観られ、バランスを崩していてもおかしくはないのに、崩れない。 今季の仙台が、昇格に値するチームであることを、証明されてしまったゲームだったと思う。 コンサも、来季の今頃は、今回の仙台のような"モノ"を示せるチームになっているだろうか…。
2009年10月22日
今回は…趙自己満足的妄想に走る! 観戦力向上がテーマのこのブログだが、今は"感染力向上"の危険と戦っている(-_-;) もちろん相手はインフルエンザ。 諸事情あって、極めて感染してしまった確率が高い(T_T)。 こんな時こそ妄想だ! 次節を仙台戦を観た後では、なんとなく妄想しにくくなるような気がする…。 なので、一発目、来季への妄想に着手してみる。 基本、選手の加入は多くを望めなそうな状況なので、現有戦力で来季を妄想。 システム…4-1-4-1で妄想したいところだが、敢えて"初心に返る"4-2-3-1! こんな感じか… キリノ 岡本 西 藤田 ダニルソン 芳賀 岩沼 吉弘 趙 西嶋 高原 1トップはキリノ。西がトップ下にいると最も相性がよい(キリノの1トップが最も機能する)と思う。基本、キリノはポストプレーに長けた相方と、2トップの方が最も機能するとは思う。キリノが出停などの時は、4-4-2にした方がよい(と思う)。 SHは岡本と藤田に。古田が落ちる…。が、今シーズン藤田が左右両方をこなしていることが大きい。 岡本と古田はドリブラー傾向が強い。SHでは藤田は性質が異なるタイプ。 左右のSHは性質の異なる選手の方がよい。その方が、今シーズンも見せているような、試合中のポジションチェンジなどの幅が活きる(と思う)。 両サイドともドリブラーが有効な展開になれば、藤田に変えて古田を投入すればよい。岡本と藤田にしたのは、古田よりも岡本の方が、"ゴールの形"を持っているから(古田無得点だし)。ただ、この3人の"組み合わせ"で、SHは面白く回して行けそうである(砂川はどうなるんだろう…)。 ダブルボランチにはダニ&芳賀。2人を足して2で割ると、"チャレンジ&カバー"のバランスが最もよいように思う。 ダニがチャレンジ:カバー=9:1。芳賀がチャレンジ:カバー=1:9。 これが互いの長所を最も引き出す組み合わせではなかろうか。 アンカー芳賀がもたらした"無失点"の安定を、活かさない手は無いと思うのだが…。芳賀は年齢的にもキャリアのピークにさしかかっているし。 アンカーに芳賀がいれば、ダニもボール奪取に特化して問題ない(はず)。 ダニが出停の時は、横並びのダブルボランチで無難に。ダニと同等の"ボール奪取力"を持つ選手はいない(J2全体で見てもいないのでは?) DFライン… CBは吉弘と趙にした。ただ、今季はここに不安があったから石川を補強した(SBの補強と思っていたが、結果的にはCBの補強と言わざるを得ない)ようなので、何と言えばよいか悩ましい。 曽田、箕輪の回復。柴田、堀田の成長。それにより変わるのは、もちろん有り。吉弘-曽田あたりで将来的には落ち着いてくれるか…。 岩沼のところは、"過大評価"かもしれない(苦笑)。 何せ、まだ1試合しか観ていないから…。ただ、可能性は感じさせてくれた。 西嶋は右SB。左右をできる西嶋。西嶋には厳しいご意見があることも、皆様のブログを拝見して承知している。なるほど…と思うこともある。が、個人的には"西嶋のSBはイマイチ"と言うのは、贅沢だと思っている。日本レベルでSBは人材不足なのだから…。 SBについては、心底、自己満足的妄想が強い(苦笑) なぜなら、そこに人材がいないと"西"や"芳賀"が配置されてしまうから。 トップ下(CMF)としては、西が秀でていると個人的には思う。 それは、上里、宮澤と比較すると、プレーの幅(無難にできること)に差があるから。また、選手間をつなぐ"接着剤"としての能力も西は高い。 GKは高原。現時点では、不動になりつつある。今シーズンで"化けた"と言っても良いか。いや、チャンスが与えられれば、もっと早くから活躍していたのかもしれない。 センターラインの配置で、攻守両面を安定させることはできないか…と考えた(妄想した)とき、今シーズンで観たことから言えば… 得点が取れていた期間→西が前目でプレー。 失点しなかった期間→芳賀がアンカーでプレー。 と思う。 ならば軸は、そこに置くべきではないだろうか。 惜しくも、こう妄想すると、宮澤、上里、古田がスタメン落ちになる。 が、宮澤と上里は、西&芳賀と同等の安定感を出せなければならないと思う。 古田は、岡本と同等の決定力を示さなければならないと思う。 上里は左SBでの進化も考えたい(ゲームをSBから作るプレーヤーになれる可能性を、あの左足に持っているから。右SBの方が左足をピッチの内側に置けるからよいかも…)が、守備のポジショニングの部分で、すでに岩沼に劣っていると思うので、キビシイか…。 サブは… GKの誰か。 DFの誰か。 古田 上里 宮澤 になるかな…。 FWDFとしての中山の能力は捨てがたい(気もする)。 となると… GKの誰か。 古田 上里 宮澤 中山 今シーズン以上に、サブの椅子取り合戦は激化するか…。 よい傾向だ(サブを考えてみても…砂川どうなるんだろう…)。 自己満足妄想全開である(苦笑)公開しない方がよいようにも思ったり…。ちょっと具合が悪くなってきた気がする…(-_-;)ので、こんな時くらい、羽目を外して妄想するのも悪くない。 後から読み返して、"何じゃこりゃ?"と思うのも、また修行である(かな?) インフルエンザが発症したら…仙台戦…まともに観れないかも…(苦苦苦) 来季の妄想については、あとはオフシーズンの楽しみとしよう(もうシーズン中にはしない! するべきではないと思うので。今シーズンのコンサを、"目を凝らして見届ける"のが大事な修行だと思う!)。
2009年10月21日
VS 栃木(46節)1-0勝利… 久々リアルタイム観戦(スカパー!だけど)。 気温は…試合の大半は10度以下かな…。ここ数戦おとなしい風の厚別。滑りやすいピッチ。 試合の注目点は、"戦術的な狙い"が感じられるゲームになるか否か。 前節からは、個人的には"戦術的な狙い"が感じられなかった(-_-;) 主力を欠くとはいえ、ベテラン2人が先発し、その状態…。 試合間隔は狭いが、何かを見せられなければならなかったゲームだったと思う。 スタメン…4-1-4-1で…目を引いたのはやはり左SB岩沼。もちろん期待。もう少し早くに観られてもよかったように思う。 CBは吉弘、西嶋。個人的には、もう一試合ぐらいは柴田を観たかったが…。西嶋のCBでDFライン中央の関係は、安定感を増すはずと思った。 相手との関係で言うと、サイドの攻防を制することができるかどうか。 ここが勝敗の分け目と思って観戦。 以下、覚書。 まず、率直に、前線にキリノがいるありがたみを感じた。 キリノはかなり"怖さ"を感じさせる存在となっている。 1トップのシステムで、そこが務まるのは、現状ではキリノしかいないと言ってよいかもしれない。 ゴールについても、キリノの執着心と、あそこで"オーバーヘッドか…"という意外性によるもので、キリノ個人の力量によるところが大きかったと思う。 これは、コンサが本来狙っている、攻撃が機能してのゴールとは言えないだろう。 再び、西大伍が前のほうで使われる時が訪れるのを、待とうと思う。 西の、パスを足下でおさめられ、かつ、動いてももらえる特性は、貴重なんだと改めて思っている。 栃木の出来は、よかったとは言えないだろう。ミスも多かったし、自信を持ってプレイしていない感じも見受けられた。 ただ、栃木をその状態にさせたのは、コンサがサイドの攻防を制したから(と思う)。 その点で考えると、両SBと宮澤のはたらきが大きかったと言えるのではないか。 前者はともかく、後者については「?」と感じられる方もいるだろう。 だが、今節の宮澤のプレーエリアは、中盤で左右にかなり広かった。 また、同じくCMFだった上里が前がかりなシーンが多かったし、古田もよく中へ侵入。 そのような状況の中で、ダニのカバーも含めて、守備的に宮澤は貢献していたと思う(結果として、4-1-4-1というよりは、4-2-3-1もしくは4-4-2に感じられたが…)。 脳内疲労も肉体疲労も大きかったと思う。 攻撃面ではイマイチに感じられた方も多いだろうが、守備面で宮澤が背負っていた負担を考えると、多くを求めるのは酷とも思う。 サイドで主導権を取れなかった、栃木には"攻撃に迷い"が生じたように感じた。 結果、バランスを崩したのではないかと。 前と後ろの意識の差ができて分裂気味に…布陣も間延びしていた。 スペースがありハイプレッシャーを受けなければ、コンサは主導権を握れる。というか、握れなければ数年はJ2だけれど…。 その中で、それなりのサッカーを見せることができたのではないだろうか。 ただし、もっと緩急をつけられなければならなかったのではないかと思う。 目に見えて、"緩急"が付いた感じのプレーは、芳賀が見せた1回きりだったかと…。 それ以外は、縦に急ぐ感じになっていたのは否めない。 守備時には人数がかかっているのに、攻撃時は3~4人しか、画面に現れない。 今回は、完封&継続中だった無得点が打破できたわけだが、上位チームやJ1に通用するサッカーが観られたわけではないと思う。 守備面は、コンパクトに、ラインを高く保つ意識は感じられた。 左SBの岩沼は、Jリーグ初出場で、序盤滑ったりもしたが、及第点以上のものを見せてくれたのではないか。 ボールを動かす部分では、"セーフティーファースト"に意識が偏りすぎだったようにも感じるが、それは有りだと思う。 何より、ポジショニングの面では、"絞る開く"のバランスがよかったし、判断もよかった。 対人でも、自分より大きな相手にも、安易には負けていなかった(と思う)。 左SBとしては、試合勘や経験を積むことで、さらにやれることを増やせるような可能性も感じた。 次節での起用については、どうなるか(仙台相手だし)?だが、今シーズン、あと数試合は見てみたいと思わせてくれた。 むしろ、"アンカーダニ"に疑問符がついた(-_-;) 私のブログでは、"アンカーダニ"について、どちらかというと否定的な内容に傾いてきているので、単に私が"ダニ嫌い"と思われる方もいるかもしれない。 が、率直に、私はダニが大好きである! なので、もっとよい活かし方はないか?といつも考えて(妄想して)しまうのである(笑) 今節でも感じたが、ダニのカバーのポジショニングは???である。 コンサは、DFラインからのビルドアップ時に、CB間がかなり空く。 なので、攻撃していてロストボールが早かった時は、そこの穴を埋める必要は、絶対にある。 ただ…ダニはそこに極めて入ってくれない。 ダニが自陣深くまで戻った場面が1度あったが、それは、上里(だったかな?)ダニ間での戻しパスが繋がらずに、相手の攻撃を受けてしまった場面。 自分のミスがらみだから、流れの中で、ゴール前まで戻りクリアするプレイをするのは当然。 やはりダニは基本的にDFラインには組み込まれない(と思う)。 なので、CBにかかる負担は言うまでもなく、本職が極めて少ないSBにも負担がかかる。また、CMF(今日だと特に宮澤)にも…。 DFラインが相互関係でバランスを取る意識でやると、攻撃参加には積極的に加わりにくい(と思う)。 結果、厚みのある攻撃はしにくい状況にはなるだろう。 ダニの繋ぎのパスも、今節はイマイチ。これは、周囲の顔出しにも関わるので、もちろんダニ個人の問題ではないが、成功率100%のパスを出してほしい場面でも、そうではないパスコース選択が見られる。 ダニは下げるパスよりも、上げるパスを選ぶ傾向が強い。成功すればよいのだから、周囲との関係性で成功率を上げられれば、もちろん問題ない。 ただ、わりとスペースがあった今節で考えると、もっと成功(確実につなぐ)できないと、上では通用しないと思う。 ダニの身体能力は抜群である。が、今回観戦していて少しだけ?を感じる部分があった。 それは、アジリティ…。 アンカーというポジションの特性上、スペースを埋めて、相手を見る状況は当たり前にあり、ダニもそういうプレイをしているが、 "見る"から"瞬時に出る"という部分が、遅いように感じてしまう場面があった。 もちろん、ここは、判断が伴ってのものなので、ダニのアジリティが低いと決めつけるのは軽率と思う。 が、日本人(東アジア人?)はわりとアジリティは高いので、ダニ自身の"判断力"は上げる必要があるのではないか。 強いチーム相手の時には、"空転り"させられつづける可能性もあるように思った。 追伸 無得点脱出&完封。 スコア上は、"よい流れ"を取り戻せそうな、きっかけにできそうなゲームではあった。 次節、仙台戦は、今シーズンの集大成が観たいゲーム。 主力が揃おうが揃うまいが関係ない。 この一年で、"チーム力は向上した"…そう思えるゲームが観られることを切に願う。
2009年10月18日
VS 徳島(45節)0-3完敗 前節の桜戦、攻守のつながりが薄く感じ、迫力ある攻撃ができなかったコンサ。 今節では、"攻撃の迫力"をどのくらい取り戻し、"得点の匂い"を感じさせてくれるかに注目しようと思っていたのだが…。 スタメン…どうやらそれどころではない。 システムは4-1-4-1と紹介されたが、 中山 砂川 宮澤 古田 藤田 ダニ 上里 吉弘 柴田 芳賀 高原 正直、目が点であった。 累積の西嶋不在をどうするのかは、注目だったが…。 試合前に情報を得ない主義で、書くまで情報収集しない主義だが、さすがに欠場の原因は、ゲーム後にすぐ調べた(-_-;) 石川=インフルエンザ、西=左足故障、キリノ=発熱。 しかしながら、来季を考えると、このメンバーでどんなサッカーができるかは、面白い注目点となった。 特に、CB2枚と左SB上里。 ここは、来季を現実的に考えると、レギュラー的に機能しなければならないようにも思った。 相手は徳島で、またもや"試金石"ゲームであったと思う。 果たして… シュート1本で、完敗である。 3失点のディフェンスに安定を感じられなかったのは、そのとおりである。 しかし、それ以上に、攻撃が気になった。 守備が安定していなければ、よい攻撃はできないのは当然なのだが、それでも、攻撃が気になった。 このゲームのピッチに立った選手たちは、"どう攻撃するか"が見えないままに90分を過ごしたのではないだろうか。 徳島は、逆にその点ははっきりしていた。羽地、柿谷を効果的に活かすサッカー。 中山はわりとしっかりポストプレーをしていたと思う。そのボールを受けた選手が、どういうイメージで攻撃するか。 サッカーの基本と言えば基本だが、"3人目の動き"の質が問題であったと思う。 そして、それに伴うが、"意外性"のない攻撃になり、フィニッシュ前にことごとく潰された。 宮澤の意識が、後ろに偏ってしまっていた(と思う)のも"意外性"のない攻撃になった原因と思う。 宮澤を批判する気はさらさらない。なぜなら、宮澤も守備を安定させることに対して、尽力していたように思うからである。 顕著なところでは…少なくとも、前半のうちに2回は、最後尾まで戻ってカウンターを阻止している。 ダニがアンカーの分、カバーが必要で、4-1-4-1というよりは4-2-3-1に近くなっていたと思う。 それだけ宮澤が守備に引っ張られていたと言える。 結果、ボールの収まり所が中山に集中し、意外性を欠くことにつながったとは言えないだろうか。 DFラインも高くしようという意図は感じられたし、中山も前線からプレスをかけていた。 "コンパクトにしてプレス"を狙ったように思うのだが、中盤でボールを奪えず、押し込まれたと思う。 押し込まれると、天皇杯を含む2戦の出来が悪く、ホームで意地でも勝ちたい徳島は、積極的なプレスをかけてきた。 プレスをかわしながら、GK、DFラインでパスを回し、フィード。 ただ、行き先は中山。 わかりやすく、守りやすいことこの上ない(と徳島DFは感じたのではないだろうか)。 つなぐ攻撃が機能しない時点で、別発想で点を取りに行くことはできなかっただろうか。 例えば、古田にボールを集め、ドリブルでファールをもらう。 コーナーをとるようなプレー(サイドにロングフィードをして…)を多くする(後半はコーナー0じゃなかったか…な)。 攻撃がうまく機能しないときに、"セットプレー"狙いをするのは、定石とも思うのだが、そのような気配も感じ取れなかった(色々な観方はあろうかと思うが、少なくとも私には)。 失点については、1点目は…なんと言ってよいか。 高原があそこまで前に出てボールに先に触ったことは、+に評価したく個人的には思う。 2点目は、吉弘だったかな…コーナーに逃げてもよかったと思う。 3点目は…エリア外だったし、なんとかしてもらいたかった(柴田だったかな?)。 1点目、2点目は、コーチングで、なんとかできたようにも感じている。 守備面も、攻撃面も、今季、わりとポジションを変えても固定メンバー的に戦ってきた、弊害が出たと言えるかもしれない。 "気持ちの問題がなかった"とは言えないと思う。 が、気持ちの差だけで負けたとも思えない。 上記したが、徳島は強い気持ちで向かって来た。 ただ、コンサも、特に久々に先発に名を連ねた選手は、期するモノを持って臨んだはず。 藤田(久々先発ではないが)の"黒髪"もその表れか…? 結局、"迷っているサッカーでは勝てない"、というだけのことのように感じたゲームだった。 追伸 終戦(湘南と甲府の結果を確認していないけど…)だが、次節以降の奮起を期待したい。 このままでは、来季の昇格もムズカシイと言わざるを得ない。 次節、栃木戦でももちろん何かを見せてもらいたいが、その次の仙台戦。ここでは、怪我人が戻ろうが戻るまいが、来季につながるモノを見せてもらいたい(そして多少安心したいし、来季の"妄想"も楽しみたいと思う)。
2009年10月10日
桜戦。 あと一歩のところでの敗戦。 だが、"あと一歩で勝ち点3だった"というようには感じない。 それは、得点の匂いが感じられなかったから。 香川投入から次第にペースを握った桜。 桜は香川という攻撃の武器(長所)の使い方を、チームとして熟知していた。 一方のコンサは、守備の武器(長所)は一定程度活かしていたと思うが、攻撃の武器はどうだっただろうか…。 そもそも、コンサの攻撃の武器とは何なのかという問題にもなる。 最後の1点に現れたのは、ここの差とは言えないだろうか…。 コンサがいい形で得点できるのはどんな時か。 それは、"人数をかけた攻撃"ができている時と思う。 キリノや藤田のスピード、古田のドリブル、上里やダニの左足… 表面的なモノを探しただけでも、武器にできそうなものは見つかる。 ただ、これらが単発では効果を発揮しない。 コンサの場合は、"全員攻撃"をしていく中で、効果的にこれらを使用できないと、"よいゴール"を得るのはムズカシイ。 単体で様々に優れる"香川"をチームとして活かせられれば、それだけで"よい攻撃"へとつながる桜とは、決定的に異なる(と思う)。 では、"全員攻撃&全員守備"がしやすい状況はあっただろうか。 後者はともかく、前者はなかったと捉えるべきではないだろうか。 観ていて感じたのは、"攻守のつながりが薄かった"ということである。 攻撃がよい時のコンサのイメージは… "ある程度前に出て全員守備→全体の切り替えを早くして、人数がかけられた攻撃をする" だと個人的には思う。 つまりは、"攻守のつながりが厚い時"と言えるかもしれない。 桜戦では"全員で前に出る"が、やりにくい状況だったのは否めない(と思う)。 チーム全体を一つとして観ると、どちらかと言えば"後ろに意識がいっている選手"が多かったのではないだろうか。 この点を、アンカーが芳賀からダニへ変わったことから思考(妄想)したいと思う。 拙ブログに綴った、"動"と"静"を説明に使いたいので、下記の2つを参照。 "動"?!"静"?! “チャレンジ&カバー”のキーは、気配り上手。 さらに補足を加えて…。 "動":チャレンジ>カバーの傾向が意識面で強く、かつ、その方が(プレーの性質上)長所を発揮しやすい選手 "静":カバー>チャレンジの傾向が意識面で強く、かつ、その方が(プレーの性質上)長所を発揮しやすい選手 ダニは前者、芳賀は後者。 アンカーが芳賀の場合、2枚のCMFとCBは、チャレンジの意識を強く出してプレーすることができていた(と思う)。 ここがダニに変わるとどうなるか。 前回のスタメンで、"選手の意識"にしぼって考えると… キリノ 藤田 宮澤 上里 古田 ダニ 西 石川 西嶋 芳賀 ↓ 動 動 静 静 動 動 静 静 静 静 という感じではないだろうか。 アンカーの十分なカバーを受けられないDFラインは、相互に"静"の意識を持たなければ、桜の前3枚と対峙するのは難しかったはず。 CMFの宮澤、上里は、守備時には"静"の意識を強める必要がある。しかも後ろ方向に。 それは、ダニは決定的に"動"でなければ長所が発揮されないため。 画面上で追っても、守備時に宮澤、上里がダニを追い越して下がるシーンを確認できる。 アンカーの位置=バイタルエリアと言ってもよいか。 とすれば、バイタルエリアが空くと守備的には脅威なわけだから、前後から埋めるカバーが必要になる。 CBのそれはカバーであり、ある意味でチャレンジと言えるかもしれない。自分の位置を空けなければならないのだから…。 アンカー芳賀は周囲のカバーの意識を下げることができる。 表現が適切ではないかもしれないが、例えば、チャレンジ:カバー=5:5のモノを、チャレンジ:カバーを7:3や8:2にできるということ。 アンカーダニの場合、周囲は、チャレンジ:カバー=5:5のモノを、チャレンジ:カバー=3:7や2:8にしなければならない。 ダニを批判しているわけではないので、誤解の無きよう。 ダニはチャレンジの象徴のような選手。 チャレンジ&カバーという戦術の上では、得難い貴重な存在であることは間違いない。 チームとして、ダニの所に追い込むようなことを守備で狙い、うまく運べば、ダニは100%に近い確率でボールを奪取するだろう。 そういう狙いが機能しない時がキツイ。 ダニ個人だけを観ても、ゾーンに張り付いてるダニは脅威ではない(と思う)。 ダニの守備的長所を最も発揮できるのは、その高い機動性を活かし、"相手の意識の外からあたれる状況"の時ではないだろうか。 ダニが"見えている状況"では、相手への脅威は下がると思う。なぜなら、ダニがゾーンに張り付いてるなら、避ければよいのだから…(ダニとはいえ球より速く動けるわけではない)。 ダニは抜けた能力を持った選手と言っていい。 攻守に力を発揮してもらいたい、コンサにとっては"存在だけで武器"である(と思う)。 ただ、その活かし方には一考の余地があるのではないだろうか。 ダニがチャレンジしやすく、かつ、周囲がカバーに傾きすぎない(CMFの負担は大きいから…)ようなバランスが取れれば…。 現状で"最も強いコンサ"が観られるのではないかと思う。 趙のケガ、吉弘の出停でCBが難しかったので、桜戦のDFラインになったとも思う。 吉弘は次節は出られる。 その時に、"ダニと芳賀の共存"の、"本当の答え"が観られるような気もしている。 追伸 わかりにくいな…この記事は。 自分がわかれば目的は達成なのだけれど、公開している以上は、反省しなければ…。
2009年10月09日
VS 桜(44節)0-1敗戦 15度を下回る気温、厚別にしてはまたもや珍しいことにほぼ無風。中2日での試合。 コンサよりは、桜への影響が大きいピッチコンディションだったのではないだろうか。 "滑った回数"は、コンサの選手に多かったように思うが…。 この試合の注目は、ダニ芳賀の共存。 スタメン。ダニ、芳賀両名の名があった! しかし…ダニをアンカーに置き、右SBに芳賀…。 DFラインは、左から、西、石川、西嶋、芳賀…。 率直に感じたのは、"ビミョー"ということ。 確かに、ダニと芳賀は共存しているんだけど…芳賀のアンカーとDFラインで安定していた守備をいじったコンサ。 守備面がどう機能するかが注目となる。 逆に、桜。4バックで来たか…。香川はベンチスタート。 サイドの攻防も注目点となる。 前半 ほぼ膠着状態だったとは言えるが、それでも贔屓目無しに、ややコンサに分があったと観る。 サイドは両チーム譲らずという感じ。 トップへのロングボールも、お互いにおさまりがあまりよくない。 落ち着かないゲーム序盤だった。 コンサのアンカーダニとDFラインは、連携で守っている感じではなかったと観る。 ダニは相変わらず、DFラインに組み込まれるような場面が観られなかった(と思う)。 ただDFラインの構成が上記のとおりだったため, "動"?!"静?!で綴った分類に当てはめると、4人全員が"静"だった。 "チャレンジ的守備"はなりを潜めたが、ダニのカバーを受けずとも、4人のポジショニングの良さや、相互配慮が良好で、桜にやりたい攻撃をさせなかった(と思う)。 その分、SBの攻撃関与が少なかった。左の西はそれでも攻撃参加していた方だと思うが、右の芳賀のオーバーラップは極めて少なかった。 ややコンサに分がある前半になったのは、宮澤の働きと思う。 今節の宮澤は、かなり広いエリアでプレーしていたと思う。サイドにもよく顔を出していたが、特に上下運動は目を引いた。 ロングフィードが来そうなら、2トップのような位置に、中盤で楔が必要な状況なら、ボランチの位置まで下がって顔出しをしていた。 宮澤の動きで、桜よりはわずかに"ボールのおさまり"という点で、勝っていた前半だったと思う。 前半、コンサのシュートは7、桜は5。決定機は互いに極めて少なかった。 後半 小松→香川。香川が入ったことで、ペースが一気に桜に行くかと危惧したが、それほど顕著にペースは移らなかったと思う。 ただ、香川がわりと左サイドでプレーしたため、コンサの右サイドが次第にキツくはなったのだろう。 古田→砂川で藤田を右サイドへ。 "チャレンジ傾向"が弱いDFラインは、ポジショニングのよさで、攻撃をよくしのいでいたが、次第に後手に回る様子も見られるようになっていた。 西嶋、石川がイエローをもらったのも、そのあらわれかもしれない。 宮澤→ハファ、上里→中山と交代。 80分頃は、両チームとも間延びがひどい状況になっていたと思う。画面上で観ている分には、選手間が両チームとも長く、スカスカに感じた。 コンサはジャッジに助けられた部分もあったと思う。 そして失点。 スカパー!では、乾か誰かのアップが映されていて、わかりにくかった(-_-;)が、西嶋がカイオに競り負けて、こぼれをカイオに拾われシュートを打たれた(カイオのシュートに対応しに行ったのは石川)。 高原はよく防いだが、こぼれが香川の前に。この時、芳賀、西が香川を挟む形で、エリア内のスペースをカバーしていたが防げず。 だが、この失点時の4人を責める気はさらさら無い。 香川はやはり"何かを持っている選手"なんだなぁ…とは思った。 と同時に、"静"の選手を4人並べたことによる"短所的なモノ"(いい言葉が…見つからない)が出てしまったようにも感じた。 後半は、コンサのシュートが3に対し、桜は6(だったかな…)。 "ゴールの匂い"のあるシュートは、桜に多かったように感じている。 追伸 評価がムズカシイ試合だったように思う。 情報を収集してから、もう一度、見直してみたいゲームとなった。 ただ、もう少し思考してから書きたいと思うのだが、"アンカーと4バックの連携"はやはり必要なのだ…と感じた。 "終戦"かもしれないが、来期に向けて、目的意識の感じられるゲームを、今シーズンの残りで見せ続けてくれることを、切に願う。
2009年10月06日
VS 熊本(43節)0-0ドロー 暑い…。30度弱の気温。アウェー。 しかし、前節はよい勝ち方だったし、次節は桜戦…流れを切りたくないゲーム。 何より、1,2クールの"借り"を返さねばならない、意地でも勝ちたいゲーム。 だったのだが…。 この記事のタイトルのようになってもおかしくないゲームだった。 勝ち点1を拾えたのは、良い流れできていた今のコンサの"運"かもしれない。 以下覚書。 スタメン。CBに柴田。今期初。観たいと思っていた選手だったので注目。セットプレーで活かせるか…。 サブ。ダニの名が。芳賀との共存問題(?)の答えが早くも観られるか?と思いながら、"ダニの途中出場"がイメージできず…。回復したことを喜ぶ。 相手では…木島、市村はクサい。が、藤田俊哉にやはり注目。38歳の誕生日…何かを持っている選手だし、スカパー!の紹介では2トップの一角だった。要注意。 書きにくいので、今回は前後半で分けないことにする。 前半、コンサが狙ったのは、多分、"省エネサッカー"。 ブロック形成+前からのプレスは弱め。そして、前節の再現を基本的には狙っていたと思われる。 ただ、この試合で最も"狙いどおり"に進めたモノは、熊本の守備ではなかったか。 熊本の守備は、"コンサのMF4枚を自由にさせない"ことを大前提にしていたのではないかと観る。 キリノへのロングフィードについては、意識を切らないことで対応していたと思う(引いて"がっちり"というよりは、"ヨーイドン!"もありという心の構えで)。 コンサの攻撃は、前節同様に後方からキリノへ(スペースであったり、ポストであったり)+サイドへの展開。 これで、相手の布陣を間延びさせつつ、宮澤、上里を楔的に使っての攻撃を加え、支配することを狙ったように思う。 しかしながら、熊本は、コンサのMF4枚を自由にさせないように人数をかけてきたため、 SB→SHのところや、キリノのポスト、DFラインまたは芳賀→宮澤、上里のところが有効な攻撃につなげられなかった(と思う)。 "熊本の、コンサのMF4枚を自由にさせないように人数をかける"は、以下の2点について、特に有効だったと思う。 ひとつは、その意識を持つことで、コンサの狙いに反して、布陣が間延びしなかったこと。 ひとつは、"怖い攻撃"がキリノを狙ったスペースへのフィードのみになったこと。 コンサの"ゴールの匂い"がするプレーは、キリノがスペースに抜けたものしかなかったのではないだろうか。 しかし、キリノのスピードがいかに驚異とはいえ、意外性が無く、意識を切っていなければ、ある程度守られてしまう。 そして、攻撃を思うように組み立てられないコンサは、攻撃機会が少ないこともあり、また縦に急ぐ傾向を見せた。キリノあたりはDFラインにプレスをかけはじめる。 これによって、逆に間延び気味になったのはコンサだった。 芳賀がチェンジオブペースをはかっても、前にわたったボールの運びを急いでしまっては、元の子もない。 私が感じたのは、コンサの後ろ5枚と前5枚が分断してしまっているということ。 前節、コンサが湘南にやったことを、熊本にやられたと観てもよいかと思う。 コンサが、田原、サイド潰しをしたのと同様に、宮澤、上里、サイド潰しをやられた…。そして間延びさせられる。 芳賀がイエローをもらったことも、ゲームバランス的には影響があったと思う。 上里が後ろ向きで受けたボールを芳賀に落とす時にパスミス。 藤田にわたって、嫌なショートカウンターになりそうなところを芳賀はストップした。 芳賀のプレーは必要だったと思う。上里は自由なプレーはしにくい状況だったが、ここのミスは痛かった。 上里に入ったボール自体は、わりと丁寧なグラウンダーのボールだっただけになおさらそう感じた。 熊本の攻撃でいうと、藤田俊哉のプレー判断、ポジショニングは光っていたと思う。 ピークを過ぎているのはそのとおりと思うが、経験値と高い技術を発揮していたと思う。 両チームを通じて、最も"ゴールの匂い"がするプレーをしていたのは、藤田俊哉だったと感じている。 PKの場面もしかり。 映像確認すると、"うーん"と思ってしまう部分もあるが、あれがシミュレーションにならない(ファールに見えることは見えるけれど)のは、藤田俊哉というサッカー選手が長きにわたってフェアプレーに努めてきた賜物とも言えるので、素直に敬意を表したい。 もちろん判定には何の不満もない。 熊本のPKは木島。前節PKストップをしている高原のことを研究しなかったのか…はっきり言ってラッキーだが、高原はよく止めた。 ただ、藤田俊哉が蹴っていたら、あっさり入れられて、バースデーゴールと勝ち点3を献上したのでは…という気がしてやまない。 コンサのシュートは5本。チャンスを作れないゲームになった。 コンサのコーナーは4本だったか…。柴田がいたので期待はあったのだが、精度が高いとは言えず、柴田もノーチャンスだった。 暑い中での試合であり、セットプレーは大事にして欲しかったが、ルーズな感じになったのは(いろんな観方はあると思うが)否めないと思う。 中2日となるが、次節、どんなサッカーを観せてくれるか期待したい。 桜とは、システム上から考えても、わりと相性は悪くない(と思う)。 何より、"芳賀とダニの併用があるか"が注目点。 今節もPKを取られはしたが、失点は0。"芳賀アンカー"で守備は安定したと考えてよいだろう。 ダニをどう加えるかで、今までと違うサッカーが観られる可能性もある。 1クール同様の"快勝"を期待しながら観戦したく思う。 追伸 個人的には、ダニ、芳賀は併用してもらいたいと思っている。 アンカーに芳賀を置き、ダニはその前で、CBのカバーと自身のポジションを空けることを気にせずに、ボール奪取に特化できる"縦の関係"がベターではないだろうか。その場合、"CMFを誰にするのか"という別の興味も生まれる。
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《通り名》はげお 今の気分は『僧侶Lv99』。サッカーを観て、コンサを観て、全くいらいらしなくなりました。 《主な生息地》 オホーツク圏 今は芝桜の町。 《観戦手段》 主にDAZNになってしまいました… 《応援歴》 1996年からだが…。途中、忙殺×100のため、「見るだけ」に。 《生観戦歴》 初観戦は古くて思い出せなくて… 1997年は頻繁に厚別に出没。 バルデスの決定力に多々感動。 2005年の京都戦(札幌ドーム)が最後か…だったが 2011年に岐阜戦(厚別)と千葉戦(札幌ドーム)に参戦。 2017~2018は期間限定札幌住民だったので、home戦に5回ほど参戦(行った試合は全勝!) 2017はawayのG大阪戦(勝) 2018はawayの神戸戦(負) 2019はawayのC大阪戦(勝) 観に行けました(^-^)v 2019はhomeの神戸戦、湘南戦、浦和戦、磐田戦にも参戦(2勝1分1敗) 2023.9.16 home湘南戦(0-1) 2023.12.3 home浦和戦(0-2) 小野伸二選手のラストゲームでスタメン小野伸二が観られて感激😂 2024.9.14 home緑戦(0-2) 2025.9.13 homeいわき戦(1-5) 2025.11.29 home愛媛戦(3-0) 深井ちゃん引退試合、セレモニーも堪能。生観戦連敗を脱出🥹 《更新ポリシー》 ①観た時はなるべく書こう! ②次の試合までには書こう! ③自分の"観たまま"を書こう!(試合後の選手・監督コメント、他ブログなどを観ないで書く!) ④あくまで未来の自分のために書こう! 《コメントについて》 ありがたことです! が、お返事が遅くなるかも…。多忙なんです(>_<) (常識&良識をお願いします!) 《リンクについて》 どフリー!(枠にはとばそう!)
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