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副題は「僕とコンサと厚別で」! 【年 齢】アラ還 【住まい】厚別区内 【家 族】嫁、長男(独立)、長女(独立) 【初観戦】’98Jリーグ2ndステージ第2節サンフレッチェ広島戦 〔初アウェイ〕’11J2リーグ第34節東京ヴェルディ戦(味スタ) 【アイドル】ピクシー(元ユーゴスラビア代表ストイコビッチ氏) ■2006年9月26日ブログタイトルを”コンサと僕と厚別で!”から”コンサ日和”に変更しました。 ■2009年2月15日から11月21日まで休刊していました。この間の記事はアメブロに投稿したものです。 ■2005年4月5日から2008年4月2日まで八雲町に単身赴任。 ■2011年6月3日から2013年4月3日まで根室市に単身赴任。 ■2013年4月4日から2015年3月31日まで旭川市に単身赴任。 初投稿 2005/11/05 290万アクセス 2018/12/9 4131アクセス 2011/03/19 ・2011.6.8から再びコメントをいただくこととしましたが、多忙なため現在はコメントはお受けしておりません m(_ _)m
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2009年04月02日
先日、STVホール試写会でイーストウッドの監督・主演映画「グラン・トリノ」を観ました。 イーストウッドの作品としては、「ミリオンダラー・ベイビー」以来4年ぶりとなります。すでに78歳ですが、すくっと立った姿は年齢を感じさせませんし、格好いいです。 映画のタイトルのグラン・トリノは、ウォルト(クリント・イーストウッド)がフォードの工場従業員だった1972年に自ら部品(ラジエターだったと思いますが・・)を取り付けた自動車の名称です。映画のタイトルにするぐらいですから、とても大切な車です。 映画は、ウォルトの愛妻の葬儀の場面から始まります。2人の息子家族と上手くやっていけない頑固なウォルト。朝鮮戦争従軍経験者で、黒人をブラック、アジア系をイエローと呼ぶ、一見偏見に満ちたウォルト。 しかし、人間の内面は決して分かりません・・。そんなウォルトが、隣に引っ越してきた少数民族マオ族(ミャオ族)一家の長男タオ(ビー・ヴァン)と姉のスー(アニー・ハー)に関わり合いを持つようになり、自分の生き方や偏見に葛藤する姿が描かれていきます・・。とにかく観て欲しいと思います。 映画が好きで試写会にも何度も行っていますが、大概の場合エンドロールが始まるとドタドタと帰る客が多いですよね。残念なことです。 しかし、この映画のエンドロールが始まっても、ほとんどの方が席を立ちませんでした。お喋りをする方もいませんでした。アンケートに、多分、感動(抑えられない気持ち)と呼ばれるものを言葉にして帰られる方がとても多かったように思います。 イーストウッドにお礼を込めて
2009年03月20日
15日、アンダーワールド・シリーズの3作目ビギンズを観てきました。 ビギンズは、ヴァンパイア(吸血鬼族)とライカン(狼男族)の800年にも及ぶ戦いの原点を描いています。原題の“Underworld Rise of the Lycans”が示すように、ヴァンパイア族の奴隷であったライカン族が立ち上がるわけですが、きっかけはある事件です。 ヴァンパイア族の長老ビクターは、ライカン族の始祖ルシウスとその一族を奴隷とし、重労働を強いていました。コルビナスと彼の2人の息子のうち、兄のマーカスは冬眠中。弟の凶暴な狼男ウィリアムは森に潜み、時にはヴァンパイア族や領民に襲い掛かっていました。 ビクターには、ソーニャという一人娘がおり、彼女は、ルシウスとの許されない恋に落ちていました。やがて、ソーニャがルシウスの子を宿していることを知ったビクターは、ルシウスの見ている前で、ソーニャに太陽光をあて灰にしてしまいます。このシーンは1作目にも登場しますが、ルシウスのビクターに対する憎悪の原点ですね。 ヴァンパイアの圧制に対し、ライカンのアイデンティティをかけた戦いは、一応ライカンの勝利で終わりますが、以後、闇の世界で戦いは続くわけです。2作目の冒頭のヴァンパイア族とライカン族の戦いの場面はビギンズから20数年後が描かれています。いきなり3作目を見ても、よく分からないかな。 アンダーワールド ビギンズ 2009年アメリカ映画(90分) 監督 パトリック・タトポロス 出演 ローラ・ミトラア(ソーニャ)、マイケル・シーン(ルシアン)、ビル・ナイ(ビクター)
2009年02月22日
13日、STVホール試写会に行ってきました。作品は、バズ・ラーマン監督の”オーストラリア”。主演はニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマンです。3人ともオーストラリア国籍(ニコールは米国との2重国籍)。そういう意味では、思い入れがあるのでしょうが、あれもこれも映画の要素を詰め込み過ぎです。枝は手入れされていますが、幹が貧弱なチョッと不恰好な木というか・・。2時間45分も長すぎます。 時代は第2次世界大戦前夜。英国貴族のサラ・アシュレイ(ニコール・キッドマン)は、オーストラリア北部ノーザンテリトリーに行ったきり帰ってこない夫のもとへ出かけます。どうやら、浮気をしていると思い込んだようで・・ 夫に雇われたカウボーイのドローヴァー(ヒュー・ジャックマン)に案内され、ようやく到着した夫の領地で待ち受けていたのは、夫の死。サラは、夫の遺志を継ぐため1,500頭の肉牛を9,000km離れたダーウィンに向かう決意をします。サラはドローヴァーの手を借り、商売敵カーニーの妨害を撥ね退け・・あとは内緒にします。 カーニーの手下でサラの宿敵ニール・フレッチャー役にはデヴィッド・ウェンハム。ロード・オブ・ザ・リングのファラミアですね・・ アボリジニと白人のハーフの子ナラ役にはブランドン・ウォルターズ。とても重要な役です。12歳ながら存在感十分!ブランドンのナレーションから物語は始まりますが、ずっと彼の視点を貫いたほうが良い映画になったと思います。ちなみに、アボリジニと白人のハーフは”クリーム”と呼ばれていたようです・・。 そして、最も印象的なのが、ナラの祖父キング・ジョージ役のデヴィッド・ガルビリル。立っているだけで、スピリチュアルを感じさせるアボリジニの戦士です。 これまでのエピック大作とは一線を画す革命的で鮮やかな一大スペクタクルがついに幕を上げる!ってチョッと待ってよ・・ オーストラリアは、つい最近まで白豪主義を掲げ、人種差別を行っていた国であり、現在は「多文化主義」に移行していますが、依然として有色人種に対する偏見は根強いものがあるようです。 そして、1970年代まで、アポリジニの子を親から引き離し白人家庭や寄宿舎で養育するという政策も行われていました。アボリジニの子も白人の「進んだ文化」の元で育てられるべきという独善的な考え方に基づいたものですが、連れ去られた子ども達は、アボリジニとしてのアイデンティティを喪失してしまいました。彼らは「盗まれた世代」(Stolen Generation)と呼ばれています。
2009年02月09日
先週金曜日、久しぶりに映画を観ました。「チェ39歳の別れ」、「マンマ・ミーア」、「007慰めの報酬」の三択でしたが、スカッとしたかったので007にしました。チェは最後に銃殺されるのがわかっているし、マンマ・ミーアは男一人じゃちょっと・・。ユナイテッドシネマ札幌の11番スクリーンは20人ほどの観客。定員470人なのでスカスカです。平日のファーストショーはいつもこんな感じです。 慰めの報酬は、ボンド役がダニエル・クレイグになって2作目。これまで、どちらかというと、2枚目の役者が多かったボンド役。最初は違和感のあったクレイグですが、新しいボンドを作り上げたといえます。もともと殺しのライセンスを持っているわけですから、渋くて皺の間に哀愁を感じるクレイグみたいな役者がはまり役なのかも知れません。 さて、映画は、前作のカジノロワイヤルから1時間後の設定。冒頭のカーチェイスからスクリーンに釘付。観客の心を鷲づかみです。前作の内容をすっかり忘れていても、何の支障もありません。まあ、時々ボンドの愛しき女性ヴェスパーがなぜ死んだのは気になりましたよ。それぐらいですかね。 敵役のドミニク・グリーン(マチュー・アマルリク)は、環境保護の慈善団体代表にして、裏では悪事を企む組織の幹部の設定です。組織の狙いは「世界で最も貴重な資源」を支配すること。ゴールドフィンガーの頃は金でしたが、今は・・? ドミニクが、南米ボリビアの元独裁者メドラーノ将軍の返り咲きの見返りに要求したのが、砂漠地帯の採掘権。砂漠には、貴重な資源が隠されています。計画を阻止しようとするボンド、メドラーノ将軍に家族を殺され復讐を誓うカミーユ(オルガ・キュリレンコ)。さらにヴェスパーの死の真相も絡み、映画はスピーディに展開します。もう、何も考える余裕なし!! 貴重な資源は・・なるほど・・ さて、ゴールドフィンガーでは、ベッドに横たわる金色に塗られた死体が登場しました。当時はゴールドが世界支配の象徴。本作では、全身に原油をかけられた死体が登場します。全く同じ構図です。今や世界を動かすのは、オイルマネー・・。 あと、ラストシーン、ボンドがドミニクを砂漠に置き去りにするシーンで、「喉が渇いたらこれを飲め。」といって缶入りのある物を渡すのですが、これがなかなか面白い。苦笑してしまいました。さて、何でしょうか・・観てのお楽しみです。 そう言えば、Qは登場しませんでした。秘密兵器はもういらないの?
2009年01月08日
昨日、朝日新聞・HTB映画試写会のためユナイテッドシネマ札幌に行ってきました。作品は、スティーヴン・ソダーバーグ監督の”チェ28歳の革命”。主演はベニチオ・デル・トロ。2000年の”トラフィック”の監督・俳優コンビ。アカデミー賞の監督賞と助演男優賞に輝くコンビですね。 この映画の製作にあたり、”チェと共に革命を体験する”ことに徹底的にこだわったソダーバーグ監督と役作りのため25㎏の減量に挑んだデル・トロ。あまり入れ込み過ぎると自己満足になる危険性がありますが、そこは上手くセーブされているとは思います。逆に、物足りなさを感じるかな・・。あまりディテールに拘りすぎると本質が見えなくなることってありますよね。多分、賛否両論。満足するのか、お尻が痛くなるか、両極端だと思います。 この映画は、チェがカストロとともにメキシコからキューバに渡り、2年半のゲリラ戦を経て革命を成功させるまでが描かれていますが、途中、チェが国連で演説するためにニューヨークを訪問したときの描写がモノクロで挿入されます。良くある手法ですが、個人的にはあまり好きではありません。どうも集中できないんですよね。 劇的な展開や壮絶なゲリラ戦はありません。淡々としています。戦闘シーンも血なまぐさい描写はありません。まるでドキュメンタリーのようでもあります。 チェのことを知りたいのなら、2004年の映画”モーターサイクル・ダイアリーズ”がお勧めです。主演のガエル・ガルシア・ベルナルの眼差しの方が、チェに近いような気がします。医学生の頃のチェが南米大陸をバイクで旅行した様子が描かれていますが、彼の純粋さや優しさに触れ、彼が革命に身を投じることになる気配を感じることができます。 原題のThe Argentineは、チェがアルゼンチンの出身だからでしょうが、何人かの仲間からはArgentineと呼ばれていたようです。 なお、続編の”チェ39歳の別れの手紙”が1月31日に封切られますが、やはり続きは観たいなあ。
2009年01月07日
これから、ユナイテッドシネマ札幌で試写会です。 作品は「チェ28歳の革命」。 主演がベニチオ・デル・トロなのが気になるところです。 かなりアクが強い俳優なので… 「チェ」とは、もちろんチェ・ゲバラのことです!
2008年12月24日
昨日、ユナイテッドシネマ札幌でキアヌ・リーブス主演の”地球が静止する日”を観てきました。この映画は、1951年の同名映画のリメイクのようですが、いくら映画好きの私でも知らない映画です。
地球に超高速で接近する謎の飛行物体、あわや地球に衝突かと思われた瞬間・・このまま衝突したら地球の破滅なので、映画は終わっちゃう(爆)
ネタバレあり注意!
地上に降り立った青白い光を放つ不気味で強大な球体。まるで雲のかかった小型の地球のようにも見えます。周りを取り囲む合衆国軍隊と緊急招集された科学者たち。科学者の中にはヘレン教授(ジェニファー・コネリー)の姿が、別に知り合いではありませんけど・・。中から出てきた生命体とヘレンが握手をしようとした瞬間、轟く一発の銃声。必ず、打っちゃう奴が居るんだよなあ。その後、球体の前には巨大なロボット(???)が出現します。正体は内緒!
さて、銃撃された生命体ですが、ブニョブニョ(ポニョではありません)した白いゼリー状の宇宙服で保護されています。中から出てきたのが、何とキアヌ・リーブス。(桃太郎じゃなくて良かった)名前はクラトゥ。地球に飛来した目的を問い質す国務長官役がキャシー・ベイツです。クラトゥの目的は何なのか。世界中に降り立った無数の球体の正体は。セントラルパークに降り立ったまるで母船のごとき強大な球体と鉄人28号みたいな大きさのロボットの正体は・・。
地球は宇宙でも数少ない多様な生命体が活動できる惑星。この惑星の環境を破壊しているのは、誰あろう人間。一度、地球をクリーンにすべきか、もう一度チャンスを与えるべきか。ノアの方舟のような展開。
映画のPVでトレイラーが何かに覆われ消えていく場面がありますが、あれは、まさにイナゴもしくは軍隊アリ・・まるで、黒い絨毯(1954年の映画)です。
あまり、お勧めできる映画じゃないですが、突っ込みどころ満載です。貯めたポイントを使い無料で観たのがせめてもの救いかな(笑)
キアヌ・リーブスと言えばマトリックスですねえ。1作目は好きです。2作目はまあ好きです。3作目はチョッとですが、この作品はもっとチョッとです。彼の主演作で大好きな映画は1995年の”雲の中で散歩”ですねえ。良い映画だと思います。しかし、ラジー賞ワースト主演男優賞ノミネートですけど・・。この映画でもノミネートされなければ良いけどなあ。
ヘレンの亡夫の息子役でウィル・スミスの息子ジェイデン・スミスが出演しています。ちょっと見ない間にずいぶん大きくなりました。今後が楽しみですが、出演する映画は厳選しましょうね(笑)
2008年12月11日
先週、STVホール試写会で、”World of Lies”を観てきました。原題は、”Body of Lies”。偽りの身体・・。 中東で命懸けの対テロ活動を展開するCIA工作員ロジャー・フェリスと米国本土から命令を下すロジャーの上司エド・ホフマン。銃声や爆発音が鳴り響く現場に、時にはデスクから、あるいは家庭から携帯電話で指示が出されます。 お国のためなら、何のためらいもなく、味方も切り捨てるエド。そこまで割り切れないロジャー。2人を繋ぐのは携帯電話のみ。一方、テロ組織は、傍受の危険があるので、通信機器は使わず、指導者のメッセージを収めたDVDを人から人へ手渡します。 本土で通信傍受なんてしている奴は、馬鹿だと怒鳴るロジャー。 原作は、ワシントン・ポスト紙のコラムニスト、デヴィッド・イグネイシャスが書いていますが、真に迫るものがあります。 リアルです! ヨルダン情報局GIDの諜報員の協力を依頼するロジャーと彼らを信じないエド。エドの指示で作戦を実行したロジャーは、GIDの局長ハニの信頼を失い、国外退去になります。 しかし、エドに促され再びヨルダンを訪れたロジャーは、テロの指導者アル・サリームを罠に填めるため、架空のテロ組織をでっち上げますが、逆に恋人を拉致される不始末。自分自身との人質交換に応じたロジャーを待ち受けていたのは・・。 あとは観てのお楽しみです。 さて、ロジャー役のディカプリオは、アイドルから完全に脱却したようです。見事な演技です。エド役のクロウは、お腹の出た完全にメタボリックな中年親父を好演しています。 監督は、あのリドリー・スコット。1982年の「ブレードランナー」は名作中の名作です。LDで何度観たことか。そうそう「エイリアン」も凄かった。 最後に音楽ですが、マーク・シュトレイテンフェルドという方が担当しています。どうにも、マット・デイモン主演のジェイソン・ボーン・シリーズを彷彿させるので、妙な感じでした。気のせいでしょうかねえ・・ とにかく、何が何だかわからないうちに終わってしまったので、もう一度、映画館に足を運ぼうかと思います。
2008年11月05日
先日、スピルバーグの新作「イーグル・アイ」を観てきました。スピルバーグの新作は観ないわけにはいけません。少しぐらい評判が思わしくなくとも・・・ さて、この映画は、世界中のあらゆる通信手段や監視システムを活用して、アメリカの敵を監視し、危険人物は抹殺する恐ろしい人工知能システムの暴走を描いています。 ポーカーで仲間から、掛け金を掠めるシャイア・ラブーフ演じるジェリー。いつものシャイアです。アパートに帰り、手にする双子の兄ショーの訃報。葬儀への参列。これが、とっても重要な意味を持っています。 そして、NYに帰ったジェリーは、テロリストとしてFBIに追われる羽目に、時を同じくして、ミシェル・モナハン演じるレイチェルは、最愛の息子の命を人質にとられます。どちらも、電話で指示を出す女性が仕組んだものですが、指示に従わざるを得ない2人。 彼女は何者なのか・・、目的は・・。 そもそもの発端は、人工衛星がアフガニスタンで捕らえたテロリストを、確信のないまま誤爆です。この誤爆により、世界中で多数のアメリカ人がテロの犠牲になります。この事実から、人工知能ARIA(何の略かは長すぎて忘れました)が排除すべきと判断した相手は・・。そしてこの2人が、選ばれた理由は・・。 もう、冒頭からアクションの連続です。息も付けません。ARIAのことは、あまり気にしないで、アクションに身を委ねることをお勧めします。主役のシャイア・ラブーフとミシェル・モナハンは、まあまあの演技ですかね。可もなく不可もなく。 少しだけネタバレです。 ARIAが排除すべきと判断したのは、合衆国大統領を始め12人の閣僚たち。もちろん、テロリストを誤爆したことにより、アメリカ人を危険にさらしたためです。これは、かなり意味深です。間違いなく、現政権に対する皮肉だと思いますが。 ARIAは特定の人物の生体反応により、命令の許可・解除を行うシステムですが、ジェリーの双子の兄ショーがその特定の人物の一人です。 これぐらいにしておきますね。 タイトルのイーグル・アイですが、やはり合衆国の目かな!
2008年10月29日
R-15指定 昨日、シューテム・アップの試写会に行ってきました。HTB映画試写会。会場は共済ホールです。ちなみに、5月下旬に公開済みの映画で、すでにDVDが発売になっています。ですから、会場は空いてました。 さて、この映画は、クライブ・オーウェンが、通りに面した夜のベンチに座り、生のニンジンをかじるシーンから始まります。こんな奇妙なシーンですが、危ない感じが滲み出ています。 「銃弾25,000発のエクスタシー!」、「映画史上空前の大銃撃戦!」などとチラシの裏面に書かれていますが、87分の上映時間で銃弾が飛び交っていない時間は、せいぜい15分あるかないかです。もう打ちっぱなし。(ゴルフ練習場ではありません!)濡れ場もオマケ程度にあります。クライブ・オーウェン扮するスミスは、どうやら元特殊部隊の精鋭のようですが、職業は不明です。ニンジンばかり齧っているので、食費は要らないようですが。 スミスは、ふとしたことから、命を狙われる妊婦を助け、無事ベイビー(最初はitと呼んでいましたが後にオリバーと命名)を取上げますが、母親は流れ弾で死亡。オリバーも命を狙われます。子連れとなったスミスは、モニカ・ベルッチ扮する娼婦ドンナのもとへ。ドンナの勤める娼婦宿は、いわゆる変態趣味のそれです。そのあと、3人で逃げ回るわけですが、次第に事件の真相が明らかになっていきます。 銃撲滅を掲げる大統領候補のSPと銃製造会社の社長の手下が入り乱れての壮絶な銃撃戦。果たして、オリバーが命を狙われるのはなぜか・・・。骨髄移植用のドナーとして人工授精で生まれたオリバーがなぜ命を狙われるのか・・・。このあたりにしておきますかね。とにかく、銃撃戦マニアにお勧めです。 銃製造会社の社長の手下ハーツ役のポール・ジアマッティのイカれた演技も見事です。 ところで、あのセクシー女優のモニカ・ベルッチも少しお年を召した感じです。どこがとか聞かないでください。好みのタイプなので・・!!弾丸(たま)んねぇ~!!
2008年10月22日
20日(月)19:00~札幌シネマフロンティアで「レッドクリフ」の試写会を観てきました。14日に続き2度目ですが、今回はHTBの主催です。細かいところまで見られたので、楽しめました。 先日の感想では、周瑜(トニー・レオン)、孔明(金城 武)、小喬(リン・チーリン)について、少しだけですが書きました。http://www.consadole.net/kalakaua/article/1203 今回は、最も印象に残った場面から紹介します。 魏の攻撃を目前に控え、蜀の軍師孔明は劉備の命を受け、呉の孫権に同盟の締結に向かいます。そこで、呉との同盟を確実にするため、呉の名将周瑜に出会うわけですが、この出会いのシーンがなかなかです。 赤壁の居城で呉の軍隊の訓練を見守る周瑜。そこに笛の音が・・。笛の音の音程の狂いに気づいた彼は、少年の持つ笛の穴を小刀で調整します。美しい音色が響きます。蜀と呉の同盟の行き先を暗示するかのように・・。また、少年の祖父は、水牛を盗まれたこと、その時兵を目撃したことを周瑜に伝えます。軍足に泥がついている兵に気づいた周瑜は、兵の全員に水溜まりを走らせます。そして、少年の祖父に詫び、水牛を返します。水牛を盗んだ兵の責任は問いません。全ては兵糧不足から起きたことだと語り・・。見事な裁きに感心する孔明。 さらに、その夜、中国の琴で合奏する周瑜と孔明。やがて琴の音が止み、周瑜の考えを聞かず立ち去る孔明。「琴の音が全てを語っていた。」と言い残して。格好いいでしょう。 あと、魏呉蜀のそれぞれの親分役に触れておきます。 魏の丞相曹操役のチャン・フォンイーは、かなりの演技派だと思います。小柄ながら威圧感があります。周瑜の妻である小喬を我が物にしようとするスケベ親父な面も絶妙の演技でした。 次に、呉の君主孫権役のチャン・チェンですが、孫権ってこんなに神経質なのと言うくらいの表情です。少しウジウジした男から、決断する男になるまでの心の葛藤を、まあ無難に演技しています。でも、本当に神経質そうです。 最後に蜀の劉備役のユウ・ヨンです。ハッキリ言って、どこかの隠居親父みたいです。張飛、関羽、趙雲、さらには孔明などの英傑を引きつける魅力はどこなのか、やや物足りませんね。丈夫なわらじを編んでくれるったってねえ。 さて、封切りも間近ですね。 心は、すでに第2部です 笑
2008年10月16日
14日、試写会で観たレッドクリフの感想です。 この試写会の主催は、avex entertainmentです。何故かというと、映画の提供会社に名を連ねているからです。そして、主題歌をavex traxの中国人歌手alanが歌っているからです。 試写会場が、札幌シネマフロンティアと言うのも、さすがavexです。この最先端のシネコンの中でも、映像及び音響設備がともに最高のシアター8(455人収容)で試写会は開催されました。映像がハッキリクッキリで、CGの部分が直ぐにわかるほどです(苦笑) シアター8に入ると、取材のTVカメラが4~5台入っていました。「誰か来るのかな。トニー・レオンか!」などと考えましたが、違いました(爆)試写会の案内状に『「レッドクリフPartⅠ」alanミニライブつき試写会』となっていたのを思い出しました。しばらくしてから・・(笑う) ミニライブと言っても主題歌の日本語バージョンを1曲歌っただけですが・・。alanさんは、さすがavexのオーディションに合格しただけあり、抜群の歌唱力をお持ちの可愛らしい方です。もしかして、口パクでやるのかと思いましたが、息を吸う音とか、音程をとるため耳に手を当てる仕草をしていたので、実際に歌っていると確信しました。それにしても上手い!! さて、映画ですが、最初の30分の戦闘シーンで、もうスクリーンに釘付けです。さすが、ジョン・ウーです。凄い!としか形容できましぇ~ん。 三国志はとても長いストーリーです。例えば、横山光輝のコミック版は全60巻もあります。今回の第1部は25巻の「赤壁の前哨戦」、そして第2部は、多分26巻の「赤壁の戦い」が描かれるものと思われます。早い話、一気に戦闘シーンに引き込むことにより、それまでのストーリーなんか気にさせなくさせる作戦なのかなあと思います。 気になる俳優さんだけ紹介しておきます。 周瑜(呉の大都督)役のトニー・レオン。絶大な統率力を誇る知将を見事に演じています。こんな男に生まれてみたい。いや、使われてみたい! 諸葛孔明(蜀の軍師)役の金城 武もなかなかの風格。ただの美男子じゃないぞと言う心意気の演技。 そして、周瑜の妻、小喬役のリン・チーリン。お綺麗です。曹操が横恋慕を企てるだけはあうなあと思わせる美女です。 80万の大群を率いた蜀の丞相曹操が、魏と呉の連合軍と激突するまでを描いているのが第1弾です。戦いの地は、長江の赤壁(現湖北省赤壁市)。長江を下ってきた蜀の大軍対連合軍(5万程度)の戦いは・・果たして・・、ここで終わっちゃいます。 きのとやのケーキを見せられただけで、お預けを食ったようなものです(爆)![]()
※左側が通常のチラシとレックリと題されたパンフ。右側がalanさんとサントラのチラシです。 もちろん、第2部も観ますよ。来年4月公開予定のようです!!!
2008年10月14日
今日は、こちらで試写会を観てきました。タイトルは、レッドクリフ(原題:赤壁)。塗壁ではありません! 三国志の”赤壁の戦い”を画いた一大スペクタクル・・・ 大迫力でした。 第1部です。もう第2部が観たい心境です。 つまり、面白かったです。 もう遅いので、風呂に入って寝ます。 後日、感想は書くつもりです! 三国志ファン必見・・とだけ言っておきます!
2008年10月10日
一昨日、STVホール試写会に行ってきました。 映画は、”P.S.アイラヴユー”。主演は、ヒラリー・スワンクとジェラルド・バトラー。ラブロマンスのためか、観客は99%が女性。男性は10人いるかいないか。だから周りは女性ばかりでしたが、心配したキツイ香水の匂いがしなかったので助かりました。 この映画は、いきなり壮絶な夫婦喧嘩から始まります。まあ、口論なんですが、セリフが長いのなんのって。感心してしまいました。喧嘩の後は仲直りして・・・。タイトルロールが入り、今度は葬儀のシーンです。19歳で結婚し、10年間を共に過ごした伴侶をガンで失ったホリーは、悲しみのどん底です。冒頭の喧嘩のシーンが、一人残されたアパートの空虚さを際立たせます。しばらくして、死んだはずのジェリーから手紙が届く。 手紙には、様々なメッセージが書かれています。友人とゲイバーへ行って騒ぎまくれだとか、カラオケバーで歌えだとか。休暇をとってジェリーの故郷アイルランドへ行けとか。ジェリーの面影を感じるホリー。そして、2人の親友や家族にも支えられ、次第に、癒されて行くホリー。 死期を悟ったジェリーが残した愛情あふれる演出です。もちろん裏方としてジェリーの企てを助ける人物がいるのですが・・・。映画を観ているときは、あまりに自然な流れなので、誰が手助けをしているなんて考えませんでした。まあ、意外な方とだけ言っておきます。 最愛の夫を失った女性の再生のドラマと言ってしまえばそれまでですが、押し付けがましくない感動があります。ここが泣くところだ・・みたいな押しつけは全くありません。最愛の誰かと観にいくことをお勧めします。彼は彼女と、彼女は彼と、彼が彼とでも、彼女が彼女でも構いません。年齢も問いません。 ジェリー役のジェラルド・バトラーのお茶目な演技が良いですねえ。ホリー役のヒラリー・スワンクも美人過ぎないのがこの映画に、相応しい。ホリーの母親役のキャシー・ベイツですが、あのミザリーの彼女が・・、可愛らしく見えます。 ジェリーはアイルランド出身で、ファミリーネームはケネディなんですが、ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ(JFK)はアイルランド移民の子孫です。何か関係があるのかな! 小雨の降る中、気持ちよく家路につくことができました。
2008年09月27日
※ アメリカNBC制作のTVドラマ”HEROES”についてのエントリーです。 先日、STVホールで、HEROES第2シーズンDVD発売記念試写会に行ってきました。前半は第1シーズンのダイジェスト、後半は第2シーズンの第1話が上映されました。 HEROESと言えば、ヒロ役のマシオカの「やったー!」の台詞で一大ブームを巻き起こしたアメリカドラマです。超能力を持ったたくさんのヒーローが主人公です。第1シーズンでNYの大爆発を食い止めたヒーロー達の4か月後の設定です。 クレアは、名字を変え家族と新しい生活を始めましたが、正義感の強い彼女のこと、何かやりそうな匂いがプンプンです。ネイサンは、全てを失いアルコールに溺れ自暴自棄の生活を送っています。NYで共同生活を送るマットとモヒンダー博士、モリー。マットはNYPDに勤務、刑事に昇任。モリーは姿のない恐怖におびえています。モヒンダー博士は、自らの学説を説いて回りますが、誰にも見向きをされません。時空を操るヒロは、戦国時代にタイムトラベル中。ケンセイタケゾウに遭遇しますが、彼は何と日本人じゃない・・・えっ! 第2シーズンは、モリーの夢に出てる姿のない恐怖とヒロの父とネイサンの母に送られてきた抹殺の予告を軸に、モヒンダーに治療薬の開発費援助を申し出る謎の人物、そして、記憶を失いコンテナの中で発見されたピーターに何があったのか、クレアの父ベネットの組織壊滅の企ては成功するのか。本当にサイラーは死んだのか。興味は尽きません。 ちなみに、ニキ、DL、マイカの3人の家族は登場しませんでした。どうしているのやら。 第2話以降が気になって夜も寝られません。試写会主催者の思う壺です(笑う) コンサのヒーローは誰ですかねえ! ダヴィのことも気になりますねえ。残って欲しいのですが・・・。
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