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副題は「僕とコンサと厚別で」! 【年 齢】アラ還 【住まい】厚別区内 【家 族】嫁、長男(独立)、長女(独立) 【初観戦】’98Jリーグ2ndステージ第2節サンフレッチェ広島戦 〔初アウェイ〕’11J2リーグ第34節東京ヴェルディ戦(味スタ) 【アイドル】ピクシー(元ユーゴスラビア代表ストイコビッチ氏) ■2006年9月26日ブログタイトルを”コンサと僕と厚別で!”から”コンサ日和”に変更しました。 ■2009年2月15日から11月21日まで休刊していました。この間の記事はアメブロに投稿したものです。 ■2005年4月5日から2008年4月2日まで八雲町に単身赴任。 ■2011年6月3日から2013年4月3日まで根室市に単身赴任。 ■2013年4月4日から2015年3月31日まで旭川市に単身赴任。 初投稿 2005/11/05 290万アクセス 2018/12/9 4131アクセス 2011/03/19 ・2011.6.8から再びコメントをいただくこととしましたが、多忙なため現在はコメントはお受けしておりません m(_ _)m
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2010年08月19日
昨日、道新ホールで映画「十三人の刺客」の試写会を観てきました。さて、入場して、主催者控室の前のベンチでパンを食べていたら、控室に関係者らしき方々の出入りがありました。その後、司会の佐藤麻美から、「きょうはビッグサプライズがあります。」何と主演の役所広司が登場。あのダイワマンの役所広司です。控室には彼が…。とりあえず、顔が大きい。 彼のトークを少しばかり。13人連れて来たかったけど、みんな忙しいので、一番暇な僕が来ました。見どころは最後の50分間の殺陣ですね。20日間、オープンセットのある山形県の庄内映画村に籠ってやりました。山の中腹にあり、1本の電信柱もないような所だそうです。(東京ドーム20個分の広さを誇るとか。)男ばかり13人なので、チームワークは良かった。女性が1人でも入れば、違ったかも…。最後に、気に入ったら13人に紹介してください。気に入らなかったら忘れてください(笑) 終戦の年の100年前のこと。明石藩主 松平斉韶は将軍家慶の腹違いの弟であり、家慶の意向で老中になることが決まっていました。しかし、斉韶はあまりにも残虐非道な人間。一計を案じた筆頭老中 土井利位は、お目付役 島田新左衛門に斉韶の暗殺を命じます。暗殺団は13名。いずれも凄腕の剣の達人。参勤交代により帰国途上の斉韶一行を中仙道落合宿で待ち構え、襲撃するのですが、新左衛門の計略により70人になっているはずの斉韶一行は、新左衛門のライバル鬼頭半兵衛の機転で200人。多いですよね。1人20人も相手じゃ疲れます。そして、13対200の想像を絶する殺陣が繰り広げられます。生き残るのはだれか。首尾は…。 演技派大集合なので、安心して見ていられますが、斉韶の残虐ぶりはここまでやるかなあと言うぐらいの凄まじいもの。顔色変えず演じる稲垣五郎は、なかなか凄い。13人の刺客のうち、伊原剛志の迫力は、まさに剣の達人。そして、精力絶倫の野人役の伊勢谷友介のとぼけた感じと、落合塾郷士役の岸部一徳の手モミモミ演技が、笑えます。2人の絡みは、後世に語り継がれるかも。 2時間21分と長尺ながら、お尻が痛くなることもなく、無事観賞できました。ラスト50分の殺陣は、画面にくぎ付けでした。それにしても、切っても切っても減らない斉韶一行はゾンビ軍団か。この映画は、1963年の片岡千恵蔵主演の同名映画のリメイクです。2010年 東宝(141分) 監督:三池崇史 出演 役所広司(島田新左衛門) 稲垣吾郎(松平左兵衛督斉韶) 市村正親(鬼頭半兵衛) 平幹二朗(土井大炊頭利位) 伊原剛志(平山九十郎) 岸部一徳(三州屋徳兵衛) 伊勢谷友介(木賀小弥太)
2010年07月31日
きょうは、早起きして、ユナイテッドシネマ札幌で映画を観てきました。昨日予告したとおり、アンジェリーナ・ジョリー主演のソルトです。アンジーは美人だと思います。でも、あの唇がちょっと。まあ、そんなことどうでもいいけど。 さて、北朝鮮でスパイ容疑のため逮捕され、拷問を受けるイヴリン・ソルト。彼女はCIA分析官。普通であれば、身捨てられる運命のスパイを救出させたのは、世界的な蜘蛛学者である夫の働きかけでした。これが重要な伏線になっています。 帰国後、彼女の前に現れたのが、オルロフと名乗る人物。米国副大統領の葬儀に訪れるロシア大統領の暗殺計画があり、実行者の名前が、尋問中のイヴリン・ソルトと同名だと…。彼女はスパイなのか、何かの陰謀なのか。 この後は、まさに息もつけないアクションとカーチェイスの連続で観る者を飽きさせません。1時間50分、ほぼ画面にくぎ付け。ただし、後半になり、彼女の目的が何となくわかると少し冷めちゃいました。それでも、お尻が痛くなる心配はないとは思いますが。 夫の身を案じ、CIA本部から逃げ出すソルト。彼女は、2重スパイなのか。嵌められたのか…。ソルトに好意的な上司ウィンターと懐疑的なピーボディが絡み、物語は核心に迫って行きます。 多分、この脚本は、冷戦時代のソ連のスパイ養成施設の存在とケネディ暗殺犯のオズワルドが施設で養成されたスパイではないかという仮説を膨らませて、生まれたのかなと思いました。それに、SALTという名前ですが、普通は塩を連想しますが、戦略兵器制限交渉(Strategic Arms Limitation Talks)の略もSALTでしたね。何か関係ありそう。 最後は、続編がありそうな終わり方。雰囲気は、女性版ジェイソン・ボーンって感じかなあ。けっこうお勧めかと!!2010年アメリカ映画(100分) 監督:フィリップ・ノイス 出演 アンジェリーナ・ジョリー(イヴリン・ソルト) リーヴ・シュレイバー(ウィンター) キウェテル・イジョフォー(ピーボディ) ダニエル・オルブリフスキー(オルロフ)
追記 22:45 積読解消計画第2弾「スプートニクの恋人」(村上春樹)読了
2010年07月19日
きょうは、ユナイテッドシネマ札幌で、レオナルド・ディカプリオ主演の「インセプション」の先行上映を観てきました。監督が、「ダークナイト」のクリストファー・ノーランということで、上映を楽しみにしていた作品です。 ディカプリオ演じるコブの仕事は、仲間と一緒にターゲットの夢に入り込み潜在意識の底に潜む「アイディア」を盗むこと。そんな彼が、日本人実業家サイトーから、ある仕事を引き受けることに。その仕事とは、ライバル企業の後継者ロバートに、自分の企業を潰す思考を植え付ける(インセプション)こと。 しかし、これが非常に難しいミッション。違和感を覚えさせないように植え付けることが、かなり高度なためとのこと。そのため、夢の夢のまた夢まで入り込み繰り広げられるアクションが凄いのですが、夢や夢の夢の中での攻防もまた凄い。銃撃戦、カーチェイスの連続です。つまりは3層構造のストーリーを一度に味わうわけで、集中してみていないとわけがわからなくなりそうです。 夢からの脱出方法は、キックと呼ばれていますが、とにかくロバートに見事に思考を植え込み、全員無事に夢から脱出できるのか。 コブの仲間は、相棒のアーサー、夢の世界を作り上げる「設計士」アリアドネ、他人になりすまし思考を誘導する「偽造士」イーネム、薬物で夢をコントロールする「調合師」ユスフ。彼らに、死んだコブの妻マルが絡みます。マルは、コブの夢の中に登場しますが、非常に重要な役割で、コブがこのミッションを引き受けた原因でもあります。 一度観ただけでは、全てのストーリーを理解するのは困難なのかも知れません。何度か映画館に足を運ぶか、あとは、DVDが発売されるのを待つかですね。それにしても、こんなストーリーを考えだすノーラン監督には賛辞を送るべきなのでしょうが、残念ながら難解過ぎると思います。少々イライラする場面もある2時間22分でした。メンズデイで1,000円じゃなきゃ怒っていたかも。 コブは夢から脱出できたのかどうか…。どちらとも判断できないエンディングでした。それが狙いなのでしょうが…。(WBの意向かな)2010年アメリカ映画(142分) 監督:クリストファー・ノーラン 出演 レオナルド・ディカプリオ(ドム・コブ) 渡辺謙(サイトー) ジョゼフ・ゴードン=レヴィット(アーサー) マリオン・コティヤール(モル・コブ) エレン・ペイジ(アリアドネ) トム・ハーディ(イームス) ディリープ・ラオ(ユスフ) キリアン・マーフィー(ロバート)
昨晩、秘密を読了。切ないですね。
2010年07月05日
きょうは… HEROESファイナル・シーズン特別先行試写会ジャパン・ツアーin札幌! そうですね。ユナイテッドシネマ札幌でHEROES4の試写会でした。 第1話と第2話です。豪華パンフレット付でした。 アンケートに答えると、HEROES特製「USB携帯電話充電コード」がもらえました。 ちなみに、シーズン3の第2話までしか観ていないので、何が何やら… でも、観なくちゃと思いました。面白そう!! まずは、シーズン3の第3話から観ますかねえ ^^;
2010年07月03日
6月29日、共済ホールで映画「必死剣鳥刺し」の試写会を観てきました。 原作は、藤沢周平。「隠し剣」シリーズの一編ですが、凄いタイトルですね。「必殺剣」じゃなく「必死剣」。間違いなく死ぬわけですね。劇中、主人公の兼見三左エ門が、この剣を使うときは、ほとんど死にかけていると呟くのですが… 冒頭、能を楽しむ海坂藩主・右京太夫と側室・連子。このシーンが長い。嫌な予感。イライラする勿体つけた演出なのか。結論から言うと、テンポの悪い映画でした。上映時間はほぼ2時間ですが、100分ぐらいでよかったのでは… さて、能が終わりご満悦で席を立つ連子を刺殺する兼見。何でこうなるの。藩の財政難を顧みず、遊蕩三昧の連子。かといって、なぜ兼見が殺人に及んだのか、最後まで、明瞭な説明はありません。 誰もが、兼見の斬首は免れないと思ったのに、中老・津田民部のとりなしで、1年間の閉門を申し付けられます。津田は何を企んでいるのか。右京太夫は、なぜ延命を認めたのかですね。それには、別家の帯屋隼人正が関係しています。隼人正は、右京太夫の民を苦しめる奉りごとに怒っているわけで…。 兼見は、閉門をとかれ、亡き妻の妹・理尾と静かに暮らしていたのですが、2年後、何故か近習頭取という藩主の側用人に取り立てられます。時を同じくして、怒りの頂点に達しつつある隼人正。隼人正は剣の達人で、彼と渡り合えるのは、兼見だけ…。 まあ、見どころは、兼見と隼人正の一騎打ちであり、藩士たちと兼見の壮絶な殺陣でしょうが、何か気分が暗くなりました。兼見の亡き妻・睦江の思い出や兼見を思う姪・里尾の心情も描かれていますが、あまり慰めにはなりません。そもそも、兼見役の豊川悦史の表情のない演技がなあ…。 山田洋次監督の「隠し剣鬼の爪」や「武士の一文」のような作品を期待すると、がっかりすると思います。現に私はがっかりしました。2010年東映(114分) 監督:平山秀幸 出演 豊川悦司(兼見三左エ門) 池脇千鶴(里尾) 吉川晃司(帯屋隼人正) 戸田菜穂(睦江) 村上淳(右京太夫) 関めぐみ(連子) 岸部一徳(津田民部) あと兼見の同僚役で小日向文世
2010年06月10日
共済ホールで北野武監督のアウトレイジを観て来ました。 暴力団の抗争を描いたものですが、内部抗争の要素が強いですね! 誰が生き残るのか… このポスターの11人のうち生き残るのはたったの3人です。 左上から椎名桔平、ビートたけし、三浦友和、加瀬亮 下が、北村総一朗、國村隼、石橋蓮司、杉本哲太、 中野英雄、塚本高史、小日向文世。豪華キャストですね。 あれ、女優さんの名前がない。極妻とは違います(笑う) そして、一番悪い奴は誰でしょう。それなりに面白い映画でした。2010年日本映画(109分)
2010年05月18日
きょうは、Super!dramaTV春の新作「THE MENTALIST メンタリストの捜査ファイル」の試写会でした。会場は札劇。全国7大都市試写会の最初だそうです。 メンタリストとは、知力・催眠術・暗示を駆使する者、思考と行動を巧みに操る者。主人公のパトリック・ジェーン(サイモン・ベイカー)は、TV番組でも人気のニセ霊能力者でしたが、連続殺人犯レッド・ジョンを番組の中でコケにしたため、妻と娘を惨殺された過去を持ち、現在は、CBI(カリフォルニア州捜査局)の捜査コンサルタントをしています。彼の目的は、レッド・ジョンを捕まえることです。 現代版シャーロック・ホームズとか刑事コロンボがキャッチフレーズですが、確かに鋭い観察力はホームズに通じるものがあります。なかなかの二枚目なので刑事コロンボには結びつきませんが、注意深く彼の服装を見るとYシャツも上着もよれよれ、ズボンにはアイロンの線がない。多分そういうことではないと思いますが… かなり斬新なキャラクターですね。これまでにないテイストです。アメリカのTVドラマは、次から次とアイデアが湧くものです。メンタリストの捜査ファイルは、5月26日(水)22:00放送開始です。お勧めだと思います。豪華パンフレットとカップです。 パンフレットは、映画のパンフぐらいの内容です。 カップはアンケート回答者プレゼント。 HEROESオリジナルです。 やったー!!(古)
2010年05月01日
チェイスは、東京国税局の国税査察官・春馬草輔と脱税コンサルタント・村雲修次との攻防を描くNHK土曜ドラマです。キャッチコピーは、「あなたには、この世界を憎む権利がある」。ハマってしまいました。外事警察以来です。 主人公の春馬草輔に江口洋介。正義感が強く仕事一筋で、家庭は妻に任せきり、その妻も航空機事故で失い、一人娘との関係も最悪という仕事人間。対する天才脱税コンサルタント村雲修次にARATA。「カリブ海の手品師」と呼ばれる凄腕。暗い過去を背負っているのがありあり。 ストーリーは、6,000億円という巨額の資産脱税を依頼された村雲と妻の飛行機事故に絡む脱税事件を追跡するうちに村雲に近づいていく春間を軸に、さまざまな人間関係が浮かび上がって行くというものです。 全6話で、きょうが第3回でした。次回のサブタイトルは「復讐」。村雲の過去が明らかになるようです。多分、左手が義手の理由もわかるかと… とにかく村雲修次役のARATAが、アンダーグラウンドな世界の住人に相応しい雰囲気を存分に醸し出しています。ARATAといえば、映画「空気人形」で、空気人形が恋をするレンタルビデオ店の店員役で出演していました。とにかく、敵役のARATAに目が離せません。
2010年04月30日
きょう、札幌劇場で映画「オーケストラ!」を観て来ました。かなり、お勧めの映画だと思います。 映画が始まると、いきなりボリショイ劇場で交響楽団の指揮に没頭する男が映し出されます。かつて天才指揮者と呼ばれたアンドレイ。ブレジネフ政権下、楽団から解雇されるユダヤ人を助けようとしたため職を追われ、いまは清掃係として働いています。でも、彼には夢がありました。 ある日、アンドレイは、パリのシャトレ座から送られてきた公演依頼のメールを見つけ、かつての仲間と、ボリショイ交響楽団になりすますという計画を思いつきます。そして、チェリストのサーシャと楽団員を集めます。シャトレ座との交渉には、かつてアンドレアの指揮棒を折り、演奏会を中断させたイワンがあたることに…。 30年間、ステージから遠ざかり、色々な職業についていた仲間たちは、快く彼の提案に応じます。演目は、チャイコフスキーのバイオリン協奏曲第1番。ソリストには、人気絶頂のアンヌ=マリー・ジャケを指名します。理知的な顔立ち。美人です。 随所に笑いを交えながら、感動的な物語を紡いでいく監督のミヘイレアニュには感服です。旧ソ連や共産主義、さらにはロシアの石油王まで茶化すのは、彼がルーマニアから亡命したユダヤ人だからでしょうか。 ラストの12分間に及ぶ演奏シーンは、圧巻です。演奏が解きほぐすように、謎が明かされていきます。曲が始まり下手な演奏にあきれる観客ですが、アンヌ=マリーのソロが始まると、まるで魔法がかかったように、素晴らしい演奏があたりを包みます。この瞬間のために作られた作品といっても過言ではありません。その後、幾重にも重なる気品に満ちたメロディ。夢がかなったアンドレイ。頬をつたう涙。 演奏が終わり、スタンディングオベーション。そして、アンドレイとアンヌ=マリーの二人の横顔のカットでエンドロールです。この何とも、潔いエンディング。トレヴィアン! シャトレ座の支配人オリヴィエ役で、フランソワ・ベルレアンが出ています。絶妙のスパイスです。 映画って本当に素晴らしいですね☆2009年フランス映画(134分) 監督:ラデュ・ミヘイレアニュ 出演 アレクセイ・グシュコブ(アンドレイ) ドミトリー・ナザロフ(サーシャ) メラニー・ロラン(アンヌ=マリー) ヴァレリー・バリノフ(イワン)
2010年04月20日
STVホール試写会「タイタンの戦い」(2D)を観てきました。1981年の同名映画のリメイクです。稚内に勤務していた小生は、友達と3人で稚内劇場に観に行ったのを覚えています。確か2本立てだったと思いますが、もう1本は覚えていません。 オリジナル版は、ダイナメーションの巨匠レイ・ハリーハウゼン最後の劇場用作品ですが、リメイク版は、大迫力のCGで楽しませてくれます。いや~、映像技術の進歩にただただ恐れ入りました。 ギリシャ神話の時代。天空神ゼウスと人間の間に生まれたペルセウスが、アルゴスの王女アンドロメダが生贄にされるのを阻止するため、守護イオに守られながら、冥府神ハデスを相手に戦いを挑みます。その間、獣人カリボス、蛇女メデューサ、大海獣クラーケンなどのお馴染みさんが登場します。 ギリシャ神話の世界を熟知していれば、かなり面白いかとも思いますが、小生は不案内なので、大スペクトラル巨編として楽しみました。ただ、この映画も、派手に宣伝していますので、あまり期待し過ぎるとがっかりするかも知れません。観てないけど、3Dがお勧めかも! アバターのサム・ワーシントン最新作です。2010年アメリカ映画(106分) 監督:ルイ・レテリエ 出演 サム・ワーシントン(ペルセウス) リーアム・ニーソン(ゼウス) ジェマ・アータートン(イオ) レイフ・ファインズ(ハデス)
2010年04月18日
ユナイテッドシネマ札幌で、「シャッターアイランド」を観てきました。封切りから1週間後のモーニングショー。空いていると思いましたが、客の入りは7割ぐらい。さすが、宣伝効果は絶大。ということか。 ボストン沖の孤島シャッターアイランドは、精神疾患の凶悪犯罪者を収容する病院兼刑務所。この島から忽然と姿を消した女性患者レイチェルの捜索のため、連邦保安官テディとチャックがやってきます。しかし、テディには、別の目的がありました。この島に収容されている放火魔アンドルー・レディスを探すことです。彼は、テディの妻ドロレス殺害の犯人です。 レイチェルの残したメモ「4の法則」とは、「67番目の患者」とは…。アンドルーはどこに収容されているのか…。 映像のすべてがヒント!ということなので、最初から、眼を皿のようにして観ましたが、起きていることが、現実なのか、夢なのか、幻覚なのか、わからなくなりました。まさに迷路に迷い込んでしまいました。出演者の全てが何やら怪しげだし、院長コーリーやネーリング医師は、何か企んでいるように見えるし…。テディの亡き妻ドロレスの過去にも、何かありそうだし…。 ラスト近くで、あれも、これも、それもヒントだったと気がつきましたが、宣伝が、煽りすぎです。この映画は、謎解きより迫真の演技を観る映画だと思います。小生は捻くれているので、ラスト自体が真実とは思いたくないわけで。そうとでも思わないとなあ。 最後まで、読んでいただいた方には申し訳ありませんが、何も知らないで観たら、かなり楽しめる映画だと思います。2010年アメリカ映画(138分) 原作:デニス・ルヘイン(ミスティック・リバーetc) 監督:マーティン・スコセッシ 出演 レオナルド・ディカプリオ(テディ・ダニエルズ) マーク・ラファロ(チャック・オール) ベン・キングスレー(ジョン・コーリー) ミシェル・ウィリアムズ(ドロレス・シャナル) マックス・フォン・シドー(ジェレマイアー・ネーリング)
2010年04月15日
ユナイテッドシネマ札幌で、「第9地区」を観て来ました。アカデミー賞の作品賞、脚色賞、編集賞、視覚効果賞の4部門にノミネートされた作品です。トレーラーを観ただけで興味津々。かなり期待していた作品です。 1982年、なぜか南アフリカの首都ヨハネスブルグ上空に停泊した宇宙船。難民となったエイリアンは、超国家機関MNUの管理のもと、宇宙船直下の第9地区に隔離されます。28年後、第9地区はスラムと化し、ナイジェリア人ギャングが牛耳る無法地帯でした。 そこで、MNUは、彼らを、強制移住させることにします。強制移住の責任者に抜擢されたヴァッカスは、TVカメラの前でペラペラ喋りまくる愛妻家のお人好し。見ているとイライラしてきます。この間、関係者のインタビューが延々と続き、この映画を観たことに後悔したほどでした。ドキュメンタリータッチを意識したと思われますが、ちと長すぎます。 それはともかく、エイリアンから移住の同意書を取るため第9地区に入ったヴァッカスは、スプレー缶のような物体を見つけ、誤って中身の黒い液体を顔に浴びてしまいます。このあたりから、ストーリーは急展開。画面にくぎ付けになりました。黒い液体の正体ですが、直観は見事に外れました。 エイリアンは、身体の特徴から「エビ」と呼ばれ、蔑まれていますが、巨大な宇宙船を見ただけで、人間より科学力は進んでいるのはわかるはず。彼らの武器ときたら、もの凄い破壊力。しかも、エイリアンのDNAを識別しないと、引き金が引けない。それなのに、彼らは、使わない。ふむぅ!! 彼らは肉食で、好物がキャットフード!! さて、黒い液体は、エイリアンのクリストファーが20年かけて集めた貴重なもの。本当の使用法は、内緒ですが、液体を浴びたヴァッカスは、次第にエイリアンに変身を始めます。ヴァッカスとクリストファーは、液体をMNUから取り戻すという共通の目的を見出だし、協力することになります。お互いに励ましあい、やがて、奇妙な関係が…。これを友情というのかな! 舞台が、南アフリカなので、アパルトヘイトを連想させますが、むしろゲットーですね。あまり抵抗もしないエイリアンを小馬鹿にし、差別する人間たち。彼らは家に帰りたいだけなのに…。 観たことに後悔はしていません。ラストシーンが切ないです。2009年アメリカ映画(111分) 監督:ニール・ブロムカンプ 出演:シャルト・コプリー
※ テンプレートをMOVEバージョンに変更しました。
2010年04月13日
先週の木曜日、道新ホールで映画「春との旅」の完成披露試写会を観てきました。最初に、監督の小林政広、主演の仲代達也、徳永えりの舞台挨拶がありました。仲代達也さんは、黒の詰襟のスーツ姿、手を後ろで組み足を若干広げて立った姿は、77歳とはとても思えない凛々しさです。小林監督の方が、年配のように見えるくらいです。そして、真中に立った徳永さんは、小さくて可愛らしかったですよ。あのブラッディ・マンディの彼女とはねえ… 増毛の浜辺で暮らす元漁師で頑固者の忠男と孫娘の春。二人は、疎遠となって久しい忠男の肉親に会うため、増毛から仙台までの旅に出ます。映画は、忠男が血相を変えて家を飛び出し、そのあとを春が追いかけるシーンから始まります。しばらくの間、ほとんど会話はなく、表情だけの演技が続きます。そして、タイトルバック。むむぅ、やられた…けど、春の子ども走りは、少し脚色しすぎかな! 春は、小学校の給食係として働いていましたが、廃校になり失業したばかり。思案の末、東京に働きに行こうとしますが、忠男は一人で生活できない身体です。そのため、忠男は肉親の世話になろうと旅に出るわけです。気仙沼の兄夫婦、服役中の末弟の内妻、鳴子温泉で女将をしている姉、仙台で不動産業に行き詰っている弟。それぞれにドラマがあります。彼らに会うことにより、忠男や自殺した春の母親の過去が露わになります。 そして、旅の最後に、春は、静内に住む父親を訪ねます。絶対に合わないと誓っていた父親に… 時折、挿入される風景や全編を流れる佐久間順平のテーマ曲が、とても美しく、映画を印象的なものにしています。台詞のあるシーンとないシーンのコントラストが見事です。特に、終盤のそば屋での忠男と春の会話のシーンは見事な演出です。過去にそば屋に来た時のことを話し始める忠男。それを聴き涙があふれる春。5分ほどだと思いますが、ワンカットです。二人の魂のこもった演技が胸を打ちます。 そば屋は、旧門別町の富川にある「いずみ食堂」です。浦河に住んでいるとき何度か食べに行きましたが、とても美味しいそば屋です。特に鴨そばが絶品です。 仲代さんは、脚本にほれ込み出演したそうですが、これまで出演した150本の中でも5本の指に入る作品だとも言っています。確かに仲代さんの演技は格別です。意気地なしで、寂しがりやで、文句ばかり言ってるけど、放っとけない老人を、自然に演じています。徳永さんの真剣な演技にも、心打たれました。そして、演技派といわれる出演者のそれぞれの演技に感嘆しました。 春との旅は5月22日に封切りです。2010年(134分) 監督:小林政広 出演 仲代達矢、徳永えり、大滝秀治、菅井きん、 小林 薫、田中裕子、淡島千景、柄本 明、 美保 純、戸田菜穂、香川照之
2010年03月26日
ビートルズの映画「A HARD DAY'S NIGHT」のDVDです。 先日、廉価盤が発売されたので、楽天で買いました。 これまでも、レーザー・ディスクで、何度も観ましたが… 彼らが、最もエネルギーにあふれていた瞬間ですね☆ 特典映像が楽しみです!! 腰痛のため、外出できないので、これから観ます。1964年イギリス映画(88分) 監督:リチャード・レスター 出演:ジョン、ポール、ジョージ、リンゴ、パティ
2010年03月20日
ユナイテッドシネマ札幌でジョージ・クルーニー主演の「マイレージ、マイライフ」を観てきました。公開初日の初回を観るのは、久しぶりです。入場するとき特製ポストカードをいただきました。 大空を飛ぶ飛行機。ウディ・ガスリーの名曲「我が祖国」(This land is your land)が流れます。素適なオープニングです。グッと映画に引き込まれます。 ライアン・ビンガムは敏腕リストラ宣告人。1年間に322日出張する仕事の達人にして出張の達人。自宅は、1ルームだけど、出張はVIP待遇。親しい友人もなく、家族とも疎遠。人生の目標は、マイレージを貯めること。人生哲学は、「バックパックに入らない人生の荷物はいっさい背負わない」。私も重い荷物は嫌いだけど、人生は重いもの、荷物から逃げるわけにもいきません。それに、出張は時々なら良いけど、多いとかなり疲れます。 ある日、とっても気の合う女性アレックスと出会い、次第に惹かれるライアン…。だけど、彼女は、すでに重い荷物を背負っていて、ライアンとは現実逃避のためのお遊び…。男って、いつもバカなのね! そんな彼の人生に割り込んでくるのが、新入社員のナタリー。彼女は、ネットで解雇通告を行い、出張を廃止する合理化を提案。社長は大乗り気。まあ、メールで別れを告げる世の中だから、これもありかもしれないけど、あまりに非情です。まあ、解雇自体が非情ですけど。ライアンはナタリーとリストラ実地研修に出かけますが…。 そして、妹の結婚式で家族とふれあい揺らぐ信念。会社がネットでの解雇通知を始め、出張という居場所を失うライアン。次第にこみ上げる寂しさ。あとは、観てのお楽しみです。 とても良くできた映画だと思います。奇をてらった演出はないけど、洒落た会話があり、人生のドラマがあります。次第にライアンに共感を覚える自分がいます。サウンドトラックが、また良いです。原題は”Up in the Air”です。2009年アメリカ映画(109分) 監督:ジェイソン・ライトマン 出演 ジョージ・クルーニー(ライアン・ビンガム) ヴェラ・ファーミガ(アレックス) アナ・ケンドリック(ナタリー)
本年度アカデミー賞で、作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞、脚本賞の主要5部門にノミネートされた秀作です。助演女優賞には、ヴェラ・ファーミガとアナ・ケンドリックの2人がノミネートされていました。無冠とは!
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