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2013年09月02日
Jリーグ経営情報開示資料を基にコンサドーレ札幌の現在地と経営状況を探ります。 コンサドーレ札幌がJ1定着するには、あとどれだけの収入が必要なのでしょうか? もくじ 1★2012年J1/J2営業収益順(百万円)こちら 2★2012年J1/J2広告料収入順(百万円)こちら 3★2012年J1/J2営業収益に締める広告料収入の割合順(百万円)こちら 4★2012年J1/J2入場料収入+アカデミー収入+その他収入の合計順(百万円)こちら 5★2012年J1/J2入場料収入順(百万円)こちら 5-1★年度別興行収入と入場者数こちら 5-2★年度別スタジアム別入場者数こちら 5-3★年度別入場料収入と興行粗利こちら 6★2012客単価J1/J2 客単価(円) 興収(百万円)こちら 6-1★2012客単価+バクスタチケット価格J1/J2 客単価(円) 興収(百万円) バクスタチケ代(円)こちら 7★2012年J1/J2アカデミー関連収入順(百万円)こちら 8★2012年度J1/J2その他収入+アカデミー収入(百万円)こちら 9★2012年度J1/J2チーム人件費順(百万円)こちら 10★2012年J1定着,残留,昇格/J2PO進出基準こちら 11★コンサドーレ札幌はJ1定着,残留,昇格/J2PO進出できるのか?←今回★ 参考資料 2012年度Jクラブ経営情報開示 平成24年12月期有価証券報告書(PDF:2.16MB) 経営状況で見るコンサの現在地(2011年度まとめ)
コンサドーレ札幌がJ1定着するには、あとどれだけの収入が必要なのでしょうか? 2013年度の予算を元に探って見みましょう。 2013年度(予算)の札幌は・・・ 営業収益 :10.5億円。→PO未満(11億円) ┗広告料収入: 4.1億円。→PO未満(6億円) ┗入場料収入: 3.3億円。→J1昇格争いレベル(3億円) ┗客単価 : 1650円。→PO進出争いレベル(1,500円) ┗アカ+他 : 2.2億円。→PO未満(2.5億円) ============= 人件費 : 2.8億円。→PO未満(4.6億円) 前節終了時点でPO圏内の6位と勝ち点1差の7位。 この順位にいること自体、驚異的な成績だと感じられる。 資金面での裏付けがなければ、昇格して必死こいて1~2年残留しても、 選手を刈り取られる側なのは明白ですから長持ちしない、つまりJ1定着には至りません。 このためコンサドーレがJ1定着するには、 10億円強の収入に加え、毎年20億円ほどの収入が得られる仕組みが必要です。 一撃20億円の事業を生むのは極めて困難ですが、1億円~1千万円くらいなら生み出せそうです。 投資する資金が乏しいので、少しずつ増やしていくしかない。
★J1定着ラインに到達するには、あといくら必要? 営業収益 :32億円。⇒あと22億円 広告料収入:14億円。⇒あと10億円 入場料収入: 6億円。⇒あと 2.7億円 客単価 : 2,000円。⇒あと単価200円。 アカ+他 : 8億円。⇒あと 5.8億円。(アカデミー収入+その他収入の合計順) アカデミー: 1.7億円。⇒あと1.3億円。 この中で、達成しやすそうなのはどれか? まずはアカデミーですね。 ここは、人口密度が低い=生徒をかき集める範囲が広いという弱点があり、 通年型のアカデミーはハードルが高いですが、それを克服してほしいなあと思います。 北海道は子供の絶対数が減ってるから、短期集中キャンプ型でよいとおもいます。 次に入場料収入・・・と言いたいところですが、広告料より厳しいです。 入場料収入2001年と2002年はともにJ1で「7.1億円」という記録がありますが、 W杯とドーム開業という50年に1回の椿事が重なった結果ですから、 どんなにがんばっても40年後にドームを建て替える翌年まで、 これほどの入場料収入になることはないでしょう。 現実的な入場料収入の最高額は、2007年J2:「4.6億円」と捉えるべきです。 つまり、入場料6億円を目指しても超えることはないから、別な部門を成長させたほうがよい。 となれば、広告料収入を伸ばそうと考えます。。 これを伸ばすには、道内市場や国内市場では頭打ちですから、 サッカーを活用してプロモーションを考えている海外進出企業をターゲットにするのが最も適しています。 道内、道外含め、日本国内の市場は成熟しきっているので、 国内の大手企業は、成長著しい東南アジアなどに積極的な投資を行っています。 その流れに乗れるスポーツは、サッカーが最適です。 Jリーグは総合商社の元締め(トップセールスで切りこむ)。 Jクラブは総合商社そのもの(プロモーションが強み)。 こういう考え方でプロサッカークラブを見た方が、 今後のコンサドーレ札幌 or (株)北海道フットボールクラブを分析していてより楽しく、 より見聞を広げることができると感じています。
2013年09月02日
コンサドーレ札幌の経営状況と現在地を、Jリーグ経営情報開示資料を基に探ります。 J1定着,J1残留,J1昇格/J2PO進出するために必要な,最低限の費目別収入をまとめました。 もくじ 1★2012年J1/J2営業収益順(百万円)こちら 2★2012年J1/J2広告料収入順(百万円)こちら 3★2012年J1/J2営業収益に締める広告料収入の割合順(百万円)こちら 4★2012年J1/J2入場料収入+アカデミー収入+その他収入の合計順(百万円)こちら 5★2012年J1/J2入場料収入順(百万円)こちら 5-1★年度別興行収入と入場者数こちら 5-2★年度別スタジアム別入場者数こちら 5-2★年度別入場料収入と興行粗利こちら 6★2012客単価J1/J2 客単価(円) 興収(百万円)こちら 6-1★2012客単価+バクスタチケット価格J1/J2 客単価(円) 興収(百万円) バクスタチケ代(円)こちら 7★2012年J1/J2アカデミー関連収入順(百万円)こちら 8★2012年度J1/J2その他収入+アカデミー収入(百万円)こちら 9★2012年度J1/J2チーム人件費順(百万円)こちら 10★2012年J1定着,残留,昇格/J2PO進出基準←今回★ 11★コンサドーレ札幌はJ1定着,残留,昇格/J2PO進出できるのか?こちら 参考資料 2012年度Jクラブ経営情報開示 平成24年12月期有価証券報告書(PDF:2.16MB) 経営状況で見るコンサの現在地(2011年度まとめ)
J1定着、J1残留、J1昇格、J2PO進出に必要な収入。 J1定着=J1各項目の平均を目安とした J1残留=J1各項目の下から3~4番目の値を目安とした J1昇格=J2各項目の上から2番目の値を目安とした PO進出=J2各項目の上から5~6番目の値を目安とした
★J1定着ラインは 営業収益 :32億円。 広告料収入:14億円。 入場料収入: 6億円。 客単価 :2,000円。 アカ+他 : 8億円。(アカデミー収入+その他収入の合計) アカデミー: 1.7億円。 人件費 :14億円。
★J1残留ラインは 営業収益 :23億円。 広告料収入: 8億円。 入場料収入: 4.5億円。 客単価 :1,700円。 アカデミー: 0.5億円。 アカ+他 : 5.5億円。(アカデミー収入+その他収入の合計) 人件費 :10億円。
★J1昇格ラインは 営業収益 :21億円。 広告料収入:14億円。 入場料収入: 3億円。 客単価 :1700円。 アカデミー: 1.3億円。 アカ+他 : 5億円。(アカデミー収入+その他収入の合計) 人件費 : 6億円。
★PO進出ラインは 営業収益 :11億円。 広告料収入: 6億円。 入場アカ他: 5億円。(入場料収入+アカデミー収入+その他収入の合計) 入場料収入: 2.2億円。 客単価 :1500円。 アカデミー: 0.5億円。 アカ+他 : 2.5億円。(アカデミー収入+その他収入の合計) 人件費 : 4.6億円。
参考まで。 2012年度の札幌は・・・ 営業収益 :13.4億円。→PO進出争いレベル(11億円) ┗広告料収入: 4.7億円。→PO未満(6億円) ┗入場料収入: 3.9億円。→J1昇格争いレベル(3億円) ┗客単価 : 1787円。→J1残留争いレベル(1,700円) ┗アカデミー: 0.4億円。→PO未満(0.5億円) ┗アカ+他 : 2.6億円。→PO進出争いレベル(2.5億円) ============= 人件費 : 4.9億円。→PO進出争いレベル(4.6億円) J1にいた昨年でも、このくらいだったんですね。 入場料収入も広告料収入も、もっと多いかと思ってました。1年前までは・・・。 この辺を整理した結果、今では降格もやむなしというか、落ちるべくして落ちたと思うようになりました。
2013年度(予算)の札幌は・・・ 営業収益 :10.5億円。→PO未満(11億円) ┗広告料収入: 4.1億円。→PO未満(6億円) ┗入場料収入: 3.3億円。→J1昇格争いレベル(3億円) ┗客単価 : 1650円。→PO進出争いレベル(1,500円) ┗アカ+他 : 2.2億円。→PO未満(2.5億円) ============= 人件費 : 2.8億円。→PO未満(4.6億円) 財政面でみて、J1昇格どころではなく、PO進出すればかなりすごいというのが分かります。
★J1昇格ラインに到達するには、あといくら必要?(2013年予算と比較) 営業収益 :21億円。⇒あと11億円 広告料収入:14億円。⇒あと10億円 入場料収入: 3億円。⇒あと0円(すでに3.3億円) 客単価 : 1,700円。⇒あと単価50円 アカ+他 : 5億円。⇒あと3億円(アカデミー収入+その他収入の合計) 人件費 : 6億円。⇒あと3億円 でもこれは昇格ライン。 親会社がいない以上、広告料収入で10億というのは非現実的。 しかし、目指すのは昇格ではなく、J1定着を目指すべき。 それにはいくら必要か?・・・については、次回記事をご覧ください。 11★コンサドーレ札幌はJ1定着,残留,昇格/J2PO進出できるのか?こちら
2013年08月30日
コンサドーレ札幌の経営状況と現在地を、Jリーグ経営情報開示資料を基に探ります。 今回は「年度別入場料収入と興行経費から興行粗利を求めます。」 もくじ 1★2012年J1/J2営業収益順(百万円)こちら 2★2012年J1/J2広告料収入順(百万円)こちら 3★2012年J1/J2営業収益に締める広告料収入の割合順(百万円)こちら 4★2012年J1/J2入場料収入+アカデミー収入+その他収入の合計順(百万円)こちら 5★2012年J1/J2入場料収入順(百万円)こちら 5-1★年度別興行収入と入場者数こちら 5-2★年度別スタジアム別入場者数こちら 5-2★年度別入場料収入と興行粗利←今回★ 6★2012客単価J1/J2 客単価(円) 興収(百万円)こちら 6-1★2012客単価+バクスタチケット価格J1/J2 客単価(円) 興収(百万円) バクスタチケ代(円)こちら 7★2012年J1/J2アカデミー関連収入順(百万円)こちら 8★2012年度J1/J2その他収入+アカデミー収入(百万円)こちら 9★2012年度J1/J2チーム人件費順(百万円)こちら 10★2012年J1定着,残留,昇格/J2PO進出基準(Jリーグ経営情報で見るコンサドーレの現在地2012年度まとめ) 参考資料 2012年度Jクラブ経営情報開示 平成24年12月期有価証券報告書(PDF:2.16MB) 経営状況で見るコンサの現在地(2011年度まとめ)
コンサドーレ札幌
年度別入場料収入と興行経費から興行粗利。
年度 入場料 興行原価 興行粗利 利益 入場 試合 平均入場 平均興収 ドーム
年度 収入(千円) (千円) (千円) 率 者数 数 者数(人) (千円) 試合数
2001/J1 710,294 ??? ??? ??% 333,425 15 22,228 47,353 5
2002/J1 711,219 ??? ??? ??% 287,098 15 19,140 47,415 9
======↑の2年は特需なので参考にならない======
2003/J2 481,240 ??? ??? ??% 236,861 22 10,766 21,875 9
2004/J2 378,194 ??? ??? ??% 208,241 22 9,466 17,191 8
2005/J2 402,355 244,752 157,603 39% 244,935 22 11,133 18,289 13
2006/J2 358,693 258,240 100,453 28% 251,476 24 10,478 14,946 11
2007/J2 464,358 276,538 187,820 40% 290,676 24 12,112 19,348 11
2008/J1 520,248 267,981 252,267 48% 247,305 17 14,547 30,603 9
2009/J2 355,113 312,473 42,640 12% 265,376 26 10,207 13,658 11
2010/J2 305,385 221,841 83,544 27% 193,280 18 10,738 16,966 9
2011/J2 310,544 223,961 86,583 28% 199,162 19 10,482 16,344 8
2012/J1 396,819 281,513 115,306 29% 204,141 17 12,008 23,342 10
2013/J2 330,000 217,464 112,536 34% ???? 21 8,989 15,714 8
※2013年の入場料収入は予算
興行粗利で1億を割るのは厳しいですね。
厳しいのは理解できますが、平均や興行粗利を見ると、試合数減の影響が大きく、
ドーム比率を下げれば、そこそこ利益出るんだなあという実感があります。
予算未達にならないように残りの試合で
ドーム残り2試合で27000人
厚別残り5試合で38000人
ほど集めねば。
※2004年以前の入場料収入|についてはEBTさんより情報提供。ありがとうございます。
2013年08月30日
コンサドーレ札幌の経営状況と現在地を、Jリーグ経営情報開示資料を基に探ります。 今回は「過去の入場者数と入場料収入」です もくじ 1★2012年J1/J2営業収益順(百万円)こちら 2★2012年J1/J2広告料収入順(百万円)こちら 3★2012年J1/J2営業収益に締める広告料収入の割合順(百万円)こちら 4★2012年J1/J2入場料収入+アカデミー収入+その他収入の合計順(百万円)こちら 5★2012年J1/J2入場料収入順(百万円)こちら 5-1★年度別興行収入と入場者数こちら 5-2★年度別スタジアム別入場者数←今回★ 6★2012客単価J1/J2 客単価(円) 興収(百万円)こちら 6-2★2012客単価+バクスタチケット価格J1/J2 客単価(円) 興収(百万円) バクスタチケ代(円)こちら 7★2012年J1/J2アカデミー関連収入順(百万円)こちら 8★2012年度J1/J2その他収入+アカデミー収入(百万円)こちら 9★2012年度J1/J2チーム人件費順(百万円)こちら 10★2012年J1定着,残留,昇格/J2PO進出基準(Jリーグ経営情報で見るコンサドーレの現在地2012年度まとめ) 参考資料 2012年度Jクラブ経営情報開示 平成24年12月期有価証券報告書(PDF:2.16MB) 経営状況で見るコンサの現在地(2011年度まとめ)
年度別スタジアム別平均入場者 ■札幌厚別 年度/J 試合 入場者 勝分負 平均入 数 数 場者数 1996/JF 9 62,001 9-0-0 6,889 1997/JF 12 131,099 12-0-0 10,925 1998/J1 11 145,458 5-0-6 13,223 1999/JF 15 182,643 10-1-4 12,176 2000/JF 17 233,626 14-2-1 13,743 2001/J1 7 116,758 3-1-3 16,680 2002/J1 3 43,242 1-1-1 14,414 =============== 2003/J2 10 81,076 4-4-2 8,108(2) 2004/J2 12 84,068 1-2-9 7,006 2005/J2 7 54,692 4-0-3 7,813 2006/J2 11 83,428 5-3-3 7,584 2007/J2 9 71,570 5-4-0 7,952(3) 2008/J1 8 74,810 0-4-4 9,351(1) 2009/J2 13 91,221 5-6-2 7,017 2010/J2 7 45,192 4-2-3 6,456 2011/J2 9 71,532 7-1-1 7,948 2012/J1 7 55,271 2-1-4 7,896 2013/J2 13 52,742 5-1-2 6,593 今年は2010年に匹敵する過去最低ペース。 とはいえ、6000人超えてるとは驚いた。 過去も7000人台を推移している。 陸スタでもこれだけ入るのは、すごいことです。 2012年より、2011年の方が多いのは意外でした。 アウェー客はJ1効果で増えたのに、平均は落ちた。 ということは・・・。 ■札幌ドーム 年度/J 試合 入場者 勝分負 平均入 数 数 場者数 2001/J1 5 185,814 1-2-2 37,163 2002/J1 9 212,289 3-0-6 23,588 =============== 2003/J2 9 140,559 2-2-4 15,618(3) 2004/J2 8 112,694 2-5-1 14,087 2005/J2 13 179,534 4-5-4 13,810 2006/J2 11 156,375 5-3-3 14,216 2007/J2 11 198,900 7-3-1 18,082(2) 2008/J1 9 172,495 1-0-8 19,166(1) 2009/J2 11 162,978 5-2-3 14,816 2010/J2 9 134,111 4-2-3 14,901 2011/J2 8 113,990 5-2-1 14,249 2012/J1 10 148,843 1-1-8 14,884 2013/J2 8 73,097 2-0-4 12,183 こちらも今年は過去最低ペース。 ドームで12000人だと、利益があまり出ない気がします。 ドーム残り2試合で2万7千人を集め、せめて10万超えはしたいところ。 ふと思ったのは、J1だと増えるのは事実と言えますが、 勝てば客が増えるというのは、幻想のように思います。 ホームで6連勝しようが客足には大きな影響はなく、 ただ単に「分かりやすい盛り上がり」が大きいシーズンほど客が多い。 ずーっとJ2で1位を続けて順位表プロモーションで好印象を与える。 (結果しか見てない人は内容は度外視) 優勝争い、決勝戦、降格争い、昇格トーナメント、あたりで 客を増やすことはできそうですが、それ以外の消化試合で増やすのは、 なかなか厳しいですね。 だからこそ、イベント=付加価値を付けているわけで。
(8/31追記)
2007年は首位独走したので除くとして、
同じJ2にいた2004~06の3年間と、2009~11の3年間を比較してみた。
厚別の平均観客数
2004~06:7,406(30試合)
2009~11:7,171(23試合)
札幌ドームの平均観客数
2004~06:14,019(32試合)
2009~11:14,681(28試合)
厚別は平均で2009~11の方が-235人。
札ドは平均で2009~11の方が+562人。
ほう。
試合数も随分違いますね。
1試合当たり、厚別で平均1100万円、
札ドで平均2100万円売り上げますから、
1試合減ることでかなりの売上減になります。
2004~06:62試合=30試合+32試合
2009~11:51試合=23試合+28試合
年度/J 計=ド+厚 (室 函)
2004/J2 22 8 12 ( 1 1
2005/J2 22 13 7 ( 1 1)
2006/J2 24 11 11 ( 1 1)
2009/J2 26 11 13 ( 1 1)
2010/J2 18 9 7 ( 1 1)
2011/J2 19 8 9 ( 1 1)
そりゃ、入場料収入が減りますね。
951
2013年08月29日
コンサドーレ札幌の経営状況と現在地を、Jリーグ経営情報開示資料を基に探ります。 今回は「チーム人件費(強化費)」です。 もくじ 1★2012年J1/J2営業収益順(百万円)こちら 2★2012年J1/J2広告料収入順(百万円)こちら 3★2012年J1/J2営業収益に締める広告料収入の割合順(百万円)こちら 4★2012年J1/J2入場料収入+アカデミー収入+その他収入の合計順(百万円)こちら 5★2012年J1/J2入場料収入順(百万円)こちら 5-1★年度別興行収入と入場者数こちら 6★2012客単価J1/J2 客単価(円) 興収(百万円)こちら 6-2★2012客単価+バクスタチケット価格J1/J2 客単価(円) 興収(百万円) バクスタチケ代(円)こちら 7★2012年J1/J2アカデミー関連収入順(百万円)こちら 8★2012年度J1/J2その他収入+アカデミー収入(百万円)こちら 9★2012年度J1/J2チーム人件費順(百万円)←今回★ 10★2012年J1定着,残留,昇格/J2PO進出基準(Jリーグ経営情報で見るコンサドーレの現在地2012年度まとめ) 参考資料 2012年度Jクラブ経営情報開示 平成24年12月期有価証券報告書(PDF:2.16MB) 経営状況で見るコンサの現在地(2011年度まとめ)
★2012年度チーム人件費順(百万円) チーム人件費とは何か? 「選手・監督・スタッフ基本報酬、勝利給、支度金、移籍金、レンタル料」 ★9 ★2012年J1チーム人件費順(百万円) 親 チー 人件 営業 人件費 順位 会社 ム 費 収益 割合 日立 木白 2,047 3,551 58% 6位 トヨタ 名古屋 2,009 3,993 50% 7位 三菱 浦和 1,910 5,353 36% 3位 住友 鹿島 1,888 4,160 45% 11位 Docomo 大宮 1,787 3,344 53% 13位 パナ G大阪 1,707 3,285 52% 17位 日産 横浜FM 1,601 3,717 43% 4位 東京ガスF東京 1,574 3,865 41% 10位 ヤマハ 磐田 1,437 3,391 42% 12位 富士通 川崎F 1,428 3,073 46% 8位 マツダ 広島 1,412 3,176 44% 1位 (- J1平均 1,407 3,152 44%=) 鈴与 清水 1,281 3,449 37% 9位 楽天 神戸 1,157 2,250 51% 16位 -- 仙台 1,079 2,303 47% 2位 ヤンマーC大阪 969 2,618 37% 14位 -- 新潟 940 2,405 39% 15位 -- 鳥栖 610 1,454 42% 5位 -- 札幌 495 1,347 37% 18位 ===================== (- J1平均 1,407 3,152 44%=) (- 札幌 513 1,297 39% 3位★J2/2011) (- 札幌 495 1,347 37% 18位★J1/2012) (- 札幌 280 1,055 26% ?位★J2/2013予算) 広島は金がないイメージであったが、上位争いに絡むには最低限必要な資金力があることが分かる。 その中でも、昨年は大当たりの年だったということか。 仙台は、人件費の数字だけでいえば降格圏内の少し上で、それが2位へ躍進したことの方が、 より凄いことのように思える。 鳥栖に至っては、鳥栖の営業収益を超える人件費をかけたクラブの大半より順位が上にくるという 仙台よりも驚異的な成績だったことが伺える。 では逆に、金かけた割に成績が振るわなかったクラブといえば? 筆頭はG大阪。これは今更述べるまでもない。 J2に来てくれたおかげで、J2各クラブの観客増という大きな貢献をしているので、 むしろ感謝すべきことかもしれない。 (8/12現在、G大阪のホーム観客より、アウェー観客数の方が多い) 神戸は落ちるべくして落ちたとも言えるし、札幌は戦う前から勝負にならなかったといえよう。 人件費率が50%を超えるクラブが柏、名古屋、大宮、G大阪、神戸の4クラブ。 ACL組の柏、名古屋、G大阪が人件費をかけたというのは理解できるが、 それにしたって、かけすぎでは? J1定着ラインは、14億円。 J1残留ラインは、10億円。
★2012年J2チーム人件費順(百万円) 親 チー 人件 営業 人件費 順位 会社 ム 費 収益 割合 JEF千葉 1,038 2,408 43% 5位 京セラ京都 591 2,039 29% 3位 -- 横浜FC 490 1,054 46% 4位 大塚 徳島 489 1,050 47% 15位 -- 甲府 476 1,179 40% 1位 -- 山形 459 1,047 44% 10位 -- 福岡 411 854 48% 18位 -- 岡山 389 878 44% 8位 -- 東京V 369 1,470 25% 7位 -- 湘南 366 869 42% 2位 (- J2平均 363 936 39%=) -- 栃木 338 791 43% 11位 -- 大分 298 986 30% 6位 -- 松本 284 893 32% 12位 -- 富山 264 599 44% 19位 -- 北九州 259 682 38% 9位 -- 熊本 254 678 37% 14位 -- 愛媛 238 546 44% 16位 -- 岐阜 212 528 40% 21位 -- 鳥取 212 576 37% 20位 -- 水戸 205 483 42% 13位 -- 草津 184 496 37% 17位 -- 町田 152 493 31% 22位 =================== (- J2平均 363 936 39%=) (- 札幌 513 1,297 39% 3位★J2/2011) (- 札幌 495 1,347 37% 18位★J1/2012) (- 札幌 280 1,055 26% ?位★J2/2013予算) 千葉は京都の倍近く、平均の3倍近い人件費をかけて、この成績。 とはいえ、J1で比較すると降格争い圏なので、突出して高いという印象もない。 甲府、湘南の昇格は、見事というしかない。 自動昇格を目指すなら、とりあえず平均以上(363百万円)の人件費が必要ということか。 そして、大分。 300百万円を下回る人件費で、6位からの昇格。6位になるだけでも大したもの。 2013年のJ1での苦戦は想像の範疇だが、配分金と寄付金集めの大義名分として十分に機能したと言える。 昨年が最大にして最後のチャンスかもしれなかったことを考えると、 今年降格したとしても、挑戦した価値は十分にあったといえる。 昇格に絡まないところでは、水戸が2億円で13位。営業収益に至っては最下位。 これ、すごいことですよ。 上半分には惜しくも届かなかったが、この人件費で、そこまで押し上げたのは見事。 ユースもプリンス関東2部でギリギリの戦いをしているが、 同じ県や隣県に親会社付強豪が多数いる環境でも、 J2中位のクラブとして頑張ってもらいたい。 逆に上手く活かせてないのは、徳島、福岡。 徳島は、3年かけたチャレンジから変化の1年だったので仕方がないだろう。 福岡は迷走しているように見える。 J1昇格ラインは、6億円。 PO進出ラインは、4.6億円。 おさらい。 J1定着に必要なチーム人件費は最低でも14億円。 J1残留に必要なチーム人件費は最低でも10億円。 J1昇格に必要なチーム人件費は最低でも 6億円。 PO進出に必要なチーム人件費は最低でも 4.6億円。 それより安上がりで、定着、残留、昇格、PO進出できればよいですか? 安いに越したことありませんが、 6億かけて昇格し、翌年10億かけて残留できればよいですか? 6億円の人件費を維持するには、15億円以上の売上が必要です(人件費率J2平均39%)。 10億円の人件費を維持するには、22億円以上の売上が必要です(人件費率J1平均44%)。 14億円の人件費を維持するには、31億円以上の売上が必要です(人件費率J1平均44%)。 2012年度の札幌の売上(営業収益)は、13.4億円でした。 J1残留には、2倍近い売上にしなければなりません。 J1残留には、2.5倍近い売上が必要です。 そのために必要なこと、自分にできることは何でしょう?
2013年08月29日
コンサドーレ札幌の経営状況と現在地を、Jリーグ経営情報開示資料を基に探ります。 今回は「年度別入場料収入と試合数」です。 もくじ 1★2012年J1/J2営業収益順(百万円)こちら 2★2012年J1/J2広告料収入順(百万円)こちら 3★2012年J1/J2営業収益に締める広告料収入の割合順(百万円)こちら 4★2012年J1/J2入場料収入+アカデミー収入+その他収入の合計順(百万円)こちら 5★2012年J1/J2入場料収入順(百万円)こちら 5-1★年度別興行収入と入場者数←今回★ 6★2012客単価J1/J2 客単価(円) 興収(百万円)こちら 6-2★2012客単価+バクスタチケット価格J1/J2 客単価(円) 興収(百万円) バクスタチケ代(円)こちら 7★2012年J1/J2アカデミー関連収入順(百万円)こちら 8★2012年度J1/J2その他収入+アカデミー収入(百万円)こちら 9★2012年度J1/J2チーム人件費順(百万円) 10★2012年J1定着,残留,昇格/J2PO進出基準(Jリーグ経営情報で見るコンサドーレの現在地2012年度まとめ) 参考資料 2012年度Jクラブ経営情報開示 平成24年12月期有価証券報告書(PDF:2.16MB) 経営状況で見るコンサの現在地(2011年度まとめ)
今年のドーム試合数は少ないの?というのが気になって、追加。 ★年度別興行収入と入場者数 年 興行収入 入場 試合 平均入場 平均興行 ドーム 備考 度 (千円) 者数 数 者数(人) 収入(千円) 試合数 2001 710,294 333,425 15 22,228 47,353 5 (J1/ドーム開業) 2002 711,219 287,098 15 19,140 47,415 9 (J1/W杯) 2003 481,240 236,861 22 10,766 21,875 9 (J2) 2004 378,194 208,241 22 9,466 17,191 8 (J2) 2005 402,355 244,935 22 11,133 18,289 13 (J2) 2006 358,693 251,476 24 10,478 14,946 11 (J2) 2007 464,358 290,676 24 12,112 19,348 11 (J2) 2008 520,248 247,305 17 14,547 30,603 9 (J1) 2009 355,113 265,376 26 10,207 13,658 11 (J2) 2010 305,385 193,280 18 10,738 16,966 9 (J2) 2011 310,544 199,162 19 10,482 16,344 8 (J2) 2012 396,819 204,141 17 12,008 23,342 10 (J1) 2013 ??? 125,839 14 8,989 ??? 8 (J2/31節終了時点) ※入場者数はリーグのみ これに興行粗利を入れないと、評価できないな。 とはいえ、ドーム試合数が少ないことは分かった。 1回の使用で定価800万円(固定費)は高いから仕方がないか。 1222
2013年08月27日
サポートシップスポンサー一覧 を眺めていたら、 その数が「計271件(平成25年8月2日現在)」と過去最高なことに気がつきました。 1998年度… 61店舗(J1) 1999年度…114店舗(J2) 2000年度… 97店舗(J2) 2001年度…128店舗(J1) 2002年度…119店舗(J1) 2003年度…158店舗(J2) 2004年度…172店舗(J2) 2005年度…121店舗(J2) 2006年度…117店舗(J2) 2007年度…151店舗(J2) 2008年度…208店舗(J1) 2009年度…201店舗(J2) 2010年度…202店舗(J2) 2011年度…174店舗(J2) 2012年度…208店舗(J1) 2013年度…271店舗(J2)(平成25年8月2日現在) 今年から加入し[連続登録年数]が[1年]となっているのは100社(店)。 新規だけでなく、過去に契約されていたところもあるでしょう。 それでも、大きく増えたことは評価できます。 ここはパートナーが増やせるところでもあります。 [連続登録年数]が[1年]のうち、道外からも5社(店)ありました。 経緯は不明ですが、スポンサーとなっていただけることはありがたいことです。 スポンサー獲得やスポンサーさまを盛り上げつつ売上貢献するのもパートナーの役目ですね。 飲食業 壱鉄 東京都台東区上野3-22-3-B1 03-3836-6262 1年 一言コメント:東京で道産子が集まるジンギスカン専門店 J1復活!! 会員特典:コンサの一言でラムチョップサービスor飲放1H延長サービス! LED照明製造販売 株式会社 LED・TopJapan 大阪府東大阪市長田東一丁目2番15-201号 06-6753-8333 1年 一言コメント:LED照明器具の製造販売、競合他社メーカーより良い品を安く販売しています。 会員特典: スポーツマネジメント 株式会社 SEA Global 東京都中央区京橋1-14-6 京橋宏陽ビル6F 03-3538-4576 1年 一言コメント:アジアにはばたくコンサドーレに期待しています! 会員特典: ダンススタジオ経営 株式会社 HIGUCHI 東京都世田谷区太子堂5-18-12 03-3413-5206 1年 一言コメント:世界に向けて発進しているダンススタジオ。ショーに関するイベントの依頼は全て対応出来ます 会員特典: 情報出版・サービス 株式会社 リクルートライフスタイル 東京都千代田区丸の内1-9-2 グランドトウキョウサウスタワー 03-6835-6244 1年 一言コメント: 会員特典:
2013年08月27日
コンサドーレ札幌の経営状況と現在地を、Jリーグ経営情報開示資料を基に探ります。 今回は「その他収入」について。 もくじ 1★2012年J1/J2営業収益順(百万円)こちら 2★2012年J1/J2広告料収入順(百万円)こちら 3★2012年J1/J2営業収益に締める広告料収入の割合順(百万円)こちら 4★2012年J1/J2入場料収入+アカデミー収入+その他収入の合計順(百万円)こちら 5★2012年J1/J2入場料収入順(百万円)こちら 6★客単価J1/J2 客単価(円) 興収(百万円)こちら 6-2★客単価+バクスタチケット価格J1/J2 客単価(円) 興収(百万円) バクスタチケ代(円)こちら 7★2012年J1/J2アカデミー関連収入順(百万円)こちら 8★2012年度J1/J2その他収入+アカデミー収入(百万円)←今回★ 9★2012年度J1/J2チーム人件費順(百万円) 10★2012年J1定着,残留,昇格/J2PO進出基準(Jリーグ経営情報で見るコンサドーレの現在地2012年度まとめ) 参考資料 2012年度Jクラブ経営情報開示 平成24年12月期有価証券報告書(PDF:2.16MB) 経営状況で見るコンサの現在地(2011年度まとめ)
その他収入についての比較 Jの経営開示情報では、アカデミー収入とその他収入が分かれており、 商品売上はその他収入に含まれる。 コンサの決算報告書では、商品売上とその他収入が分かれており、 アカデミー収入はその他収入に含まれている。 このため、 Jの「アカデミー収入+その他収入」 コンサの「商品売上+その他収入」 で、比較を行う。 ★2012年度J1その他収入+アカデミー収入(百万円) アカ+他 割合 アカ 他 営業収益 F東京1,436 37% 419 1,017 3,865 清水 1,366 40% 315 1,051 3,449 横浜FM1,350 36% 458 892 3,717 鹿島 1,258 30% 270 988 4,160 磐田 1,081 32% 149 932 3,391 広島 980 31% 100 880 3,176 浦和 977 18% 18 959 5,353 川崎F 928 30% 158 770 3,073 (J1平均 863 27% 169 694 3,152=) 神戸 852 38% 225 627 2,250 名古屋 823 21% 275 548 3,993 C大阪 775 30% 0 775 2,618 平均 764 26% 139 625 2,912) 木白 752 21% 74 678 3,551 G大阪 684 21% 123 561 3,285 大宮 635 19% 143 492 3,344 新潟 583 24% 137 446 2,405 仙台 521 23% 86 435 2,303 札幌 266 20% 44 222 1,347★ 鳥栖 264 18% 45 219 1,454 ==================== 平均 764 26% 139 625 2,912 (札幌 486 37% 41 445 1,297★J2/2011) (札幌 266 20% 44 222 1,347★J1/2012) (札幌 222 21% 50 172 1,055★J2/2013予算(商品収入+その他収入)) ※その他収入=グッズ販売収入・選手移籍金・ファンクラブ会費・その他 ※アカデミー収入=ユース会費・スクール会費・ 横浜FMは、アカデミー458百万円、その他収入のうちグッズ販売473百万円。 全クラブとも、この辺が最大だろう。 今のJリーグ市場では、移籍金収入は見込めないので、 海外向けに数千万円~数億円の収入が5年に1回あればよいほうというレベル。 日本代表クラスを育てるのは現実的ではないが、五輪代表やU20代表なら 引っかりそうな選手がいるので、その辺で稼ぐべきだろう。 見落としがちだがレンタル収入は、1人当たりの収入は大きくないが、 それが5人、6人となると大きな金額になる。 FC東京や広島は、貸す方としての収入を得ている。借りる側であってはいけないのだ。 戦力補強のためだけに借りても、強化費を使い、翌年の戦力向上につながらない。 じゃあ2人の外国人は?という話になると思うが、 フェホはテレ予算で使っているし、レコンビンは広告料収入が見込めるので獲得している。 おまけ ★レンタル人数(J1J2合計6人以上) 広島 計 6:J1:2,J2:4 C大阪計 9:J1:1,J2:4,JFL:2,豪州:1,韓国:1 FC東京計10:J1:4,J2:4,韓国:1,スペイン:1 新潟 計 8:J1:2,J2:4,JFL:1,北信越:1 清水 計 8:J1:1,J2:6,米国:1 これらのクラブは、レンタル事業が大きな収入源の1つだと感じました。 これだけレンタルで出しても、J1で戦えるほど選手層が厚いとも。 J1クラブは主にJ2へ、J2クラブは主にJFLへレンタルする印象ですが、 FC東京のようにJ1クラブへもこの人数を出せるというのは、収入面で大きく違いますね。 過去にあったような、億単位の移籍金収入は見込めない。 他に残された方法とは? ・レンタル料で数百万単位で稼ぐ ・数千万円の移籍金収入×3人くらいで億を超える収入にする ・トレーニング コンペンセーションを当てにして21~22歳の選手を完全移籍で数千万の収入にする ・フッキに数十億単位の海外移籍を繰り返してもらい連帯貢献(Solidarity Contribution)を当てにする ・グッズは付加価値の高い高収益商品に絞り、利益率向上にシフト ・夏休み短期など小学生向けアカデミーの集中と選択と拡大 このくらいか。 J1定着ラインは、8億円。 J1残留ラインは、5.5億円。
★2012年度J2その他収入+アカデミー収入(百万円) アカ+他 割合 アカ 他 営業収益 東京V 665 45% 134 531 1,470 山形 476 45% 57 419 1,047 京都 346 17% 129 217 2,039 千葉 340 14% 53 287 2,408 福岡 288 34% 172 116 854 湘南 247 28% 0 247 869 北九州 246 36% 44 202 682 J2平均 237 25% 50 187 936) 甲府 231 20% 26 205 1,179 岡山 229 26% 48 181 878 松本 219 25% 0 219 893 愛媛 202 37% 63 139 546 鳥取 191 33% 39 152 576 徳島 170 16% 49 121 1,050 徳島 170 16% 49 121 1,050 横浜FC 168 16% 40 128 1,054 大分 166 17% 53 113 986 岐阜 162 31% 32 130 528 栃木 147 19% 29 118 791 水戸 142 29% 35 107 483 町田 127 26% 24 103 493 群馬 103 21% 6 97 496 富山 103 17% 33 70 599 ================= J2平均 237 25% 50 187 936 (札幌 486 37% 41 445 1,297★J2/2011) (札幌 266 20% 44 222 1,347★J1/2012) (札幌 222 21% 50 172 1,055★J2/2013予算(商品収入+その他収入)) 東京Vや山形のその他収入の多さが、どこに起因するのか不明。 調べる価値はありそうだ。 東京Vは若手選手の移籍金収入だと推測しているが、果たして? それ以外のクラブで、目立った部分はない。 J2新興クラブにとってアカデミー収入増は、小学生世代が中心になってしまう。 それでも愚直に続けて、ジュニアユース、ユースと良い選手を集め、 クラブへの人材提供というところまで繋がれば理想的。 地元に全国レベルの強豪高校があるクラブは、かなりの困難を伴うが、 少しずつでもブランド向上を図り、大きな収入源にになるようにしてほしい。 J1昇格ラインは、5億円。 PO進出ラインは、2.5億円
2013年08月24日
コンサドーレ札幌の経営状況と現在地を、Jリーグ経営情報開示資料を基に探ります。 「アカデミー関連収入」編。 もくじ 1★2012年J1/J2営業収益順(百万円)こちら 2★2012年J1/J2広告料収入順(百万円)こちら 3★2012年J1/J2営業収益に締める広告料収入の割合順(百万円)こちら 4★2012年J1/J2入場料収入+アカデミー収入+その他収入の合計順(百万円)こちら 5★2012年J1/J2入場料収入順(百万円)こちら 6★客単価J1/J2 客単価(円) 興収(百万円)こちら 6-2★客単価+バクスタチケット価格J1/J2 客単価(円) 興収(百万円) バクスタチケ代(円)こちら 7★2012年J1/J2アカデミー関連収入順(百万円)←今回★ 8★2012年度J1/J2その他収入+アカデミー収入(百万円) 9★2012年度J1/J2チーム人件費順(百万円) 10★2012年J1定着,残留,昇格/J2PO進出基準(Jリーグ経営情報で見るコンサドーレの現在地2012年度まとめ) 参考資料 2012年度Jクラブ経営情報開示 平成24年12月期有価証券報告書(PDF:2.16MB) 経営状況で見るコンサの現在地(2011年度まとめ)
★2012年J1アカデミー関連収入順(百万円) 関連 運営 売上 ユース所属 収入 経費 粗利 利益率 リーグ 横浜FM 458 315 143 31% プリ関東1 F東京 419 245 174 42% プリ関東1 清水 315 136 179 57% プレ東 名古屋 275 208 67 24% プレ西 鹿島 270 173 97 36% プレ東 神戸 225 107 118 52% プレ西 J1平均 169 118 51 30%) 川崎F 158 73 85 54% プリ関東2 磐田 149 162 -13 -9% プリ東海 大宮 143 59 84 59% プリ関東1 新潟 137 122 15 11% プリ信 G大阪 123 102 21 17% プレ西 広島 100 132 -32 -32% プレ西 仙台 86 75 11 13% プリ東北 木白 74 38 36 49% プリ関東1 鳥栖 45 20 25 56% プリ九1 札幌 44 58 -14 -32% プレ東★ 浦和 18 101 -83-461% プリ関東1 C大阪 0 0 0 0% プレ西(※) =============== J1平均 169 118 51 30% (札幌 41 56 -15 -37% プレ東★J2/2011) (札幌 44 58 -14 -32% プレ東★J1/2012) (札幌 50 60 -10 -20% プレ東★J2/2013予算(収入は推定。運営経費はユースチーム管理費より)) ※C大阪は、ユースチーム、サッカースクール、アカデミーを一般社団法人に移管。 他にもあると思われるが調べてないので割愛。 ユース所属リーグの略称 プレ:プレミアリーグ、イースト/ウエスト プリ:プリンスリーグ、東北/関東1/2/北信越/東海/関西1/2/四国/中国/九州1/2 全クラブが、プレミアやプリンスに所属しています。 【プロ選手輩出の実績あり→ユース世代が強い→プロになれるかもと憧れる】 この図式の正否はさておき、ブランド向上のため、 プレミアやプリンスに出ていることがユース世代の1つの基準になるのでしょう。 「ユースが県リーグに所属しています」より、 「ユースが全国リーグ(東)に所属して、プロ選手を輩出しています」という方が、 良いイメージを持たれますね。 横浜FM、F東京がアカデミーで4億売り上げてます。 東京や横浜には、子供に金をかけられる親や祖父母がたくさんいるということですね。 横浜FMのジュニアスクールは、月謝1万円という張り紙を見たことがあります。 1年間通えば、毎試合足を運ぶゴール裏サポーターよりも売上に貢献してると言えます。 横浜FMアカデミーの特徴は、小学生世代から「お受験」化してることです。 横浜の少年団の指導者に合ったとき「今年は○人受けた」といった話が出てました。 ジュニアチームに入ることが特別なことであり、 それに近づけるために塾へ行くかの如く、スクールに通うのでしょうか。 付け加えて、ユースからプロに上がった選手がいる実績から、 「プロを夢見る」ことが具体的にイメージできる。 見事なまでのブランディング戦略です。 小さいころからサッカーの楽しさに触れて、その何割かがスタジアムへ行き、 その何割かが成長してスタジアムへ行くようになることが、狙いの1つ。 日産スタで試合中にコンコースへ行くと、試合に飽きて走り回ってる子供に遭遇します。 それも1人や2人ではなく・・・数10人単位で、そこらじゅう走り回ってる。 スタンドも家族連れが多いです。 それに対して地方クラブはというと・・・。 これら2クラブほどの都市でなくても、鹿島のように2億円を超えているところもありますし、 最低でもアカデミー事業で1億円くらい売上を見込まないとダメですね。 多くのプロ選手輩出実績があるG大阪や広島が、売上が多くないのも気になる傾向です。 ユースのブランドが小学生世代にまで浸透してないのか? 大阪や広島は強豪の高校が多いですから、そっちに目が向くのかもしれません。 北海道の場合、広すぎ、子供少ない、送迎が必要、少年団やスクールが多いなど、 課題が多いのですが、北海道でやっていける力を見につけたら、 他の地域にノウハウを提供できる強みに変わります。 ニトリやツルハやアインが道外や世界でもやっていく力を北海道で蓄えたのと同じように。 風呂敷広げすぎかな? とはいえ、育成は投資ですから、どこで回収するかを常に意識し、 入場料、広告料、配分金に匹敵する収入の柱にすべきと考えます。 J1定着ラインは、1.7億円。 J1残留ラインは、0.5億円。
★2012年J2アカデミー関連収入順(百万円) 関連 運営 売上 ユース所属 収入 経費 粗利 利益率 リーグ 福岡 172 63 109 63% プレ西 東京V134 59 75 56% プレ東 京都 129 126 3 2% プレ西 愛媛 63 10 53 84% プリ四 山形 57 68 -11 -19% プリ東北 千葉 53 53 0 0% プリ関東2 大分 53 71 -18 -34% プリ九1 J2平均 50 34 16 32%) 徳島 49 18 31 63% プリ四 岡山 48 20 28 58% 北九州 44 18 26 59% 横浜FC 40 61 -21 -53% プリ関東1 鳥取 39 31 8 21% 水戸 35 11 24 69% プリ関東2 富山 33 15 18 55% 岐阜 32 18 14 44% 熊本 31 24 7 23% プリ九2 栃木 29 30 -1 -3% 甲府 26 18 8 31% 町田 24 0 24 100% 群馬 6 24 -18 -300% 湘南 0 0 0 0%(別法人?) 松本 0 0 0 0%(別法人?) ============== J2平均 50 34 16 32% (札幌 41 56 -15 -37% プレ東★J2/2011) (札幌 44 58 -14 -32% プレ東★J1/2012) (札幌 50 60 -10 -20% プレ東★J2/2013予算(収入は推定。運営経費はユースチーム管理費より)) ユース所属リーグの略称 プレ:プレミアリーグ、イースト/ウエスト プリ:プリンスリーグ、東北/関東1/2/北信越/東海/関西1/2/四国/中国/九州1/2 東京Vは納得しつつ、もっと高いと思っていた。 福岡が、東京V以上の収入あるとは知らなかった。しかも1億の粗利。 あと、愛媛、山形が千葉を超えている。 愛媛ユースはプリンス四国、山形ユースはプリンス東北を戦っているので、 実力も県内有数のチームというイメージが定着し、 アカデミー事業のブランド向上に一役買っているようだ。 千葉や横浜FCは、この辺がヤバいのでは? 水戸や熊本もプリンスで頑張ってもらいたい。 新興チームやJ1未経験クラブは、どうやって既存クラブのような強さにつなげるのか? 地方での高校ブランドは強力なので、U-18よりもU-15に力を入れて底上げを図るのか? U-18を徹底強化してプリンス昇格し、徐々にブランドを向上するのか? 両方必要ですが、新興チームはU-15に重きを置いた方がよいのかもしれません。 J1昇格ラインは、1.3億円。 PO進出ラインは、0.5億円。 962
2013年08月23日
営業利益 経常利益 (損失) (損失) H19(2007) -182,197 -178,699 H20(2008) -196,228 -153,432 H21(2009) 665 22,440 H22(2010) -180,436 -171,883 H23(2011) -136,448 -125,110 H24(2012) -110,593 -123,029 今年は? 今年はレンタル料収入がないので、どこで取り返すのでしょう? 1)サポートシップスポンサーが過去最高(271件(8/2現在)) 2)第40節(11/10)神戸戦(札ド)で札幌サッカー協会80周年DAY 3)神様仏様レコンビン様(サッポロビール様?) 4)PO3位or4位で追加興行 5)サイン入りグッズ投売り大パーティ 6)J2は3位の賞金500万円 7)選手の完全移籍金収入 8)FC会員1人で1試合1人連れて行く(HOME残り7試合)→1人×7試合×約9千人≒約6万人 9)AWAY遠征行ったつもりでパーソナルスポンサー1万円購入 個人でできることは、まだまだありそうですね。 1343
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