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2013年07月09日
獲得は【ない】と判断していました。 「予算を抑制して、現有戦力の成長を期待して我慢する」 「活躍してクラブの成績が上がり、売り時が来たら移籍金収入を得る」 ことに反すると考えているからです。 ・選手人件費を抑制しているときに無理して金を使っている ・年齢からみて、複数年契約して他チームへ売却が期待できない ・若手選手の出場機会を奪い、成長を阻害し、売れなくなる しかし、クラブは獲得することを選びました。 クラブはなぜ獲得すべきと判断したのか? 推測すると・・・ ・最もおいしい展開は3位or4位になって昇格トーナメントでホームゲームやって負けること ・6位争いを演じて、少しでも話題を作る ・リードされた展開でやってる後半の空中戦の武器になる ・疲れ切った上原を前に上げる戦略が不要になる ・目先の成績に色気が出た ・テレ予算(半年分)内で納まった ・契約期限切れ後の優先交渉のオプションつけた(このタイプの選手はJ2クラブに売れる) ・選手の競争をさらに激化させ、成長を促す ・どのみち2~3人でレンタル料を稼ぐので予定通り ・通訳さんの仕事が減るのでブラジル選手は2名必須? ・パウロンの相手できる選手を獲得 フェリペ(フェホ?)選手が良いとか悪いとかそんなことは考えていません。 チームの成績を向上させるには、長身で足元の上手い選手がJ2では活きます。 活躍して成績が上がればよいと思っています。 その代わり、ワントップの枠は埋まり(リードされた後半限定でしょうけれど)、 レンタルで稼いでくる選手が増えて収入も増えるわけですから、 総合的に見てメリットの方が大きいと判断したのでしょう。 クラブの判断は尊重しますし、非難するつもりはないのですが、 クラブの方針にそぐわない判断をしたことに疑問があるので、 獲得の判断に至った経緯を妄想してみました。 昇格トーナメントをホーム開催できることを、大いに期待しています。 841
2013年05月12日
「北海道とともに、世界へ」というくらいだから、 クラブ公式サイトに英語の紹介ページなどあると思ったら、見つからず。 参考までに、他クラブ(J1全部とJ2一部)も調べてみた。 トップページと同じようなレイアウトで設けているところ、 クラブの紹介に特化しているところなど、形はいろいろあるが、 J1だけで半数以上が設置されていた。 海外ユーザがコンサ公式見るとき、ページ丸ごとgoogle翻訳すれば、 記事で伝えたいことがある程度は伝わるだろう。 手間をかけたくないので、クラブの紹介と選手スタッフ紹介と過去の戦歴くらい翻訳して英語ページを作るのが第一歩。 次は、ニュースかなあ。 英語サイトあり (J1) 大宮 English 浦和 English 鹿島 English 広島 English C大阪 English FC東京 English 木白 English 清水 English 川崎 English 磐田 English (J2) G大阪 English 神戸 English 英語サイトなし (J1) 横浜FM,仙台,甲府,新潟,名古屋,鳥栖,湘南,大分 (J2) 千葉,京都,東京,札幌
2013年04月18日
Jリーグ - 2011年度Jクラブ経営情報開示資料からの分析は一度打ち止め。 自分が気になった事項といただいたコメントから、 おさらいとして今後の調査事項を整理します。 ●営業収益 ・J1定着するには最低でも20億必要 ・大分は、もっと規模が小さいと思っていたが意外に大きい。 ●広告料収入 ・親会社の存在に左右される ・親会社を持たなくても収入が高い新潟、仙台、甲府を調査 ・地域の経済力(政令指定都市or県or市などの地域総生産)との関連性 ●広告料収入依存度 ・依存度が最も低い(21%)山形の経営方針について調査 ・浦和、横浜FM、神戸からマネできそうなところをネタ集め ・水戸、鳥取、北九州、湘南が34%以下 ●広告と配分金除く収入 ・仙台、新潟、山形のビジネスについて調査 ・その他収入とは主に「ファンクラブ会費・ユース会費・スクール会費・選手移籍金・その他」を指す。 ・これらの中で投資効果が高く手堅い収入とは? ●入場料収入 ・浦和が突出する背景 ・陸上競技場でも高収入な新潟の分析 ・中規模専スタで高収入な仙台の分析 ・大分の利益が高いのは、競技場利用料の減免が効いている? ・鳥栖、湘南は、興行での高収益体質を確保している。どんな仕掛けなのだろう? ●客単価 ・浦和、名古屋、鹿島、仙台の2400円超えの秘訣 ・木白、大宮はスタジアムが狭いことで客単価が上がっていると推測 ・新潟は客単価上昇に苦戦 ・千葉は大きすぎない専スタで、単価の安い席を多くしすぎない、指定席も見やすい ・鳥栖も専スタだが、少し大きすぎるのか、安い席しか埋まらないのだろうか。 ・上昇機運に乗った時の潜在能力があると捉えるべきか。 ・地方クラブで陸上競技場だと客単価が低い傾向。 ●アカデミー関連収入 ・清水、横浜FM、神戸が驚異の1億超え。 ・清水、神戸は利益率も50%超え。 ・大宮、福岡も利益率が50%を超え50百万以上の利益 ・C大阪は別法人化されている(浦和も?) ・・・多いな。 広告料はいくら知恵を絞っても時間がかかりそうなので優先度下げる。 入場料収入は時間がかかるがサポの力が最も直結しやすいところなので優先度下げる。 専スタ関連は国体など大規模イベント発生と借入金が無くなるまで触れてはいけない。 ただし、球団と球場の一体型の事業モデルという観点で調査する。 ●広告料ではなく地域経済との関連性という意味で ・親会社を持たなくても収入が高い新潟、仙台、甲府を調査 ・地域の経済力(政令指定都市or県or市などの地域総生産)との関連性 ●広告料収入依存度 ・依存度が最も低い(21%)山形の経営方針について調査 ・浦和、横浜FM、神戸からマネできそうなところをネタ集め ・水戸、鳥取、北九州、湘南が34%以下 ●広告と配分金除く収入 ・仙台、新潟、山形のビジネスについて調査 ・その他収入とは主に「ファンクラブ会費・ユース会費・スクール会費・選手移籍金・その他」を指す。 ・これらの中で投資効果が高く手堅い収入とは? ●アカデミー関連収入 ・清水、横浜FM、神戸が驚異の1億超え。 ・清水、神戸は利益率も50%超え。 ・大宮、福岡も利益率が50%を超え50百万以上の利益 ・C大阪は別法人化されている(浦和も?) ・札幌は・・・ここで赤字とは、非常に残念。 この辺りですね。 他のクラブでやっている成功事例などの抽出ができた程度。 ただ真似するだけでなく、北海道ならでは工夫を凝らして取り込めるとよい。
2013年04月13日
コンサの年度別「商品売上+その他収入」を挙げる。 単位:千円 商品+他 商品売上 その他売上 営業収益 2005 J2 274,255 84,692 189,563 1,254,522 2006 J2 259,762 101,349 158,413 1,177,492 2007 J2 214,343 87,596 126,747 1,255,637 2008 J1 231,739 105,732 126,007 1,618,761 2009 J2 513,668 70,798 442,870 1,547,962 2010 J2 280,676 65,382 215,294 1,132,577 2011 J2 480,441 68,543 411,898 1,297,160 2012 J1 265,990 68,975 197,015 1,346,944 平均 J1期平均 248,865 87,354 161,511 1,482,853 J2期平均 337,191 79,727 257,464 1,277,558 09,11除く 254,461 85,621 168,840 1,297,656 最高 2009 J2 513,668 70,798 442,870 1,547,962 09,11除く最高 2005 J2 274,255 84,692 189,563 1,254,522 ★20011年その他収入+アカデミー収入順(千円) J1:18チーム中、下から6番目。平均764,000。 J2:20チーム中、上から2番目。平均274,000。 J1残留ラインは308~388百万円。J1定着には最低でも4億円が必要と思われる。 09(ダヴィ)、11(ダニウソン)の億単位の移籍金があった当たり年で ようやくJ1残留ライン突破。 09,11除いた最高年度(274,255千円)でも、ようやくJ2平均(274,000千円) 広告料に匹敵する厳しさ。 しかし、親会社の影響力が大きい広告料営業より、 こちらに力を入れた方が、より潜在需要を掘り起こせる=成長の予感がある。 ファンクラブ会費:成績に左右されやすい。単価4000円/年。下がる一方? ユース会費 :安定しているが上限がある。単価?円/年 スクール会費:安定しているが競合が多い。単価約5000円/月 選手移籍金 :日本人選手で2~3年に1人。外国人選手で3~5年に1人。 直近の実績からは外国人選手の方が売上大。 レンタル料 :年1~2人。くすぶってるよりは派遣して売り上げる。 商品売上:一億超えは厳しい。在庫少なく利益率高めで。 スクールやユースの会費で売上3億円以上、利益1億以上というクラブもあるので、ここが手堅い印象。 通年でやっているので、1年通うと5~7万円。年チケ並み。 ここで稼ぐには、通年で使える施設が必要だったんですね。 小学生以下は、試合を見に来るよりスクール通って 楽しさや技術を学ぶくことを優先していただこう。 来るときは、「夢プランファミリーゾーン(小中学生無料)」を活用して スポンサー様の名前覚えてへ感謝!
2013年04月13日
まとめにその他収入単独が抜けていたので、追加。 ただし、Jの経営開示情報とコンサの決算報告書で、 その他収入の扱いが異なるので、そこを合わせたい。 Jの経営開示情報では、アカデミー収入とその他収入が分かれており、 商品売上はその他収入に含まれる。 コンサの決算報告書では、商品売上とその他収入が分かれており、 アカデミー収入はその他収入に含まれている。 このため、 Jの「アカデミー収入+その他収入」 コンサの「商品売上+その他収入」 で、比較を行う。 ★20011年度J1その他収入+アカデミー収入(百万円) アカ+他 割合 アカ その他 営業収益 浦和 1,374 26% 21 1,353 5,382 鹿島 1,320 32% 233 1,087 4,165 G大阪1,258 33% 117 1,141 3,817 横浜FM1,217 35% 425 792 3,463 清水 1,131 36% 295 836 3,118 名古屋1,007 24% 250 757 4,196 木白 939 27% 74 865 3,543 磐田 805 26% 31 774 3,151 川崎F 770 24% 157 613 3,275 神戸 753 37% 219 534 2,059 広島 547 20% 108 439 2,676 C大阪 494 20% 20 474 2,527 仙台 488 23% 67 421 2,097 山形 477 38% 50 427 1,239 新潟 388 17% 118 270 2,227 大宮 308 11% 150 158 2,775 福岡 290 23% 144 146 1,246 甲府 193 13% 29 164 1,465 ==================== 平均 764 26% 139 625 2,912 札幌 486 37% 41 445 1,297★J2/2011 札幌 267 20% 1,345★J1/2012 ★20011年度J2その他収入+アカデミー収入(百万円) アカ+他 割合 アカ その他 営業収益 F東京1,337 40% 355 982 3,334 札幌 486 37% 41 445 1,297 京都 446 21% 131 315 2,140 千葉 324 13% 44 280 2,422 東京Ⅴ 282 26% 85 197 1,075 栃木 234 31% 44 190 748 鳥取 216 35% 36 180 610 岡山 215 27% 36 179 797 熊本 200 32% 26 174 631 湘南 184 27% 0 184 670 草津 178 32% 49 129 562 徳島 177 18% 44 133 967 北九州 176 34% 34 142 521 愛媛 175 35% 51 124 499 鳥栖 172 25% 37 135 689 横浜FC 157 15% 31 126 1,046 大分 151 16% 59 92 960 水戸 136 31% 37 99 436 岐阜 130 29% 31 99 448 富山 109 19% 34 75 574 ================= 平均 274 27% 60 214 1,021 町田 91 38% 24 67 242 松本 123 31% 0 123 391 札幌 486 37% 41 445 1,297★J2/2011 札幌 267 20% 1,345★J1/2012 ★20011年その他収入+アカデミー収入順(百万円) J1:18チーム中、下から6番目。平均764。 J2:20チーム中、上から2番目。平均274。 J1残留ラインは308~388百万円。J1定着には最低でも4億円が必要と思われる。 アカ+他 割合 アカ その他 営業収益 札幌 486 37% 41 445 1,297★J2/2011 札幌 267 20% 1,345★J1/2012 2011年はダニウソン移籍金という当たり年だったため、注意が必要だろう。 コンサのその他収入とは主に 「ファンクラブ会費・ユース会費・スクール会費・選手移籍金・レンタル料・その他」を指す。 これに商品売上を加えて、どこれに収入を増やす可能性があるのだろう?
2013年04月12日
過去10年の興行収入+広告料収入を調べた。 2003年12月に「コンサドーレ札幌強化計画」が策定された。 この年度以降の興行収入と広告料収入を並べてみた。 興行収入 広告料収入(千円) 2003 J2 481,240(2 416,120 2004 J2 378,194 421,975 2005 J2 402,355 404,586 2006 J2 358,693 445,774 2007 J2 464,358(3 432,816 2008 J1 520,248(1 605,310(1 2009 J2 355,113 560,797(2 2010 J2 305,385 439,952 2011 J2 310,544 399,003 2012 J1 396,819 475,304(3 J1最高 520,248 605,310 J2最高 481,240 560,797 ★2011年広告料収入順(千円) J1では、18チーム中、下から2番目。平均1,313,000。 ⇒過去10年の最高をもってしても、J1の平均以下。 ★2011年入場料収入順(千円) J1では、18チーム中、下から3番目。平均 605,000。 ⇒過去10年の最高で、ようやくJ1の平均。 広告料は、親会社の影響力がどれだけ絶大かが、より鮮明になった。 これまでと同じやり方・考え方では、この辺りが限界なのだろう。 だからといって、これらの営業を緩めるわけにいかない。 では、どうすればいい? 億単位でどうするか?では、腰が引いてしまうけれど、 「数百円の商品を営業担当が売り歩き、数千億の売上に積みあがっている。」 こういう感覚で考えれば、何かできそうと思ってしまう。 おまけ。 2001年はドーム開業、2002年はW杯と、全く参考にならないが挙げてみた。 興行収入 広告料収入 (千円) 2001 J1 710,294 516,968(ドーム開業) 2002 J1 711,219 570,077(W杯) ・・・50年に1度の椿事が2年連続起きたようなものなのですね。
2013年04月10日
札幌だけまとめてみた。
Jリーグが公開している「個別経営情報開示資料」からのまとめ。
2012年の札幌データは、「有価証券報告書」から。
J1で下から3番目と4番目の間を1つの基準として、「残留ライン」とした。
★2011営業収益順(百万円)
J1では、18チーム中、下から3番目。平均2,912。
J2では、20チーム中、上から4番目。平均1,021。
J1残留ラインは2,000百万円。J1定着には最低でも20億円が必要と思われる。
(札幌 1,297★J2/2011)
(札幌 1,345★J1/2012)
★2011年広告料収入順(百万円)
J1では、18チーム中、下から2番目。平均1,313。
J2では、20チーム中、上から8番目。平均 484。
J1残留ラインは700百万円。J1定着には最低でも7億円が必要と思われる。
(札幌 399 ★J2/2011)
(札幌 475 ★J1/2012)
★2011年営業収益に締める広告料収入の割合順(百万円)
J1では、18チーム中、下から2番目(優秀)。平均45%。
J2では、20チーム中、下から1番目(最優秀)。平均47%。
40%を切ると親会社やスポンサー様に依存しすぎずバランスがとれている。
広告料割合 収入(百万円) 営業収益
(札幌 31% 399 1,297★J2/2011)
(札幌 35% 475 1,345★J1/2012)
★2011年入場料収入順(百万円)
J1では、18チーム中、下から3番目。平均 605。
J2では、20チーム中、上から4番目。平均 165。
J1残留ラインは400百万円。J1定着には最低でも4億円が必要と思われる。
入場料収入 試合経費 興行粗利 売上利益率
(札幌 310 205 105 34%★J2/2011)
(札幌 396 281 115 29%★J1/2012)
★2011年客単価(円)
J1では、18チーム中、下から2番目。平均2,123。
J2では、20チーム中、上から6番目。平均1,352。
J1残留ラインは1,800円。J1定着には最低でも1,800円が必要と思われる。
客単価(円) 興収(百万円) 入場者数 試合数
(札幌 1,557 310 199,162 19★(J2/2011))
(札幌 1,786 396 222,192 20★(J2/2011))
★2011年アカデミー関連収入順(百万円)
J1では、18チーム中、下から4番目。平均139。
J2では、20チーム中、上から10番目。平均 60。
J1残留ラインは70百万円。J1定着には最低でも7千万円が必要と思われる。
利益を生むには1億必要と思われる。
関連収入 運営経費 粗利 売上利益率
(札幌 41 56 -15 -37%★J2/2011)
★20011年その他収入+アカデミー収入順(百万円)(4/13追記)
J1:18チーム中、下から6番目。平均764。
J2:20チーム中、上から2番目。平均274。
J1残留ラインは308~388百万円。J1定着には最低でも4億円が必要と思われる。
アカ+他 割合 アカ その他 営業収益
札幌 486 37% 41 445 1,297★J2/2011
札幌 267 20% 1,345★J1/2012
2011年はダニウソン移籍金という当たり年だったため、注意が必要だろう。
これを書いて思ったこと。
列挙した「残留ライン」を超えたことが過去にあったのだろうか?
それぞれの収入の限界点をクラブの潜在能力と位置付けて着目したい。
2005~2012年までは予算実績があるが、それ以前が見つからないので捜索中。
2013年04月09日
★2011年J1アカデミー関連粗利順(百万円) 関連収入 運営経費 粗利 売上利益率 清水 295 127 168 57% 横浜FM 425 295 130 31% 神戸 219 100 119 54% 大宮 150 61 89 59% 鹿島 233 144 89 38% 名古屋 250 174 76 30% 福岡 144 71 73 51% 川崎F 157 95 62 39% 木白 74 36 38 51% G大阪 117 80 37 32% 甲府 29 17 12 41% 新潟 118 117 1 1% 仙台 67 71 -4 -6% 山形 50 62 -12 -24% 磐田 31 47 -16 -52% 広島 108 125 -17 -16% C大阪 20 56 -36 -180%※ 浦和 21 67 -46 -219% =============== 平均 139 97 ※ユースチーム、サッカースクール、アカデミーを一般社団法人に移管。 他にもあると思われるが調べてないので割愛。 清水、横浜FM、神戸が驚異の粗利1億超え。 清水、神戸は利益率も50%超え。 これはすごい。 ブランド力や歴史など様々な要素があるが、 これだけの利益を生む仕掛けを学ぶ価値は大いにある。 大宮、福岡も利益率が50%を超え50百万以上の利益を生む優良事業となっている。 C大阪は別法人化されている(浦和も?)ようなので、これは別に調べる価値がありそうだ。 ★2011年J2アカデミー関連粗利順(百万円) 収入 運営経費 粗利 売上利益率 F東京 355 239 116 33% 東京V 85 38 47 55% 愛媛 51 8 43 84% 水戸 37 8 29 78% 熊本 26 0 26 100% 徳島 44 19 25 57% 岡山 36 16 20 56% 栃木 44 26 18 41% 富山 34 16 18 53% 北九州 34 16 18 53% 鳥栖 37 20 17 46% 岐阜 31 18 13 42% 鳥取 36 24 12 33% 横浜FC 31 21 10 32% 千葉 44 35 9 20% 京都 131 126 5 4% 湘南 0 0 0 0% 草津 49 51 -2 -4% 大分 59 68 -9 -15% 札幌 41 56 -15 -37% =============== 平均 60 40 町田 24 0 (参考) 松本 0 0 (参考) FC東京は都内でネットワークを形成し、こちらも優良事業と言える。 東京Vに至っては、ここが最後の拠り所になっているようだ。 そして札幌は・・・ここで赤字とは、非常に残念。 経費が嵩むのは強化のために遠征が多いことが一因と考えられるが、 それ以上に収入の低さが際立つ。 愛媛、徳島、草津より下とは知らなかった。 千葉もこんなに低かったんですね。
2013年04月08日
★2011年J1客単価順(円) 客単価(円) 興収(百万円) 入場者数 試合数 浦和 2,807 1918 683,266 21 名古屋 2,738 814 297,260 19 鹿島 2,698 754 279,459 18 仙台 2,427 689 283,943 18 木白 2,280 482 211,362 18 横浜FM 2,117 795 375,607 19 G大阪 2,109 597 283,093 18 大宮 1,986 325 163,663 18 磐田 1,960 424 216,304 19 甲府 1,947 421 216,274 18 広島 1,933 458 236,945 18 清水 1,818 522 287,194 19 C大阪 1,816 449 247,201 18 川崎F 1,751 554 316,371 19 山形 1,724 282 163,539 19 神戸 1,703 392 230,166 18 福岡 1,697 308 181,465 18 新潟 1,548 701 452,860 18 =============== 平均 2,123 605 284,776 (札幌 1,557 310 199,162 19★(J2/2011)) (札幌 1,786 396 222,192 20★(J1/2012)) ※入場者数と試合数にはナビスコ杯含む。コンサ2012も同様。 浦和、名古屋、鹿島、仙台の2400円超えの秘訣を調べる価値がありそう。 収容率も一因だろう。 柏、大宮はスタジアムが狭いことで指定席にも客が流れ単価が上がっていると推測。 入場者数が鹿島<新潟で17万人も差があるのに、興行収入では鹿島>新潟。 地方都市の厳しさと過去の積み上げの差なのか。 新潟は過去の配布の影響もあり、客単価上昇に苦戦しているようだ。 2000円が1つの目安となりそう。 ★2011年J2客単価順(円) 客単価(円) 入場料(百万円) 入場者数 千葉 2,001 368 183,911 大分 1,948 325 166,807 東京V 1,678 182 108,482 京都 1,664 199 119,591 F東京 1,651 551 333,680 札幌 1,557 310 199,162★ 鳥取 1,383 97 70,152 横浜FC 1,341 147 109,632 草津 1,278 78 61,018 湘南 1,274 168 131,918 栃木 1,204 113 93,848 鳥栖 1,130 166 146,893 北九州 1,013 78 76,976 水戸 943 60 63,637 岡山 921 127 137,911 徳島 910 90 98,925 愛媛 803 53 66,022 富山 787 49 62,233 岐阜 754 59 78,273 熊本 638 84 131,624 =============== 平均 1,352 165 122,035 (札幌 1,786 396 222,192 20★(J1/2012)) 千葉は大きすぎない専スタで、単価の安い席を多くしすぎない、指定席も見やすい、 という利点を活かしているようだ。 鳥栖も専スタだが、少し大きすぎるのか、安い席しか埋まらないのだろうか。 上昇機運に乗った時の潜在能力があると捉えるべきか。 地方クラブで陸上競技場だと客単価が低い傾向。 1000円切っているクラブの起爆剤は、専スタなのかJ1昇格なのか昇格争いなのか。 よいサッカーをしている、J2上位に食い込むだけでは足りないのだろう。 妙案やいかに。
2013年04月07日
入場料収入。 興行単体での粗利についても触れておきたい。 試合関連経費だけを売上原価とすることがいまいちなのは承知の上。 公開情報から整理した目安ということで。 ★2011年J1入場料収入順(百万円) 入場料収入 試合経費 興行粗利 売上利益率 浦和 1918 615 1303 68% 名古屋 814 316 498 61% 横浜FM 795 322 473 59% 鹿島 754 360 394 52% 新潟 701 276 425 61% 仙台 689 117 572 83% G大阪 597 334 263 44% 川崎F 554 165 389 70% 清水 522 192 330 63% 木白 482 153 329 68% 広島 458 218 240 52% C大阪 449 348 101 22% 磐田 424 323 101 24% 甲府 421 84 337 80% 神戸 392 186 206 53% 大宮 325 313 12 4% 福岡 308 101 207 67% 山形 282 97 185 66% ============ 平均 605 251 354 59% (札幌 310 205 105 34%★J2/2011) (札幌 396 281 115 29%★J1/2012) ※2012札幌の試合経費は[決算報告書/興行原価]より抜粋したため、 Jの[試合関連経費]より20百万ほど多い見込み 浦和が大箱を見事に活かした興行でダントツ。 興行だけで13億もの粗利とは凄まじい。 粗利だけで札幌の営業収益(1,297)を超えている。 名古屋や鹿島も大きい専スタを持つ優位性を活かしている。 仙台も好成績なのだが、試合関連経費が低い要因を探らないと、正確な判断ができない。 新潟に至っては、陸上競技場でもこれだけの入場料収入を得ている。 逆に、神戸、大宮、福岡は専用スタジアムなのに低調。 専スタというだけではなく、チームのパフォーマンスや、試合前のイベントなど含めた 総合的な興行で楽しませないと辛いということか。 確かに大宮のピッチまでの近さは素晴らしいが、 外周が狭くてイベントをやろうにも辛そうだった記憶がある。 スタジアムはピッチ上だけでなく、外側でも稼がねばならないと気付かされる。 スタについては、Jの試合以外の日でどれだけ収入を得られるのか? その結論がドームなんでしょうねぇ。 ★2011年J2入場料収入順(百万円) 入場料収入 試合経費 興行粗利 売上利益率 F東京 551 305 246 45% 千葉 368 162 206 56% 大分 325 67 258 79% 札幌 310 205 105 34%★ 京都 199 174 25 13% 東京V 182 141 41 23% 湘南 168 62 106 63% 鳥栖 166 48 118 71% 横浜FC 147 75 72 49% 岡山 127 57 70 55% 栃木 113 81 32 28% 鳥取 97 53 44 45% 徳島 90 45 45 50% 熊本 84 50 34 40% 草津 78 52 26 33% 北九州 78 49 29 37% 水戸 60 34 26 43% 岐阜 59 43 16 27% 愛媛 53 18 35 66% 富山 49 55 -6 -12% ============== 平均 165 89 76 46% 町田 30 15 15 50%(参考) 松本 74 28 46 62%(参考) (札幌 396 281 115 29%★J1/2012) FC東京の粗利が思ったほど高くなくJ1の平均以下。どこで稼いでいるんだろう? 札幌は、J2では上位の入場料収入。 しかし、粗利1億、売上利益率34%では低調と言わざるを得ない。 ドーム効果が表れています。 大分の利益が高いのは、競技場利用料の減免が効いていると思われる。 スタジアム利用料については別途調べないと、このデータの真実が見えない。 鳥栖、湘南は、興行での高収益体質を確保している。どんな仕掛けなのだろう? 富山、がんばれ。
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