３月１８日、２０１８Ｊ１リーグ第４節ホーム長崎戦。

子供たちの移動で忙しい今年の３月参戦はぜったいムリと思っていましたが。
気づいたらチケット申し込んでいた(笑)
「最近の多忙を癒してくれるのは参戦しかない！」と豪語していた夫。
勝利でさらに癒されただろうよ。
よかったね～。

初めてこの目でライブで見るミシャサッカー。
サポーターゾーン・バックだったので真横から見る感じでしたが、選手の距離感がつかめずドキドキしました。
勢いがあるイメージの長崎でしたが、素人目線で見ていて「先制したら勝てるかも」と思ったりして。
そうこうしているうちに前半の後半は夫いわく「攻めが単調」になった感じで、スコアレスで前半終了。
後半どう修正してくるんだろ～？というのも楽しみになりました。

それにしてもピッチにダクダク水まく～。
今までドームでは見たことがない光景でした。
試合中「オイオイ、ウチの選手も滑っておるよ～」と思いましたが、これからどんどんミシャサッカーが浸透したら必要不可欠なピッチコンディションとなるのでしょうか。


後半が始まりこの日動きが光っていたチャナテップ選手（以下チャナ）の華麗なプレーがさく裂。
「わお」とか「すご～」とかワクワクが止まらない。
「チャナすごい～！今日すごい～！」と思っていたらボールキープからジェイへのキレイなスルーパス。
ＧＫと１対１になった姿を見た時「これをあたりまえに決めるのがジェイなんだ」と思うほど、ジェイは信頼できるＦＷになっているんだと思う。

余談ですがこの日は入場者数が13,300余人。
少な目ではあるけれど、アウェイサポーターの人数や進学・転勤など人が移動する時期だと考えると致し方ない気がします。
そのためかこの日はコアサポ度が高めで、バクスタでも入場時に立ってタオマフを掲げる人多数、各エリアから応援の声もよく出ていて一体感はあったように思います。
なにより初勝利を後押しする気合がゴール裏から発せられていて、各エリアを引っ張っていたと思います。

ゴール裏から歌声が響く中失点。
場内（アウェイゴール裏以外）に落胆のムードが漂った時聞こえてきたのは歌い続けるゴール裏サポーターの声。
「おおっ！そうだそうだ、試合はまだ終わっちゃいない。自分たちに出来るのは＜オレたちがついてるぜ＞ということをピッチの選手に伝えること」と正気に戻り一緒に歌ったのでした。

アディショナルタイムくらいから席を立つ人もチラホラ。
混雑を避けたい気持ちもあるだろうし、今日は引き分けだなと思った人もいたと思われる。
あと２分ほどでアディショナルも終わるという頃私の横を上がっていく男性がいた。
「あら～帰っちゃいます？後悔するかもしれませんよ～」と心の中でささやく私。

３０秒後、今日キレキレだったチャナが飛び込んで逆転ゴール！！
ほら～！ほっら～っ！！
あきらめたらそこで試合終了なんだって！
ホイッスルが鳴る瞬間まであきらめちゃいけなんだとあらためて感じた日になりました。
あの男性はゴールの瞬間をどこで見たのだろう・・・

そして福森くんの最後のＦＫの時コンサドーレサポーターのコールはこの日のＭＡＸに。
場内の空気が揺れていると思うほど。
結果みんなの思いがピッチに届いたと思えるような経験ができました。

コールがゴールに変わる瞬間。
これだからコンササポはやめられないよね～。