＜鈴木武蔵選手の移籍について＞
「移籍のオファーはいろんな選手にちょいちょいある。今回は正式にレターが来た。
　武蔵がウチに移籍してくるときコンサドーレで日本代表になって、年齢的にもラストチャンスに近い海外の高いレベルのクラブに行きたいという希望があった。
　クラブの成績を上げながら一緒にやっていこうよと話してココに来た。
　本人の意思を確認しながら話を進めている。契約に至るかどうかは未定」

＜いつくらいからその話があったんですか？＞
「急で日曜日の夜中（こっちは月曜の朝くらい）。
　当然バタバタしている。
　合意の条件を詰めて前向きに交渉している。もうちょっとかな」

＜三上ＧＭはまとまっていく方向と＞
「まずは武蔵の気持ち。彼のビジョンの中でここまでは順調。
　クラブ間の中でビジネスとして成功させないといけない。（獲得時の倍くらいの金額）
　移籍ということになったら応援して送り出すのはもちろんだけど、さらに大きなリーグに行く時も移籍金が発生するような契約になるとかビジネス的なこともある」

＜この話が来た時の率直な思いは＞
「いろんなことひっくるめ武蔵にとっていい方向になるよう、ベルギーから次のリーグへの移籍ができるような方向なら前向きに考えたほうがいい（クラブにとっても）。
　そうならないなら話がなくなる可能性もある。
　武蔵が移籍したら戦力的なことはあるけど、サッカーの世界はこういうことある。
　トータルして考えると悪くないというのは最初に思ったこと。

　決まったとしてもサポーターに直接話す状況でもない（コロナの影響で）。
　向こうはリーグが始まっているので早く来てほしい。
　もしかしたらメディカルチェックで今夜にはベルギーへ発つかもしれない。
　本当にそういうスピード感。
　武蔵本人も移籍が決まれば思いは伝えたいだろうけし、そんな準備もまだ出来ない。

　いなくなるのは寂しいし戦力的なこともあるけど、クラブがより世界としっかりつながって日本代表に選ばれる選手も出てきてもっと上のステップにすすんでる感じはある。
　長いスパンで見るといいこと。
　彼が頑張るとよりいいことが起こせる。
　ポジティブにとってもらえばいいと思う」

＜第９節アウェイ清水戦ふりかえり＞
「だいぶ昔の話のよう(笑)
　いろんな意味で経験が足りなかった。
　駿汰の退場は大きかったけど、全体に疲労の度合いが前半見ていてあった。
　２，３日でどう回復させるか若い選手は経験がない。
　試合と直接関係あいけどコンディショニング出来るようにならないと。

　武蔵のFKあんなの決められるんだってびっくり」

＜ルヴァン杯横浜FC戦ふりかえり・グループステージ１位通過＞
「いちばん大切なのはベスト８に入ること。
　成功させてくれたのは嬉しい。

　（小柏選手初出場）
　初めてにしてはよかった。
　特徴を見ている人に何度も見せられたし。
　頑張れるなっていうところはあきらか。体力的にじゅうぶんプロで戦える。
　守備はウチのやり方に慣れてなくてムダに走らないといけないシーンあった。
　慣れればもっといい面出せる」

＜ルヴァン杯決勝トーナメントの抽選で相手はマリノス＞
「抽選前に進藤にあった時『１番か５番引くと２戦はホームで、決勝まで川崎と当たらないように』と要求。
　完璧に応えてすごいなと思った。
　完璧に要求に応えたので、試合でも完璧に応えてほしい(笑)」

＜明日はドームで川崎戦です＞
「とうぜん強い。ウチはケガ人含めいろんなことあって、これから伸びる選手の活躍に期待。
　今いる選手でどれだけやれるのかのスタートライン」