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札幌育ちの川崎在住。とても軟弱なサポーター。

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思うような試合が続かない中、Jリーグ特別大会の雪国クラブを思う

2025年09月18日

なかなか勝てませんねぇ。 こんなはずじゃなかったと、思い続けていましたが。。。

強いプレスで相手からボールを奪い、ショートカウンターで得点する。 ハードワークで早く寄せ、走り負けない走力と当りの強さ。 ミシャが指揮を取るようになってからというものそんな相手は苦手なのか、早く強く当りに来る相手を翻弄するようなサッカーが見たいとは思うもののうまくは行きません。 ショートカウンターが効率がいいなら、自分たちがボールを保持するのではなく、ボールを相手に渡してそれを刈ればいいと、極端な話にもなってきます。 はたして、そんなサッカーが面白いかというと、私には疑問です。 好みの問題かもしれませんし、勝てなければ意味がないという話もありますが、それでも、相手の土俵で戦うのではなく、相手を翻弄して欲しいと思うのです。

さて、個人の感想はこのくらいにして、先日、2026年の秋春制への移行にともなう特別大会の概要が発表になりました。 その大会、J1にいるならわかりやすいですが、J2に残っているとなんだか釈然としません。 J2、J3の特別大会は東西南北の4つの地域リーグで行うようですが、注釈として「降雪地域のクラブ数、同都道府県のクラブはできるだけ同グループに、交通手段等 といった観点を踏まえ、総合的に決定いたします」とあります。これは、降雪地域のクラブ同士でリーグを組むとも解釈できるのです。

大会は2月7日にはじまるというので、2月7日に雪の積もっているところにスタジアムがあるクラブを調べてみました。 2024年段階でJ3以上のライセンスを取得しているクラブがJFLを含めて67クラブあります。このうち、2月7日に平年値で最深積雪が1㎝以上あるクラブは18クラブ。J3への昇降格があれば変わってきますが、18クラブ全てがJ2、J3に所属する可能性は排除できません。 ところで、最深積雪の平年値とは一日のうちでいちばん積雪深が多い(深い)値で、ご存じのように積雪深は一日のうちでも上下を繰り返しますが、そのもっとも深い積雪の数値の30年間の平均です。これは気象庁のホームページの過去の気象データ検索でみることができます。 https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/index.php

いちばん積雪の多いのは札幌と青森(JFL、ラインメール青森)で70㎝、次いで山形で29㎝(山形のスタジアムは天童市にありますが天童市に観測地点がないため山形市の値を使っています)、盛岡(JFL、いわてグルージャ盛岡)と秋田が19㎝、富山が17㎝とここまでの6クラブが10㎝以上の積雪があります。この他、10㎝以下のクラブが12クラブあります。 表にしてみました。

2月7日における最深積雪の平年値

最積雪深.JPG

本当に2月7日からリーグ戦をするつもりなのでしょうか。雪国クラブだけを集めて、温暖な地方か、集客が見込める国立競技場で試合をしたらといいたくなるような。もちろんキャンプの費用を含めて、諸経費はJリーグ負担で。なら、考えてもいいかと。 単純に札幌は北地域グループで北海道・東北と考えていましたが、新潟・北陸と積雪のある東北のクラブということもありえて、これはこれで移動が大変だし、ドームはいいとしても青森がJ3に昇格したらどうするんだと。 さて、ブーイングの準備をしながら詳細の発表を待つとしますか。