ちょっと驚いていることがある。
今、Ｊ1に7年連続で居てクラブ記録を更新中だが、
もちろんこの記録は永遠に伸ばし続けたいが、こ
の記録のきっかけになった2016年のＪ2優勝につ
いて当時の印象が自分では少し曖昧になってきて
いるなと思っている。

現在のＪ2では、町田の快進撃がずっと伝えられ、
大エースのエリキが怪我離脱した直後の試合でも
山形に大勝して、手が付けられない印象だ。

どれくらい強いかと言うと、31試合で勝ち点66。
2位とは勝ち点差9離れている。あと11試合。
確かに強い、という数字だが、2016年の札幌を
見てほしい。　同じ31試合で勝ち点69。
2位とはやはり勝ち点差9離れている。

つまり、今すごく強いと評判の町田よりも上の
数字を叩き出していたのだ、札幌は。
何が言いたいかと言うと、現在町田が騒がれて
いるほどに当時の札幌は騒がれていただろうか
、ということ。
自分としては渦中に居すぎて、札幌が強すぎて
警戒されていた記憶があまりない。
毎節が必死で周りの評判などに気を配る余裕が
全くなかった印象しかない。

もしかして、町田サポも今は同じ気持ちだろう
か。シーズン前にはまさか優勝するなんて全く
思わなかったところも似てるかな。

さて、今日くらいから徐々に秋へと傾く北海道。
昨季同様、いや昨季以上に快進撃をＪ1で繰り広
げていきたいものだ。