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思ったほどには長引かなかった青木。
それは本当に良かったと思うが、彼にはどうしても
コンサ時代の後半のチャナティップがダブる。

チャナも試合直前の練習で足を痛めて急に居なくな
ったりがあって、試合が始まるまで本当にピッチ上
でプレーをしてくれるのか分からないことがあった。

あの頃の雰囲気に妙に似てて、なかなか素直にその
まま喜べない。ましてや、青木もそこまでの試合直
前での辞退はないにしても前日あたりから姿を見せ
なくなったことは複数回あるので、青木には試合開
始の数日前から負荷のあまり掛からない練習にして
もらいたいくらいだ。

実はこの思いはずっと前から抱いていることだが、
その思いも空しく、もう何度も似たような離脱の
仕方をしている。本人もいろいろ工夫をしてると
は思うけど、どうしても繰り返してしまっている。
当たる予感、というよりも当たってほしくない予
感と言った方が正しいかな。

そういう離脱なく出場を果たしてたら、どんなに
もっとすごい選手になってたことか。
(もちろん、今からでもまだ遅くはない)