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2016年12月19日
昨日のクラブW杯決勝戦。 鹿島は90分を2-2でしのいだ。 この場合、レアルは最初本気でなかったとか、 逆転されて本気になったとか、いろいろ話題 にされてるが、本気という言葉を使うなら同 点にされてからは本気度合いは高まったと思 う。 逆転もされ更に本気度を増したが、マックス ではなかったと思われる。大人が子供と例え ば相撲を取ったとして、以前より力を出さな ければ勝てなくなったら、出す力を徐々に増 していくが、本当の本気にはならないし、な れない。それと似た感じのレベル差だと思う。 その場合、子供は以前より組んで土俵に残る 時間が長くなったり、大人を多少揺さぶるこ とも出来たりして、以前よりなんだか強くな ったなあと自分では思うはずである。 ただ、まだ大人の本気度を推し量れないし、 自分の力を妙に勘違いしてしまうことも出て くる、みたいなことが昨日の試合だと思う。 鹿島は本当によくやったし、誇らしいが、 まだまだなんだなあと思う。 遠藤の感想が正にそれを指し示している。 「一瞬近づいたかと思った世界との差はまだ まだ遠いものだと実感した。が、ここから先 徐々に近づいて行きたい」 世界はまだ遠いが歩みを止めないことが肝心 だ。
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